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この記事の内容
- 山陽電車の「マリンピア神戸きっぷ」を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
大型のアウトレットモール「マリンピア神戸」へ、できるだけ交通費を安く出かけたいというあなたに、山陽電車の「マリンピア神戸きっぷ」という切符を紹介します。
アウトレットへは、安くていい買い物をしに行くのに、そこまでの交通費が高いと何をやってるのかわからなくなりますよね。
この切符は、マリンピア神戸の最寄駅「垂水駅」までの往復乗車券と買い物券がセットになったもので、通常より2~4割ほどお得になります。
ここでは、「マリンピア神戸きっぷ」の内容や値段、発売期間、購入方法をまとめました。【2022年版】

「マリンピア神戸きっぷ」(2022年春夏版)の発売は終了しました(8月14日)。
神戸方面のお得な切符
山陽電車「マリンピア神戸きっぷ」ってどんな切符?
「マリンピア神戸きっぷ」は、マリンピア神戸の最寄駅までアクセスする山陽電車の往復と、買物券がセットになった割引切符です。
1年のうち2回、期間限定で発売されます。
【セット1】最寄駅までの往復乗車券
マリンピア神戸へ電車でアクセスする場合の最寄駅は、JR神戸線と山陽電車の「垂水(たるみ)駅」です。
「マリンピア神戸きっぷ」では、このうちの山陽電車を往復利用します。大阪方面から阪神電車の特急も直通しています。
「マリンピア神戸きっぷ」は、神戸市内や明石・姫路方面の山陽電車の駅から「垂水駅」まで、行き用と帰り用の切符が1枚ずつセットになっています。
上図の発売区間外からの場合については後述します。
なお、「マリンピア神戸きっぷ」は乗り放題(乗り降り自由)ではありません。途中の駅で下車する(駅の改札から出る)と、残りの区間は無効になるので注意してください。
垂水駅からマリンピア神戸までは、無料のシャトルバスが運行されています(垂水駅西口のバスターミナルから)。バスに乗らなくても、歩ける距離です(10分ほど)。
マリンピア神戸へは、車がなくても、電車で便利にアクセスできる行きやすいアウトレットです。
※マリンピア神戸の営業時間や無料シャトルバスの運行状況、セール期間など最新情報は公式サイトで確認ください(記事の最後にリンクがあります)。
【セット2】「マリンピア神戸」の買物券1,000円分
「マリンピア神戸きっぷ」には、マリンピア神戸で使える1,000円分の買物券が付いています。
実際は、買物券”引換券”なので、マリンピア神戸に到着してから、総合案内所に寄って買物券の現物と交換します。
買物券への引き換えは「マリンピア神戸きっぷ」を買ったその日のうちにしかできません(20時まで)。
ちなみに、交換した商品券は、その日に使わなくても構いません。有効期間は長いです(後述します)。
山陽電車「マリンピア神戸きっぷ」の値段は?(2022年版)
「マリンピア神戸きっぷ」は、山陽電車の駅からのみの発売で、値段はこのようになっています。大人用のみの発売です。
発着駅 | 発売金額 |
西代駅〜須磨駅~明石駅~中八木駅 | 1,100円 |
江井ケ島駅〜高砂駅~大塩駅 | 1,400円 |
的形駅〜姫路駅、西飾磨駅〜網干駅 | 1,650円 |
例えば、「西代駅~中八木駅」の区間にある駅から利用する場合、「マリンピア神戸きっぷ」の値段は1,100円です。
このなかに1,000円の買物券分が含まれていますので、実質の電車代は往復で100円!
また、西代駅~垂水駅の普通運賃は片道300円(往復600円)です。買物券を入れて通常は1,600円するところ、「マリンピア神戸きっぷ」で31%割引になります。
【三宮や大阪方面からは「西代駅」で途中下車して購入】
このようにめちゃくちゃお得な「マリンピア神戸きっぷ」ですが、残念ながら、山陽電車の駅以外、例えば三宮や大阪からは買えません。
これらの方面から、阪急電車や阪神電車で行く場合は、ちょっと面倒ですが、行く途中の「西代(にしだい)駅」で一度下車して、券売機で「マリンピア神戸きっぷ」を買ってください。
西代駅までの往復の電車代と、途中下車する手間がかかりますが、それでもマリンピア神戸まで、通常より安く行って帰ってこられます。
※西代駅へは三宮、大阪方面から阪神電車と阪急電車で行けます(阪神電車は直通、阪急電車からは新開地駅で乗り換え)。
※「マリンピア神戸きっぷ」は西代駅の券売機で買えますので、手間は少ないです。
※マリンピアからの帰りは、西代駅で下車せずに、目的地の駅まで乗り通して、「乗り越し精算」してください。
主な駅から「西代駅」までの普通運賃
乗車駅 | 普通運賃(往復) |
阪急/阪神神戸三宮駅 | 150円(300円) |
阪急/阪神大阪梅田駅 | 470円(940円) |
阪神大阪難波駅 | 560円(1,120円) |
阪急宝塚駅 | 430円(860円) |
阪神西宮駅 | 420円(840円) |
山陽電車「マリンピア神戸きっぷ」はどのくらいお得?
