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JR西日本の回数券廃止!使用期限はいつ?代りのICOCAポイント割引は得?

JR回数券の買い方 ICカード(ICOCA・PiTaPa)
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JR西日本の回数券が廃止されるってホンマ?いつまで使えるの?そのあと、お得に乗れる方法はあるの?

 

こんな疑問にお答えします。

 

この記事の内容

  • JRで廃止される対象の回数券とその時期について。
  • 拡充されるICOCA・PiTaPa割引サービスの内容、回数券との比較。

 

JR西日本は、全路線で回数券(普通回数券)を発売終了すると発表しました(2022年6月28日)。

 

これによって、関西地区でもJRの回数券は事実上「廃止」。金券ショップのバラ売りも完全になくなります。

 

回数券の代わりになる電車代節約術は、ICOCAのポイントサービス、PiTaPaの割引サービスになりますが、サービス低下は否めません。

 

ここでは、JR回数券の廃止時期(発売終了、使用期限)と、拡充されるICOCA、PiTaPaのサービスについて、回数券との比較と損得を、まとめました。

 

この記事では、JR回数券の廃止とICOCA・PiTaPaの割引サービスについて、ひと通り知ることができます。
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JR西日本の廃止になる回数券と終了日・使用期限

 

JR西日本、回数券廃止日(発売終了日、使用期限)はいつ?

 

廃止対象の回数券

 

今回、JR西日本で発売が終了する回数券は「普通回数券」です。10回分の値段で11回乗れる(一部は9回分で11回)という、一番身近なもの。

 

2021年9月30日で、ICカードのICOCA(イコカ)が導入されている区間の回数券が発売終了=廃止になりましたが、今度はJR西日本の全路線が対象です。つまり「全廃」。

JR西日本の回数券廃止時期はいつ?

 

なお、ICOCA区間でも、新幹線経由やJR他社とまたがる普通回数券は、発売が継続されていましたが、これらも廃止されます。

 

ただ、身体障害者用、知的障害者用、通学用(放送大学用、通信高校用)の割引普通回数券は残ります。

 

新幹線経由の普通回数券とは?

区間の一部に新幹線を組み込んだ回数券です。実際には通しで在来線にも乗れます。例えば、「大阪駅~京都駅」「姫路駅~三ノ宮駅」といった区間の回数券が買えます(2022年9月30日まで)。

 

JR西日本回数券の発売終了日と使用期限

 

では、いつ回数券の廃止されるかということですが、まず発売の終了日はこちら。

 

発売終了日:2022年(令和4年)9月30日

 

逆に言うと、この日の営業終了時間まで、回数券は買えます。

 

そして、使える期限ですが、回数券は、買った日から3か月間有効。購入した回数券は、有効期限まで普通に使えます。

 

最終的に、発売最終日に買った回数券の使用期限は、12月29日(終電まで)。これにて、回数券は廃止となります。

 

回数券の代わりのICOCA/PiTaPa割引サービスとは?

 

回数券の代わりは、ICカードのICOCAやPiTaPaを使った運賃割引サービスしかありません。

 

ICOCA、PiTaPaの運賃割引サービスの内容

 

拡充される割引サービスは、「利用回数ポイント/利用回数割引」というもので、現在は、ICOCA、またはPiTaPaで、毎月1日~末日の間に、JRの同じ運賃区間を11回以上利用すると、それ以降1回ごとに、運賃が15%割引されます(ICOCAではポイント還元)。

 

例えば、1ヶ月に、160円区間を5回、210円区間を8回、310円区間を15回、640円区間を2回乗ったとすると、310円区間の11回目~15回目の運賃が15%割引されます。

 

あくまで同じ運賃区間でカウントしますので、利用駅は関係ありません。

 

ICOCAポイントサービス

 

回数券代わりのICOCAポイントサービスとは?利用方法、貯め方

 

ICOCAの場合は、ポイント還元のかたちで割引されます。

 

毎月1日~末日のJRを利用した回数を、運賃ごとにカウントします。そして、対象の利用にはポイント付与されて、翌月の6日ごろに還元されます。

 

還元されたポイントは、ICOCAにチャージすることで、1ポイント=1円として、JRの利用や提携店での買い物に使えます。

 

なお、ポイント還元を受けるには、最初に「ICOCAポイントサービス」の利用登録が必要になります。登録は、駅の券売機で簡単にできます(無料)。

 

ICOCAは、どんな種類のものでも使えます。持ってなければ、駅ですぐに買えます(保証金500円)

 

 

PiTaPa運賃割引サービス

 

PiTaPaの場合は、下図の路線・区間の利用が割引対象になります。特に事前登録などの手続きはありません。

 

回数券代わりのJRのPiTaPa運賃割引サービス実施範囲

 

この範囲で、PiTaPaでJRを利用すると、運賃は「ポストペイ」(後日請求、後払い)になります。

 

毎月1日~末日の利用分全体から、対象の割引分を差し引いて、後日請求の上、指定の金融機関口座から引き落されます。

 

PiTaPaはどんな種類のものでも構いません。他社で定期券として使っていたり、割引サービスに登録しているものでも大丈夫です。

 

