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南海乗り放題「堺・世界遺産きっぷ」で仁徳天皇陵などお得に百舌鳥古墳めぐり!

大阪・堺市の百舌鳥(もず)地区と、羽曳野市・藤井寺市にまたがる古市地区にある49基の古墳「百舌鳥(もず)・古市古墳群」が、ユネスコの世界遺産に登録されました(2019年7月6日)。

世界遺産自体、そう珍しいものでもなくなりましたが、それでも今回の登録をきかっけに、古墳がどんなものかちょっと実際に見てみたいと思っているかもしれません。

そこで、大阪市内や神戸方面から、特に教科書でお馴染みの「仁徳天皇陵」がある「百舌鳥古墳群」へ、できるだけ交通費を安く見物に出かけたいあなたに、南海電車「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」という期間限定のお得な切符を紹介します。

これは、古墳めぐりだけでなく、堺の観光にも使える乗り放題切符になっています。特に神戸方面の阪神電車沿線からはかなりお得です。

ここでは、「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」の内容や値段、購入方法についてまとめました。堺へ出かけるときは、要チェックです。




「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」ってどんな切符?

南海電車「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」

大阪市内~堺市内の南海電車が1日乗り放題

「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」は、南海電車の大阪市内~堺市内の区間が乗り放題できる1日乗車券です。仁徳天皇陵のある百舌鳥地区をはじめ、堺の市街地などへ出かける時に便利です。

また、「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」には神戸や西宮方面から利用できる「阪神版」もあります。南海電車の区間に加えて、阪神電車の全線も乗り放題できます。

  • 【南海版・阪神版】南海電車の難波駅~堺駅・中百舌鳥駅、汐見橋駅~岸里玉出駅
  • 【阪神版】阪神電車の全線(元町駅より西の神戸高速線は除く)

百舌鳥古墳群へのアクセス

仁徳天皇陵など百舌鳥の多くの古墳が集まっている「大仙公園」附近へは、南海電車の「三国ヶ丘駅」が最寄りになります。仁徳天皇陵の拝所まで直行すると歩いて15~20分です。

なるべく歩くのを避けたいときは、「三国ヶ丘駅」でJR阪和線に乗り換えて1駅目の「百舌鳥駅」から徒歩約6分です(三国ヶ丘駅~百舌鳥駅は片道130円)。

また、「堺東駅」からバスも出ています。仁徳天皇陵の拝所直近の「堺市博物館前」まで約10分(片道240円)です。

【百舌鳥古墳群のおもな古墳】

  • 仁徳天皇陵古墳【全長約486mで日本最大】(三国ヶ丘駅、JR百舌鳥駅)
  • 履中天皇陵古墳【全長約365mで日本第3位】(三国ヶ丘駅、JR百舌鳥駅)
  • 御廟山古墳(JR百舌鳥駅)
  • いたすけ古墳(JR百舌鳥駅)
  • 反正天皇陵古墳(堺東駅)
  • 収塚古墳(JR百舌鳥駅)
  • 長塚古墳(JR百舌鳥駅)
  • グワショウ坊古墳(三国ヶ丘駅、JR百舌鳥駅)
  • 永山古墳(三国ヶ丘駅)
  • 丸保山古墳(三国ヶ丘駅)

※ちなみに、大きさ日本第2位は「応神天皇陵古墳」(全長425m)で、羽曳野市の「古市古墳群」に含まれます(最寄駅は近鉄「土師ノ里駅」)。

仁徳天皇陵に行く限りは、あのカタチを上空から見てみたいと思いますが、今のところ飛行機やヘリコプターをチャーターする以外に方法はありません。

が、「堺東駅」近くの堺市役所の最上階(地上80m)にある展望ロビーから、仁徳天皇陵の大きさをちょっとだけ感じることができます。入場無料です。開館時間は毎日9:00~21:00で年中無休です。

堺市博物館の入館無料など優待特典付き

「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」には、利用当日に堺市内の提携施設やお店で提示すると、料金の割引など優待が受けられるささやかな特典が付いてます。

  • 堺市博物館(入館無料)
  • 大仙公園内の日本庭園(入場無料)
  • さかい利晶の杜(入館+立礼呈茶セット割引)など

「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」の値段は?

