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秋の吉野山へ!近鉄往復と蔵王堂秘仏特別開帳の拝観つきで12%割引

奈良方面
お悩み中
お悩み中
奈良の吉野山に出かけたいけど、電車で安く行ける方法や切符を知りたい。

 

こんな疑問にお答えします。

 

【この記事の内容】

  • 近鉄電車の「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。

 

この秋、奈良の吉野山へ電車で出かける際は、近鉄「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」をチェックしてみてください。

 

この切符は、吉野まで往復の近鉄電車と吉野山のシンボル、金峯山寺(きんぶせんじ)というお寺の「蔵王堂」にある秘仏本尊の特別ご開帳の拝観がセットになったものです。

 

通常よりも、12%お得に出かけられます。

 

ちなみに、蔵王堂は国宝&世界遺産で、その3体の秘仏は日本最大。一見する値打ちがありますよ。

 

ここでは、この近鉄「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」の内容と値段、発売期間、購入方法を紹介します。【2025年秋版】

金峯山寺は吉野の名所で、せっかくの秘仏の特別開帳なので、拝観してみてはいかがでしょうか。
まあちん
まあちん

近鉄「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」ってどんな切符?

 

近鉄電車の「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」の内容、値段、発売期間、購入方法

 

あらためて、「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」は、金峯山寺の蔵王堂秘仏特別ご開帳の拝観券と、近鉄電車の各駅から吉野駅までアクセスの往復乗車券がセットになった割引切符です。

 

有効期間は2日間で、泊りがけの旅行にも使えます。

 

近鉄電車の「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」を紹介(内容、値段、発売期間、購入方法)
【セット内容】

  • 近鉄電車「乗車駅~吉野駅」の往復乗車券
  • 金峯山寺蔵王堂ご開帳特別拝観券

 

※近鉄は乗り放題(乗り降り自由)ではありません。行き帰り1回ずつの利用になります。途中の駅で下車(改札から駅の外へ出る)すると、残りの区間は無効になります。

 

「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」で特急列車に乗れません。乗る際は、追加で特急券を購入してください。

近鉄の特急券予約について

 

そして、「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」には、通常の紙の切符と、スマホを使うデジタル切符の2種類があります。

 

内容は同じですが、設定されている発着駅や値段が異なります。

 

値段はデジタル切符の方が安いです(一部駅を除く)。

 

金峯山寺蔵王堂秘仏本尊特別ご開帳の期間】(2025年秋)

 

「金峯山寺」は吉野山のシンボル的なお寺で、世界遺産に登録されています。ちなみに、吉野山は「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として山全体が寺社を含めて世界遺産になっています(2004年~)。

 

吉野山、金峯山寺蔵王堂秘仏御開帳の開催日程

 

その金峯山寺の蔵王堂という建物内にあって、普段見ることができない「金剛蔵王大権現像」3体(重要文化財)が期間限定で特別に開帳(公開)されます。

 

【金峯山寺蔵王堂秘仏本尊特別ご開帳】(2025年秋)

  • 特別開帳期間:2025年(令和7年)10月24日(金)~11月30日(日)
  • 拝観時間:8時30分~16時
  • 特別拝観料 大人1,600円、中高生1, 200円、子供800円(ミニ木札付き・特製エコバック進呈)

 

詳しくは金峯山寺公式サイトで。

 

【参考】吉野山へのアクセス方法(電車の場合)

 

吉野山・蔵王堂特別拝観へのアクセス方法

 

吉野山、金峯山寺の最寄駅は近鉄電車の「吉野駅」です。大阪、京都方面から便利にアクセスできます。

 

出発駅 片道運賃(特急料金) 所要時間(特急利用)
大阪阿部野橋駅(天王寺) 1,170円(+特急520円) 約1時間30分(約1時間20分)
大阪難波駅 1,240円(+特急920円) 約2時間(約1時間40分)
鶴橋駅 1,170円(+特急920円) 約1時間45分(約1時間20分)
京都駅 1,480円(+特急1,340円) 約2時間10分(約2時間)
奈良駅 1,030円(+特急920円) 約1時間45分(約1時間25分)

 

大阪阿部野橋駅(天王寺)~吉野駅間は直通する特急・急行電車があります。その他の駅からは最低1回は乗り換えが必要になります。

 

近鉄の吉野駅から金峯山寺のある吉野山の上まで、ロープウェイが通っています。

 

