こんな疑問にお答えします。
【この記事の内容】
- 電車やバスの利用で、楽天ポイントの貯め方、使い方を紹介します。
生活費などの節約に、買い物などで貯めた「楽天ポイント」を活用している人も多いと思います。
「楽天ポイント」は、いろいろあるポイントサービスのなかでも、使い道が広いのが魅力です。
実は、、JRのICカード「Suica(スイカ)」と連携することで、日本全国の電車やバスの利用でも貯めたり、使ったりできるんです。
ここでは、その方法をまとめました。
電車やバスでの楽天ポイント活用は「楽天ペイ」で
「楽天ペイ」にはSuica機能を利用します。
電車やバスの利用で「楽天ポイント」を活用するには、スマホの決済アプリ「楽天ペイ」を使います。
「楽天ペイ」とは、加盟店でスマホ画面に表示させたバーコードやQRコードを読み取ってもらうことで支払いできるというものです。
楽天ポイントカードや楽天Edy(電子マネー)の機能も付いているので、楽天ポイントを貯めたり、使ったりするのには、とても便利です。
特に、貯まった楽天ポイントを、簡単に普段の買い物などの支払いに使えるので、使い道に困ることなく、少額でも無駄なく消費できます。
Google、Appleの各アプリストアから無料でダウンロードできます(記事の最後に公式サイトへのリンクがあります)。
「楽天ペイ」には、JR東日本のICカード「Suica(スイカ)」の機能が入っています。
この機能を使って、電車やバスを利用します。
あなたが、Suicaを持っていなくてもっていなくても大丈夫です。楽天ペイ上で簡単に発行できます。
ちなみに、楽天ペイのSuicaは赤色です。
また、楽天ペイやSuica機能の利用に、費用はかかりません。
なお、楽天ペイSuicaが利用できるスマホは、それぞれ次の要件を満たしている機種になります。
Android端末 |
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iPhone |
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※iPhone用の「楽天ペイ」にも、Suica機能が付きました(2023年6月26日~)⇒公式サイト。
全国の鉄道やバスで使えます。
「Suica(スイカ)」と聞くと、関東や甲信越、東北のJR東日本でしか使えないと思うかもしれません。
でも実際には、関西でも、九州でも、日本全国で使えるんです。
楽天ペイは、以下の交通系ICカードが導入されているJR、私鉄、地下鉄、路線バスで使えます。
- Kitaca(キタカ):JR北海道(札幌地区)
- Suica(スイカ):JR東日本、沖縄ゆいレールなど
- PASMO(パスモ):首都圏のJR、地下鉄、主要私鉄、主要路線バス
- TOICA(トイカ):JR東海など
- manaca(マナカ):愛知、岐阜の主要私鉄、地下鉄、主要路線バス
- ICOCA(イコカ):JR西日本、JR四国など
- PiTaPa(ピタパ):関西のJR、地下鉄、主要私鉄、主要路線バス
- nimoca(ニモカ):九州のJR、地下鉄、主要私鉄、主要路線バス
- SUGOCA(スゴカ):JR九州など
- はやかけん:福岡市地下鉄など
なお、上記 ICカードが導入されている鉄道会社やバス会社でも、ICカード未対応の路線や駅では使えません。各社の公式サイトで確認ください。
電車、バスの乗車はスマホをタッチ。
楽天ペイSuicaで、実際に電車やバスに乗る際は、スマホを自動改札機やICカードの読み取り機に直接タッチします。
スマホは電源さえ入っておけばOK。「楽天ペイ」アプリやSuicaを起動させる必要はありません。
電車やバスで楽天ポイントの使い方
楽天ペイのSuicaは、一般的な交通ICカードと同じように、事前にお金をチャージ(入金)しておいてから使います。
このチャージに、貯めた「楽天ポイント」を1ポイント=1円単位で充当できます。
電車、バスの利用で楽天ポイントの貯め方
電車、バスの利用で、楽天ポイントが貯まるのは、楽天ペイSuicaにチャージの段階です。
あらためて、楽天ペイSuicaへのチャージ方法は次の2つです。
- クレジットカード⇒「楽天カード」のみ
- 楽天ポイント(期間限定ポイントは不可)
これらのうち、クレジットカードの「楽天カード」でチャージしたときに、その金額の0.5%の「楽天ポイント」が付きます(200円につき1ポイント、翌日に付与)。
なお、チャージは1,000円以上1円単位できます。
その上限は、下記の通りです。
楽天カード・楽天ポイントからの入金をあわせて、
- Android端末⇒20,000円まで
- iPhone⇒10,000円まで。
※「モバイルSuica」と併用する場合は、それとの合計になります。
貯まった楽天ポイントは、1ポイント=1円として、楽天ペイSuicaへのチャージはもちろん、楽天市場や街の加盟店での支払いなどに使えます。
このように、楽天ポイントは、楽天ペイSuicaで電車やバスに乗る際の運賃に対しては付きません。
でも、JR東日本の電車に乗ったり、JR東日本系列のお店や商業施設で買い物すると、「JRE POINT」というJR東日本のポイントが付きます。
