
こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- 大阪地下鉄(メトロ)とシティーバスが乗り放題できる5種類の1日乗車券をまとめて紹介します。
大阪市内で、地下鉄(大阪メトロ)とバス(大阪シティバス)を、できるだけ安く利用したいとき、乗り放題の1日乗車券に注目するのは、なかなか賢明。
特に地下鉄は、市内のJRや私鉄に比べると運賃が高め。1日に3回ぐらい乗るなら、1日乗車券の方が得になる可能性が高いです。
その1日乗車券にはいくつか種類があります。どれも、高めの運賃の割には値段が格安になっています。
ここでは、大阪の地下鉄とバスが乗り放題できる、お得で使いやすい1日乗車券5種類をピックアップして、それぞれの特徴を紹介します。

目次
【その1】定番の「エンジョイエコカード」
「エンジョイエコカード」は、大阪で定番の1日乗車券です。
この切符は、大阪地下鉄とシティバスの全線が1日乗り放題できます。
大きな特徴はその安すぎる値段。
大人用は平日800円、土休日600円、子供用は全日300円となっていて、
地下鉄の初乗り運賃が180円、バスは210円であることを考えるとかなりお得です。
さらに、市内の観光施設などで「エンジョイエコカード」を提示すると入場料の割引が受けられる特典も付いてます。
- 大阪地下鉄(メトロ)と大阪シティバスの全線が1日乗り放題(乗り降り自由)。
- 値段は大人用平日800円、土休日600円、子供用は全日300円。
- 切符の提示で、市内の観光施設(約30か所)の料金が割引になる特典がついてます。
- 地下鉄各駅の券売機やバスの車内で発売しているので買い求めやすいです。
「エンジョイエコカード」について詳しくはこちら
大阪シティバスだけの乗り放題なら「バス1日乗車券」(大人500円、子供100円)があります。ただし、利用にはスマホが必要です(モバイルチケット)
【その2】観光施設の料金込みで格安「大阪周遊パス」
「大阪周遊パス」は、大阪地下鉄とシティバスのほか、私鉄(近鉄、阪急、阪神、京阪、南海)の市内区間が乗り放題できる観光向けの1日乗車券です。
大きな特徴は、切符そのままで観光施設(市内中心に約40か所)が無料で利用(入場)できることです。
その対象に、あなたの行きたい施設が入っていると、かなりお値打ちです。
また、2日用の用意されています。ただし、2日用では私鉄区間は利用できません。
- 大阪地下鉄とシティバスの、私鉄の市内区間が乗り放題。2日用は大阪地下鉄とシティバスのみ乗り放題です。
- 市内の観光施設など約40カ所が無料で利用できます。
- 提携の施設や飲食店で割引や粗品がもらえるクーポンも付いています。
- 大人用のみの発売で値段は1日用2,800円、2日用3,600円。
- 発売期間は2020年4月1日~2021年3月31日。
- 地下鉄の駅のほか、観光案内所や主要なホテルなどで買えます。
- 阪急・阪神・南海沿線からの「拡大版」、万博エリアを含めた「万博記念公園版」もあります(いずれも1日用)。
「大阪周遊パス」について詳しくはこちら↓
【その3】海遊館に行く時は必見「OSAKA海遊きっぷ」⇒発売中止中
「OSAKA海遊きっぷ」は、大阪の人気水族館「海遊館」の入場券と、大阪地下鉄とシティバスが乗り放題できる一日乗車券がセットになった割引切符です。
切符そのものが入場券になっているので、チケット売り場に並ばずにそのまま入場できます。
また、海遊館以外の観光施設を割引料金で利用できる特典も付いてます。
海遊館へ電車でアクセスする場合は地下鉄大阪港駅が最寄りです。この駅まで地下鉄で往復するだけでも安くつく場合もあります。
- 大阪地下鉄(メトロ)と大阪シティバスの全線が1日乗り放題(乗り降り自由)
- 「海遊館」の入場券付き。そのまま入場&再入場もOK。
- 切符の提示で、市内の観光施設(約30か所)の料金が割引になる特典付き。
- 値段は大人用2,800円、子供用1,400円。ちなみに海遊館の入場料は2,400円(大人)です。
- 発売期間は2020年4月1日~2021月3月31日。
- 地下鉄の駅や観光案内所で買えます。
- 阪急、阪神、近鉄、南海、北急、京阪、能勢電の沿線からの「拡大版」もあります。
「OSAKA海遊きっぷ」について詳しくはこちら↓
【その4】関空からは「ようこそ大阪きっぷ」
「ようこそ大阪きっぷ」は、関西空港から大阪難波までの南海電車の特急「ラピート」と、大阪地下鉄とシティバスの1日乗車券(エンジョイエコカードと同じ内容)がセットになった割引切符です。
関西空港に到着する人で、ラピートで大阪入りしてから、地下鉄・バスの1日乗車券を買うつもりなら、「ようこそ大阪きっぷ」の方が平日で26%、土日祝で18%お得です。
- 関空⇒大阪(難波)間の特急「ラピート」が利用できます(レギュラーシート)。
- 大阪地下鉄(メトロ)と大阪シティバスの全線が1日乗り放題(乗り降り自由)。
- 地下鉄・バス1日乗車券が使えるのは、ラピート利用の当日かその翌日。
- 地下鉄・バス1日乗車券の提示で、市内の観光施設(約30か所)の料金が割引になる特典付き。
- 値段は大人1,690円、子供850円。ちなみにラピートは通常1,450円(特急券+乗車券)です。
- 発売期間は2020年4月1日~2021年3月31日。
- 南海電車の関西空港駅でしか買えません。
「ようこそ大阪きっぷ」について詳しくはこちら↓
【その5】京都まで乗り放題「京阪・大阪メトロ1日フリーチケット」
「京阪・大阪メトロ1日フリーチケット」は、京阪電車(京阪線)と大阪地下鉄、シティバスが乗り放題の1日乗車券です。
大阪から京都までの広い範囲で利用できます。
- 大阪地下鉄(メトロ)と大阪シティバス、京阪電車(京阪線)、石清水八幡宮参道ケーブルの全線が1日乗り放題(乗り降り自由)。
- 沿線の観光施設や社寺で料金の割引など優待が受けられる特典付き。
- 大人用のみの発売で値段は1,600円。
- 発売期間は2020年4月1日~2021年3月31日。
- 大阪地下鉄全駅の駅長室と京阪電車の主要駅で買えます。
「京阪・大阪メトロ1日フリーチケット」について詳しくはこちら↓
大阪地下鉄とシティバスを乗り放題できる1日乗車券をいろいろ紹介しました。
お金のことにはうるさい土地柄だけあって、どの切符もコスパがいいです。
特に地下鉄は市内のJRや私鉄に比べると運賃が高めなので、割安感があります。大阪を巡るときは、使わないともったいないですよ!
その他にも大阪にはいろいろお得な切符がありますので、あわせて参考ください。