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奈良で謎解きゲーム&JR乗り放題【観光やデートにお得なデジタルパス】

JR
お悩み中
お悩み中
奈良へ電車で出かけたい。お得な切符とか格安プランとかないやろか。

 

こんなお悩みにお答えします。

 

【この記事の内容】

  • JR西日本の「奈良謎解きデジタルパス」という切符を紹介します(内容、値段、発売期間、買い方、使い方)。

 

奈良へ観光や遊び、デートに出かけるあなたは、JR西日本の「奈良謎解きデジタルパス」をチェックしてみてください。

 

これは、「奈良謎解き寺巡り」という名所をめぐる体験型のゲームと、JRの1日乗り放題がセットになった企画切符です。

 

観光地を、単にぶらぶら回るだけでなく、何か「アクセント」が欲しいというときにおすすめです。道中の会話も弾むハズ(たぶん)。

 

JRは、京都と大阪の周辺まで乗り放題。奈良へのアクセスはもちろん、行動範囲を広げられますよ。

 

ただ、この「奈良謎解きデジタルパス」は、ふつうの切符とは、買い方や使い方などしくみが変わっているので、確認が必要です。

 

ここでは、こうした点をふくめて、「奈良謎解きデジタルパス」の内容と値段、発売期間、購入方法、利用方法をまとめました。

 

この記事を読むと、JR西日本の「奈良謎解きデジタルパス」について、ひと通り知ることができます。
まあちん
まあちん





JR西日本「奈良謎解きデジタルパス」ってどんな切符?

 

JR乗り放題「奈良謎解きデジタルパス」の値段、発売期間、購入方法、使い方

 

まずはじめに、「奈良謎解きデジタルパス」がどんなものなのか、その内容から紹介していきます。

 

「奈良謎解き寺巡り」を楽しめます。

 

あらためて、JR西日本の「奈良謎解きデジタルパス」には、「奈良謎解き寺巡り」という体験型ゲームが付いています。

 

「奈良謎解き寺巡り」では、世界遺産の興福寺、東大寺とその周辺の地域をめぐりながら、歴史や伝説にまつわる「謎」を解き明かしていきます。

 

所要時間は、3~4時間です。

 

その際、インターネットにつながるスマホと「LINE(ライン)」が必要になります。

 

「奈良謎解き寺巡り」は、国宝の興福寺五重塔が、120年ぶりに大規模修理を行ことにちなんだイベントです。

 

2023年10月28日から2024年10月27日まで開催します。

 

ゲームだけの単体(JRなし)でも購入できます。

 

 

奈良、大阪、京都のJRが1日乗り放題です。

 

JR西日本「奈良謎解きデジタルパス」の乗り放題範囲

 

「奈良謎解きデジタルパス」では、下図の範囲で、JRの普通列車(新快速、大和路快速など快速を含む)が1日乗り放題です。

 

JR西日本「奈良謎解きデジタルパス」の乗り放題範囲

 

ご覧のとおり、奈良だけでなく、大阪や京都までカバーしています。奈良への行きかえりはもちろん、奈良のついでに、大阪や京都へも気軽に足をのばせます。

 

特急列車には乗れません。別に特急券の購入が必要です。新幹線は利用できません。

 

スマホとICOCAを使います。

 

JR乗り放題「奈良謎解きデジタルパス」の利用方法、必要物

 

「奈良謎解きデジタルパス」は、紙の切符はなく、スマホとICカードの「ICOCA(イコカ)」を使います。

 

つまり、「チケットレス」の切符です。

 

これらをはじめ、「奈良謎解きデジタルパス」の購入と利用には、次のものが必要です。

 

  1. インターネットにつながるスマホ(1人1台)
  2. ICカード「ICOCA(イコカ)」(JRの乗車用)
  3. KANSAI MaaS」アプリ(切符の購入、謎解きキット引き換え用)
  4. LINE」アプリ(「奈良謎解き寺巡り」参加用)
  5. クレジットカード(切符代の支払用)

 

スマホには、「KANSAI MaaS(関西マース)」というアプリをインストールする必要があります。

 

「LINE(ライン)」が無い場合も、同じくインストールのうえ、利用登録してください。

 

JR乗り放題「奈良謎解きデジタルパス」に必要なKANSAI MaaSアプリとは?

