知ってて損なし!京都の地下鉄・バス「乗り継ぎ割引」の利用方法

京都市内の移動に便利なのが地下鉄とバスです。これらを乗り継ぐと市内のだいたい行きたいところには行けます。しかし、料金(運賃)が高め。

このため、運賃の割引制度やお得な切符が用意されていますので、うまく活用しましょう。

ここでは、地下鉄とバス、バスとバスの「乗り継ぎ割引を紹介します。地元の人以外あまり知られていない制度ですが、知っていて損はありませんよ。

京都の地下鉄やバスは高い!

京都の地下鉄やバスの運賃は比較的高めです。特に地下鉄の割高感は否めません。それぞれを普通に利用した場合の運賃は以下の通りになっています。

地下鉄

京都の地下鉄は、烏丸線(竹田~国際会館)と東西線(太秦天神川~六地蔵)の2つの路線があり、烏丸御池駅で接続しています。

地下鉄の初乗り(1区3kmまで)は大人210円、子供60円です。しかし、次の7kmまで区間(2区)が大人260円と一気に50円も高くなる点が京都の特徴です。そのあとの区間(3区~、7km以降)は4kmごとに30円ずつ加算されます。

※神戸市の地下鉄も初乗り210円ですが、その次の区間が230円です。

※京都駅から主な駅までの普通運賃(片道)

京都~四条・烏丸御池 210円
京都~丸太町・北大路 260円
京都~北山・国際会館 290円
京都~二条城前・太秦天神川 260円
京都~醍醐 320円

バス

京都市内のバスは市営バスのほか、民営の京都バスや京阪バスなどが走っています。市内の大部分は大人230円の均一運賃になっています。

※洛西、高雄方面などの一部路線は距離制の運賃です。

「乗り継ぎ割引」を活用しよう!

以上のように、京都の地下鉄やバスは値段が比較的高めなので、普通に市内の目的地に地下鉄とバスを乗り継いで行くとなると片道だけでも500円近くもかかってしまいます。

そこで、「地下鉄⇔バス」「バス⇔バス」の乗り継ぎ割引という制度がありますので、うまく活用しましょう。割引内容は以下の通りです。

  • 「地下鉄⇔バス」で60円(子供30円)割引
  • 「バス⇔バス」で90円(子供40円)割引

「地下鉄⇔バス」の乗り継ぎ割引

「地下鉄⇔バス」で60円(子供30円)割引になります。

この割引は「地下鉄・バス連絡普通券」という切符を「購入した場合、あるいは、ICカードやプリペイドカードの「トラフィカ京カード」で乗車した場合に適用されます。

「地下鉄・バス連絡普通券」の場合

「地下鉄・バス連絡普通券」は、地下鉄と市バス、民営の京都バス・京阪京都交通・京阪バスとを相互に乗り継ぐ場合に、合計の運賃から60円割引になります。

例えば、地下鉄210円区間とバス230円を乗った場合、合計から440円から60円引きの380円になります。

「地下鉄・バス連絡普通券」の購入方法

「地下鉄・バス連絡普通券」は地下鉄やバスに乗る前に、あらかじめ買っておく必要があります。

  • 「地下鉄⇒バス」の連絡普通券は、各駅の券売機で買えます。
  • 「バス⇒地下鉄」の連絡普通券は「市バス・地下鉄案内所」(JR京都駅前、烏丸御池駅、北大路バスターミナル、太秦天神川駅)や定期券発売所、市バス営業所などで買えます。バスの車内では買えません

※バスは地下鉄駅と接続しているバス停のみで下車できます。
※連絡普通券の半券が地下鉄の切符との引換券になっているので、駅で地下鉄の切符と交換します。

カードで乗車する場合

「ICOCA」や「PITAPA」「SUICA」などICカードか、磁気式プリペイドカードカード「トラフィカ京カード」で、地下鉄と市バスを乗り継ぐと、自動的に運賃が割引になります。ただし、バスと地下鉄に乗る日が同じであることが条件です。

