【期間延長】京都・兵庫の宿泊が補助金でお得!「ふっこう周遊割」利用方法

今年(2018年)の6月下旬から7月の上旬にかけて起きた集中豪雨は、西日本を中心に広い範囲に平成最悪の被害をもたらしました(平成30年7月豪雨)。

その被災地の支援策の一環として、被害が特に甚大だった西日本の13府県で、ホテルや旅館に宿泊すると支援金を交付するという「ふっこう周遊割」を期間限定で実施しています。関西では京都府(ただし京都市内は除く)と兵庫県がその対象の地域に入っています。

「ふっこう周遊割」を利用するにあたっては、条件や手続きが必要ですが、旅行がお得に楽しめます。

ここでは「ふっこう周遊割」の内容と利用方法をまとめました。

「ふっこう周遊割」の対象期間が2019年(平成31年)1月31日宿泊分まで期間延長になりました!

「ふっこう周遊割」とは?

「ふっこう周遊割」は、平成30年7月豪雨(西日本豪雨)による被害が特に甚大だった西日本の13府県での宿泊に対して補助金を出すいう国の支援金制度を活用した事業で、観光を通して被災地を応援しようという取り組みです。

「ふっこう周遊割」の実施は13府県

「ふっこう周遊割」は、下記の13府県を対象に実施されています。

  • 【中部】岐阜県
  • 【関西】京都府(京都市内を除く)、兵庫県
  • 【中国】岡山県、広島県、鳥取県、島根県、山口県
  • 【四国】香川県、徳島県、愛媛県、高知県
  • 【九州】福岡県

関西では、京都市内を除く京都府と兵庫県(全域)にあるホテルや旅館に宿泊する際に「ふっこう周遊割」が利用できます。

京都市内は駄目ですが、宇治市や亀岡市といった京都市中心部へのアクセスが便利な近隣の街では使えます。兵庫県では神戸市や姫路市をはじめ、大阪市に隣接する尼崎市も当然ながら対象です。宿泊場所を上手に選ぶことで、「ふっこう周遊割」で関西での観光や出張を安くできます。

「連続2泊以上」が条件

「ふっこう周遊割」を受けるには条件が設定されています。

  • 対象の2府県以上をまたいで連続2泊以上
  • 同一府県で2連泊以上

2泊3日以上の旅行であることが必須です。例えば、兵庫県の神戸市で1泊するだけするだけでは「ふっこう周遊割」は受けられません。神戸市や兵庫県内の城崎温泉でもう1泊するか、兵庫県以外で1泊以上しないといけません。

気になる補助金の額は?

上記の条件に合っていると、「ふっこう周遊割」として、表のような金額が補助してもらえます。

岐阜県、京都府、兵庫県、鳥取県、島根県、山口県、福岡県、徳島県、香川県、高知県 1人1泊につき
4,000円
岡山県、広島県、愛媛県 1人1泊につき
6,000円

兵庫県と京都府でそれぞれ1泊したら、2泊分で1人8,000円の補助金がでます。兵庫県と岡山県となら10,000円、岡山県と広島県なら12,000円です。ちなみに、「ふっこう周遊割」が受けられるのは1人5泊分までです。

ただし、宿泊料金以上の補助金は出ません。例えば、兵庫県で1泊3,500円(←消費税や⼊湯税を含まない料⾦)ところに泊まった場合は、補助金は3,500円です。

「ふっこう周遊割」の実施期間はいつまで?

13府県の「ふっこう周遊割」は、下記の期間中に宿泊した場合が対象となります。
(期間延長になりました!)

・「2府県以上またぎ連続2日以上」の場合

2018年(平成30年)8月31日~2019年(平成31年)1月31日宿泊分
※2018年8月28日以降の予約分から

・「同一府県2連泊以上」の場合

2018年(平成30年)10月1日~2019年(平成31年)1月31日宿泊泊分
※2018年9月21日以降に予約分から

ただし、「ふっこう周遊割」は、国の支援金を活用した事業のために予算が決められています。期間中でも予算がなくなると終了します。つまり、「ふっこう周遊割」の利用は早い者勝ちです。

「ふっこう周遊割」の利用方法。補助金を受けるには?

