「平成」から「令和」に変わる2019年のゴールデンウィークが間もなくですが、最大10連休ということで、出かける予定を立てている人も多いと思います。
その時に南海電車を利用するようでしたら、連休に合わせて「GW南海・泉北フリーチケット」という切符が発売されますので、チェックしてみてください。南海電車と泉北高速の全線が乗り放題で利用できるというものです。
出かけると何かと出費がかさみますが、行先や使い方によっては、この「GW南海・泉北フリーチケット」を使えば、交通費を節約できますよ。ここでは、その内容と値段、購入方法をまとめました。
目次
「GW南海・泉北フリーチケット」ってどんな切符?
GW10連休中の2日間使えます。
「GW南海・泉北フリーチケット」は、2019年のゴールデンウィーク限定の切符です。具体的な使える期間は下記の通りで、このうちの2日間を選んで使えます。
南海電車・泉北高速が乗り放題!
「GW南海・泉北フリーチケット」は、南海電車と泉北高速の全線が、乗り放題(乗り降り自由)で利用できます。図のように大阪から和歌山、高野山におよぶ広い範囲です。
「GW南海・泉北フリーチケット」の有効区間
- 南海電車の全線
- 泉北高速鉄道の全線(中百舌鳥駅~和泉中央駅)
「GW南海・泉北フリーチケット」の値段は?
南海電車の「GW南海・泉北フリーチケット」は、値段は以下のようになっています。
大人用 | 3,200円 |
子供用 | 1,600円 |
これは2日分の金額ですので、1日当たりでは、大人1,600円、子供800円となります。大人の場合、単純に1日で片道800円以上の区間を往復するだけで元が取れます。例えば難波駅からだと、孝子駅より和歌山方面、下吉沢駅より高野山方面と関西空港駅になります。
もちろん、800円未満の駅へでも、乗り降りを繰り返すとお得になります。ただ、短い区間だと損することもありますので、前もってザクッと運賃を計算することをおすすめします(運賃検索は公式サイトで簡単にできます)。
ちなみに、難波駅からの南海電車の主な駅までの普通運賃はこのようになっています。
難波駅~和歌山市駅 | 片道920円 |
難波駅~加太駅 | 片道960円 |
難波駅~みさき公園駅 | 片道790円 |
難波駅~りんくうタウン駅 | 片道760円 |
難波駅~関西空港駅 | 片道920円 |
難波駅~岸和田駅 | 片道490円 |
難波駅~河内長野駅 | 片道550円 |
難波駅~林間田園都市駅 | 片道640円 |
難波駅~橋本駅 | 片道690円 |
難波駅~九度山駅 | 片道790円 |
難波駅~高野山駅 | 片道1,260円 |
難波駅~和泉中央駅 | 片道550円 |
※座席指定の特急電車を利用する場合は別に料金が必要です。
「GW南海・泉北フリーチケット」の発売期間と有効期間
南海電車の「GW南海・泉北フリーチケット」は、発売期間も有効期間も限られています。利用したいときは注意しましょう。
発売期間(買える期間)⇒GW前のみ!
「GW南海・泉北フリーチケット」は、ゴールデンウィーク前までの発売です。連休中は購入できませんので注意してください。
有効期間(使える期間)
※利用日の始発から終電まで乗り放題できます。
「GW南海・泉北フリーチケット」はどこで買える?(購入方法)
「GW南海・泉北フリーチケット」は、基本的に南海電車、泉北高速のすべての駅で購入できます。ただし、駅員が不在の場合は買えません。
「GW南海・泉北フリーチケット」は前売り(事前購入)限定なので、買った後で使わなくなることがあるかもしれません。その場合、有効期限内で未使用であれば、買った駅で払い戻ししてもらえます。その際は手数料が510円かかります。
「GW南海・泉北フリーチケット」公式サイト
「GW南海・泉北フリーチケット」の最新情報については、南海電車の公式サイトで確認ください。
繰り返しになりますが、「GW南海・泉北フリーチケット」はゴールデンウィーク中に買えません。前売り限定です。発売期間も短いですので、買いたいときはお早めに。
大阪地下鉄、近鉄電車でもGW限定の乗り放題切符を発売しています。あわせてチェックしてみてください。
大阪地下鉄(5月4日まで発売)
近鉄(4月26日まで発売)
阪急電車(5月5日まで発売)