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大阪から堺へは「おもてなしチケット」!阪堺電車&バス乗り放題で安くて特典充実

阪堺電車とバスが乗り放題「堺おもてなしチケット」の値段、購入方法

世界遺産に登録された、仁徳天皇陵をはじめとする「百舌鳥(もず)古墳群」は、大阪の堺市にあります。堺は歴史のある街なので、古墳以外にも見どころやおいしい食べ物がちょこちょこあって、日帰り観光にはいいところです。

堺は、大阪市内からは近くてアクセスはいいです。電車で行くのでしたら、「堺おもてなしチケット」という割引切符を出かける前にチェックしてみてください。

これは、大阪と堺を結ぶ阪堺電車の”チンチン電車”と、堺市内の路線バスが乗り放題できる1日乗車券です。交通費を節約して巡れます。さらに観光施設などでの特典も充実。観光でなくても、仕事で得意先など市内をあちこち回るときにも向いています。

ここでは、この「堺おもてなしチケット」の内容と値段、購入方法をまとめて紹介します。

「堺おもてなしチケット」ってどんな切符?

チンチン電車とバスが乗り放題!

「堺おもてなしチケット」は、阪堺電車の”チンチン電車”と堺市内の南海バスの指定区間が1日乗り放題(乗り降り自由)できる切符(1日乗車券)です。

大阪市内と堺との間は、JR阪和線、南海電車(南海線・高野線)、阪堺電車の電車が走っています。「堺おもてなしチケット」では阪堺電車を利用します。大阪の下町を走る路面電車です。時間はかかりますが、独特の雰囲気、風情が楽しめますよ。途中、住吉大社にも立ち寄れます。

阪堺電車(天王寺駅~大小路駅) 片道210円(約30分)
南海電車(難波駅~堺駅) 片道260円(約10分)
南海電車(難波駅~堺東駅) 片道260円(約10分)
JR阪和線(天王寺駅~堺市駅) 片道180円(約8分)

堺に着いてから、世界遺産の古墳めぐりや観光地などへの移動は路線バス(南海バス)が便利で効率的です。「堺おもてなしチケット」はバス乗り放題なので、お値打ちです。

「堺おもてなしチケット」は2種類

「堺おもてなしチケット」には「阪堺拡大版」と「南海バス拡大版」の2種類があります。それぞれ利用できる区間(範囲)が違います。

阪堺電車とバスが乗り放題「堺おもてなしチケット」の利用範囲(有効区間)

阪堺拡大版
  • 阪堺電車の全線
  • 南海バスの指定区間(堺市内)
南海バス拡大版
  • 阪堺電車の堺市内区間(我孫子道~浜寺駅前)
  • 南海バスの指定区間+「追加区間」(堺市内)

大阪市内から出かける場合は、阪堺電車(チンチン電車)の全線が乗り放題の「阪堺拡大版」が適当です。

「南海バス拡大版」の方は現地購入用です。堺に着いてから路線バスを2~3回以上利用する場合はお得です(後述)。ちなみにバスの「追加区間」には特に有名な観光地はありません。

チンチン電車の阪堺電車は、100年以上の歴史がある大阪唯一の路面電車です。大正・昭和製のレトロな車両から平成の最新鋭の車両まで個性的な電車が、時速40kmとゆっくりした速度で大阪と堺を結んでいます。途中、有名な住吉大社の前を通ります。

阪堺電車が乗り放題「堺おもてなしチケット」

「阪堺拡大版」を使う場合、大阪側では天王寺駅、新今宮駅がJRや地下鉄との乗り換え駅になります。

  • 阪堺電車「天王寺駅前」⇔「JR天王寺駅」「地下鉄天王寺駅」「近鉄阿部野橋駅」
  • 阪堺電車「新今宮駅前」⇔「JR新今宮駅」「南海電車新今宮駅」「地下鉄動物園前駅」

阪堺電車の堺へ直通する電車は「天王寺駅前」から出ています。「新今宮駅前」からの電車は途中の「我孫子道」で乗り換えが必要です。

優待特典が76か所で受けられます!

