
こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- 「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」という切符を使ってアクセスする方法を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
大阪方面から神戸の大型アウトレットモール「マリンピア神戸」へ、電車代をなるべく安く出かけたい…というあなたは、阪神電車の「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」という切符を使うといいですよ。
この切符は、大阪~神戸が乗り放題の1日乗車券ですが、大阪からマリンピア神戸の最寄駅まで往復するだけでも安いです。
マリンピアの行き帰りに、三宮などで途中下車が自由にできる点もメリット。使い方次第で、さらにお得。
ここでは、マリンピア神戸へ安くアクセスする方法として、利用する切符「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」の内容、値段、発売期間、購入方法をまとめました。【2022年版】

「マリンピア神戸」への電車アクセス
アウトレットモールの「マリンピア神戸」は、神戸市西部の明石海峡大橋を一望する海辺に立地しています。南欧の港町をテーマにした開放的な雰囲気で、約130の店舗があります。
「マリンピア神戸」へは、車がなくても電車で便利にアクセスできます。
最寄駅はJR神戸線と山陽電車の「垂水(たるみ)」駅です(駅は同じ場所です。隣同士)。どちらの路線も大阪と直結しています。
垂水駅からマリンピア神戸までは、歩いて10分ほどです。
また、垂水駅西口のバスターミナルから無料のシャトルバスが運行されています。
※JR垂水駅には「快速」が、山陽電車の方には「直通特急」が停車します。新快速は停まりません。
マリンピア神戸の営業時間、休業日やセール、無料シャトルバスの時刻表など最新情報も公式サイトで確認しておきましょう(記事の下方にリンクがあります)。
「マリンピア神戸」の西側は、アジュール舞子という砂浜が広がっています(夏場は海水浴場になります)。
遊歩道があって、明石海峡大橋や淡路島を眺めながら散歩ができます。舞子公園を通って、JR「舞子駅」、山陽電車の「舞子公園駅」へも行けます(約1.5km、徒歩約20分)。
「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」ってどんな切符?
大阪方面から電車で安く「マリンピア神戸」にアクセスしたいときに使える切符が、「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」です。
先にも触れたましたが、マリンピア神戸の最寄り駅「垂水駅」へは、JRと山陽電車の2つの鉄道でアクセスできます。
「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」は、このうちの山陽電車を利用します。山陽電車は阪神電車と大阪~神戸~姫路で直通運転しています。
そして、「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」は、大阪~神戸の間が乗り放題の1日乗車券です。
具体的には、下図の区間で自由に乗り降りできます。
【垂水・舞子1dayチケット(阪神版)の有効区間】
- 阪神電車の全線
- 山陽電車の西代駅~西舞子駅
- 山陽バス(垂水・舞子地区)の全路線(高速バスは除く)
「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」は、単純にマリンピア神戸への往復だけでなく、その行き帰りに、例えば、三宮や元町などで途中下車して、買い物や食事を楽しむという使い方もできます。
逆に、マリンピア神戸だけに使うのは、もったいない気がします。
「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」の値段は?(2022年版)
その「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」の値段はこちら。大人用のみ発売されています・。
大人用 | 1,450円 |
この金額がどれくらいお得なのかを、通常の運賃と比べてみましょう。
阪神電車&山陽電車で、大阪方面から垂水駅までの普通運賃は、次のようになっています。
利用区間 | 普通運賃 |
大阪梅田駅~垂水駅 | 片道770円 往復1,540円 |
大阪難波駅~垂水駅 | 片道860円 往復1,720円 |
西九条駅~垂水駅 | 片道760円 往復1,520円 |
尼崎駅~垂水駅 | 片道740円 往復1,480円 |
このように、垂水駅まで単に往復するだけでも、「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」の方が、梅田から6%、難波から17%安くなります。
参考までに、JRを利用した場合もみておきましょう。
JRの場合 | 普通運賃 |
大阪駅~垂水駅 | 片道810円 往復1,620円 |
JR難波駅~垂水駅 | 片道940円 往復1,880円 |
西九条駅~垂水駅 | 片道810円 往復1,620円 |
尼崎駅~垂水駅 | 片道650円 往復1,300円 |
大阪駅からの場合は、往復するだけでも「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」の方が約10%安くなります。
繰り返しになりますが、「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」は乗り放題切符ですので、このメリットを生かして、途中の駅で乗り降りすればするほど、もっとお得になります。
【参考】阪神電車・山陽電車の主な区間の普通運賃
利用区間 | 普通運賃(片道) |
大阪梅田駅~神戸三宮駅・元町駅 | 320円 |
大阪難波駅~神戸三宮駅・元町駅 | 410円 |
大阪梅田駅~須磨駅 | 660円 |
大阪難波駅~須磨駅 | 750円 |
大阪梅田駅~舞子公園駅 | 840円 |
垂水駅~須磨駅 | 240円 |
垂水駅~神戸三宮駅・元町駅 | 440円 |
垂水駅~甲子園駅 | 720円 |
山陽バス | 一律210円 |
【参考】「マリンピア神戸」へは、JRよりも阪神電車で「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」を使って行く方が安いですが、所要時間は少し長いです。
JR(大阪駅~垂水駅) | 快速/新快速&普通 | 約50分 |
阪神電車(大阪梅田駅~垂水駅) | 直通特急 | 約60分 |
「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」の発売期間と有効期間は?(2022年版)
発売期間(買える期間)
「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」は、1年を通して発売されています。「マリンピア神戸」に行くときはいつでも買えます。
【2022年版】
2022年(令和4年)4月1日〜2023年(令和5年)3月31日
有効期間(使える期間)
【2022年版】
2022年(令和4年)4月1日〜2023年(令和5年)4月30日のうちの好きな1日間。
※利用当日は、始発から終電まで乗り放題できます。
「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」はどこで買える?(購入方法)
「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」は発売期間中、阪神電車、山陽電車の駅などで購入できます。
「マリンピア神戸」に出かける当日に買えますし、事前に買っておくこともできます。事前購入した場合は、有効期限(4月末)に注意してください。
※買ったあとで不要になった場合は、未使用で有効期間内でしたら、発売場所で払い戻ししてもらえます(手数料300円がかかります)。
大阪で買えるところ
- 大阪梅田駅の駅長室(改札口脇)
- 大阪難波駅の東特急券売り場
大阪以外で買えるところ
- 阪神電車の尼崎・甲子園・御影・神戸三宮・新開地の各駅長室
- 阪神電車サービスセンター(神戸三宮駅西口)
- 山陽電車の垂水〜西舞子の各駅券売機
- 山陽バスの車内
- 山陽バス定期券発売所(垂水・舞子・名谷)など
「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」公式サイト
「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」の最新情報については、阪神電車の公式サイトで確認ください。
出かける前に「マリンピア神戸」のセール情報や最新の営業状況を確認しておきましょう。
「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」は値段の安さはもちろんですが、やはり乗り放題(乗り降り自由)も魅力です。
せっかく「マリンピア神戸」まで行くのなら、単に往復するだけではもったいない!「垂水・舞子1dayチケット」で、途中下車も楽しんでみてください。
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