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JR「ICOCA(イコカ)ポイントサービス」って?貯め方や登録・利用方法まとめ

JR「ICOCA(イコカ)ポイントサービス」って?貯め方や登録・利用方法

世の中、何かにつけ「ポイント」が付く時代になりましたが、JR西日本でも「ICOCAポイントサービス」というポイント制度を実施しています。

これは、ICカードの「ICOCA(イコカ)」を、JRの利用に応じてポイントが付いて、貯まったポイントは運賃に充てることできるというものです。実質的には運賃の割引サービスです。

JRでICOCAを切符替わりにピッピッピッと使っても、別に運賃が安くなるわけでなし、切符を買う手間が要らないということ以外、メリットはありませんが、ポイントサービスを利用することで、使い方次第で料金面のお得感も出るようになります。

ここでは「ICOCAポイントサービス」の内容と利用登録や方法をまとめました。




「ICOCA(イコカ)ポイントサービス」とは?


「ICOCAポイントサービス」は、ICOCAでJRを利用したり、加盟店で支払いに使ったりすることでポイント(ICOCAポイント)が付き、その貯まったポイントはICOCAにチャージすることで、電車の利用(運賃)や買い物に使えるという制度です。

「ICOCAポイントサービス」は、ポイント還元のかたちですが、実質的にはJRの運賃割引サービスとなっています。

※「ICOCAポイントサービス」は2018年(平成30年)10月1日から始まりました。

「ICOCAポイント」は3種類!

「ICOCAポイント」には3種類(3通りの貯め方)があります。いずれのポイントも、1ヵ月間(1日~末日)の利用の実績に応じて付けられます

  1. 「時間帯指定ポイント」
  2. 「利用回数ポイント」
  3. 「電子マネーポイント」

JR利用「時間帯指定ポイント」(京阪神地区のみ)

JR「ICOCA(イコカ)ポイントサービス」って?貯め方や登録・利用方法

「時間帯指定ポイント」は、JRの京阪神地区の特定区間を、指定時間帯または土休日に利用すると、その回数に応じて付くポイントです。条件がある分、ポイント還元率(割引率)が高くなっています。

※「時間帯指定ポイント」は大人用カードのみに適用されます。
※2018年9月で廃止された「昼特きっぷ」に代わる割引サービスです。

平日10時~17時・土日祝の利用が対象です。

「時間帯指定ポイント」はその名前のとおり、ポイントが付く対象の時間帯が決まっています。その時間帯は、平日の10時~17時の間(ICOCAで駅に入る)と、土日祝の終日(始発から終電)となっています。

※廃止された「昼特きっぷ」と同じです。

京阪神の特定区間を4回以上利用で30%・50%還元!

「時間帯指定ポイント」は、JR(京都線、神戸線、宝塚線)の京阪神地区(下図の範囲)の利用が対象となっています。

ICOCAポイント「時間帯指定ポイント」の対象区間

この範囲内で利用区間が下表のようにグループ分けされています。同じグループ内の区間をひと月に4回目以上乗ると、それ以降1回の利用ごとに普通運賃の30%か、50%のポイントが貯まります。

※乗車1~3回目はポイントは付きません。
ICOCAポイント「時間帯指定ポイント」の対象区間
ICOCAポイント「時間帯指定ポイント」の対象区間

旧「昼特きっぷ」の代わりになります

「時間帯指定ポイント」の範囲は、廃止された「昼特きっぷ」の発売区間は全てカバーしています。「昼特きっぷ」を買っていた人は、同じように使うなら、昼特ほどお得ではありませんが、それでも普通運賃、場合によっては普通回数券よりも安いので、このICOCA「時間帯指定ポイント」をおすすめします。

京阪神のJR”昼特きっぷ”の廃止とあわせて新導入されるICカード「ICOCA(イコカ)」「PiTaPa(ピタパ)」の「時間帯指定ポイント/割引」サービスが、昼特きっぷや普通の回数券と比べてどのくらい安くお得になるのかを、その内容とあわせて紹介します。

JR利用「利用回数ポイント」(ICOCA対応全域)

「利用回数ポイント」は、関西をはじめ北陸や中国などJR西日本のICOCAが使える地区(下図)での利用が対象となるポイントです。子供用カードにも適用されます。

ICOCAポイントの対象範囲、区間
※JR西日本以外の他社の区間、私鉄や地下鉄、バスでICOCAを使った場合は対象外です

同じ運賃区間を11回以上利用で10%還元!

