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冬の比叡山へのアクセス方法とお得な切符【2019-2020年】

冬の比叡山へのアクセス方法とお得な切符

冬の間に、比叡山(延暦寺)へ公共交通機関で観光や参拝に出かけることを考え中のあなたは、春分の日まではアクセス方法が限られますので注意してください。

特に京都側からでしたら、ケーブルカーとロープウェイが運休する期間があります。このため、2020年1月6日以降、比叡山へは大津側からしかアクセスできなくなります。

ここでは、冬の比叡山(12月~春分の日)へのアクセス方法と、少しでも交通費を節約できるお得な切符の情報をまとめました。

延暦寺そのものは冬の間も拝観できます。

※国宝「根本中堂」は平成28年から10年間に及ぶ改修工事中ですが、内部や工事の様子などを見学できるようになっています。

冬の比叡山へのアクセス方法まとめ

比叡山(延暦寺)へ電車やバスなど公共交通機関を使ってアクセスする場合、通常は図のように、京都側からと滋賀県の大津側からの2つルートがあります。
冬の比叡山へのアクセス方法しかし、毎年12月第1日曜日から3月の春分の日までの冬の間は、京都側からの交通機関が運休したりするためアクセスが制限されます。

特に2020年1月6日以降は、大津側から「坂本ケーブル」の利用が、車以外では唯一のアクセス方法になります。

【交通機関の運休状況】

交通機関 運休状況・期間
叡山ケーブル&ロープウェイ 2020年1月6日~3月19日運休
比叡山ドライブバス 2019年12月2日~2019年3月19日運休
山内シャトルバス 2019年12月2日~2020年1月5日は「比叡山頂~延暦寺バスセンター」のみ部分運行。
2020年1月6日~3月19日は全線で運休
坂本ケーブル 運休無し(毎日運行)

また、比叡山の山内シャトルバスが運休します。このため、冬の比叡山は根本中堂がある延暦寺の中心「東塔」地区が観光や参拝の中心になります。

【延暦寺「東塔」へのアクセス方法】

  • 【大津側から】坂本ケーブル「比叡山駅」から徒歩約20分。
  • 【京都側から】叡山ロープウェイの「比叡山頂駅」からバス7分、徒歩約30分(2020年1月5日まで)

※「西塔」「横川」へは公共交通機関で行けません。また山上にはタクシーも基本有りません。

※「ガーデンミュージアム比叡」など、比叡山にある観光施設やお店の多くも休業となります。ただ、ホテルは営業していて、宿泊客用に送迎バスが用意されています。出かける前に確認ください。

ロテルド比叡
延暦寺会館

アクセスは 大津側から「坂本ケーブル」で

冬の比叡山へのアクセスは坂本ケーブルで
繰り返しになりますが、滋賀県の大津側から比叡山にアクセスする「坂本ケーブル」は、冬の間も毎日運行しています。

2020年1月6日から3月19日まではアクセスできる唯一の公共交通機関になります。

【坂本ケーブルとは?】

坂本ケーブルは、比叡山の麓に「坂本駅」と山上の「延暦寺駅」との間を約11分で結んでいるケーブルカーです。延暦寺駅から「東塔」までは歩いて10分ほどの距離です。

ちなみに、坂本ケーブルは日本最長のケーブルカーです(2025m)

 運行時刻

坂本ケーブルは「坂本駅」「延暦寺駅」ともに、毎時0分と30分に発車します。

※始発は8:30(3月は8:00)、終発は17:00(12月は16:30)
※多客時は増発されます(最新情報は公式サイトで確認ください)。

運賃(坂本駅~延暦寺駅)

片道 往復
大人 870円 1,660円
子供 440円 830円

※京阪電車の1日乗車券を利用すると特典で運賃が2割引きになります(後述します)。

ケーブル坂本駅へのアクセス


坂本ケーブルの「坂本駅」へのアクセスする場合、最寄駅は京阪電車の「坂本比叡山口駅」とJR湖西線の「比叡山坂本駅」です。それぞれの駅から路線バスが出ています(江若バス)。

バスで(片道大人運賃) 歩いて
京阪「坂本比叡山口駅」から 約4分(210円) 約15分
JR「比叡山坂本駅」から 約7分(230円) 約25分

※京阪電車の「坂本比叡山口駅」へは、京阪三条駅で京都地下鉄東西線に乗り換えて、「びわこ浜大津駅」で石山坂本線に乗り換えます。

【主な区間の普通運賃(大人片道)】

大阪淀屋橋駅・京橋駅~坂本比叡山口駅 990円
枚方市駅~坂本比叡山口駅 930円
三条駅~坂本比叡山口駅 570円

※JRの「比叡山坂本駅」へは、「京都駅」または「山科駅」で湖西線に乗り換えます。

【主な区間の普通運賃(大人片道)】

大阪駅~比叡山坂本駅 990円
京都駅~比叡山坂本駅 330円

※車の場合、ケーブル坂本駅近くに利用客向けの無料駐車場が用意されています。

坂本ケーブルの公式サイト

坂本ケーブルの運行状況など最新情報は公式サイトで確認ください。

坂本ケーブル公式サイト

比叡山へのお得な切符情報

京都側から(2020年1月5日まで)

