丹後で鉄道&バスが乗り放題!復興周遊パスでお得に観光!カニ!温泉!

今年2018年、平成最後の夏~秋は、関西は例年にない豪雨や強烈な台風に見舞われました。被害が大きかった被災地のひとつの京都北部の丹後地方では、観光で復興を支援する取り組みとして、京都府と地元の鉄道会社、バス会社が協力して「海の京都ふっこう周遊パス」という乗り放題切符を発売しました。観光客を多く誘致しようとする企画だけあって切符の値段も魅力的です。

これから”カニ&温泉”シーズンでもありますので、お得に電車&バス旅を楽しみながら復興に協力してみては。ここでは「海の京都ふっこう周遊パス」の内容や発売について紹介します。

「海の京都ふっこう周遊パス」ってどんな切符?

「海の京都ふっこう周遊パス」は、丹後地方を地元の鉄道と路線バスを利用してお得に周遊できる切符です。「1日用」と「2日用」が用意されています。

丹後の鉄道とバスが乗り放題!

「海の京都ふっこう周遊パス」では、次の鉄道とバスが乗り放題(乗り降り自由)で利用できます。

  • 京都丹後鉄道(丹鉄)の全線(普通列車、快速列車、特急列車の自由席
  • 京都交通の路線バス全線【舞鶴市、福知山市】
  • 丹後海陸交通の路線バス全線【京丹後市、宮津市、伊根町、与謝野町】

上図のように有効範囲が広い点と丹鉄の「特急」も乗り放題できる点が「海の京都ふっこう周遊パス」の大きな特徴です。丹鉄の沿線から離れた間人(たいざ)ガニの間人や「舟屋」の街並みで有名な伊根などにも足をのばせます。

※丹鉄の特急の指定席や観光列車、通勤ライナーは、別に料金を追加すると利用できます。
※高速バス、コミュニティーバスは利用できません。

提携施設の割引特典つき!

「海の京都ふっこう周遊パス」を下記の施設で提示すると料金の割引が受けられます。

  • 天橋立傘松観光券(ケーブルカー・リフト往復+観光船往復)1,500円⇒1,300円
  • 伊根湾めぐり遊覧船 680円⇒600円
  • 丹鉄宮津駅内の「114KmCafe」、丹鉄の観光列車内で珈琲1杯無料。

「海の京都ふっこう周遊パス」の値段

「海の京都ふっこう周遊パス」の値段は次の通りです。

大人 子供
1日用 2,200円 1,100円
2日用 3,000円 1,500円

この値段がどれくらい安いのか、京都丹後鉄道、京都交通バス、丹後海陸交通バスの普通運賃や企画切符と比べてみましょう。

鉄道の日記念、丹鉄1日フリーきっぷ
(期間限定発売、特急利用不可)
1,900円
(丹鉄)特急料金・自由席 350円~970円
(丹鉄)初乗り運賃 170円
(丹鉄)福知山駅~天橋立駅 770円
(丹鉄)福知山駅~西舞鶴駅 1,190円
(丹鉄)豊岡駅~天橋立駅 1,190円
(丹鉄)豊岡駅~西舞鶴駅 1,730円
(丹鉄)西舞鶴駅~宮津駅 570円
(丹鉄)西舞鶴駅~天橋立駅 640円
(丹鉄)福知山駅~西舞鶴駅 1,190円
京都交通「舞鶴かまぼこ手形」
(舞鶴市内1日乗り放題)
1,000円
(京都交通)初乗り運賃 150円
(京都交通)西舞鶴駅~自衛隊桟橋 300円
(京都交通)西舞鶴駅~市役所前(赤れんが倉庫群) 300円
(京都交通)西舞鶴駅~造船所前(海軍記念館) 250円
丹後海陸交通「丹後天橋立伊根フリー」
(路線バス、遊覧船、観光船が2日間乗り放題)
2,460円
丹後海陸交通「天橋立まるごとフリーパス」
(丹鉄全線、天橋立のバス、観光船など乗り放題)
1日3,090円
2日4,430円
(丹後海陸交通)初乗り運賃 150円
(丹後海陸交通)天橋立駅~伊根 400円
(丹後海陸交通)天橋立駅~天橋立ケーブル下 400円
(丹後海陸交通)峰山駅~間人 200円

このように、ローカル線や路線バスは運賃が高めなので、「海の京都ふっこう周遊パス」の割安さが分かると思います。1日用なら天橋立へ行って帰るだけでも丹鉄とバスで元が取れます。2日用だと1日あたり1,500円なので、これはかなりお得です。

「海の京都ふっこう周遊パス」の発売期間と有効期間

「海の京都ふっこう周遊パス」は期間&数量限定(6,000枚)の発売です。

発売期間

2018年(平成30年)10月5日~2019年(平成31年)3月31日

※売り切れると発売終了となります。

有効期間

1日用は上記の発売期間中の好きな1日間、2日用は連続した2日間の始発便から最終便まで利用できます。

「海の京都ふっこう周遊パス」はどこで買える?

「海の京都ふっこう周遊パス」は、下記の場所で購入できます。

京都丹後鉄道
  • 福知山駅、大江駅、宮津駅、西舞鶴駅、天橋立駅、与謝野駅、京丹後大宮駅、峰山駅、網野駅、夕日ヶ浦木津温泉駅、小天橋駅、久美浜駅、豊岡駅
京都交通
  • 東舞鶴チケットセンター
  • 西舞鶴駅案内所
  • 福知山駅案内所
丹後海陸交通
  • 宮津案内所(宮津桟橋)
  • 天橋立観光船のりば
  • 本社営業所(与謝野町)

大阪や京都、神戸方面からアクセスする場合は、JRと丹鉄が接続する「豊岡駅」「福知山駅」での購入が便利です。

「海の京都ふっこう周遊パス」公式サイト

「海の京都ふっこう周遊パス」についての最新情報は京都丹後鉄道の公式サイトで確認ください。時刻表や沿線の観光案内も掲載されています。

また、京都交通バス、丹後海陸交通バスの路線図や時刻表、運賃などは各社の公式サイトを参照ください。

「海の京都ふっこう周遊パス」は確かに安くて魅力的な切符ですが、京都市内や大阪、神戸方面からは、丹後まで行き帰りの交通費がかかります。

安くて便利な足は高速バスですが、JRでも「こうのとり指定席きっぷ」を使えば、大阪と丹鉄と接続する「福知山駅」「豊岡駅」間が15~20%安く利用できます(ただし、前日までの購入が条件)。参考にしてください。

また、丹後地方や兵庫県は「平成30年7月豪雨(西日本豪雨)」の観光支援事業「ふっこう周遊割」の対象地域に入っています。2018年11月30日までの間に2連泊以上すると、1人1泊あたり4,000円の補助金が出ます。

ちょうどカニと温泉が恋しくなる季節です。復興の支援にもつながりますので、電車&バス旅に出かけてみてはどうでしょうか。