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【悲報】関西JRの回数券廃止!期限はいつ?代りのポイント割引は得?

JR回数券の買い方

お悩み中
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JR西日本の回数券が廃止されるってホンマ?いつまで使えるの?そのあと、お得に乗れる方法はあるの?

こんな疑問にお答えします。

この記事の内容

  • JRで廃止される対象の回数券とその時期について。
  • 拡充されるICOCA・PiTaPa割引サービスの内容、回数券との比較。

JR西日本は、ICOCA(イコカ)導入済みの区間で、回数券(普通回数券)を発売終了すると発表しました(2021年3月31日)。

これによって、関西ほぼ全域で、JRの回数券は事実上「廃止」。金券ショップのバラ売りもなくなります。びえん。

代わりに、ICOCAのポイントサービス、PiTaPaの割引サービスが拡充されますが、回数券に比べるとサービス低下は否めません。

ここでは、JR回数券の廃止時期(発売終了、使用期限)と、拡充されるICOCA、PiTaPaのサービスについて、回数券との比較と損得を、まとめました。

この記事では、JR回数券の廃止とICOCA・PiTaPaの割引サービスについて、ひと通り知ることができます。
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廃止になる回数券と終了日・使用期限

JR西日本、回数券廃止日(発売終了日、使用期限)

廃止対象の回数券

今回、JR西日本で発売が終了する回数券は「普通回数券」です。10回分の値段で11回乗れる(一部は9回分で11回)という、一番身近なもの。

ただ、JR西日本の全域で一斉に終了するのではなくて、ICカードのICOCA(イコカ)が導入されている区間が対象になります(下図)。

とはいえ、関西では、ほとんどの区間が廃止の対象です。

JR西日本の回数券が廃止される路線・区間

なお、廃止対象区間でも、身体障害者用、知的障害者用、通学用(放送大学用、通信高校用)の割引普通回数券、新幹線経由やJR他社とまたがる区間の普通回数券は、発売が継続されます。

※今後、現在ICOCA未導入の区間が対応化されると、その区間の回数券は発売終了していきます。

回数券の発売終了日と使用期限

では、今回の対象区間で、いつ回数券の廃止されるかということですが、まず発売の終了日はこちら。

発売終了日:2021年(令和3年)9月30日

逆に言うと、この日の営業終了時間まで、回数券は買えます。

そして、使える期限ですが、回数券は、買った日から3か月間有効。購入した回数券は、有効期限まで普通に使えます。

最終的に、発売最終日に買った回数券の使用期限は、12月29日(終電まで)。これにて、回数券は廃止となります。

回数券の代わり?のICOCA/PiTaPa割引サービスとは?

回数券を廃止する代わりということなんでしょうか、その時期を同じくして、現行のICOCA、PiTaPaを使った運賃割引サービスが拡充されます。

割引サービスの内容・実施時期

拡充される割引サービスは、「利用回数ポイント/利用回数割引」というもので、現在は、ICOCA、またはPiTaPaで、毎月1日~末日の間に、JRの同じ運賃区間を11回以上利用すると、それ以降1回ごとに、運賃が10%割引されます(ICOCAではポイント還元)。

例えば、1ヶ月に、160円区間を5回、210円区間を8回、310円区間を15回、640円区間を2回乗ったとすると、310円区間の11回目~15回目の運賃が10%割引されます。

あくまで同じ運賃区間でカウントしますので、利用駅は関係ありません。

回数券の廃止後、この割引率(ポイント還元率)が、15%に引き上げられます。

実施日:2021年(令和3年)10月1日利用分から

ICOCAの利用 利用回数ポイント:現在10%還元⇒15%還元
PiTaPaの利用 利用回数割引:現在10%割引⇒15%割引

ICOCAの場合

ICOCAポイントサービスとは?利用方法、貯め方

ICOCAの場合は、ポイント還元のかたちで割引されます。

毎月1日~末日のJRを利用した回数を、運賃ごとにカウントします。そして、対象の利用にはポイント付与されて、翌月の6日ごろに還元されます。

還元されたポイントは、ICOCAにチャージすることで、1ポイント=1円として、JRの利用や提携店での買い物に使えます。

なお、ポイント還元を受けるには、最初に「ICOCAポイントサービス」の利用登録が必要になります。登録は、駅の券売機で簡単にできます(無料)。

ICOCAは、どんな種類のものでも使えます。持ってなければ、駅ですぐに買えます(保証金500円)

【参考記事】

PiTaPaの場合

PiTaPaの場合は、下図の路線・区間の利用が割引対象になります。特に事前登録などの手続きはありません。

JRのPiTaPa運賃割引サービス実施範囲

この範囲で、PiTaPaでJRを利用すると、運賃は「ポストペイ」(後日請求、後払い)になります。

毎月1日~末日の利用分全体から、対象の割引分を差し引いて、後日請求の上、指定の金融機関口座から引き落されます。

PiTaPaはどんな種類のものでも構いません。他社で定期券として使っていたり、割引サービスに登録しているものでも大丈夫です。

※PiTaPaは、駅では買えません。入会申し込みが必要です(詳しくは公式サイトへ)。

【参考記事】

回数券とICOCA/PiTaPa割引サービスの比較・損得

JR回数券とICOCA/PiTaPa割引サービスの比較・損得

回数券より全体的にサービス低下(改悪)

