
こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- 阪堺電車の一日乗車券「てくてくきっぷ」と「トリプルチケット」を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
大阪と堺の間を走っている「チンチン電車」「チン電」こと阪堺電車で、安く移動したいというあなたは、乗り放題の一日乗車券をチェックしてみてください。
1日のうちに3回以上乗るようでしたら、お得になります。
一日乗車券には、「てくてくきっぷ」と「トリプルチケット」という2種類があります。
ここでは、これらの内容と値段、発売期間、購入方法をまとめました。

阪堺一日乗車券「てくてくきっぷ」「トリプルチケット」ってどんな切符?
「てくてくきっぷ」と「トリプルチケット」は、どちらも阪堺電車の全線(下図)が1日乗り放題(乗り降り自由)できる切符です。
「てくてくきっぷ」は、一般的な紙の切符、「トリプルチケット」はスマホのアプリを利用する電子(デジタル)版の切符になります。
「トリプルチケット」には、通天閣や沿線の飲食店で割引など優待が受けられる特典が付いてます。
2025年10月13日乗車分まで、「トリプルチケット」の特典に沿線にある下記の神社で、切符オリジナルのご朱印を初穂料1,000円で受けられます。
- 今宮戎神社(最寄り駅:恵美須町)
- 上の天神生根神社(最寄り駅:東玉出)
- 奥の天神生根神社(最寄り駅:住吉)
- 住吉大社(最寄り駅:住吉鳥居前)
- 高須神社(最寄り駅:高須神社)
- 開口神社(最寄り駅:大小路又は宿院)
- 船待神社(最寄り駅:御陵前)
- 安倍晴明神社(最寄り駅:東天下茶屋)
- 阿倍王子神社(最寄り駅:東天下茶屋)
- 阿部野神社(最寄り駅:北畠又は姫松)
最新の特典内容は、公式サイトで確認ください(最下方にリンクがあります)。
阪堺電車は、100年以上の歴史がある大阪で唯一の路面電車(チンチン電車・チン電)です。
大阪と堺を、ゆっくり4,50分ほどかけて結んでいます(天王寺~浜寺)。
【参考】阪堺電車と他社線との乗り換え駅
阪堺電車 | 他社 |
天王寺駅前(堺方面直通電車が発着) |
|
阿部野 |
|
新今宮駅前(堺方面へは途中「あびこ道」で乗り換え) |
|
阪堺一日乗車券「てくてくきっぷ」「トリプルチケット」の値段は?
阪堺電車の一日乗車券「てくてくきっぷ」「トリプルチケット」の値段はこちら。
大人 | 子供 | |
てくてくきっぷ | 700円 | 350円 |
トリップチケット | 680円 | 340円 |
ちなみに、阪堺電車の通常運賃は下記のとおりです(片道1回乗車)。
大人 | 240円 |
子供 | 120円 |
乗車区間に関係なく、金額は一律です(均一運賃)。
このため、1日に3回以上乗るようなときは、一日乗車券「てくてくきっぷ」「トリプルチケット」が安くなります。
例えば、大阪から堺へ、行きか帰りの途中で住吉大社に立ち寄るだけでもお得。
乗り降り自由なので、気が向くままに途中下車できますし、もし乗り間違えても無駄な出費はありません。
あと、乗るたびに、小銭の準備やICカードの残高を気にする必要がないのもメリットです。
100円プラスで、堺市内のバスも乗り放題!
堺で路線バスも利用するなら、「堺おもてなしチケット(阪堺拡大版)」という1日乗車券があります。
阪堺電車と路線バスが1日乗り放題で、大人800円、子供450円。
「てくてくきっぷ」「トリプルチケット」と100円ほどしか変わりません。さらに、堺市内の観光施設や飲食店の優待特典も付いています。
堺市内の仁徳天皇陵や大仙公園、南海堺東駅周辺の繁華街など阪堺電車沿線以外へも足を伸ばす場合はおすすめです。
阪堺一日乗車券「てくてくきっぷ」「トリプルチケット」の発売期間と有効期間は?
阪堺電車の一日乗車券「てくてくきっぷ」「トリプルチケット」の発売期間と有効期間は下記のとおりです。
発売期間(買える期間)
※念のため、事前に最新情報の確認をおすすめします。
有効期間(使える期間)
・「トリップチケット」は、購入後28日以内の好きな1日。
※利用当日は、始発から終電まで乗り放題できます。
阪堺一日乗車券「てくてくきっぷ」「トリプルチケット」はどこで買える?(購入方法)
てくてくきっぷ(紙の切符)
紙版の一日乗車券「てくてくきっぷ」は、利用する当日、あるいは事前に、下記の場所で直接購入できます。
- 阪堺電車の天王寺駅前、我孫子道、浜寺駅前の切符売り場窓口
- 阪堺電車本社、運輸区(我孫子道)
- 電車の車内
なお、支払い方法は現金のみです。
「てくてくきっぷ」を実際に利用する際は、日付欄がスクラッチ(表面を削る)式になっているので、当日の年月日を自分で削り取ります(削り間違いに注意)。
トリプルチケット(デジタル切符:チケットレス)
デジタル版の「トリプルチケット」を購入、利用するには、インターネットにつながるスマホと「RYDE PASS」というアプリが必要です。
「RYDE PASS」アプリを起動して、 アカウント登録(初回のみ)⇒切符の購入と進めていきます。
「トリプルチケット」の購入は、いつでも1回最大8枚まで可能です(同行者用です。全て同じ日しか使えません)。
使える支払い方法はこちら。
- PayPay(ペイペイ)
- クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード
- Apple Pay ※登録のクレジットカードのみ
- Google Pay ※登録のクレジットカードのみ
買った「トリプルチケット」は、その日でなくても、28日以内に使えばOKです。
利用当日になったら、「RYDE PASS」アプリで購入済みの「トリプルチケット」を選んで「利用開始する」を押下します。
それ以降は、電車を降りる際に、切符を表示させたスマホ画面を運転士に提示します。
阪堺一日乗車券「てくてくきっぷ」「トリプルチケット」公式サイト
阪堺電車の一日乗車券「てくてくきっぷ」「トリプルチケット」の最新情報については、公式サイトで確認ください。

JR、南海電車も乗り放題
コメント