「堺おもてなしチケット」には、提携の観光施設やホテル、飲食店、土産物店などで提示すると、料金の割引や記念品の進呈など優待が受けられる特典が付いています。その提携先は76か所とかなり充実しています。

提携先の情報は、「堺おもてなしチケット」を買うともらえる「堺おもてなし手帖」という小冊子に詳しく掲載されています。

優待が受けられる提携先の例

  • 堺市立町屋歴史館(入館料割引)
  • さかい利晶の杜(入館料割引)
  • 環濠都市「堺のんびりクルーズ」(利用料割引)
  • 自転車博物館サイクルセンター(入館料割引)
  • 堺市博物館(入館料割引)
  • 大仙公園「日本庭園」(入園料割引)
  • 妙国寺(拝観料割引)
  • 南宗寺(拝観料割引)
  • 大寺餅河合堂(商品代割引)
  • 丸市菓子舗(商品代割引)
  • 本家小嶋(商品代割引)
  • 小島屋(飲食代割引)
  • かん袋(飲食代割引)
  • 水野鍛錬所(商品代割引)
  • ホテルアゴーラ・リージェンシー堺(宿泊料割引)
  • ダイワロイネットホテル堺東(宿泊料割引)  など ※順不同

「堺おもてなしチケット」の値段は?

「堺おもてなしチケット」は、以上のような内容で値段はこのようになっています。

阪堺拡大版 大人700円 子供350円
南海バス拡大版 大人500円 子供250円

ちなみに、阪堺電車と南海バスの普通運賃は以下の通り。

阪堺電車(均一料金) 大人210円、子供110円
南海バス(距離制) 大人220円~、子供110円~

南海バスの運賃は距離制です。市街地で1回乗車すると220円~250円が中心です。「阪堺拡大版」だと、行き帰りの阪堺電車だけで420円なので、あと1、2回バスに乗れば、すぐ元が取れてお得になります。

例えば、阪堺電車の「宿院駅」から仁徳天皇陵(堺市博物館前)までのバス代は、1回乗り継ぎで片道460円です。

距離制のバスは、特に初めての土地だと、車内の運賃表を見ながら乗るので落ち着きません。この点、乗り放題なら気楽です。目的地まで直通するバスが無くても、運賃を気にせず何回でも乗り継いで行けますしう、もし乗り間違えても無駄な出費はありません。

バスの運賃や経路は南海バスの公式サイトで簡単に検索できます。

「堺おもてなしチケット」の発売期間と有効期間

発売期間(買える期間)

「堺おもてなしチケット」は1年を通して発売されています。堺に行く時はいつでも利用できます。

有効期間(使える期間)

利用する当日の1日間、始発便から最終便まで乗り放題できます

※「堺おもてなしチケット」の日付欄はスクラッチ(表面を削る)になっているので、乗車する際にその年月日を削り取ってから使います。その削った日づけの1日間が有効です。年月日を間違ったり、必要以上に削ってしまうと無効になりますので、注意してください。

「堺おもてなしチケット」はどこで買える?(購入方法)

「堺おもてなしチケット」は利用する当日、あるいは事前にでも下記の場所で直接購入できます。阪堺電車や南海バスの車内では買えません。

大阪市内で買えるところ(阪堺拡大版のみ)

阪堺電車
  • 「天王寺駅前」「新今宮駅前」の乗車券発売所

堺市内で買えるところ

阪堺電車
  • 「我孫子道」「浜寺駅前」の乗車券発売所
    ※浜寺駅前発売所は日祝休み
南海バス
  • 堺東案内所
  • 堺駅バス定期券発売所(日祝休み)
  • 堺営業所
  • 【南海バス拡大版のみ】東山営業所・泉北営業所・光明池営業所
観光案内所
  • 堺東駅・堺駅・大仙公園の各観光案内所
コンビニ
  • アンスリー(堺東店・堺店・堺プラットプラット店・N.KLASS三国ヶ丘店)
宿泊施設
  • ホテルアゴーラ・リージェンシー堺
  • シティホテルサンプラザ
  • ビジネスホテルニュー大浜
  • ホテル1-2-3堺
  • ダイワロイネットホテル堺東
  • シティホテル青雲荘
  • 臨海ホテル石津店
  • 東横イン堺東駅

「堺おもてなしチケット」公式サイト

「堺おもてなしチケット」の発売や最新情報については堺市の観光サイトで確認ください。

公式サイトはこちら。

大阪から堺へ日帰り観光には「堺おもてなしチケット」は、数回利用すると元が取れる安い値段なので利用しやすいと思います。ただ阪堺電車でいくと、南海電車やJRに比べて時間がかかりますが、あえて下町の風景を眺めながら、チンチン電車のんびり旅というのもいいものですよ。それでも30分ほどです。

ちなみに、阪堺電車だけの1日乗車券(全線1日フリー乗車券 てくてくきっぷ)は600円します。「堺おもてなしチケット・阪堺拡大版」では、これに100円プラスするだけで堺市内のバスが乗り放題になりますので、かなり割安感があります。堺に行く時は活用してみてください。

大阪市内の観光と合わせて、堺へも足を延ばす場合は「大阪周遊パス」という切符と比べてみてください。大阪地下鉄・バス、私鉄が乗り放題なるほか、大阪と堺市内の観光施設が無料で利用できます。

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