春・秋の嵐山観光!大阪・神戸方面からは乗り放題1dayパスがお得!

京都には1年を通して四季それぞれの魅力がありますが、なかでも強烈な夏の暑さや冬の寒さがゆるむ春と秋がベストシーズンです。

この時期になると、花見や紅葉狩りを兼ねて「せや!京都に行こ!」と思い立つ人は多いと思いますが、大阪、神戸方面から桜と紅葉の名所のひとつ「嵐山」へ日帰りで行くときは、阪急電車の「京都・嵐山1dayパス」という切符が安くて、使い勝手もいいのでおすすめです。春と秋の観光シーズンに発売されます。

ここでは、嵐山観光に便利な「京都・嵐山1dayパス」の内容や発売について紹介します。

「京都・嵐山1dayパス」ってどんな切符?

「京都・嵐山1dayパス」は、大阪、神戸、宝塚と京都を結ぶ阪急電車と嵐山・嵯峨野地区の嵐電、京都バスの乗り放題がセットで割引になった1日乗車券です。春と秋の年2回、期間限定で発売されます。嵐山とその周辺をめぐる日帰り観光に便利です。

京都・嵐山までの行き帰りの阪急電車が乗り放題!

「京都・嵐山1dayパス」では、大阪、神戸、宝塚方面から京都(河原町・嵐山)までの行き帰りは阪急電車を利用します。

「京都・嵐山1dayパス」は、その阪急電車が単に嵐山までの往復ではなくて、全線が乗り放題(乗り降り自由)なります。

なので、嵐山に行ったついでに、例えば河原町や大阪梅田、神戸の三宮に寄ってみたり、あるいは途中下車して、買い物や食事を楽しむこともできます。

※神戸高速線(阪急神戸三宮駅より西)では利用できません。

嵐山から嵐電&バスでちょっと足を伸せます!

「京都・嵐山1dayパス」では阪急電車に加えて、嵐山や嵯峨野などその周辺で図のような電車とバスも乗り放題で利用できます。

  • 嵐電の全線(四条大宮~嵐山・帷子ノ辻~北野白梅町)
  • 京都バスの有栖川以西、嵯峨嵐山駅前以西の全線(但し、鳥居本~西山高雄間は除く)

嵐山観光は徒歩でのんびり巡るのも楽しいですが、嵐山駅や渡月橋あたりからは少し離れていて歩くには遠い、例えば、化野念仏寺、大沢池、大覚寺などがある北嵯峨地区や愛宕神社がある清滝地区、鈴虫寺(華厳寺)、苔寺(西芳寺)、太秦の広隆寺、映画村、北野天満宮といったところにも、バスや嵐電に乗って気軽に足を伸ばせます。

※阪急電車と嵐電の乗り換えは大宮駅と西院駅、嵐山駅でできます。
※京都バスの停留所は、阪急電車や嵐電の嵐山駅前などにあります。
※京都の市バスは利用できません

おみくじ無料などの優待クーポンつき!

「京都・嵐山1dayパス」を購入すると、提携の社寺や観光施設、飲食店、土産物店などで料金の割引を受けられたりや記念品がもらえる特典がついた優待クーポン付きの地図がもらえます。例えば、注目のパワースポット、車折神社と野宮神社ではおみくじが1回無料で引けます。

「京都・嵐山1dayパス」の値段は?

「京都・嵐山1dayパス」の種類と値段

「京都・嵐山1dayパス」は、大阪、神戸、宝塚方面の阪急電車沿線からの「阪急版」と、能勢電鉄沿線からの「能勢版」の2種類が用意されています。

どちらも大人用のみの発売で、子供用はありません。

阪急版

1,300円
  • 阪急電車の全線が乗り放題(乗り降り自由)。
  • 嵐電の全線と京都バスの嵐山・嵯峨野地区の指定区間が乗り放題(乗り降り自由)。
能勢版 1,600円
  • 能勢電鉄と阪急電車の全線が乗り放題(乗り降り自由)。
  • 嵐電の全線と京都バスの嵐山・嵯峨野地区の指定区間が乗り放題(乗り降り自由)。

「京都・嵐山1dayパス」はどれくらいお得?