※PiTaPaは、駅では買えません。入会申し込みが必要です(詳しくは公式サイトへ)。

 

 

回数券とICOCA/PiTaPa割引サービスの比較・損得

 

JR回数券とICOCA/PiTaPa割引サービスの比較・損得

 

回数券より全体的にサービス低下(改悪)

 

回数券と、ICOCA/PiTaPa割引サービスは、仕組みや性質から全く違いますが、あえて利用面での違いをまとめると、こんな感じです。

 

普通回数券 ICOCA・PiTaPa
「利用回数ポイント/割引」
使える人 誰でも。複数人で分けて使ったり、人に譲ったりも可能。 カードを持っている人だけ(PiTaPaは名義本人限定)。
割引対象区間 駅間固定(A駅~C駅) 同じ運賃区間(○○円区間)
割引回・割引率 1回目の利用から9.1%割引 11回目の利用から15%割引
有効期間/集計期間 購入日から3か月間 毎月1日~末日の1か月間

 

回数券は、1回目(1枚目)の利用から割引の恩恵を受けられました。そして、3か月かけて11回を使い切ればいいので、時々しか利用しない人にも、メリットがありました。

 

一方、ICOCA・PiTaPaの方は、割引率は高いですが、1回目から10回目までの利用には割引はありません。11回目からはじめて割引が適用されます。

 

それも、1ヶ月中にという制限つきです。つまり、月に11回以上利用しないとメリットはありません。月が変われば、回数ゼロから再カウントです。

 

このように、ICOCA/PiTaPa割引サービスは、回数券の代わりにはなりません。

 

JR西日本では、今回の回数券廃止とセットのICOCA/PiTaPa割引サービスの拡充は、

 

新たなライフスタイルにおける鉄道利用を提案し、ICOCA を中心として利便性と快適性の向上に取り組んでいます。この取組みをさらに推進するため

 

としていますが、実際のところは、回数券に比べると、利便性も快適性も含めて、全体にサービス向上ではなく、低下(改悪)だと感じざるを得ません。

 

月2週間以上で回数券より得な場合も

 

ただし、今回のICOCA・PiTaPa割引サービス(利用回数ポイント/割引)の拡充で、回数券よりお得になる場合もあります。

 

それは、ひと月にJRを頻繁に利用する、具体的には、同じ区間を27回以上(1日1往復で13.5日≒2週間)乗るなら、ICOCA・PiTaPaの割引サービスが安くなります。

 

通勤などで、毎月それなりの回数を利用するけど、定期券を買うほどではないという人には向いています。

 

【例】片道310円区間の場合

普通回数券 ICOCA・PiTaPa(15%割引)
回数券(11回分)の値段 3,100円
1回あたり運賃 281円 1回目~310円、11回目~264円
1~11回目 3,100円 (1~10回目)3,100円
(11回目)264円
12~22回目 3,100円 2,904円(264円×11回)
(1~22回目合計) (6,200円) (6,268円)
23回目累計 6,481円 6,532円
24回目累計 6,762円 6,796円
25回目累計 7,043円 7,060円
26回目累計 7,324円 7,324円
通勤1ヶ月定期 9,240円 ※電車特定区間の場合
通学1ヶ月定期【大学】 7,040円

 

なお、京阪神地区の一部に設定されている、回数券(11回分)が9回分の値段で発売されている「特定区間」では、上記のことは当てはまりません。

 

回数券の特定区間についてはこちら。

 

「特定区間」の回数券は、割引率が18.3%と、ICOCA・PiTaPaの15%より高いので、何回乗っても、回数券の方がお得です。

 

ICOCA・PiTaPaには「時間帯指定ポイント/割引」も(京阪神地区限定)

 

京阪神地区(下図の区間)では、「時間帯指定ポイント/割引」というICOCA・PiTaPaの割引サービスもあります。

 

「時間帯指定ポイント/割引」ICOCA・PiTaPaの割引サービス対象区間

 

下記の時間帯に、指定区間を1か月間に4回以上利用すると、4回目から1回ごとに運賃が30%、または50%割引になるというものです。

 

  • 平日:10:00~17:00
  • 土日祝:終日(始発から終電まで)

 

利用が制限されますが、その分、割引率がかなり高いので、特定区間でも回数券よりお得な場合があります。

 

時差通勤などで、うまく時間帯が合わせられるようでしたら、回数券廃止後のJR代の節約に有効です。

 

まとめ:JR西日本の普通回数券廃止

 

JR西日本の回数券廃止はいつ?使用期限は

 

JR西日本は、関西地区を含む全路線の普通回数券を、2022年9月末で発売終了します。

 

今現在、回数券を普段使っている人は、9月30日に年内に使い切れる分を「買い溜め」しておきましょう。駅の「みどりの窓口」で買えます。

 

なお、JRの回数券は「A駅~C駅」という区間式です。この回数券は、A駅かC駅でしか買えませんので注意してください。

 

10月1日以降は、ICOCAやPiTaPaを使った割引サービス(利用回数ポイント/割引)が、唯一の身近なJR代節約術になります。

 

回数券ほど、誰にもお得ではありませんが、あなたの利用状況にあわせて、活用を検討してみてください。

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