
こんなお悩みにお応えします。
【この記事の内容】
- 「ぷらっとこだま」をチケットレスではなく、紙の切符を受け取って乗る方法を紹介します。
東海道新幹線で人気の格安プラン「ぷらっとこだま」の1つの特徴が、駅で切符を受け取る手間がない「チケットレス」だということです。
「ぷらっとこだま」では、切符の代わりにICOCAやSuicaなどICカードか、スマホのQRコードで乗車します。
もし、あなたがICカードを持っていないとか、スマホの操作が苦手とか、はたまたチケットレスが不安といった理由で「ぷらっとこだま」を利用できないでいるのでしたら、大丈夫です。
実は、「ぷらっとこだま」は紙のチケット(切符)を受け取って利用することもできるんです!
ここでは、その方法をまとめました。

「ぷらっとこだま」は、旅行会社のJR東海ツアーズが提供する東海道新幹線「こだま号」を利用するお得な旅行商品です。
「こだま号」の指定席の片道利用と、ドリンク引換券がセットになっています。
新幹線「ぷらっとこだま」のチケット受け取り方法
「ぷらっとこだま」の利用方法には、「チケットレス(発券なし)」と「チケット受け取り(発券あり)」の2通りがあります。
紙のチケットでも乗れるので、チケットレスが不安なあなたも、安心して利用できます。なお、予約は、どちらの場合もインターネット限定で同じです。
「ぷらっとこだま」にセットの「ドリンク引換券」は、紙のチケットで発券できません。スマホ画面にQRコードを表示させて使います。
※「ドリンク引換券」は、JR東海ツアーズが指定する店舗(駅売店)で税込み320円以下の飲みもの1つと交換できるというものです。
チケットの受け取り店舗・場所
「ぷらっとこだま」のチケット(紙の切符)は、JR東海ツアーズの店舗では受け取りできません。
チケットの受け取りは、JRの「指定席券売機」に限ります。
「ぷらっとこだま」のチケット受取場所
- JR東海・JR西日本・JR九州の駅にある指定席券売機・受取専用機
- JR東日本の一部地区(東京都区内・横浜市内・川崎・横浜・小田原・熱海)の駅にある指定席券売機
チケットは新幹線の駅に限らず、在来線の駅にある「指定席券売機」でも受け取れます。
なお、「指定席券売機」は上記のすべての駅に設置されているわけではありません。各社の公式サイトなどで確認ください。
券売機でのチケット受け取りは簡単です。
「ぷらっとこだま」のチケット受け取り用のQRコードを券売機の読み取り部にタッチ(または受取番号を手入力)して、EXサービスのログインパスワードを画面入力します。
すると、すぐにチケットが発券されて出てきます。
複数人分を予約した場合は、予約した本人が手続きすることで、人数分のチケットがまとめて発券されます。受け取り後に分配してください。
チケットの受け取り可能時間
「ぷらっとこだま」のチケットが受け取れる時間は、乗車日の3日前から当日の乗車前までの指定席券売機が営業(稼働)している間になります。
稼働時間は、駅や設置場所によっても異なりますが、主要駅や都市部では、おおむね5時30分~23時ごろまでのところが多いです。
ただ、必ずしも始発~終電の時刻と一致しているとは限りません。
このため、とくに早朝や夜間にチケットを受け取りたい場合は、JRの公式サイトなどで、券売機の稼働時間を事前確認することをおすすめします。
「ぷらっとこだま」のチケット受取に必要なもの
「ぷらっとこだま」のチケット(乗車票)を券売機で受け取る際には、次の情報が必要です。忘れずに用意ください。
- 受取コード(16ケタの数字、またはQRコード)
- EXサービス「スマートEX・エクスプレス予約」のログインパスワード(4~8ケタの英数記号)
※エクスプレス予約会員は、「受取コード」の代わりに、EX予約専用ICカードとログインパスワードでも受け取りができます。
「受取コード」は、「ぷらっとこだま」の予約完了後に「EXサービス(スマートEX/エクスプレス予約)」の公式サイト、またはアプリで取得できます。

スマートEX予約サイトの場合
発行された「受取コード」には、有効期限、QRコード、16ケタの数字が記載されています。
有効期限は、発行日から7日後です。それまでに対象の券売機でチケットを受け取る必要があります。
【参考】「ぷらっとこだま」のチケットレスとチケット受取との比較!
以上のように、「ぷらっとこだま」は、チケットレスとチケット発券とを、あなたの都合に良い方を選んで利用できるということになります。
ちなみに、「ぷらっとこだま」のチケットレス乗車は、以下の2つの方法から選べます。
- ICカードのタッチ方式
- QRチケットの読み取り方式
紙のチケット(乗車票)を発行しない代わりに、それぞれ「ICカード」「QRチケット」で乗車します。
ICカードは、ICOCAやSuica、PASMOなど交通系カードのことです。事前に番号を登録しておいたカードを改札機にタッチして乗り降りします。
QRチケットは、EXサービス(スマートEX・エクスプレス予約)の予約確認ページで発行されるQRコードのことです。それをスマホ画面に出して、改札機に読み取らせて乗り降りします。
ここで、「チケットレス」と「チケット発券・受取」とのメリットやデメリットなどを比較してみました。
チケットレス乗車 (ICカード / QRチケット) |
紙のチケット受け取り (発券) |
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乗車方法 | ICカードやスマホのQRチケットを改札機にタッチ/読み取らせる | 発券した紙チケットを改札機に通す |
必要な準備 | ICカードの登録、または QRっコード表示(印刷) | 受取コードを取得し、券売機でチケットを受け取る |
ドリンク引換券 | スマホで電子チケットを提示 | スマホで電子チケットを提示 |
メリット |
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デメリット |
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どちらの方法にも一長一短がありますが、方法を選べるのが「ぷらっとこだま」のいいところです。
まとめ:「ぷらっとこだま」のチケット受取方法
世の中、チケットレスが主流になってきたとはいえ、「紙のきっぷが手元にあると安心」という方も多いはず。
人気の「ぷらっとこだま」も、基本はチケットレスですが、上述のとおり、紙のチケット(乗車票)で乗車することも可能です。
その受け取りも、インターネットで予約後したあと、駅の券売機で簡単にできます。
あなたに合った方法でお得な「ぷらっとこだま」を利用ください。
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