こんな疑問にお答えします。
【この記事の内容】
- 新快速の「Aシート」とは?
- 「Aシート」の値段
- 「Aシート」の乗り方(利用方法)
JR西日本の「新快速」の一部に便には、有料の指定席「A(エー)シート」が設けてあります。
ゆっくり座って行きたい!混雑した車内はイヤ!という人向けの車両です。
ここでは、その「Aシート」とはどんなサービスなのかを、値段や運転時刻、乗り方とあわせて紹介します。
新快速の「Aシート」とは?

全席指定席です。

新快速の「Aシート」は、有料の着席サービスです。
全席が指定席で、利用するには乗車券(定期券、ICカード)のほかに、予約と指定席料金が必要です。
前もって座席を確保しておけるので、必ず座れます。
関西の鉄道では、南海電車の特急「サザン(指定席)」、京阪電車の「プレミアムカー」、阪急電車の「プライベース」と同じ類です。
専用車両で定員は44名/46名

「Aシート」には、新快速の12両連結うち1両(9号車)があてがわれています。外観が他の車両とは違っているので、すぐに区別できます(青い帯が目印)。
1両だけなので、利用できる人数(定員)は44名か46名だけです。

座席はリクライニング機能、コンセント付き

「Aシート」の車両は特別仕様です。
座席は新快速の一般座席よりも「ええ」シート。2人掛けで、リクライニング(背もたれを倒せる)機能とテーブル、電源コンセントが付いています。
また、車内の一角に大型の荷物置き場が設けてあります。スーツケースやキャリーケースがあっても利用しやすくなっています。

※お手洗いは、Aシート利用客以外も使えます。
無料Wi-Fiも完備

「Aシート」車両では、Wi-Fiを無料で利用できます。
新快速「Aシート」の運転本数、時刻は?

いつも新快速に乗っているけど、「Aシート」なんか見たことない!という人も多いと思います。
それもそのはず、「Aシート」は全ての新快速に連結されているわけではありません。
今のところ、朝と夕方の時間帯を中心に「姫路駅・網干駅~野洲駅」間を、通常は1日6往復(時期によって臨時便あり)で、まだレアな存在です。
| 平日 | 土日祝 | |
| 網干・姫路⇒草津・野洲 | 朝3本、夕3本 | 朝3(+1)本、夕3本(+1)本 |
| 野洲・草津⇒姫路・網干 | 朝3本、夕3本 | 朝3(+1)本、夕3本(+1)本 |
新快速「Aシート」の乗り方は?(利用方法)

「Aシート」の乗車に必要なもの
あらためて、新快速の「Aシート」に乗るには、運賃(乗車券)のほかに、指定席料金(指定席券)が必要です。

- 普通運賃(JRの乗車駅から下車駅まで)⇒乗車券(普通のきっぷ)、定期券、ICカード(ICOCA、PiTaPaなど)、青春18きっぷなどトクトクきっぷ
- 指定席料金(Aシート利用区間)⇒指定席券、チケットレス指定席券
指定席券は、乗車するまでに駅やインターネットで、座席予約をして購入しておきます(後述します)。
「Aシート」乗車当日の流れ
「Aシート」の利用当日は、普段通りに、乗車券や定期券、ICカードなどで改札機を通って駅に入ります。そして、新快速に乗る駅へ向かいます。
「Aシート」に乗車する駅では、駅の表示板を確認して、到着するホームで待ちます。「Aシート」車両は9号車です。
ホームの足元にも、乗車口の目印が表示されています。

新快速が到着したら、「Aシート」車両に乗り込んで、指定席券に記されている番号の座席に座ります。
乗車中に、乗務員が「切符を拝見」に来たときは、乗車券と指定席券を見せます。
あとは、下車する駅まで、思い思いにゆっくりと過ごすだけ。
目的地の駅に着いたら、「Aシート」の指定席券は不要です。
新快速「Aシート」の値段、指定席料金は?
新快速の「Aシート」の指定席料金はこちら(片道)。乗車区間に関係なく一律です。
くどいですが、運賃(乗車券)が別に必要です。
| 大人 | 子供 | ||
| 通常の指定席券 | 840円 | 420円 | |
| チケットレス指定席券(ネット購入) | 600円 | ー | |
「チケットレス指定席券」の料金は、インターネットで購入して、紙の切符を発券しない場合です。
子供料金は設定されていません。
また、支払い方法は、クレジットカード限定です。
いずれにしても、購入方法で値段が変わりますので、注意が必要です。
【参考】関西私鉄の着席サービス料金

