こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- JR西日本、大阪メトロの「大阪スマートアクセスパス」という1日乗車券を紹介します(内容、値段、発売期間、買い方、使い方)。
大阪の市内観光や仕事、用事などで、電車でなるべく安く移動したいというあなたは、「大阪スマートアクセスパス」という切符をチェックしてみてください。
これは、大阪中心部のJRと大阪メトロの地下鉄全線が乗り放題の1日乗車券です。
値段は、1,200円と格安(11月1日~は1,000円)。
ただ、切符はQRコード式でスマホが必須になります。
ここでは、大阪スマートアクセスパスの内容、値段、発売期間、購入方法、利用方法をまとめました。
「大阪スマートアクセスパス」ってどんな切符?

はじめに、JRの「大阪スマートアクセスパス」ってどんな切符なのか、その内容から紹介します。
利用にはスマホが必要!

大阪スマートアクセスパスは、スマホにQRコードを表示させて使う、デジタル切符です。
切符は発券しません(チケットレス)。スマホがそのまま切符になります。
このため、大阪スマートアクセスパスで電車に乗るには、インターネットにつながるスマホが必須です。
あわせて「KANSAI MaaS(関西マース)」というアプリも必要です。
スマホには「KANSAI MaaS」アプリを!
実際に、大阪スマートアクセスパスを利用するにあたっては、「KANSAI MaaS(関西マース)」というスマホアプリを使います。

スマホへにインストールして、会員登録してください。
アプリは「App Store」「Google Play」から無料ダウンロードできます。
※「KANSAI MaaS(関西マース)」とは、JR西日本や関西の交通会社が共同で運営しているお出かけ情報アプリです。
大阪中心部のJRと地下鉄全線が乗り放題!

「大阪スマートアクセスパス」では、JRの指定区間(下図の範囲)と、大阪メトロの地下鉄全線が1日乗り放題で利用できます(乗り降り自由)。

| JR西日本 |
|
| 大阪メトロ |
「夢洲駅」でも乗り降りOK |
※大阪シティバス、いまざとライナーは利用できません。
※上図の範囲外へ乗り越した場合は、境界の駅からの通常運賃がかかります(自動精算機は使えません。窓口で精算)。
JR西日本・大阪メトロ「大阪スマートアクセスパス」の発売期間と有効期間は?

「大阪スマートアクセスパス」の発売期間と有効期間は、下記の通りです。
発売期間(買える期間)
有効期間(使える期間)
※JR、地下鉄とも利用当日の始発から終電まで乗り放題できます。
乗り放題「大阪スマートアクセスパス」の値段はいくら?

あらためて、「大阪スマートアクセスパス」の値段はこちらです。大人用のみの発売です。
2025年10月31日乗車分まで
| 大人 | 1,200円 |
2025年11月1日乗車分から
| 大人 | 1,000円 |
値ごろ感をイメージできるように、参考までに、通常の運賃や料金を挙げてみました。
【通常運賃の例】
| JRの主な区間 | 片道運賃 |
| 運賃幅 | 140~230円 |
| 新大阪駅~大阪駅 | 170円 |
| 新大阪駅~ユニバーサルシティ駅・桜島駅 | 230円 |
| 大阪駅~天王寺駅 | 210円 |
| 大阪駅~鶴橋駅 | 190円 |
| 大阪駅~ユニバーサルシティ駅・桜島駅 | 190円 |
| 天王寺駅~ユニバーサルシティ駅・桜島駅 | 210円 |
| 天王寺駅~鶴橋駅 | 140円 |
| 大阪駅・天王寺駅~森ノ宮駅・大阪城公園駅 | 170円 |
| 大阪メトロ(地下鉄)の主な区間 | 片道運賃 |
| 運賃幅 | 190~480円 |
| 新大阪駅~梅田駅 | 240円 |
| 新大阪駅~難波駅 | 290円 |
| 新大阪駅・梅田駅・難波駅・天王寺駅~夢洲駅 | 430円 |
| 梅田駅~難波駅 | 240円 |
| 梅田駅~天王寺駅 | 290円 |
| 梅田駅~大阪港駅 | 290円 |
| 天王寺駅~難波駅 | 240円 |
| 弁天町駅~夢洲駅 | 380円 |
| 森ノ宮駅~夢洲駅 | 430円 |
運賃が高い地下鉄を中心に利用すると、元が取りやすいです。
「大阪スマートアクセスパス」はどこで買える?(買い方・購入方法)

「大阪スマートアクセスパス」は、先述の通り、「KANSAI MaaS(関西マース)」というアプリでのみ発売しています。
購入は、利用する1ヶ月前の朝10時から当日の夕方16時までできます。
支払い方法は、クレジットカードのみです
買い方は簡単です。
「KANSAI MaaS」アプリを開いて、「チケット」のなかから「大阪スマートアクセスパス」を選んで「購入手続きに進む」を押下します。

購入数(最大4枚)と利用予定日を選択し、最後にクレジットカード番号を入力して終了です。ほどなく確認メールが届きます。
利用日、人数の変更は、未使用で利用当日の16時までなら、KANSAI MaaSアプリの操作で可能です。手数料はかかりません。
ただ、払い戻し(取り消し)する場合は、手数料220円が発生します。
「KANSAI MaaS」を初めて使う際は、会員登録が必要です。
登録画面で規約同意したあと、メールアドレス認証⇒パスワード設定し、あなたの基本情報を入力します。
その項目はこちら。
- 名前(漢字、フリガナ)※必須
- 電話番号
- 性別 ※必須
- 生年月日
- 居住国
- 郵便番号
- アンケート(メールマガジンの要否、興味関心)
- ICカード番号(ICOCA、PiTaPa)※任意
名前と性別だけが必須です。これだけで「KANSAI MaaS」のほとんどの機能が使えます。
大阪スマートアクセスパスの購入には、電話番号、生年月日、郵便番号、ICOCA番号の登録が必要です。
QRコード式「大阪スマートアクセスパス」の使い方は?(利用方法)

大阪スマートアクセスパスを利用する当日は、まず「KANSAI MaaS」アプリにある購入済みのチケットの中から「大阪スマートアクセスパス」を選んで「利用開始」します。
JR、地下鉄を利用するときは、改札機を通る前に、「KANSAI MaaS」アプリの購入済みチケットから「大阪スマートアクセスパス」を選んで「QRコードを表示」を押します。

すると、スマホの画面にQRコードが表示されるので、それを直接「QR」対応の自動改札機の読み取り場所にタッチして、出入りします。
QRコードは出入りの度に表示させる必要があります。出しっぱなしにはできません(時間制限あり)。また、スクショしたものや紙に印刷したものは使えません。
「QR」対応でない改札機は通れません(すべての改札機が対応しているとは限りません)。
JR新大阪駅「新幹線のりかえ口」の改札機は通れません。
JR西日本・大阪メトロ「大阪スマートアクセスパス」公式サイト

1日乗車券「大阪スマートアクセスパス」の最新情報は、JR西日本、大阪メトロの公式サイトで確認ください。







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