「マリンピア神戸きっぷ」を使った場合、使わない場合とを比べて、どれくらいお得なのかをみてみましょう。
大阪から約20%、三宮から26%、姫路から36%も割引!
主な駅からの比較はこのようになります。
「マリンピア神戸きっぷ」で、発売区間内(山陽電車の駅から)はもちろん、区間外の三宮や大阪からでも2~3割もお得になります。
乗車駅 | 垂水往復運賃 | 買い物券 | 通常合計 | マリンピアきっぷ |
神戸三宮駅※ | 880円 | 1,000円 | 1,880円 | 1,400円 26%割引 |
大阪梅田駅※ | 1,540円 | 1,000円 | 2,540円 | 2,040円 20%割引 |
大阪難波駅※ | 1,720円 | 1,000円 | 2,720円 | 2,220円 18%割引 |
西代駅 | 600円 | 1,000円 | 1,600円 | 1,100円 31%割引 |
明石駅 | 480円 | 1,000円 | 1,480円 | 1,100円 26%割引 |
高砂駅 | 1,260円 | 1,000円 | 2,260円 | 1,400円 38%割引 |
姫路駅 | 1,560円 | 1,000円 | 2,560円 | 1,650円 36%割引 |
※神戸三宮駅、大阪(梅田・難波)駅の「マリンピアきっぷ」の値段は、西代駅までの往復の普通運賃+マリンピアきっぷ(1,100円)の合計です。
JRよりも三宮から14%、姫路からだと35%もお得!
三宮や大阪、姫路から「マリンピア神戸」へ行く際、JRを利用する人も多いですが、下の表のとおり山陽電車「マリンピア神戸きっぷ」の方が安くなります。
乗車駅 | 垂水往復運賃 | 買い物券 | 通常合計 | マリンピアきっぷ |
JR三ノ宮駅 | 620円 | 1,000円 | 1,620円 | 1,400円 14%割引 |
JR大阪駅 | 1,620円 | 1,000円 | 2,620円 | 2,040円 22%割引 |
JR明石駅 | 360円 | 1,000円 | 1,360円 | 1,100円 19%割引 |
JR姫路駅 | 1,540円 | 1,000円 | 2,540円 | 1,650円 35%割引 |
※三ノ宮駅、大阪駅の「マリンピアきっぷ」の値段は阪急・阪神神戸三宮駅、大阪梅田駅から西代駅までの往復の普通運賃+マリンピアきっぷ(1,100円)の合計です。
「マリンピア神戸きっぷ」は発売期間と有効期間は?(2022年版)
発売期間(買える期間)
「マリンピア神戸きっぷ」は下記の期間限定の発売です。
2022年(令和4年)3月5日〜8月14日
有効期間(使える期間)
2022年(令和4年)3月5日〜8月14日
乗車券、買物券引換券ともに使えるのは購入した当日のみです。
※「マリンピア神戸きっぷ」は、前もって買っておくことはできません。
山陽電車「マリンピア神戸きっぷ」はどこで買える?(購入方法)
「マリンピア神戸きっぷ」は、垂水駅以外の山陽電車のすべての駅券売機で購入できます。
山陽電車「マリンピア神戸きっぷ」公式サイト
「マリンピア神戸きっぷ」についての最新情報は、山陽電車の公式サイトで確認ください。
マリンピア神戸の営業時間やセールなど最新情報も公式サイトで確認しておきましょう。
マリンピア神戸に行くと1,000円ぐらいは使うはずなので、電車で出かけるときには、この買物券つきの「マリンピアきっぷ」はお値打ちです。三宮や大阪方面からも西代駅でわざわざ途中下車して買う値打ちもあります。
ちなみに、大阪方面からマリンピア神戸のついでに、三宮や元町、甲子園などにも立ち寄りたいときは、阪神電車と山陽電車が1日乗り放題の「垂水・舞子1dayチケット(阪神版)」という切符がおすすすめです。買物券は付いていませんが、交通費の節約が期待できます。こちらは、年中発売です。
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