※ICカードの場合は、京都バスにも適用されます。
※京阪バス、京都京阪交通との乗り継ぎには適用されません。

実際は2回目の乗車の際の運賃が割引になります。例えば地下鉄の210円区間とバスを乗り継ぐ場合はこのようになります。

  • 地下鉄⇒バスの場合、地下鉄210円+バス230-60円=380円
  • バス⇒地下鉄の場合、バス230円+地下鉄210-60円=380円

※3回目は割引なしの普通運賃、4回目は割引した運賃となります。
※使用できるICカード
ICOCA(イコカ)、PiTaPa(ピタパ)、Kitaca(キタカ)、PASMO(パスモ)、Suica(スイカ)、manaca(マナカ)、TOICA(トイカ)、はやかけん、nimoca(ニモカ)、SUGOCA(スゴカ)

「バス⇔バス」の乗り継ぎ割引

バスとバスの乗り継ぎ割引は、市バス同士を乗り継ぐ場合に、2回目乗車の運賃から90円割引になります。

  • バス乗車1回目230円+2回目230-90円=370円

※3回目は割引なしの210円、4回目は割引運賃120円となります。

「バス⇔バス」乗り継ぎ割引はカード払いと市バスのみ!

  • 割引が適応されるのは、「ICOCA」や「PITAPA」「SUICA」など交通系ICカードか磁気式プリペイドカードカード「トラフィカ京カード」での支払いが条件になります。現金では適用されません。
  • 1回目バスを降りてから2回目のバスを降りるまで90分以内の時間制限があります。渋滞などで90分を超えても適用されません。
  • 京都バスや京阪バスなど民営バスとは適用にはなりません。市バスだけです。

京都の地下鉄やバスはカードで乗るとお得!

京都で地下鉄やバスはICカードで乗るようにすると、連絡券を買う手間もなく、「乗り継ぎ割引」を受けやすくなります。

自分が意図していなくても、自動的に割引が適用されることもありえます。

また、京都の滞在中に地下鉄やバスを何度か利用する予定あるのでしたら、「トラフィカ京カード」を買った方がお得です。

「トラフィカ京カード」って?

「トラフィカ京カード」は京都市交通局が発行している地下鉄と市バス専用の磁気式プリペイドカードの乗車券です。地下鉄各駅の券売機やバスの車内、案内所などで買えます。

そのまま駅の改札機やバスの運賃箱に通して運賃の支払いができるほか、券売機でも使えます。

※JRや私鉄、民営バスでは利用できません。

1割分のおまけつき!

「トラフィカ京カード」は1,000円と3,000円の2種類と子供用(1,000円)があります。それぞれ1,100円分3,300円分、子供用も1,100円分、1割分のおまけがついています。

「トラフィカ京カード」だと、「地下鉄⇔バス」、「バス⇔バス」ともに乗り継ぎ割引が自動的に適用されますし、ICカードで支うよりもお得です。

1日にバスを3回以上乗るのなら「1日乗車券」が便利

1日に乗る地下鉄やバスの区間や回数によっては、乗り継ぎ割引よりも1日間乗り放題になる「一日乗車券」の方がお得です。

特にバス同士の乗り継ぎ割引の場合、時間制限があったりして使いづらい面がありますが、一日乗車券ならそのようなことはなく気楽に利用できます。

京都の一日乗車券の種類

京都市交通局では、バス、地下鉄、地下鉄・バス共通のそれぞれの一日乗車券が通年で発売されています。

  • バス一日券:600円(子供300円)
  • 地下鉄一日券:600円(子供300円)
  • 地下鉄・バス一日券:900円(子供450円)
  • 地下鉄・バス二日券:1,700円(子供850円)

このように「一日乗車券」は高めの運賃の割にはお手頃な値段になっています。例えば、バス一日券なら3回以上バスに乗ると元が取れます。

  • バス3回乗車 230円×3回=690円
  • 乗り継ぎ割引適用 230円+140円+230円=600円

例えば京都駅に着いて、そこから地下鉄とバスでホテルなど目的地に行くだけのときなどは乗り継ぎ割引で、観光で何か所か回るときは一日乗車券と、うまく使い分けて、交通費を節約しましょう。