- 鉄道での利用2%(50円につき1ポイント)
- 買い物での利用0.5%(200円につき1ポイント)または1%(100円につき1ポイント)
「JRE POINT」は、1ポイント=1円として、Suicaにチャージできるほか、加盟店や通販での買い物などに使えます。
このように、JR東日本に限ってですが、楽天ペイSuicaを使うと「楽天ポイント」と「JRE POINT」の二重取りが可能です。
iPhoneでは、「モバイルSuica」に楽天カードを登録してチャージすると、楽天ポイントが200円チャージにつき1ポイントがつくキャンペーンを実施しています。
楽天ペイSuicaのデメリット・注意点
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楽天ペイとはSuicaの残高は別管理です。
楽天ペイSuicaは、楽天ペイのアプリの中に同居していますが、残高は完全に別々です。
可能なチャージ方法も違います。
例えば、Suicaの残高が不足しても、楽天ペイの残高を回すことはできません。
楽天ペイとSuicaそれぞれで残高の管理、チャージが必要です。
楽天カード以外のクレジットカードは使えません。
楽天ペイSuicaを含めて楽天ペイのチャージに使えるクレジットカードは「楽天カード」だけです。他のクレジットカードは使えません。
先述の通り、楽天ポイントは、楽天カードでチャージする際に付きます(200円につき1ポイント)。
楽天ペイSuicaで楽天ポイントを貯めるには、楽天カードが必須です。
他のクレジットカードでチャージしたい場合は、「モバイルSuica」を併用して、そこにカードを登録します。
「モバイルSuica」にチャージすると、自動的に楽天ペイSuicaの残高にも反映されます(逆も同じ)。
つまり、楽天ペイSuicaの残高=「モバイルSuica」の残高です。
【対応しているチャージ方法】
楽天カードも「モバイルSuica」に登録できますが、チャージしても楽天ポイントは付きません。
楽天ペイSuicaでは使えない機能があります。
楽天ペイSuicaは、Suicaの全ての機能をカバーしていません。
「モバイルSuica」と両方使わないといけない場合があります。
楽天ペイのSuicaでは、
- 定期券は買えません。「モバイルSuica」で購入・搭載した定期券の表示はできます。
- Suicaグリーン券、企画切符(トクトク切符)は買えません。
- 当日の利用履歴が確認できません。翌日から可能です。
- Suicaの退会(=チャージ済み金の払い戻し)手続きができません。
- 現金でチャージできません。
特に、JR東日本でSuica定期券を使う場合は、「モバイルSuica」との併用が必要です。
以上のほか、基本的な注意点として、楽天ペイSuicaは、スマホが故障したり、充電が切れたりすると、全く使えなくなることです。
電車やバスに乗り前に、充電状態を確認するようにしましょう。
電車、バスで楽天ポイントを貯めるなら楽天カード
楽天ペイSuicaで、楽天ポイントを使ったり貯めたりするには「楽天カード」があると効率的です。
あなたが楽天カードを持っていないのでしたら、メインのカードとしてはもちろんですが、2枚目、3枚目の「サブ」用として、1枚作っておいても損はありません。
年会費は無料です。
繰り返しになりますが、Suicaへのチャージで楽天ポイントが付くのは、楽天ペイでの「楽天カード」だけです。
Suicaのチャージでは0.5%のポイント還元ですが、買い物などでは基本的に1%(100円につき1ポイント)の楽天ポイントが付きます。
これは、クレジットカードでは高い方の還元率です。
また、楽天系列のサービスでは還元率が優遇されるので、楽天ポイントが格段に貯めやすくなります。
楽天カードは、自営業や無職の人でも、比較的作りやすいクレジットカードです。
このほか、「楽天カード」は、クレジットカード対応している鉄道会社、バス会社なら定期券や乗車券の購入に使えますし、まだ少ないですが一部の路線ではタッチ乗車も可能です。支払額の1%(100円につき1ポイント)の楽天ポイントが付きます。
まとめ:電車、バス利用で楽天ポイントの使い方と貯め方
普段利用している電車やバスでも、楽天ポイントを使ったり、貯めたりしたい場合は、スマホ決済アプリ「楽天ペイ」のSuica機能で可能になります。
楽天ポイントが貯まるのは、チャージ(入金)の段階で、しかも楽天カードを使う場合に限られます。このため、楽天カードがあった方がお得です。
楽天ポイントを使う |
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楽天ポイントを貯める |
※JR東日本を利用すると「楽天ポイント」とは別に「JRE POINT」も付きます(50円につき1ポイント)。 |
楽天ペイや楽天ペイSuicaの最新情報は、公式サイトで確認ください。
楽天カードについてはこちら。
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