「利用回数ポイント」は、同じ運賃の区間1ヵ月間のうちに11回以上の利用した場合、11回目以降の1利用するごとに、その区間の運賃の10%のポイントが貯まります。

一般の回数券に近いポイント制度ですが、回数券は3ヶ月有効で1回目から10%引きなので、使い方によっては損になることもあります。

JR利用「利用回数ポイント」とは?

「利用回数」の把握がネックかも。

今月は今日まで何回乗ったか?という「利用回数(乗車回数)」は、主に決まった区間だけを利用する場合はそれほどでもないですが、そうでない場合、たとえば、現時点で220円区間は○回、300円区間は○回、420円区間は○回…などと普段から把握しておくことは大変です。

このため、実際のところ「利用回数ポイント」は貯めにくさがあります。

「時間帯指定ポイント」と「利用回数ポイント」の重複はありません。

京阪神地区の「時間帯指定ポイント」の指定区間を4回以上利用している場合は「利用回数ポイント」の対象になりません。逆に3回未満だと「利用回数ポイント」の対象になります。

加盟店で利用「電子マネーポイント」(西日本地区)

ICOCAは、JR以外にもコンビニやスーパー、百貨店、飲食店、家電量販店など提携している店舗(⇒加盟店)で支払いにも使えますが、「電子マネーポイント」は、その加盟店のなかでも特に「ICOCAポイントがたまる店」で使うと、その利用額に応じて貯まるポイントです。

「ICOCAポイントがたまる店」の利用だけが対象

ICOCAポイントがたまる店

ICOCAが使える加盟店全てで、ICOCAポイント(電子マネーポイント)が付くわけではありません。「ICOCAポイントがたまる店」を利用した場合だけです。今のところ加盟店のなかのごく一部だけです(今後増えるはずですが)。

「ICOCAポイントがたまる店」(2019年2月1日現在)

・curico(駅にある飲み物の自販機、本体にcuricoと書かれています)
・コカコーラ(自販機)
・アリオ(ショッピングセンター。関西では八尾、鳳にあります)
・イトーヨーカドー
・ロフト
・ビックカメラ
・ソフマップ
・コジマ
・ヤマト運輸  ※順不同

※全国展開している加盟店でも、ICOCAポイントの対象になるのは、関西、北陸、中国、山陰、四国地区の店舗を利用した場合だけです。

※最新の「ICOCAポイントがたまる店」はJR西日本の公式サイトで確認できます。

200円=1ポイントで1ヶ月の利用額で計算

ICOCAポイント(電子マネーポイント)は、加盟店で200円利用するごとに1ポイントが付きます。一般的な還元率です。

「ICOCAポイントサービス」利用登録の方法

ただ、ICOCAポイントの場合は支払いの度にポイントが貯まっていくわけではなく、1か月間(1日~末日)の利用した金額の合計に対してポイントが付きます。そして、その合計額は加盟店ごとに計算します。

1回200円未満の買い物ではポイントが続きませんが、それを何回か繰り返して1ヶ月の購入額の合計が200円を超えるとポイントが付きます。つまり「ちりも積もれば」方式です。ポイントを貯めやすい面はありますが、その「ちり」は店ごとに分けて積んでいくので、効率の悪さも否めません。

「ICOCAポイントサービス」は事前登録が必要!

「ICOCAポイントサービス」を利用したいときは、あらかじめ「利用登録」が必要になります。ICOCAを持っているだけではポイントは付きません。子供用カードでも必要です。登録の手続きは簡単です。

※「SMART ICOCA」を使っている場合は利用登録は必要ありません。自動的にポイントサービスが適用されます。

※ICOCAポイントサービスに登録したあとは解除できません。

利用登録の方法

「ICOCAポイントサービスの利用登録」は、駅の券売機とインターネットで行えます。費用はかかりません。券売機の方が簡単でその場で完了するのでおすすめです。

駅の券売機

駅(ICOCAが使えるの駅)では、ピンク色、または青色の券売機で利用登録できます。登録の操作そのものはめちゃくちゃ簡単で、数分で完了します。

「ICOCAポイントサービス」利用登録の方法

券売機にICOCAをセットすると下のような画面になります。

「ICOCAポイントサービス」利用登録の方法
「ポイント利用登録」を押すと、注意書きが表示されます。

「ICOCAポイントサービス」利用登録の方法

内容を確認して「同意して登録する」を押すと、これで利用登録は完了です。個人情報や連絡先の入力などはありません。登録が完了すると、その翌日の利用分からポイントの対象になります。

