JR西日本の【元日限定】格安乗り放題切符の発売情報と購入方法まとめ【2019年版】

JR西日本では、新しい年が明けた1月1日限定で、関西を含む全線が格安で乗り放題で利用できる「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」を発売します。

新幹線や特急にも乗れますので、日帰りでの帰省やあいさつ回り、初詣などに遠出するときにぴったりです。どんな切符なのか、その内容や値段、購入方法をまとめて紹介します。

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」ってどんな切符?

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」は次のような内容となっています。

元日の1日間、JR西日本の全線などが乗り放題!

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」は、元日の1日間だけ、大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山の関西地区をはじめ、北陸や中国、九州(博多)にまたがる広い地域で、JR西日本などが乗り降り自由で利用できます。

JRでは普通列車(快速や新快速も含む)だけでなく、新幹線や特急にも乗れます。

  • JR西日本の全線(山陽新幹線と北陸新幹線の金沢駅~上越妙高駅間も)
  • JR西日本の宮島フェリー(宮島口~宮島)
  • 智頭急行線の全線(上郡駅~智頭駅)

また、下記のJR以外の区間は、通過利用だけできます。途中下車できません。途中の駅で降りる(改札口から駅の外に出る)場合は別に運賃がかかります。

  • IRいしかわ鉄道(金沢駅~津幡駅、金沢駅と津幡駅でのみ乗り降りできます)
  • あいの風とやま鉄道 (富山駅~高岡、富山駅と高岡駅でのみ乗り降りできます)

※新幹線の「米原駅」と「京都駅」は利用できません(東海道新幹線なので)。

新幹線や特急の指定席が8回利用できます!

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」では、新幹線(「のぞみ」「みずほ」も)や特急の指定席が8回まで利用できます。1日のうちに最大8回も乗れるので効率よく移動できます。

※1つ列車で1座席を利用すると「1回」と数えます。例えば、出発駅から目的地までの間に、2列車を乗り継いで行くと「利用2回」となります。
※新幹線や特急の自由席は何回でも利用できます。
※寝台特急「サンライズ出雲」号と「サンライズ瀬戸」号は利用できません。

1人から使えます。

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」は、1人でも買えて使えます。また、年齢制限などもありません。

提携の神社で特典が受けられます!

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」を、下記の神社で提示すると、拝観料の割引や祈念品の進呈などが受けられる特典が付いています。関西の神社が多いです。

  • 平安神宮(神苑拝観料割引、京都駅下車)
  • 春日大社(福の種子進呈、奈良駅下車)
  • 闘鶏神社(鶏みくじ無料、紀伊田辺駅下車)
  • 生田神社(福寿箸進呈、三ノ宮駅下車)
  • 大石神社(御守進呈、史料館割引、播州赤穂駅下車)
  • 最上稲荷(庭園拝観割引、備中高松駅下車)
  • 出雲大社(宝物殿拝観無料、出雲市駅下車)
  • 赤間神宮(宝物殿拝観無料、下関駅下車)
  • 櫛田神社(歴史館入館料割引、博多駅下車)

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」の値段

きっぷは2種類。子供用は破格!

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」は「普通車用」と「グリーン車用」の2種類が用意されています。

大人 子供
普通車用 16,000円 3,000円
グリーン車用 18,000円 5,000円

この金額をみると、子供料金の異様な安さが目立ちますが、これは打ち間違いではありません。子供連れでも電車で遠出しやすくという「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」の目玉のひとつです。確かにインパクトはありますね。ただ、子供用だけは買えません。

「普通車用」では、新幹線や特急の普通車指定席が8回まで、「グリーン車用」では、グリーン車指定席と普通車指定席とをあわせて8回まで利用できます。「普通車用」でも、別に通常のグリーン料金を払うことでグリーン車を利用できます。
※北陸新幹線の「グランクラス」は利用できません。

往復するだけで得になる区間も

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」は、単純に考えると特急券代や乗車券代を合わせて片道8,000円以上する区間を往復すると元が取れます。当たり前ですが距離が遠くなるほどお得です。もちろん、8,000円未満の区間でも、ルートの組み方次第で安く出かけられます。

※片道の普通運賃・料金の例(大人で普通車指定席利用の場合、繁忙期)

