
こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- 南海電車の「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)を紹介します。
関西最大級のアウトレットモール「りんくうプレミアム・アウトレット」へ、電車でアクセスする際、交通費をできるだけ節約したいというあなたは、とりあえず南海電車の「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」を要チェック。
これは、大阪や和歌山方面から電車の往復と買物券がセットになった割引切符です。
通常より2割も安くなります。
南海電車で行くなら、この切符を使わないと損ですよ。
アウトレットへ高い交通費を払って行くほど空しいことはありません。こうした切符を上手に使いましょう。
ここでは、「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」の内容、値段、発売期間、購入方法を紹介していきます。【2020年版】

目次
「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」ってどんな切符?
「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」は、南海電車の大阪や和歌山の主な駅から「りんくうタウン」駅までの往復乗車券と、「りんくうプレミアム・アウトレット」で使える買物券1,000円分がセットになった割引切符です。
「りんくうプレミアム・アウトレット」のアクセス&最寄駅
「りんくうプレミアム・アウトレット」は、大阪府泉佐野市の関西国際空港の対岸、りんくうタウンにあります。
電車でアクセスする場合、最寄駅はJRと南海電車の「りんくうタウン駅」になります。
JR大阪駅からは片道1,020円、快速で約1時間、南海電車の難波駅からは片道780円、急行で約40分です。
りんくうタウン駅から、アウトレットまでは歩いて10分弱です。
【参考】平日は大阪駅から高速バスでもアクセスできます
切符ではありませんが、JR大阪駅、難波OCATから平日限定(セール中はのぞく)で高速バスでりんくうタウン駅まで安く行くことができます。
高速バス「白浜エクスプレス大阪号」(JR大阪駅~白浜アドベンチャーワールド)の一部の便(往復各2便)がりんくうタウンに発着します。
- 運賃:JR大阪駅、難波OCATから片道510円(白浜から2,730円)
- 所要時間:67分
【参考】車でアクセスする場合は
阪神高速湾岸線の「泉佐野南出口」、関西空港道路「泉佐野出口」から一般道で約5分です。
駐車場は1時間400円です(一部の駐車場は平日限定で終日400円)。1店舗で2,000円以上購入すると3時間無料、50,000円以上で終日無料になります。
週末や休日、セール中は駐車場待ちや渋滞が起きますので、できれば電車の利用がいいと思います。
「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」にセットされている買い物券は、買い物券との「引換券」です。
そのままでは使えないので、アウトレットに着いたら、案内所で本物の買い物券と引き換える必要があります。買い物券は引き換えた当日だけ有効です。また換金はできません。
「りんくうプレミアム・アウトレット」の営業時間・休業日
◆通常の営業時間
・物販店舗 10:00~20:00
・レストラン 11:00~21:00
・カフェ 9:30~20:00
◆休業日は毎年2月の第3木曜日
※季節や時期によって変更になる場合があります。最新情報は公式サイトで確認ください。
「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」の値段は?どれくらいお得?(2020年版)
普通に行くより2割引!
「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」は大人用のみの発売で、値段は発売駅によって変わってきます。
主な発売駅からの料金は表のようになっています。
主な発売駅 | 普通往復運賃 | 買い物券 | 通常合計 | アウトレットきっぷ |
難波 | 1,560円 | 1,000円 | 2,520円 | 2,040円 |
新今宮 | 1,480円 | 1,000円 | 2,420円 | 1,990円 |
天下茶屋 | 1,480円 | 1,000円 | 2,420円 | 1,990円 |
堺 | 1,260円 | 1,000円 | 2,220円 | 1,810円 |
岸和田 | 780円 | 1,000円 | 1,760円 | 1,430円 |
泉佐野 | 580円 | 1,000円 | 1,540円 | 1,260円 |
関西空港 | 740円 | 1,000円 | 1,740円 | 1,390円 |
和歌山市 | 1,480円 | 1,000円 | 2,420円 | 1,990円 |
堺東 | 1,560円 | 1,000円 | 2,520円 | 2,040円 |
三国ヶ丘 | 1.660円 | 1,000円 | 2,620円 | 2,120円 |
中百舌鳥 | 1,660円 | 1,000円 | 2,620円 | 2,120円 |
河内長野 | 1,940円 | 1,000円 | 2,900円 | 2,350円 |
林間田園都市 | 2,120円 | 1,000円 | 3,080円 | 2,500円 |
橋本 | 2,200円 | 1,000円 | 3,160円 | 2,560円 |
表のように「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」の値段は、買い物券を含めた通常の合計よりも20%も割引になっています。
※発売駅は表以外にもあります。詳しくは南海電車の公式サイトで確認ください(下方にリンクがあります)。
※発売駅=切符が買える駅ではありません。買える駅は限られています(後述します)。
交通費としては3~5割引き!
