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長浜~直江津で北陸のJR&4社が格安1日乗り放題【土日祝限定】

JR
お悩み中
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北陸地区で、できるだけ安く鉄道で移動できる切符や方法があれば知りたい。

 

こんな疑問にお答えします。

 

【この記事の内容】

  • JRの「北陸おでかけパス」という1日乗車券を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。

 

福井や金沢、富山など北陸地区を、鉄道を使った節約旅行を検討中のあなたは、JRの「北陸おでかけパス」という切符をチェックしてみてください。

 

滋賀県の長浜から新潟県の直江津まで、土日祝限定ですが、JRと他社(4社)を乗り放題できる格安の1日乗車券です。

 

北陸地区の大部分はJRではないので、「青春18きっぷ」や「秋の乗り放題パス」など安い切符使えず不便ですが、「北陸おでかけパス」はその代わりになります。

 

ここでは「北陸おでかけパス」の内容、値段、発売期間、購入方法についてまとめました。

 

この記事で、「北陸おでかけパス」のことをひと通り知ることができます。
まあちん
まあちん

 

JR「北陸おでかけパス」の発売は終了しました(2023年3月23日)。





「北陸おでかけパス」ってどんな切符?

 

北陸地区の5社で1日乗り放題

 

「北陸おでかけパス」は、北陸地区の指定区間で、普通列車、快速列車を1日乗り放題できます(乗り降り自由)。

 

具体的な有効区間は下図のとおりです。滋賀県の長浜駅~新潟県の直江津駅を中心としたJR西日本と4つの鉄道会社の路線になります。

 

JR「北陸おでかけパス」は福井、金沢、富山、新潟で1日乗り放題

 

青春18きっぷ」や「秋の乗り放題パス」など多くのJRの切符は、JR以外の会社で利用できません。「北陸おでかけパス」は、5社をまたいで乗り放題できる数少ないお得な切符です。

 

鉄道会社 有効区間(1日乗り放題)
JR西日本
  • 北陸線(長浜駅~敦賀駅~金沢駅)
  • 小浜線(敦賀駅~青郷駅)
  • 九頭竜線(越前花堂駅~九頭竜湖駅)
  • 七尾線(津幡駅~七尾駅)
  • 氷見線(高岡駅~氷見駅)
  • 城端線(高岡駅~城端駅)
  • 高山線(富山駅~猪谷駅)
  • 大糸線(糸魚川駅~中土駅)
IRいしかわ鉄道
あいの風とやま鉄道
えちごトキめき鉄道
のと鉄道

 

繰り返しになりますが、「北陸おでかけパス」で利用できるのは、普通列車と快速列車です(普通の乗車券だけで乗れる列車)。

 

特急列車、観光列車、「あいの風ライナー」など、特急券や座席指定券が別に必要な列車は、それらを追加で購入すれば利用できます。

 

ただし、次の列車には、追加料金を払っても利用できません。もし乗りたいときは、乗車券から買う必要があります。

 

  • 北陸新幹線
  • のと鉄道「のと里山里海号」
  • あいの風とやま鉄道「一万三千尺物語」
  • えちごトキめき鉄道「えちごトキめきリゾート雪月花」

 

利用は土日祝限定

 

「北陸おでかけパス」は、土曜日、日曜日、祝日の1日しか使えません。この切符の注意点です。

 

1人から利用OK

 

「北陸おでかけパス」は、1人から使えます。子供だけの利用も大丈夫です。

 

「北陸おでかけパス」の値段は?

 

「北陸おでかけパス」の値段は次の通りです。

 

大人 2,580円
子供 1,030円

 

参考のために、主な区間の普通運賃や、1日乗車券の値段を挙げてみました。元は取りやすいと思います。

 

長浜駅~直江津駅 6,860円
長浜駅~金沢駅 3,080円
金沢駅~直江津駅 3,780円
富山駅~直江津駅 2,440円
富山駅~高岡駅 370円
金沢駅~富山駅 1,240円
金沢駅~高岡駅 840円
金沢駅~和倉温泉駅 1,410円
福井駅~金沢駅 1,340円
福井駅~富山駅 2,580円
IRいしかわ一日フリーきっぷ(土日祝限定) 500円
IR・あいの風1日フリーきっぷ(土日祝限定) 2,000円
あいの風1日フリーきっぷ(土日祝限定)  1,500円
ホリデーツアーパス(土日祝限定)えちごトキめき鉄道 3,000円
トキ鉄18きっぷ 1,000円

 

鉄道会社をまたぐと、運賃は割高になります。「北陸おでかけパス」は、特に中距離以上の利用だと、区間によっては、途中で乗り降りしなくても、単純に往復や片道通過するだけ元が取れます。

 

長浜駅~直江津駅や、金沢駅~直江津駅を安く乗り通したいなら必買です。

 

「北陸おでかけパス」は「青春18きっぷ」の1回分(2,410円)とほぼ同じ金額です。「青春18きっぷ」で北陸ルートを利用すると、JR以外の区間は各社ごとに運賃が追加で必要なので、乗り通すだけでも、けっこうな費用がかかります。はじめから「北陸おでかけパス」を使えば節約になります。




「北陸おでかけパス」の発売期間と有効期間は?