「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」の値段はこちらです。「阪神版」は大人用のみの発売です。金額的には手頃な設定になっています。

大人 子供
南海版 700円 350円
阪神版 1,200円

ちなみに、主な区間の通常の運賃(大人片道)は、このようになっています(2019年10月以降の金額です)。

難波駅~三国ヶ丘駅 340円
難波駅~堺東駅 260円
堺東駅~三国ヶ丘駅 160円
難波駅~堺駅 260円
神戸三宮駅~三国ヶ丘駅 750円
芦屋駅~三国ヶ丘駅 720円
西宮駅~三国ヶ丘駅 700円
尼崎駅~三国ヶ丘駅 670円

「南海版」は、乗り降りを最低3回するとだいたい元は取れます。例えば、難波駅⇒堺東駅⇒三国ヶ丘駅⇒難波駅と利用すると通常740円かかりますので、「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」の方がお得になります。

「阪神版」の場合は、「大阪難波駅~出来島駅」以外の駅からなら、三国ヶ丘駅まで往復するだけも、「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」の方が安いです。

また、「南海版」「阪神版」とも、特典を使って堺市博物館や日本庭園に無料で入館・入園すると、すぐに元がとれます(どちらも通常200円)。

ちなみに、JRの「百舌鳥駅」まで運賃はこのようになっています。大阪市内から単に往復の電車代だけでみると南海電車よりも安いです。神戸からは「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」(阪神版)が断然オトクです。

新今宮駅・天王寺駅~百舌鳥駅 220円
西九条駅~百舌鳥駅 310円
三ノ宮駅~百舌鳥駅 940円




「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」の発売期間と有効期間

発売期間(買える期間)

「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」は下記の期間限定の発売です。

南海版 2019年(令和元年)7月20日~11月30日
阪神版 2019年(令和元年)8月1日~11月30日

有効期間(使える期間)

「南海版」「阪神版」ともに上記、発売期間中の内の好きな1日間、始発から最終電車まで乗り放題で利用できます。

「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」はどこで買える?(購入方法)

「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」は、堺に出かける当日はもちろん、事前にでも下記の場所で購入できます。

南海版
  • 難波駅、新今宮駅、天下茶屋駅の窓口
阪神版
  • 大阪梅田駅・尼崎駅・甲子園駅・御影駅・神戸三宮駅の駅長室
  • 阪神電車サービスセンター(神戸三宮駅西口)

※買った後で使わなくなった場合は、有効期間内で未使用でしたら払い戻ししてもらえます。ただし手数料(220円)がかかります。

「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」公式サイト

「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」の最新情報については、南海電車、阪神電車それぞれの公式サイトで確認ください。

仁徳天皇陵など古墳めぐりと合わせて、ほかの場所も観光するなど、市街地を移動する場合は、バスの利用が効率的です。

バスに2回以上乗る予定でしたら、南海バスの1日乗車券「堺都心1日フリーカード」がお得です(大人450円、子供230円)。南海バスの運賃は距離制になっていて、1回乗ると220円~240円はします。堺東駅や大仙公園の観光案内所などで買えます。

南海バスの路線バス情報。運行案内、時刻表、運賃をご紹介。南大阪エリアを中心に運行。

また、大阪市内から古墳めぐりなど堺に出かける際、天王寺や新今宮からチンチン電車「阪堺電車」と南海バスが1日乗り放題できる「堺おもてなしチケット(阪堺拡大版)」という切符もあります。値段は「堺・百舌鳥古墳群世界遺産きっぷ」と同じ大人700円、子供350円。バスもついてこの値段なので、お値打ちです。

大阪市内から堺へ、交通費を安く日帰りで出かけたいときは「堺おもてなしチケット」は要チェック。チンチン電車の阪堺電車と市内のバスが乗り放題の格安で特典付きの1日乗車券です。その内容や値段、購入方法をまとめました。仁徳天皇陵など世界遺産の古墳群巡りにも便利。

このほか、大阪市内の観光ついでに堺へも足を延ばしたいという人には、「大阪周遊パス」という切符もチェックしてみてください。大阪地下鉄やバス、私鉄の乗り放題と観光施設の利用料込みで2,700円です。堺市博物館やさかい利晶の杜など堺市内の施設の多くも無料で入れます。

大阪をできるだけ費用を安く観光したいあなたには「大阪周遊パス」がおすすめ。電車とバスが乗り放題で、40カ所以上の施設が入場無料で値段が激安という、お金にうるさい関西人もびっくりのお値打ちな切符です。その内容や値段、購入方法をまとめました。【2019年版】
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