「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」の値段から買い物券1,000円分を差し引いた金額が往復電車代(=交通費)とみることもできます。
例えば、難波駅からの値段は2,040円ですが、買い物券分を差し引いた1,040円が往復の電車代です。普通の運賃は往復で1,560円(片道780円)なので、約33%割引になります。
同じように和歌山市駅からは約33%、泉佐野駅から約55%など、全体的に3~5割引きになっているので、「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」は交通費を大いに節約できるとお得な切符だといえます。
JRで行くよりもお得です
「りんくうプレミアム・アウトレット」の最寄駅「りんくうタウン駅」には、JRも乗り入れています。
JRを利用した場合、大阪、和歌山の主な駅からの普通運賃はこのようになっています。
JR難波駅~りんくうタウン駅 | 930円(往復1,860円) |
新今宮駅~りんくうタウン駅 | 930円(往復1,860円) |
大阪駅~りんくうタウン駅 | 1,020円(往復2,040円) |
天王寺駅~りんくうタウン駅 | 840円(往復1,680円) |
和歌山駅~りんくうタウン駅 | 750円(往復1,500円) |
難波や新今宮、和歌山など南海電車と競合している区間では、JRの方が運賃が高い傾向があります。
このため、アウトレットにいくときは、南海電車の「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」を使った方がお得です。
南海電車の沿線以外から行く場合も、南海電車の駅で「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」で買って行った方が安くなる場合がありますので、計算してみてください。
例えば梅田からは地下鉄と南海電車(アウトレットきっぷ)を乗り継いだ方が、JRを利用するより安くなります。
JR(大阪駅~りんくうタウン駅往復)+買物券1,000円 | 3,040円 |
地下鉄(梅田駅~難波駅往復)+アウトレットきっぷ | 2,500円 |
JRで、「りんくうプレミアム・アウトレット」へ行く場合は、ICOCAを使うと、行き帰りの電車代が2割引きになります【期間限定】
「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」の発売期間と有効期間は?(2020年版)
発売期間(買える期間)
「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」は、下記の期間で発売されています。
2020年(令和2年)4月1日~2021年(令和3年)3月31日
有効期間(使える期間)
2020年(令和2年)4月1日~2021年(令和3年)3月31日のうちの1日
※利用当日限り有効です。
「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」はどこで買える?(購入方法)
「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」は発売期間中、南海電車の下記の駅で、利用日(買い物行く日)の1ヶ月前から当日まで買えます。
支払いにはクレジットカードも使えます。
難波駅(2Fサービスセンター・3F特急券発売所)、新今宮駅、天下茶屋駅、住吉大社駅、堺駅、羽衣駅、泉大津駅、岸和田駅、貝塚駅、泉佐野駅、尾崎駅、みさき公園駅、和歌山大学前駅、和歌山市駅、関西空港駅
住吉東駅、堺東駅、三国ヶ丘駅、中百舌鳥駅、初芝駅、北野田駅、金剛駅、河内長野駅、林間田園都市駅、橋本駅、高野山駅
※「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」を買うときは、利用日を指定しないといけません。その日の営業時間やお目当ての店やセールの最新情報などをあらかじめ確認しておきましょう。
※切符を買ったあとで使わなくなったときは、有効期限前で、買い物券引換券を含めて全て未使用の場合に限って、購入場所で払い戻ししてもらえます(手数料が520円かかります)。
「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」公式サイト
「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」の発売情報や最新情報については南海電車の公式サイトで確認ください。
りんくうプレミアム・アウトレットに行ったら、1,000円は必ず使うと思います。同じ行くなら、買い物券つきで電車代(交通費)が割引になる南海電車の「りんくうプレミアム・アウトレットきっぷ」を使ってアクセスする以外の手はありません!