年末年始は買い物やあいさつ回り、初詣、あるいは行楽で、何かと出かけることが増えますが、そのときに京阪電車を利用する場合は、期間限定発売の「年末年始フリーチケット」という乗り放題できる切符を使うと、電車代を節約できるかもしれません。
ここでは、その「年末年始フリーチケット」(2019年版)がどんな切符なのか、内容や値段、発売期間、購入方法をまとめました。出費も増える時期でもありますので、参考にしてください。⇒終了しました。
「年末年始フリーチケット」の発売は終了しました(2019年1月3日)。
京阪電車「年末年始フリーチケット」ってどんな切符?
京阪電車「年末年始フリーチケット」は年末年始限定で、京阪電車(京阪線)が1日乗り放題(乗り降り自由)で利用できるお得な切符です。
大阪~京都が1日乗り放題!
京阪電車「年末年始フリーチケット」は、大阪と京都を結ぶ京阪線(下図)が1日乗り放題で利用できます。あわせて、八幡市の男山ケーブルも利用できますので、石清水八幡宮への初詣にも便利です。
- 京阪線の全線
- 男山ケーブル(八幡市駅~男山山上)
※大津線(京都~琵琶湖方面)は利用できません。
使える期間は12月29日~1月3日!年越し利用も!
京阪電車「年末年始フリーチケット」(2019年版)は、名前の通り12月29日から1月3日まででの間で好きな1日間使えます。年末も使える点が特徴です。
また、12月31日の利用に限って元日1月1日も使えます。京阪電車(京阪線)や男山ケーブルは大晦日は終夜運転を実施しますので、年越しの利用もできます。
沿線の7社寺で朱印が無料で受けられるなど特典つき!
京阪電車「年末年始フリーチケット」を12月31日~1月3日の間に買うと、「初詣朱印帳」と”2019年おけいはん卓上カレンダー”が当たる「スピードくじ」がもらえます(先着順)。
「初詣朱印帳」は下記の神社やお寺で朱印が無料で受けられます(7か所)
ご朱印無料の社寺 | 最寄駅(アクセス) |
大阪天満宮 | 「京橋駅」下車。JR東西線に乗り換え「大阪天満宮駅」へ。 |
成田山不動尊 | 「香里園駅」下車。徒歩約15分、またはバス。 |
石清水八幡宮 | 「八幡市駅」下車。男山ケーブルに乗り換え。 |
伏見稲荷大社 | 「伏見稲荷駅」下車。徒歩5~6分。 |
八坂神社 | 「祇園四条駅」下車。徒歩約5分。 |
平安神宮 | 「三条駅」「神宮丸太町駅」下車。徒歩約15分。 |
下鴨神社 | 「出町柳駅」下車。徒歩10~12分。 |
京阪電車「年末年始フリーチケット」の値段は?
「年末年始フリーチケット」の値段はこのようになっています。
大人 | 1,300円 |
子供 | 650円 |
この金額がどのくらいお得なのかを、京阪電車の主な区間の普通運賃(大人片道)と比べてみてください。
初乗り運賃(最短区間) | 150円 |
淀屋橋駅・京橋駅~出町柳駅 | 470円 |
淀屋橋駅・京橋駅~三条駅 | 410円 |
淀屋橋駅~宇治駅 | 410円 |
淀屋橋駅・京橋駅~伏見稲荷駅 | 400円 |
淀屋橋駅・京橋駅~八幡市駅 | 370円 |
淀屋橋駅・京橋駅~枚方市駅 | 330円 |
三条駅~八幡市駅 | 330円 |
三条駅~宇治駅 | 330円 |
三条駅~伏見稲荷駅 | 210円 |
三条駅~枚方市駅 | 350円 |
伏見稲荷駅~宇治駅 | 310円 |
伏見稲荷駅~八幡市駅 | 310円 |
男山ケーブル(八幡市駅~男山山上駅) | 200円 |
単純に往復するだけでは元は取れません。利用する区間にもよりますが、往復+途中下車など概ね3~4回は乗り降りするとお得になってきます。買う前にちょっと運賃の計算が必要です。
京阪電車の沿線には有名な神社やお寺が点在していますので、「年末年始フリーチケット」を使うことを前提に初詣を兼ねたお出かけ計画を立ててみるのもいいと思います。
※指定席の「プレミアムカー」はプレミアムカー券を別に買うと利用できます。
阪急電車で大阪~京都の間を移動するなら、年始に使える「阪急阪神ニューイヤーチケット」という1日乗り放題切符があります。神戸、宝塚も行けて1,000円と格安です。
京阪電車「年末年始フリーチケット」の発売期間と有効期間(2019年版)
発売期間(買える期間)
京阪電車「年末年始フリーチケット」は、上述のとおり下記の期間限定の発売です。
有効期間(使える期間)
京阪電車「年末年始フリーチケット」が使える期間は発売期間と同じです。
2018年(平成30年)12月29日~2019年(平成31年)1月3日 の購入した当日1日間
※始発から終電まで使えます。
※12月31日に使う場合に限って1月1日も終電まで使えます。
京阪電車「年末年始フリーチケット」はどこで買える?(購入方法)
京阪電車「年末年始フリーチケット」は、京阪線の各駅で直接買えます(駅員不在の時以外)。ただし、買えるのは利用する(出かける)当日のみ。事前に購入しておくことはできません。
このため、買った後で使わなくなることはほとんどないと思いますが、そういう状況になった場合は、購入当日なら買った駅で払い戻ししてもらえます(手数料300円)。特典の朱印帳なども返さないといけません。
※男山ケーブルと大津線の駅では買えません。
京阪電車「年末年始フリーチケット」公式サイト
京阪電車「年末年始フリーチケット」の最新情報については、京阪電車の公式サイトで確認ください。京阪沿線の初詣案内も分かりやすく掲載されています。
京阪電車の「年末年始フリーチケット」は、お正月向けの切符としては珍しく?12月29日から使えるので、年末のお正月準備の買い出しやあいさつ回りで、あちこち移動するときにも活躍します。
ただ、年始に使う場合もそうですが、「年末年始フリーチケット」がお得になるのは利用する区間と回数によりますので、買う前にざっくりと運賃を計算してみることをおすすめします。京阪電車の公式サイトで簡単に運賃検索ができます。逆に「年末年始フリーチケット」を使う前提で、予定を組んでみるのもいいですね。
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