京都側から比叡山へは、叡山電車の「比叡山・延暦寺散策チケット」がケーブルカーとロープウェイが運休する2020年1月5日まで発売されています。

京都市内の出町柳駅から比叡山頂まで、演算電車と叡山ケーブル・ロープウェイの往復乗車券と延暦寺の巡拝券がセットになった割引切符です。

大津側から(全日利用OK)

冬の間は大津側から特に比叡山向けというお得な切符は発売されていません。

が、大阪や京都、大津市内から、以下の京阪電車の1日乗車券を利用すると、坂本ケーブルの運賃や延暦寺の巡拝料の割引といった優待が受けられます。

この特典を活用することで、全体としての費用がお得になるかもしれませんので、一度チェックしてみてください。

※それぞれの名前をクリックすると紹介ページに移動します

冬の比叡山へのアクセスにお得な切符

1日乗車券 内容と値段
大阪・京都・びわ湖1日観光チケット 大阪~京都~大津の京阪電車の全線が1日乗り放題(三条駅~御陵駅の地下鉄区間も含む)。大人1,800円、子供900円。
京都・びわ湖チケット 京都市営地下鉄の全線と京阪電車の大津線が1日乗り放題。大人用のみ発売で1,300円。
びわ湖1日観光チケット 京阪電車の大津線が1日乗り放題。大人700円、子供350円。

これらの切符を窓口で提示することで、坂本ケーブルの運賃が2割引き、延暦寺の巡拝料が団体割引きになります。

【坂本ケーブル割引運賃】

片道 往復
大人 700円 1,330円
子供 360円 670円

【延暦寺割引巡拝料】

大人 中高生 小学生
600円
(通常700円)
400円
(通常500円)
300円
(通常300円、割引なし)

冬の比叡山アクセスにお得な京阪電車乗り放題の1日乗車券

例えば、京都市内の四条烏丸(地下鉄四条駅)から比叡山に単純に往復した場合、「京都・びわ湖チケット」を使った場合と使わない場合とを比べてみました。

通常(往復) 京都・びわ湖チケット
地下鉄四条駅~坂本比叡山口駅
(烏丸御池駅・びわ湖浜大津駅経由)
590円(1,180円) 1,300円
連絡バス
(坂本比叡山口駅~ケーブル坂本駅)
210円(420円) 往復420円
坂本ケーブル 870円(1,660円) 往復1,330円
合計 1,670円(3,260円) 3,050円 約6%割引

ついでに、JRを利用した場合と比べるとこのようになります(京都駅経由)。

通常(往復) 京都・びわ湖チケット
地下鉄四条駅~京都駅 220円(440円)
JR京都駅~比叡山坂本駅 330円(660円)
連絡バス
(比叡山坂本駅~ケーブル坂本駅)
230円(460円)
坂本ケーブル 870円(1,660円)
合計 1,650円(3,220円) 3,050円

このように、値段的には「京都・びわ湖チケット」が若干ですが安くなります。地下鉄の乗降駅によっては、もう少しお得になります。

ちなみに所要時間は、京阪電車利用で約1時間、JRは約40分と開きがあります。費用(値段)の差と時間を考えるとJRの利用が効率的ですが、「京都・びわ湖チケット」のメリットには乗り放題もあります。

比叡山の行き帰りに、大津市内や京都市内で電車代を気にせずに途中下車して、観光や買い物、食事など楽しむこともできます。

「京都・びわ湖チケット」をはじめ、上記の1日乗車券では、坂本ケーブルや延暦寺のほか京阪電車沿線で約160か所で割引などの優待が受けれられます。

【大津で特典が受けられるところの例】

  • 西教寺(拝観料割引)
  • 日吉大社(入苑協賛料割引)
  • 滋賀院門跡(拝観料割引)
  • 近江神宮(時計宝物館入館料割引)
  • 三井寺・園城寺(入山料割引)
  • 大津市立歴史博物館(入館料割引)
  • 琵琶湖ミシガンクルーズ(乗船料割引)
  • 義仲寺(入山料割引)
  • 石山寺(入山料割引)  など  ※順不同

春分の日までは、比叡山へのアクセスは不便になります。

特に、2020年1月6日以降は大津側の坂本ケーブルを利用するか、あるいは車で行くしかありません。山内バスも運休しますので、「横川」「西塔」へも行けません。出かける際は注意してください。

※車で行く場合は、道路が凍結することがありますので、スタッドレスタイヤやチェーン装備などの準備が必要です。

※大津市内から観光タクシーを利用する方法もあります。所要時間は約2時間半です。

観光タクシーについて詳しく

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