「京都・嵐山1dayパス」がどれくらいお得ものなのか気になるところですが、まず嵐山の交通機関、嵐電と京都バスの運賃はこのようになっています。

京都バスの普通運賃(均一) 230円/回
嵐電の普通運賃(均一) 220円/回
嵐電1日フリーきっぷ
(嵐電全線が1日乗り放題)
500円/日
嵐電・嵯峨野フリーきっぷ
(嵐電と京都バスの嵐山地区が1日乗り放題)
700円/日

このうちの「嵐電・嵯峨野フリーきっぷ」の内容は、「京都・嵐山1dayパス」の阪急電車以外の部分と同じです。

阪急電車乗り放題+「嵐電・嵯峨野フリーきっぷ」=「京都・嵐山1dayパス」

「京都・嵐山1dayパス」(阪急版1,300円)から「嵐電・嵯峨野フリーきっぷ」(700円)を引いた値段が、阪急電車の電車代(600円)ということになります。

そこで、阪急電車の主要駅から阪急嵐山駅まで普通の切符で往復して、現地で「嵐電・嵯峨野フリーきっぷ」を購入した場合と比べてみました。

出発駅 普通運賃(往復) フリー券 合計 1dayパス お得額
総持寺 280円(560円) 700円 1,260円 1,300円 -40円
茨木市 320円(640円) 700円 1,340円 1,300円 40円
北千里 400円(800円) 700円 1,500円 1,300円 200円
梅田 400円(800円) 700円 1,500円 1,300円 200円
箕面 470円(940円) 700円 1,640円 1,300円 340円
宝塚 530円(1,060円) 700円 1,760円 1,300円 460円
西宮北口 470円(940円) 700円 1,640円 1,300円 340円
神戸三宮 620円(1,240円) 700円 1,940円 1,300円 640円
平野 700円(1,400円) 700円 2,100円 1,600円 500円
日生中央 780円(1,560円) 700円 2,260円 1,600円 660円

阪急嵐山駅までの場合、総持寺駅以東(京都方)の駅では、”値段的”に「京都・嵐山1dayパス」のメリットはありません。茨木市駅以西(大阪方)では多少でもお得になります。梅田からは約13%、三宮からは約33%安くなります。

しかし、これはあくまでも往復しただけの場合なので、値段的に損でも「京都・嵐山1dayパス」には、河原町や大阪、神戸方面まで阪急電車の全線が乗り放題というメリットはあります。乗り降りすればするほどお得になります。

嵐山観光の計画と照らし合わせて計算してみてください。

「京都・嵐山1dayパス」の値段の発売期間と有効期間

発売期間

「京都・嵐山1dayパス」は春と秋に限定発売されます。

【2018年版】
《春版》2018年(平成30年)3月9日~ 5月27日⇒終了しました。
《秋版》2018年(平成30年)10月1日~12月24日

有効期間

上記の発売期間のうちの1日間(始発から終電まで)

※「京都・嵐山1dayパス」は磁気式カードの切符です。その日初めて乗車するときに駅の改札機に通すと裏に日付が印字されます。その印字の1日間が有効です。

「京都・嵐山1dayパス」はどこで買える?(購入方法)

「京都・嵐山1dayパス」は発売期間中、阪急電車、能勢電鉄それぞれの駅などで購入できます。嵐山へ行く当日はもちろん、事前に買っておくこともできます(有効期限に注意してください)。

阪急版
  • 阪急電車の各駅(天神橋筋六丁目駅を除く)
  • 嵐電の四条大宮駅、帷子ノ辻駅、嵐山駅、北野白梅町駅
能勢版
  • 能勢電鉄の平野駅、山下駅
  • 川西能勢口駅ごあんないカウンター

「京都・嵐山1dayパス」の公式サイト

「京都・嵐山1dayパス」の発売情報や最新情報については、阪急電車の公式サイトで確認ください。

「京都・嵐山1dayパス」と同じ時期に「いい古都チケット」という切符も発売されています。こちらは京都の地下鉄と市バスも乗り放題で、嵐山だけでなく、市内のほとんどの地域をカバーしています。山陽電車や神戸電鉄版などもあります。

嵐山やその周辺に絞った観光であれば、嵐電が乗り放題になる「京都・嵐山1dayパス」の方が使い勝手がいいと思います。嵐電+阪急で河原町にも出られますし。

出発地や目的地によって「いい古都チケット」と「京都・嵐山1dayパス」を上手に選んでお得に観光を楽しみましょう!