吉野駅近くの千本口駅から山上駅まで約3分。運賃は下記の通りです。曜日によっては代行バスの場合もあります。

 

ロープウェイ:金・土・日・月曜日
代行バス:火・水・木曜日

※10月24日(金)~12月1日(月)は、ロープウェイが運行。バスは運休です。

大人 片道500円、往復900円
子供 片道250円、往復450円

※代行バスは片道運賃のみです(往復は単純に2倍)

ロープウェイの最新情報は公式サイトで(吉野大峯ケーブル自動車)

 

もちろん、吉野駅から金峯山寺まで歩いても行けます。

 

吉野駅から、途中「七曲坂」を通って約2km、30分ほどです。吉野山を登ることになりますが、めちゃくちゃ大変というほど急ではありません。ハイキング感覚で行けます。

 

桜や紅葉の時期は、ロープウェイのりばに長蛇の行列ができていることがあります。状況によっては、待つより歩く方が早いです。

 

吉野駅で下車された方に七曲坂の徒歩を推奨します。七曲坂は吉野山の代表的な桜の名所です。これまで、あまり知られていなかったのですが実は近鉄吉野駅からこの七曲坂を歩いて上がると20分ほどで吉野山下千本付近まで上がることが出来ます。下りであれば15分程度で吉野駅まで行くことができます。この機会に花びら舞う景色を楽しみながら、七曲坂の桜並木をハイキングで吉野山にお越し、お帰りになることをお薦めします。(吉野町役場公式サイトより)

 

吉野山の花見や紅葉狩り、観光では、思う以上に歩きます。動きやすい服装(特に靴)で出かけることをおすすめします。




近鉄「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」の発売期間と有効期間は?【2025年秋版】

 

「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」は、ご開帳にあわせた期間限定発売です。

 

発売期間(買える期間)

 

【2025年秋版】
2025年(令和7年)9月25日~11月30日(デジタル切符は11月29日)

 

有効期間(使える期間)

 

【2025年秋版】
2025年(令和7年)10月24日~12月1日(デジタル切符は11月30日)の連続した2日間

 

※購入する際に乗車日を指定します。乗車日とその翌日の2日間で、行き帰り1回ずつ有効です。

 

※「金峯山寺蔵王堂秘仏本尊特別ご開帳」の拝観券は開帳期間のうち1回使えます。 近鉄の乗車券と拝観日が別でも大丈夫です。

 

※買った後に行けなくなった場合は、紙の切符の場合、すべて未使用で上記期間内であれば、払い戻ししてもらえます(手数料180円)。デジタル切符は自分で購入サイト上で手続きします(手数料なし)。

 

近鉄「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」の値段は?【2025年秋版】

 

「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」の主な駅からの値段は下記の通りです。

 

紙の切符とデジタル切符で金額が違います!

 

デジタル切符の方が100円安いです(日本橋駅~鶴橋駅は除く)。

 

紙の切符の値段

発着駅 大人 中高生 子供
大阪阿部野橋駅 3,460円 3,120円 1,730円
大阪難波駅 3,600円 3,260円 1,800円
鶴橋駅 3,460円 3,120円 1,730円
京都駅 4,020円 3,680円 2,010円
奈良駅 3,220円 2,880円 1,610円
名古屋駅 6,560円 6,220円 3,280円

 

上記の駅以外にも「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」の発着駅は、多く設定されています。詳しくは、近鉄の公式サイトで確認ください(下方にリンクがあります)

 

デジタル切符の値段

発着駅 大人 中高生 子供
大阪阿部野橋駅 3,360円 3,020円 1,680円
大阪難波駅・日本橋駅・上本町駅・鶴橋駅 3,500円 3,160円 1,750円
京都駅 3,920円 3,580円 1,960円
奈良駅 3,120円 2,780円 1,560円

 

デジタル切符には、上記の駅以外は設定がありません。

 

さて、ここで「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」が、どれくらい安いのか、主な発着駅の通常の場合と比べてみました(大人で特急利用なしの場合)。

 

表のように、通常よりおおむね紙切符で12%、デジタル切符で14%割引になっています。

 

発着駅 近鉄往復 拝観料 通常合計 紙切符 デジタル切符
大阪阿部野橋駅 2,340円 1,600円 3,940円 3,460円
12%割引
3,360円
15%割引
大阪難波駅 2,480円 4,080円 3,600円
12%割引
3,500円
14%割引
鶴橋駅 2,340円 3,940円 3,460円
12%割引
3,500円
11%割引
京都駅 2,960円 4,560円 4,020円
12%割引
3,920円
14%割引
奈良駅 2,060円 3,660円 3,220円
12%割引
3,120円
15%割引
名古屋駅 5,780円 7,380円 6,560円
11%割引