 

「KANSAI MaaS(関西マース)」とは、JR西日本など関西の鉄道会社7社が共同で提供している関西でのお出かけに便利な機能をそなえたスマホアプリです。

 

「App Store」「Google Play」から無料ダウンロードできます。

 

ICOCAは、今使っていたり、持っているものがあれば、それで大丈夫です。

 

「スマートICOCA」や「モバイルICOCA」もOK。

 

そして、使うICOCAの番号を、あらかじめ登録することが必要です(スマートICOCAとモバイルICOCAは不要。後述します)。

 

ICOCA以外の交通系ICカードは使えません。

 

ICOCAを持っていなければ、スマホアプリ版の「モバイルICOCA」のインストールがおすすめです。

 

特に、JR西日本の沿線以外に住んでいる人は、ポイントサービスへの登録や、後々のポイントチャージに、駅へ出向かなくて済みます。

 

ICOCAのカードがいい場合は、JR西日本や関西の私鉄、地下鉄の駅で購入できます。

 

「奈良謎解きデジタルパス」の代金は、クレジットカード払いになります。

 

「奈良謎解きデジタルパス」の買い方や使い方は、一般の切符とは違います。事前によく確認を(後述しています)。

 

このほか、「奈良謎解きデジタルパス」には、JR奈良駅の商業施設「ビエラ奈良」にある対象のお店で、買い物や飲食すると、「大仏クリップ」がもらえる特典もついています(1人1回)。

 

JR西日本「奈良謎解きデジタルパス」の発売期間と有効期間は?

 

JR乗り放題「奈良謎解きデジタルパス」の発売期間と有効期間

 

発売期間(買える期間)

 

「奈良謎解きデジタルパス」は、期間限定の発売となっています。

 

2023年(令和5年)11月22日~2024年(令和6年)10月27日

 

※当初は3月31日までの発売でしたが、延長されました(3月12日)。

 

有効期間(使える期間)

 

2023年(令和5年)11月22日~2024年(令和6年)10月27日のうちの指定した1日

 

※利用開始日の午前0時から最終日の終電まで乗り放題できます(日付をまたがる場合は、0時を過ぎて最初の下車駅の自動改札機を出るまで)。

 

※「奈良謎解き寺巡り(謎解きキット)」は引き換え後、2024年10月27日まで利用できます。

 

JR西日本「奈良謎解きデジタルパス」の値段はいくら?(注意点)

 

JR乗り放題「奈良謎解きデジタルパス」の値段はいくら?

 

「奈良謎解きデジタルパス」の値段はこちら(1人あたり)。大人用のみの発売です。

 

大人 3,400円

 

なお、ゲームの進行上、興福寺「中金堂」の拝観料(大人500円/中高生300円/小学生100円)が別途必要です。

 

ここで、「奈良謎解きデジタルパス」の値ごろ感が分かるように、通常の運賃や料金をみておきましょう。

 

【通常の運賃・料金の例】

JR 片道運賃
初乗り運賃 140~170円
京都駅~奈良駅 720円
新大阪駅~奈良駅 950円
大阪駅~奈良駅 820円
大阪駅~京都駅 580円
ユニバーサルシティ~奈良駅 820円
奈良駅~法隆寺駅 230円
奈良駅~天理駅 210円
奈良駅~桜井駅 330円
奈良駅~王寺駅 320円
奈良謎解き寺巡り 参加料金
問題冊子「謎解きキット」 2,700円
その他 値段
大仏クリップ 605円

 

「奈良謎解き寺巡り」に参加するには、通常2,700円かかります。

 

このため、単純にみるとJR代は700円になります。これで、奈良、京都、大阪を1日乗り放題できるので、めちゃくちゃ安いです。

 

奈良駅まで片道351円以上する乗り放題の範囲内にある駅からでしたら、往復するだけでもお得になります。

 

JR乗り放題「奈良謎解きデジタルパス」の注意点

 

「奈良謎解きデジタルパス」の値段には、注意点があります。

 

ふつうの乗り放題切符は、買うときに代金を支払えば終わりです。

 

しかし、「奈良謎解きデジタルパス」の場合は、さらにJRに乗るたびに運賃を支払う必要があります。

 

実際は、毎回ICOCAの残高から引かれます。

 

でも、乗り放題範囲で払った運賃は、翌月末にまとめて全額「WESTERポイント」で戻ってきます。

 

つまり、「奈良謎解きデジタルパス」利用中のJR代は、一時的に立て替えるかたちになります。

 

JR西日本「奈良謎解きデジタルパス」の値段と注意点

 

金額としては損しませんが、「3,400円+立て替え用」の予算が必要で、返金はポイントで行われるので、注意が必要です。

 