主な利用区間 普通運賃・料金(片道)
【新幹線のぞみ】新大阪駅~岡山駅 6,430円
【新幹線のぞみ】新大阪駅~広島駅 10,640円
【新幹線のぞみ】新大阪駅~博多駅 15,510円
【特急】大阪駅~金沢駅 7,850円
【特急+新幹線】大阪駅~富山駅 9,730円
【特急+新幹線】大阪駅~糸魚川駅 11,340円
【特急】大阪駅~和倉温泉駅 9,400円
【新幹線のぞみ+特急】新大阪駅~岡山駅~出雲市駅 11,230円
【特急】大阪駅~智頭駅~鳥取駅 7,290円
【新幹線+普通】新大阪駅~新山口駅~東萩駅 14,550円
【特急】大阪駅~城崎温泉駅 5,800円
【特急】新大阪駅~白浜駅 5,800円
【特急】新大阪駅~新宮駅 7,410円
【フェリー】宮島口~宮島(自由席) 180円

正月にグリーン車でちょっと贅沢も

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」は、グリーン車が格段に利用しやすくなっています。

グリーン車に乗るときは通常、運賃とあわせて特急料金と表のようなグリーン料金(下表)が必要になります(※北陸新幹線は異なります)。

営業キロ(≒乗車距離) グリーン料金
100kmまで 1,280円
200kmまで 2,750円
400kmまで 4,110円
600kmまで 5,300円
800kmまで 6,480円

例えば、普通に新大阪駅~博多駅の区間を新幹線「のぞみ」を利用する場合、普通車指定席では片道15,510円ですが、グリーン車指定席だと21,270円と5,760円も高くなります。

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」の「グリーン車用」だと、最大8回も乗れるうえに「普通車用」より2,000円高いだけなので、値段としてはかなり割安です。これなら、正月にちょっとした贅沢が味わえますね。

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」の発売期間と有効期間

発売期間(年内限定!)

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」は、下記の期間限定の発売となっています。年内の短い期間なので、買う場合は注意してください。

【2019年版】2018年(平成30年)12月11日~12月30日

※大晦日、1月1日は買えません

有効期間(年越しは不可!)

繰り返しになりますが、「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」は、名前の通り元日のみ有効です。

2019年(平成31年)1月1日のみ(午前0時~)

12月31日から年越しでは利用できません。12月31日は別に通常の乗車券や特急券などが必要です。
※1月2日にまたがる電車を利用する場合は、その終着駅まで有効です。大阪の電車特定区間内では1月1日の終電まで有効です。

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」の購入方法

購入はインターネットのみ

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」は駅では買えません。インターネットのJR西日本予約サイト「e5489」限定発売になります。

購入方法としては、最初にパソコンやスマホから「e5489」にアクセスして「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」を申し込みます。支払いは「クレジットカード払い」と「駅・コンビニ・金融機関払い」が選べます。

そして、1月1日に出発するまでに、駅の「みどりの窓口」か「みどりの券売機」で、「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」の現物を受け取ります。

「e5489」は、「J-WESTネット会員」に登録するとすぐに利用できます。登録に費用はかかりません。手続きも簡単です。
※JR西日本の公式サイトで登録できます(下方にリンクがあります)。

列車の予約や変更もインターネットで

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」で新幹線や特急の指定席(普通、グリーン)の予約やその変更もまず「e5489」で行ってから、駅の「みどりの窓口」で指定券の現物を受け取ります。

1月1日の予約している最初の列車が出発する時刻前で、駅で切符の現物をまだ受け取っていない段階なら、基本的に同じく「e5489」で何回でも手数料なしに予約の追加や変更ができます。払い戻しもできますが、手数料がかかってきます。

※指定券を予約しない場合は自由席が利用できます。
※切符現物を受け取ったあとは変更や払い戻しはできません。

!「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」に関して、駅では予約した切符(現物)を受け取ることしかできません。その他のことは全てインターネット「e5489」で行います。

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」公式サイト

「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」の最新情報や「e5489」の利用登録については、JR西日本の公式サイトで確認ください。


「元日・JR西日本乗り放題きっぷ」は、新幹線や特急が使えるので、関西に限らず、けっこう遠くまで、しかも安く行けるので魅力的です。1月2日や3日に出かける予定を前倒してもいいかもしれません。

ただ、日帰りという制約がありますので、時間との兼ね合いが難しいところです。行先によっては新年早々忙しい”バタバタ”の旅になることもありえます。

現時点で1月1日の運行ダイヤがJR西日本の公式サイトで照会できますので、ある程度計画を固めてから購入した方がいいと思います。そして、元日とはいえ、列車によっては混んでいることがありますので、購入したら早めに指定を押さえておきましょう。