西日本豪雨の被災13府県を対象にした「ふっこう周遊割」を実際に利用する場合の方法を紹介します。

「ふっこう周遊割」は、宿泊料金そのものが割り引かれるのではなく、一旦全額を支払ってから、その後に事務局に申請手続きをして、後日補助金の支払いを受けるというかたちになります。

「ふっこう周遊割」の利用の流れ

(1)ホテルや旅館を予約します。

「ふっこう周遊割」の対象地域にあるホテルや旅館を、電話やインターネットなどで普通に宿泊予約します。

インターネットでは、ホテルや旅館の公式サイトはもちろん、「楽天トラベル」「じゃらん」「るるぶ」「エクスペディア」といった予約サイト、「トリバゴ」のような料金比較サイトを利用しても大丈夫です。その際に、それぞれで実施しているキャンペーンやクーポン、ポイントによる割引料金で予約しても構いません。

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※時々「ふっこう周遊割」と併用が出来ないプランや割引もありますので、各サイトの説明に注意してください。

※JRや飛行機と宿泊がセットになったプランなど、旅行会社のツアー商品は「ふっこう周遊割」指定のもの以外は対象になりません。指定のプランは旅行代金に補助金分の割引が反映されています。この場合、個人で以下のような申請の手続きはありません。旅行会社で確認ください。

(2)申請用の書類を手に入れておきます。

「ふっこう周遊割」の申請に必要な書類(下記の4種類)を、公式サイト(下方にリンクあり)からダウンロードして入手しておきます。郵送もしてもらえます。

  • 申請書兼請求書
  • 個⼈情報同意書
  • 宿泊証明書
  •  ⾏程表

(3)ホテルや旅館に宿泊します。

予約当日、ホテルや旅館に泊まります。そのチェックイン時などに、(2)の書類のうちの「宿泊証明書」への記入や押印を依頼します。

※宿泊証明書は施設独自の書式でも問題ありません。ただし領収書は宿泊証明書にはなりません。

(4)必要書類を準備して事務局に郵送します。

宿泊した後、必要事項を記入した(2)の書類など下記のものを準備して、宿泊⽇から15⽇以内に各府県の「ふっこう周遊割」事務局へ郵送します。書類の記入事項自体は簡単です。

  • 申請書兼請求書
  • 個⼈情報同意書
  • 宿泊証明書(宿泊施設に押印してもらったもの)
  • ⾏程表
  • 宿泊施設の領収書(原本または写し)
  • 他府県での宿泊証明書(写し)

上記の書類一式は、泊まったホテルや旅館がある府県の事務局に送ります。府県が違えばそれぞれの事務局に送らないといけません。

※予算の残りが気になるときは、書類を作成する前に公式サイトの確認や事務局への問い合わせをしてください。

(5)補助金が振り込まれます。

郵送した(4)の書類を事務局が受け取ってから、問題などなければ、30日以内に指定の銀行口座に補助金が振り込まれます。

これにて「ふっこう周遊割」の手続きは終了です。ちょっと面倒ですが、手続き自体は簡単です。補助金の額を考えると、手間と時間をかけてみる値打ちはあると思います。

「ふっこう周遊割」公式サイト

「ふっこう周遊割」についての最新情報や各府県事務局の連絡先、申請書類のダウンロードなどは、公式の「13府県ふっこう周遊割おしらせサイト」で確認ください。

被災地に観光へ出かけるというと、なんとなく気が引けるという人も多いですが、現地へ出かけてお金を使うことは、結果的には被災地を応援することにつながります。

「ふっこう周遊割」は「連続2泊以上」という条件がありますが、観光がお得に楽しめるチャンスです。出張にも使えます。せっかくの支援事業の取り組みですので、使わないと損です!京都や兵庫など13府県に、気になる場所などあれば、この機に出かけてみてはどうでしょうか。

そして、出かけた時は、補助金で安くなる分を少しでも現地での食事や特産品やお土産の購入に回すようにするといいと思います。