参考までに、関西私鉄の有料着席サービス(=指定席)の値段は、こんな感じです(大人片道)。
「Aシート」のチケットレス指定席は相場といえます。長距離は割安です。
| 指定席料金 | 料金の例 | |
| JR新快速Aシート | 600円/840円 | 明石~京都(95.3km):600円 網干~野洲(170.7km):600円 |
| JR快速うれしート | 300円/530円 | 奈良~大阪(47.0km):300円 |
| 近鉄特急 | ~40km:520円 41~80km:920円 81~140km:1,340円 |
難波~大和八木(36.8km):520円 難波~名張(69.2km):920円 |
| 南海サザン | 550円/700円 | 難波~和歌山市(64.2km):520円 |
| 泉北ライナー | 550円/700円 | 難波~和泉中央(27.5km):520円 |
| 京阪プレミアムカー | 400円、500円 | 淀屋橋~枚方市(21.8km):400円 淀屋橋~出町柳(51.6km):500円 |
| 阪急プライベース | 500円 | 梅田~河原町(47.7km):500円 |
「Aシート」指定席券の買い方は?(購入方法)

新快速「Aシート」の利用に必要な指定席券は、利用する日の1ヶ月前の午前10時から、下記の方法で買うことができます。
- 駅の「みどりの窓口」「みどりの券売機」で購入。⇒通常の指定席券
- インターネット予約サイト「e5489」で購入。⇒通常の指定席券/チケットレス指定席券(選択可能)
指定席料金が割引になる「チケットレス指定席券」は、インターネット購入限定です。
Aシートの「チケットレス指定席券」は、「青春18きっぷ」や「秋の乗り放題パス」といった企画切符と併用できません。
これらの切符でAシートに乗る場合は、通常の指定券(840円)を購入してください。
JR駅で購入する場合

Aシートの指定席券は、JR駅の「みどりの窓口」や「みどりの券売機」で直接買えます。
支払いには、現金のほか、クレジットカードも使えます。
この場合、一般的な紙の切符が発行されて、値段は840円です。
インターネットで購入する場合

Aシートの指定席券をインターネットで買う場合は、スマホやパソコンからJR西日本予約サイト「e5489」にアクセスします。
「e5489」では、乗車日の1ヶ月前から、いつでも買うことができます。座席の位置も自分で選べます。

「e5489」で買えるAシートの指定席券
| 通常の指定席券(紙) | 乗車日の1ヶ月前から当日まで |
| チケットレス指定席券 | 乗車日の1ヶ月前から当日発車2分前まで。 |
インターネットでも、紙の指定席券も買えます。
このときは予約したあとで、乗車するまでに紙の指定券を、駅の「みどりの窓口」か「みどりの券売機」で受け取らないといけません。値段は840円です。
「チケットレス指定席券」の方は、クレジットカード払いに限って買えます。値段が割引の600円です。
空席があれば、発車時刻の2分前まで発売しているので、乗車する直前に駅のホームで買うということも可能です。
「e5489」の購入画面(提示用画面)が切符の代わりになります。
当日乗車した後で、それを表示させたスマホ、または事前に印刷しておいたものを乗務員に提示します。
ちなみに、チケットレスで予約した場合でも、希望の場合、駅の窓口や券売機で、紙の指定券を発行してもらえます。値段はチケットレス料金のままです。
【参考】Aシートチケットレス指定席券の詳細はこちら(公式サイト)
JR西日本の予約サイト「e5489」の利用には、最初に「WESTER会員」への登録が必要です。公式サイトでいつでも行えます。
手続きは簡単で数分で完了します。登録料や会費など費用もかかりません。
新快速「Aシート」公式サイト
新快速「Aシート」の最新情報や予約、「e5489」の会員登録、利用については、JR西日本の公式サイトで確認ください。


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