 

発売期間(買える期間)

 

~2023年(令和5年)3月23日

 

※2023年3月26日利用開始分まで発売。

 

有効期間(使える期間)

 

2023年(令和5年)3月26日までの指定した土日祝の1日

 

※利用当日の午前0時から午後11時59分まで乗り放題できます(乗車中に日をまたぐ場合は、午前0時を過ぎて最初の停車駅まで)。

 

「北陸おでかけパス」はどこで買える?(購入方法)

 

「北陸おでかけパス」は、乗車する前日や当日には買えません。利用日(乗車日)の1ヶ月前から3日前までの発売となっています。

 

このため、旅行中の思い付きや気ままでは使いにくいです。

 

購入方法は、次の2つです。

 

  • 有効区間内の主要駅の「みどりの窓口」「みどりの券売機」で直接買う。
  • JR西日本のインターネット予約サイト「e5489」で買う。

 

また、購入後に、利用日の変更はできません。変更したいときは、一旦払い戻しのうえ、あらためて買い直しになります。

 

払い戻しは、未使用で有効期間内であれば、対応してもらえます(手数料220円)。

 

現地の「みどりの窓口」「みどりの券売機」

 

JR1日乗り放題「北陸おでかけパス」の内容、値段、発売期間、購入方法

 

「北陸おでかけパス」は、基本的に現地発売です。

 

「北陸おでかけパス」の有効区間内にあるJR主要駅の「みどりの窓口」、または「みどりの券売機」で買えます。他社の主要駅でも買えます。

 

ただ、現地以外でも、米原駅、彦根駅、安土駅、近江八幡駅など滋賀県の一部の駅でも取り扱っています。京都や大阪などの駅では買えません。

 

「北陸おでかけパス」発売駅の確認はこちら。

 

JR西日本の予約サイト「e5489」

 

「北陸おでかけパス」は、インターネットの予約サイト「e5489」でも購入できます(乗車日の1カ月前の午前10時~)

 

「e5489」は、パソコンやスマホから、新幹線や特急の予約や、お得な切符の購入ができるJR西日本の予約サイトです。

誰でも利用できますが、最初に「JR-WESTネット会員」への登録が必要です。

登録自体の手続きは簡単です。また、会費など費用は一切かかりません。そんなにJRを利用しないという人でも登録しておいて損はありません。

 

パソコンやスマホからJR西日本公式サイト「e5489」にアクセス、ログインします。

 

JR乗り放題「北陸おでかけパス」の購入方法(e5489)

 

「北陸おでかけパス」を利用する日にち、人数を入力して「予約・購入」します。

 

切符の「予約・購入」が完了しましたら、次は支払いです。その方法には以下の3つがあります。

 

  • クレジットカード払い(その場で決済)
  • 駅のみどりの窓口、みどりの券売機払い
  • コンビニ払い(セブンイレブン、ローソン、ファミマなど。現金のみ)

 

駅とコンビニの場合は支払い期限があります。その期日までに支払わないと予約は自動的に取り消しされてしまいます。

 

支払いを済ませたあとは、利用当日の乗車するまでに、受け取り可能駅の「みどりの窓口」か「みどりの券売機」に立ち寄って、「北陸おでかけパス」の現物を受け取らないといけません。

 

「e5489」で「北陸おでかけパス」を買っても、チケットレスではありません。乗車には切符の現物が必要です。

 

「北陸おでかけパス」公式サイト

 

「北陸おでかけパス」の最新情報や「e5489」については、JR西日本の公式サイトで確認ください。

 

JR西日本公式サイト

 

JR「北陸おでかけパス」まとめ
  • 長浜駅~直江津駅のJR+4社の区間の普通列車が1日乗り放題。
  • 利用は土日祝限定。1人からOK。
  • 大人2,580円、子供1,080円。
  • 発売は3日前まで。当日不可。
  • 現地の主要駅とインターネットで発売。
  • 購入後、利用日の変更はできません。

 

北陸地区は、JR一本でつながっていないので、切符や運賃の面で不便です。この点を「北陸おでかけパス」は解消できるので、節約旅行に重宝しますよ。
まあちん
まあちん

 

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