※予算としては、興福寺の拝観料(大人500 円/中高生300 円)も別に必要です(現地払い)。

 

「奈良謎解きデジタルパス」には、乗れば乗るほどお得だけど、その分、立て替えの支払いが増えるという悩ましさ?があります。

 

還元されるWESTERポイントは、ICOCAに再びチャージすることで、1ポイント=1円として、ICOCAが使える全国の鉄道やバス、スーパーやコンビニなどお店で使えます。

 

「奈良謎解きデジタルパス」に使うICOCAは事前に登録が必要です(後述します)。登録していないと、ポイントは戻りません。




 

JR西日本「奈良謎解きデジタルパス」はどこで買える?(買い方・購入方法)

 

JR乗り放題「奈良謎解きデジタルパス」の発売場所、購入方法、買い方

 

「奈良謎解きデジタルパス」は、「KANSAI MaaS(関西マース)」というアプリ上で、利用する1ヶ月前から当日の15時まで購入できます。

 

支払い方法は、クレジットカード限定です。

 

JR西日本の「WESTER」アプリや予約サイトの「e5489」では買えません。

 

買い方は簡単です。

 

「KANSAI MaaS」アプリを開いて、「チケット」のなかから「奈良謎解きデジタルパス」を選んで、購入手続きを進めていきます。

 

JR乗り放題「奈良謎解きデジタルパス」の発売場所、購入方法、買い方

 

最初に、購入数(1人分のみ)と利用予定日を選択し、最後にクレジットカード番号を入力して終了です。ほどなく確認メールが届きます。

 

利用日は、後で変更できます(未使用で有効期間内)。手数料はかかりません。

 

ただ、払い戻しの場合は、手数料220円が発生します。

 

※「奈良謎解き寺巡り」ゲームだけの払い戻しはできません。

 

「KANSAI MaaS」を初めて使う際は、会員登録が必要です。

 

登録画面で規約同意したあと、メールアドレス認証⇒パスワード設定し、あなたの基本情報を入力します。

 

その項目はこちら。

 

  • 名前(漢字、フリガナ)※必須
  • 電話番号
  • 性別 ※必須
  • 生年月日
  • 居住国
  • 郵便番号
  • アンケート(メールマガジンの要否、興味関心)
  • ICカード番号(ICOCA、PiTaPa)

 

名前と性別だけが必須です。これだけで「KANSAI MaaS」のほとんどの機能が使えます。

 

「奈良謎解きデジタルパス」の購入には、電話番号、生年月日、郵便番号、ICOCA番号の登録が必要です。

 

JR西日本「奈良謎解きデジタルパス」の使い方は?(利用方法)

 

JR乗り放題「奈良謎解きデジタルパス」の使い方、利用方法

 

「奈良謎解きデジタルパス」の使い方(利用方法)も、通常のJR切符とは変わっています。

 

特に、事前準備に注意してください。

 

事前の準備(ICOCAの登録)

 

JR乗り放題「奈良謎解きデジタルパス」の使い方、利用方法、事前準備

 

「奈良謎解きデジタルパス」の利用には、実際に使用するICOCAの番号を、おそくとも利用(出発)の前日までに、以下の2か所への登録を済ませておく必要があります。

 

当日になってからは、遅いです。

 

※以前に登録していたら、この準備は必要はありません。

 

  • 「KANSAI MaaS」アプリ
  • 「WESTERポイントサービス」(スマートICOCA、モバイルICOCA以外)

 

ICOCAの番号は、カードの裏に記載されています(モバイルICOCAは管理画面に)。

 

事前に、両方ともにICOCAを登録しないと、乗った運賃分のポイントは戻ってきません。大損します。

 

「KANSAI MaaS」アプリでのICOCA登録は、「マイページ」でできます。

 

「WESTERポイントサービス」への登録は、次のいずれかで行えます。

 

 

これらのなかでは、駅の券売機が一番楽です。入力作業はなく、30秒ほどで完了します。

 

JR乗り放題「奈良謎解きデジタルパス」の使い方、利用方法、ICOCA登録

 

「WESTERポイントサービス」とは、ICOCAでJR西日本に乗ったり、買い物したりするとポイント(WESTERポイント)が貯まるサービスです。

 

「WESTERポイントサービス(ICOCAポイントサービス)」に登録したことがあっても、25カ月以上チャージなど利用していないと、自動的に登録が解除されています。その時は、再登録してください。その状況は券売機などで確認できます。

 

実際の使い方

 

「奈良謎解きデジタルパス」の利用当日は、まず「KANSAI MaaS」アプリの「チケット」ページの「利用前・利用中」にある「奈良謎解きデジタルパス」を選んで、利用開始の操作をします(チケットを使う⇒利用開始する)。

 

そして、スマホと、登録したICOCAを忘れずに持って出かけます。

 

JRに乗るには?