 

近鉄「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」はどこで買える?(購入方法)

 

「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」の紙切符、デジタル切符はそれぞれ下記の場所で、乗車日の1か月前から買うことができます。

 

紙の切符が買えるところ

 

紙の「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」は、下記の駅窓口で発売しています。

 

支払いには現金、クレジットカードが使えます。

 

大阪府 大阪難波駅、上本町駅、鶴橋駅、布施駅、東花園駅、八尾駅、大阪阿部野橋駅、藤井寺駅、古市駅
京都府 京都駅、丹波橋駅、大久保駅、新田辺駅
奈良県 奈良駅、西大寺駅、学園前駅、生駒駅、天理駅、王寺駅、大和高田駅、大和八木駅、榛原駅、高田市駅、橿原神宮前駅、下市口駅
三重県 名張駅、伊賀神戸駅、伊勢中川駅、桑名駅、四日市駅、白子駅、津駅、松阪駅、伊勢市駅、宇治山田駅、五十鈴川駅、鳥羽駅、志摩磯部駅、鵜方駅、賢島駅
愛知県 名古屋駅

 

※駅によっては、発売窓口の営業時間が限定されているところがあります。買いに行く時は、念のため公式サイトで確認してください。

 

デジタル切符が買えるところ

 

近鉄電車「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引デジタルきっぷ」の買い方、購入法

 

デジタル切符は、「きんてつチケットEモール」というサイトで、基本24時間発売しています。

 

同時に最大8人分まで買えます。利用する際は、それぞれのスマホに分配します。

 

なお、「きんてつチケットEモール」にはスマホからでのみアクセスできます。パソコンやタブレットでは購入できません。

 

「きんてつチケットEモール」を初めて利用する際は、簡単な会員登録が必要です。

 

支払いには、クレジットカード、デビットカード/プリペイドカード(一部除く)、PayPay、au PAY(ネット払い)が使えます。

 

「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」の購入後、利用日を変更したい場合は、いったんサイト上で払い戻し手続きをしてから、再購入という流れになります。手数料は発生しません。

 

きんてつチケットEモールへ(スマホからのみ)

 

デジタル切符の利用方法

 

デジタルの「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」を利用する当日は、スマホから「きんてつチケットEモール」にアクセスして、ログインします。

 

そして、「デジタルきっぷ一覧」のなかの「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」を選んで、スマホ画面に表示させて「利用開始」操作をします。

 

切符にはQRコードが記載されています。

 

駅では、そのQRコードを表示させたスマホ画面を、「QR」対応改札機(吉野駅では専用端末)の読み取り部分に、直接タッチして出入りします。

 

近鉄電車「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引デジタルきっぷ」の乗り方、利用方法

 

金峯山寺では、サイト内にある「金峯山寺蔵王堂特別拝観券」の「利用する」ボタンを押下(タップ)して表示されたスマホ画面を、入口の係員に提示します。

 

スマホの画面にQRコードが表示できないと無効です。充電切れや故障に注意が必要です。

 

 

近鉄「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」公式サイト

 

「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」の最新情報、詳しい発着駅などについては近鉄電車の公式サイトで確認ください。

 

近鉄電車公式サイト

 

「吉野山・蔵王堂特別拝観券付割引きっぷ」は、2日間有効なので、泊りがけの旅行にも使えます。

 

吉野で宿泊する人を対象に蔵王堂の「夜間拝観」が行われます。暗闇に浮かぶ青い蔵王権現を拝めます。

 

開催日:10月31日、11月2、7、15、20、23、29日(全7日、各日先着100人)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       対象者:吉野山の指定施設宿泊者
参加費:1人5,000円(宿泊費とは別)
申込み:宿泊する旅館で事前予約

 

【吉野の宿泊施設】●●●は夜間拝観受付可能な施設

下千本
中千本
上千本

最新情報は、吉野山観光協会

 

【参考】このほかの吉野へのお得な切符

吉野、奈良市内、斑鳩、明日香を近鉄・バスが3日間乗り放題

 

新幹線のEX予約利用者向け、奈良、大阪、京都で近鉄、JR3日間乗り放題

 

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