「ICOCAポイントサービス」利用登録の方法

利用登録が完了すると、券売機や精算機のICOCAチャージ(入金)画面に「登録済み」と表示されます。

JR西日本の公式サイト

インターネットでは、JR西日本の公式サイトで手続きをします。ただし利用登録が完了するまでに10日ほどかかかります。

ICOCAを持っていない人は

ICOCAを持っていない人は、まずICOCAを買いましょう。

「ICOCAポイントサービス」利用登録の方法

ICOCAは、JR駅の「みどりの窓口」や一部の券売機で誰でも購入できます。500円の保証金込みで1枚2,000円です(券売機によって他の券種もあります)。1,500円分が運賃や料金の支払いに利用できます。保証金はICOCAが不要になって返納したときに戻ってきます。

また、子供用のICOCAは駅の窓口で買えますが、その際に申込書の記入と子供の公的な身分証明書(健康保険証など)の提示が必要です。購入は両親でなく代理人でも大丈夫です。

PiTaPaを持っている人は

私鉄系のICカード「PiTaPa(ピタパ)」を持っている人は、PiTaPaでJRを利用することで、「ICOCAポイントサービス」と同じ内容の割引が受けられます。事前の利用登録も必要ありません。自動的に適用されます。

PiTaPaの場合はポイント還元ではなく、後日の請求額に割引が反映されます。

  • 「時間帯指定割引」(ICOCAの時間帯指定ポイントに相当)
  • 「利用回数割引」(ICOCAの利用回数割引に相当)

PiTaPaがあれば、ICOCAは必要ないと思います。

※PiTaPaはJRでもポストペイ(後払い)での利用になります。チャージは必要ありません。

JR西日本の関西地区では、ICカード「PiTaPa(ピタパ)」がポストペイ(運賃後払い)で利用できます。さらに運賃の割引サービスが自動的に適用されるという独自のしくみもあります。PiTaPaがあれば手続き不要。その内容や利用方法、注意点をまとめました。




「ICOCAポイントサービス」の利用方法

改札機を通すことが大前提!

「ICOCAポイントサービス」のメイン、「時間帯指定ポイント」と「利用回数ポイント」は、先に触れたように、乗車回数(利用回数)に応じて、決められた割合のポイントが付きます。

このため、「ICOCAポイントサービス」では利用回数のカウントが重要になってきます。

JR「ICOCA(イコカ)ポイントサービス」って?貯め方や登録・利用方法

では、その利用回数はどうやってカウントされるのか。それは、乗り降りする際にICOCAを駅の自動改札機にタッチすることで行われます。

具体的には、JRに乗る駅で直接ICOCAを自動改札機にタッチして駅の中に入って、目的の駅に着いたら自動改札機にタッチして出る。これで利用回数が「1回」になります。乗車と下車、両方でタッチが必要です。

このため、次のような場合はポイント対象の利用回数としてはカウントされません。

  • ある区間を電車で通過しただけの場合(駅で乗り降りしない)。
  • ICOCAで切符を買って、その切符で乗車した場合。
  • ICOCAと他の切符(乗車券、回数券、定期券など)とを併用した場合。
  • 乗り越しして下車駅でICOCAを使って精算した場合。

※ICOCAと一体になった定期券を使っている人もいると思いますが、定期券の区間はポイントの対象外となります。

貯まったポイントは?

その月に貯めたICOCAポイントは、月末に締めて翌月の6日ごろからICOCAにチャージできるようになります。カードへのチャージは、駅にあるICOCA対応の券売機やのりこし精算機で行えます。1ポイント=1円と換算されます。

チャージした後は、いつも通りJRの利用や買い物なども支払いに使えます。

「ICOCAポイント」の有効期限は?

「ICOCAポイント」には、有効期限はありません

が、25ヶ月以上、ICOCAにチャージ(入金)や獲得したポイントのチャージがない場合はポイントサービスの利用登録が自動的に解除されてしまいます。貯めたポイントも消滅します。登録が解除された後は、当然ですがICOCAを使ってもポイントは貯まりません。

※利用登録が解除された後は、再登録することでポイントサービスを受けられます。
※SMART ICOCAでは解除されません。

「ICOCAポイントサービス」公式サイト

「ICOCAポイントサービス」についての詳細や最新情報は、JR西日本の公式サイトで確認ください。

JR西日本公式サイト

「ICOCAポイントサービス」は、JRをよく利用する人向きですが、これまでの回数券の方が安かったり使い勝手がいい場合もありますので、よく比べてみてください。

普段のJR代を安く抑えた時に、「回数券」とICカードを使った「ICOCAポイントサービス・PiTaPa割引サービス」のどちらの利用がお得なのか、比較検証しました。毎日の交通費節約に参考ください。



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