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【京都の1日乗車券選び】バス一日券と地下鉄・バス一日券はバスの利用範囲に注意

京都市内をなるべく交通費を安くして移動したいというあなたは、路線バスや地下鉄などが乗り放題できる1日乗車券を必ずチェックしましょう。使い方次第では、かなり節約できます。

その1日乗車券ですが、観光都市だけあって、いろんな種類が発売されています。そのなかでも定番中の定番は、京都市交通局の「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」です。

京都1日乗車券「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」のバスの乗り放題範囲

どちらも値段が格安で、広い範囲で利用できますので、観光や仕事で市内をあちこち移動するようなときに便利でお得です。

それでは、「バス一日券」と「地下鉄・バス一日券」のどちらを選べばいいのか、迷うかもしれません。

その選ぶポイントのひとつは、利用できるバスの範囲です。実は「バス一日券」と「地下鉄・バス一日券」とでは、その範囲が違っています。

ここでは、この点を中心に「バス一日券」と「地下鉄・バス一日券」の違いをまとめました。1日乗車券を選ぶ際の参考にしてください。




「バス一日券」+「地下鉄一日券」≠「地下鉄・バス一日券」

京都市交通局が発行している1日乗車券には、「バス一日券」「地下鉄一日券」「地下鉄・バス一日券」があります。

それぞれ名前の通り、バスだけ、地下鉄だけ、地下鉄とバス両方が、1日乗り放題できるというものになります。

京都1日乗車券「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」の違い

普通に考えると、「バス一日券」と「地下鉄一日券」が合わさったものが「地下鉄・バス一日券」になりそうですが、実際はそうではありません。

「バス一日券」と「地下鉄・バス一日券」とでは、単に地下鉄が利用できるかどうかだけではなく、バスが乗り放題できる範囲(路線)も違っています。

どちらを買うか選ぶ際には、この点にも注目しましょう。

「バス一日券」と「地下鉄・バス一日券」の比較表

 バス一日券 地下鉄・バス一日券
値段 大人600円、子供300円 大人900円、子供450円
京都市営地下鉄 利用できません 利用できます
京都市バス 均一料金区間のみ 均一料金区間と
高雄、洛西方面
京都バス 均一料金区間のみ 均一料金区間と
大原方面
京阪バス 利用できません 京都市中心部、山科、醍醐、六地蔵方面
優待特典が受けられる先 5か所 約60か所

※地下鉄、バスの利用のほかに、料金の割引など優待特典が受けられる提携先の数も違います。
※「地下鉄一日券」は地下鉄の乗り放題で大人600円、子供300円です。

【関連記事】

「地下鉄・バス二日券」もあります。連続した2日間乗り放題できます。大人1,750円、子供850円です。大人で1日当たり850円と激安です。

「地下鉄・バス一日券」で乗れるバス範囲(高雄や大原、醍醐なども)

「バス一日券」と「地下鉄・バス一日券」、それぞれのバスの利用範囲はこちらです(乗り放題)。

京都「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」の違い

「バス一日券」は、市バスと京都バスの「均一料金区間」(橙の範囲内)が対象です。「均一料金区間」は乗車した距離に関係なく運賃が一律同じの区間で、京都市中心部の大部分がそうなっています。ちなみに運賃は大人230円、子供120円です。

「地下鉄・バス一日券」は、この「均一料金区間」に加えて、高雄や大原、桂、洛西、長岡京のほか、京阪バスの山科、小野、醍醐、六地蔵など郊外への路線も利用できます。これらの方面へ出かけるときは、「地下鉄・バス一日券」になります。



「地下鉄・バス一日券」は京阪バスも利用OK

「地下鉄・バス一日券」は京阪バスも利用OK

先述のように「地下鉄・バス一日券」では、京阪バスも利用できます(下図の範囲)。山科、小野、醍醐、六地蔵といった「バス一日券」の範囲外の路線のほか、範囲内(下図の水色部分)の市内中心部を走る路線も乗り放題できますので、市バス、京都バスとあわせて、バスの乗車機会が増えます。

京都「地下鉄・バス一日券」の京阪バス利用範囲

京阪バスでは、次のような観光に便利な路線も運行しています。これらも「地下鉄・バス一日券」で利用できます(バス一日券では不可)。

京都「地下鉄・バス一日券」の京阪バス利用範囲

西本願寺・清水寺ライン 西本願寺~五条坂《清水寺など》~山科~京都駅八条口(運賃運賃230円~250円)
京都醍醐ライン 京都駅八条口~醍醐寺(運賃250円~280円)
稲荷大社・伏見・醍醐ライン 京都駅八条口~伏見稲荷~城南宮~中書島《伏見の酒蔵など》~醍醐寺(運賃230円)
将軍塚青龍殿循環ライン 三条京阪~四条河原町~五条坂《清水寺など》~将軍塚青龍殿~神宮道《青蓮院門跡、平安神宮》~三条京阪(運賃230円)※土日祝中心の運行
京阪七条京都ステーションループ 京都駅~京阪電車七条駅(運賃230円)

まとめ

京都の1日乗車券「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」

以上のように、「バス一日券」と「地下鉄・バス一日券」とでは、バスの乗り放題で利用できる範囲に違いがあります。

市内の中心部から郊外へ出かけるときは、地下鉄の利用に関係なく、「地下鉄・バス一日券」を選んだ方が安くつくことがあります。

くり返しになりますが、「バス一日券」で高雄や大原へは行けません。もし「バス一日券」で範囲外へまたがって乗車した場合は、境界の停留所からの通常の運賃が別に必要になります。例えば、高雄、大原だと、次の運賃が追加でかかります。

【「バス一日券」で範囲外へ乗り越した場合】

行き先 追加運賃(片道)
高雄(市バス) 320円(福王子~高雄分)
大原(京都バス) 330円(花園橋~大原分)

「バス一日券」で乗り越すと、往復で600円以上の運賃が別に必要なので、「バス一日券」と「地下鉄・バス一日券」との差額(300円)よりも高くなります。このため、はじめから「地下鉄・バス一日券」を買った方が得です。

自分が行きたい目的地が「バス一日券」の範囲内かどうかは、土地勘がないと分かりづらいので、不明なときは、出かける前に確認しておきましょう。

「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」公式サイト

「バス一日券」「地下鉄・バス一日券」など京都市営地下鉄、バスの1日乗車券の最新情報は、京都市交通局の公式サイトで確認ください。

京都市交通局公式サイト

京都市内は「バス一日券」でだいたいカバーできていますが、それでも上記のように範囲外がちょこちょこあります。このため、地下鉄に乗らないという理由だけで「バス一日券」を選んでしまうと損することがあります。特に、人気の観光地の高雄や大原へ行く場合は注意してください。

逆に、「地下鉄・バス一日券」の場合は、鞍馬や貴船方面以外ほとんど行けます。もちろん地下鉄も利用できるので、渋滞など状況に応じて柔軟に行動できて便利です。

【参考】京都のお得な切符一覧



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