「大阪マラソン2019」の開催(12月1日)に合わせて、大阪地下鉄(メトロ)で「大阪マラソン2dayパス」という切符が期間限定で発売されます。
これは、地下鉄とシティバスの全線がまるまる2日間、1,000円で乗り放題できるという激安な切符です。
マラソンに出場するランナーやボランティア、沿道で応援や見物する人はもちろんですが、マラソンに全然関係なく、遊びや観光、買い物、仕事の外回りに出かけるときにも使えます。交通費をなるべく節約したいというあなたは必見です。
ここでは、「大阪マラソン2dayパス」の内容や発売期間、購入方法をまとめました。【2019年版】
※「大阪マラソン」は、フルマラソンで3万人が出場する関西最大規模のマラソン大会です。2019年は第9回大会で12月1日(日)に開催されます。
2019年版「大阪マラソン2dayパス」の発売は終了しました(11月30日)。
【参考】大阪地下鉄・バスの1日乗車券まとめ
目次
「大阪マラソン2dayパス」ってどんな切符?
地下鉄とバスの全路線が乗り放題!
「大阪マラソン2dayパス」は、大阪マラソンに絡む期間中(2019年11月29日~12月1日)のうちの2日間、大阪地下鉄(メトロ)と大阪シティバス(旧市バス)の全路線を乗り降り自由で利用できる乗り放題切符です。
マラソンに関係あるなしにかかわらず、誰でも買えて、使えます。
- 大阪地下鉄の全線(ニュートラム、いまざとライナーも含む)
- 大阪シティバスの全路線(IKEA鶴浜、USJゆきは除く)
※地下鉄が直通している私鉄(北急、阪急、近鉄)では利用できません。別にそれぞれの普通運賃がかかります。
令和最初の「大阪マラソン2019」は次の日程で行われます。
- 出場ランナー受付日:2019年11月29日(金)と30日(土)
- マラソン開催日:2019年12月1日(日)
ランナーの受付会場は大阪南港の「インテックス大阪」です。同じ会場で「大阪マラソンEXPO 2019」も開催されます。協賛企業や大阪グルメの屋台が出店するイベントで、こちらはランナーでなくてもだれでも無料で入場できます。
また、大阪マラソンのコースは、今回から変更されました(下図)。
スタートは大阪府庁前で、市街地をめぐったあと、フィニッシュは大阪城公園(天守閣前、極楽橋)となっています。
マラソンコースの3分の2ほどの区間は、地下鉄でアクセスできます。バスはだいたいカバーしています(交通規制があります)。
ランナーの受付手続きやスタート・フィニッシュ地点までの行き帰り、移動しながらの沿道応援には、地下鉄が便利です。
【最寄駅】
◆ランナー受付・EXPO会場「インテックス大阪」
⇒ニュートラム「中ふ頭駅」
◆スタート地点「大阪府庁」
⇒谷町線「谷町四丁目駅」「天満橋駅」、京阪「天満橋駅」
◆フィニッシュ地点「大阪城公園」
⇒谷町線「天満橋駅」「谷町四丁目駅」、京阪「天満橋駅」、長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」、JR環状線「大阪城公園駅」
観光施設などの優待特典付き!
「大阪マラソン2dayパス」には、それを大阪市内で提携している約30か所の施設で提示すると、料金の割引など優待が受けられる特典が付いています。
【優待が受けられる施設の例】
大阪城天守閣、通天閣、梅田スカイビル空中庭園、天王寺動物園、大阪歴史博物館、国立国際美術館、国立文楽劇場、天満天神繁盛亭(寄席)、スパワールド世界の大温泉、大阪水上バス「アクアライナー」など。
※優待特典は「大阪マラソン2dayパス」の利用日のみ有効です。
「大阪マラソン2dayパス」の値段は?
あらためて、「大阪マラソン2dayパス」の値段はこちら。大人用のみの発売です。
大人 | 1,000円 |
2日分の値段なので、1日あたりは500円です。
普段発売されている地下鉄とバスの1日乗車券「エンジョイエコカード」は平日800円、土日祝600円なので、17%~38%安くなっています。
ちなみに、大阪地下鉄の運賃は高めです。例えば、梅田から受付会場の「インテックス大阪」へ往復するだけで560円(梅田駅~中ふ頭駅)かかります。
2日を通して最低4~5回乗り降りするようでしたら「大阪マラソン2dayパス」の方がお得です。
※主な区間の普通運賃(片道)。
地下鉄の運賃幅 | 180円~380円 |
梅田駅~心斎橋駅・難波駅 | 230円 |
梅田駅~天王寺駅 | 280円 |
梅田駅~新大阪駅 | 230円 |
梅田駅~中ふ頭駅 | 280円 |
東梅田駅~天満橋駅 | 180円 |
東梅田駅~谷町四丁目駅 | 230円 |
難波駅~谷町四丁目駅 | 230円 |
難波駅~中ふ頭駅 | 280円 |
大阪シティバス(均一運賃) | 210円 |
地下鉄・バス乗り継ぎ割引 | 地下鉄とバスの運賃合計から100円引き |
「大阪マラソン2dayパス」の発売期間と有効期間
発売期間(買える期間)
「大阪マラソン2dayパス」の発売は下記の期間限定です。
【2019年版】
2019年(令和元年)11月23日~11月30日
有効期間(使える期間)
「大阪マラソン2dayパス」は、上記のように大阪マラソンより早く発売開始ですが、実際に使えるのは下記の期間になります。
【2019年版】
2019年(令和元年)11月29日~12月1日のうちの好きな2日間
※2日間は連続してなくてもOKです。
※始発便から最終便まで乗り放題できます。
「大阪マラソン2dayパス」はどこで買える?(購入方法)
「大阪マラソン2dayパス」は下記の場所で購入できます。
- 大阪地下鉄各駅の駅長室
- 大阪地下鉄の定期券売り場
(梅田、東梅田、難波、天王寺、谷町九丁目、玉出、堺筋本町、京橋、中百舌鳥、平野、弁天町、大正、太子橋今市、ポートタウン東) - 大阪メトロ案内カウンター(新大阪、梅田、なんば)
1日だけでいい場合、通常の1日乗車券(エンジョイエコカード)が駅の券売機で買えます。値段は平日800円、土日祝600円、子供用300円です。
「大阪マラソン2dayパス」公式サイト
「大阪マラソン2dayパス」についての最新情報や運賃の検索は、大阪メトロの公式サイトで確認ください。
「大阪マラソン2dayパス」は、出場ランナーや観客だけでなく、誰でも買える切符です。
大阪マラソンが絡む週末に、遊びや観光、買い物などに地下鉄とバスで出かけるようでしたら、普段は2日用の乗り放題切符(1日あたり500円)は発売されていないので、活用を検討してみては。交通費を節約できるかもしれません。