 

JR乗り放題「奈良謎解きデジタルパス」の使い方、乗り方

 

繰り返しになりますが、「奈良謎解きデジタルパス」では、JRの乗車に登録したICOCAを使います。

 

利用するときは、ふつう乗車駅と下車駅の「両方」で、ICOCAを自動改札機にタッチして出入りします。

 

下車時に、残高から運賃が引かれます。

 

このとき、タッチしなかったり、ちゃんとタッチできていなったりすると、運賃がポイント還元されないので、確実にタッチするように意識しましょう。

 

もし、ICOCAの残高が不足している場合は、券売機や精算機でチャージ(入金)してから改札機にタッチします。

 

JR乗り放題「奈良謎解きデジタルパス」の使い方、利用方法

 

なお、後日のポイント還元になる運賃は、「奈良謎解きデジタルパス」の乗り放題範囲内で利用した分に対してです。

 

範囲内と外をまたいだ利用には、還元されません。

 

例えば、神戸方面から出かける場合は、直接奈良まで行くと、まるまるポイントの対象外です。でも、途中の尼崎駅で下車して、ICOCAで改札機を出入りすることで、尼崎駅~奈良駅の運賃はポイントで戻ってきます。

 

ポイントが返ってきたら、ICOCAにチャージが必要

 

「奈良謎解きデジタルパス」の乗り放題範囲で使った運賃は、その翌月末に「WESTERポイント」で返ってきます。

 

その「WESTERポイント」を使うには、ICOCAに移さないといけません(チャージ)。

 

その手続きは、JR西日本の駅にある券売機、精算機、チャージ機で簡単に行えます。

 

期限は25カ月以内です。それを超えると、WESTERポイントサービスの登録が解除されて、貯めたポイントも消えてしまいます。

 

なお、「モバイルICOCA」の場合は、スマホのアプリ上でチャージ操作ができます。

 

JR西日本の駅にチャージに行けない人は、「モバイルICOCA」がおすすめです。

 

ICOCAにチャージすると、1ポイント=1円として、ICOCAに対応している全国の鉄道やバスの運賃や、コンビニやスーパーなど加盟店での買い物や飲食の支払いに使えます。

 

ポイントチャージについて詳しくはこちら(公式サイト)

 

「奈良謎解き寺巡り」で遊ぶには?

 

JR乗り放題「奈良謎解きデジタルパス」の「奈良謎解き寺巡り」使い方

 

「奈良謎解き寺巡り」をやるには、「奈良謎解きデジタルパス」の利用当日、奈良に着いたら、まず最初に興福寺の境内にある「中金堂」に向かいます。

 

興福寺へは、JR奈良駅から徒歩で約15分。バスだと5分ほどです。

 

「中金堂」の入口にある拝観受付で、「KANSAI MaaS」アプリ上の「奈良謎解き寺巡り」画面を提示して、ゲームに必要な「謎解きキット」(問題冊子)と引き換えます。

 

引き換え場所・時間
  • 興福寺「中金堂」拝観受付
  • 受付時間:9:00~16:00
  • このとき、拝観料が必要です(大人500円/中高生300円/小学生100円)。
  • 興福寺公式サイト

 

「謎解きキット」を受け取ったら、その指示に従って、基本的にはスマホの「LINE」で会話しながら、ゲームを進めていきます。

 

※「謎解きキット」の引き換えは、「奈良謎解きデジタルパス」の利用当日しかできませんが、引き換えたあとは、2024年10月27日まで利用できます。

 

「奈良謎解き寺巡り」では、「謎解きキット」の引き換えやゲームの進行にスマホが欠かせません。当日は、スマホを持ち忘れたり、充電が切れないように、いつもより増して注意が必要です。

 

JR西日本「奈良謎解きデジタルパス」公式サイト

 

このほか、JR奈良駅の商業施設「ビエラ奈良」にある対象のお店で、買い物や飲食すると、「大仏クリップ」がもらえる特典もあります(1人1回)。

 

「奈良謎解きデジタルパス」の詳細や最新情報は、JR西日本の公式サイトで確認ください。

 

JR西日本公式サイト

 

 

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