回数券と、ICOCA/PiTaPa割引サービスは、仕組みや性質から全く違いますが、あえて利用面での違いをまとめると、こんな感じです。

普通回数券 ICOCA・PiTaPa
「利用回数ポイント/割引」
使える人 誰でも。複数人で分けて使ったり、人に譲ったりも可能。 カードを持っている人だけ(PiTaPaは名義本人限定)。
割引対象区間 駅間固定(A駅~C駅) 同じ運賃区間(○○円区間)
割引回・割引率 1回目の利用から9.1%割引 11回目の利用から15%割引
有効期間/集計期間 購入日から3か月間 毎月1日~末日の1か月間

回数券は、1回目(1枚目)の利用から割引の恩恵を受けられました。そして、3か月かけて11回を使い切ればいいので、時々しか利用しない人にも、メリットがありました。

一方、ICOCA・PiTaPaの方は、割引率は高いですが、1回目から10回目までの利用には割引はありません。11回目からはじめて割引が適用されます。

それも、1ヶ月中にという制限つきです。つまり、月に11回以上利用しないとメリットはありません。月が変われば、回数ゼロから再カウントです。

このように、ICOCA/PiTaPa割引サービスは、回数券の代わりにはなりません。

JR西日本では、今回の回数券廃止とセットのICOCA/PiTaPa割引サービスの拡充は、

新たなライフスタイルにおける鉄道利用を提案し、ICOCA を中心として利便性と快適性の向上に取り組んでいます。この取組みをさらに推進するため

としていますが、実際のところは、回数券に比べると、利便性も快適性も含めて、全体にサービス向上ではなく、低下(改悪)だと感じざるを得ません。

月2週間以上で回数券より得な場合も

ただし、今回のICOCA・PiTaPa割引サービス(利用回数ポイント/割引)の拡充で、回数券よりお得になる場合もあります。

それは、ひと月にJRを頻繁に利用する、具体的には、同じ区間を27回以上(1日1往復で13.5日≒2週間)乗るなら、ICOCA・PiTaPaの割引サービスが安くなります。

通勤などで、毎月それなりの回数を利用するけど、定期券を買うほどではないという人には向いています。

【例】片道310円区間の場合

普通回数券 ICOCA・PiTaPa(15%割引)
回数券(11回分)の値段 3,100円
1回あたり運賃 281円 1回目~310円、11回目~264円
1~11回目 3,100円 (1~10回目)3,100円
(11回目)264円
12~22回目 3,100円 2,904円(264円×11回)
(1~22回目合計) (6,200円) (6,268円)
23回目累計 6,481円 6,532円
24回目累計 6,762円 6,796円
25回目累計 7,043円 7,060円
26回目累計 7,324円 7,324円
通勤1ヶ月定期 9,240円 ※電車特定区間の場合
通学1ヶ月定期【大学】 7,040円

なお、京阪神地区の一部に設定されている、回数券(11回分)が9回分の値段で発売されている「特定区間」では、上記のことは当てはまりません。

回数券の特定区間についてはこちら。

「特定区間」の回数券は、割引率が18.3%と、ICOCA・PiTaPaの15%より高いので、何回乗っても、回数券の方がお得です。

ICOCA・PiTaPaには「時間帯指定ポイント/割引」も(京阪神地区限定)

京阪神地区(下図の区間)では、「時間帯指定ポイント/割引」というICOCA・PiTaPaの割引サービスもあります。

「時間帯指定ポイント/割引」ICOCA・PiTaPaの割引サービス対象区間

下記の時間帯に、指定区間を1か月間に4回以上利用すると、4回目から1回ごとに運賃が30%、または50%割引になるというものです。

  • 平日:10:00~17:00
  • 土日祝:終日(始発から終電まで)

利用が制限されますが、その分、割引率がかなり高いので、特定区間でも回数券よりお得な場合があります。

時差通勤などで、うまく時間帯が合わせられるようでしたら、回数券廃止後のJR代の節約に有効です。

【参考】こちらの記事にまとめています。

まとめ

JR西日本は、関西地区を含む、ICOCA導入区間の普通回数券を、2021年9月末で発売終了します。

これまで、回数券を普段よく使っていた人は、9月30日に余らない程度に「買い溜め」しておきましょう。

回数券は、駅の券売機や「みどりの窓口」で買えます。一部の券売機をのぞいて、クレジットカードで支払えます。

なお、JRの回数券は「A駅~C駅」という区間式です。この回数券は、A駅かC駅でしか買えませんので注意してください。

10月1日以降は、ICOCA・PiTaPaを使った割引サービス(利用回数ポイント/割引)の割引率が上げられますが、月に2週間以上利用する場合を除いて、回数券の代わりになるほど、お得ではありません。

多くの回数券利用者にとっては(金券ショップのバラ売り購入者にも)、サービス低下、実質的な値上げとなります。



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