
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- 今年(2022年)の「神戸観光の日」の期間と無料開放される施設を、利用方法とあわせて紹介します。
毎年10月3日は「KOBE(神戸)観光の日」です。
地元の人間でも”知る人ぞ知る”の地味な記念日?なんですが、この日の前後に、市内の観光施設で無料開放が行われます。
あなたの予定とうまく合えば、神戸の観光をお得に楽しめるチャンスです。
ここでは、特に無料開放、つまり入場料などの料金がタダになる施設の情報を中心にまとめました。【2022年版】

2022年の「KOBE観光の日」は終了しました。
【参考】11月に恒例の「関西文化の日」が実施されます。
本題の前に「KOBE観光の日」の由来は?
無料開放になる施設を紹介する前に、
- 「KOBE観光の日」って何なん?
- なんで10月3日なん?
と疑問に感じる人もいると思いますので、簡単にその答えから。
一般財団法人神戸観光局の説明によると、こういうことです。
1977年の連続テレビ小説「風見鶏」の放送開始日にちなんで、2004年より毎年10月3日を「KOBE観光の日」とし、各施設の協力のもと、市民・観光客の皆様が市内観光施設等に親しむ機会として実施しています。
「KOBE観光の日」のきっかけは、歴史的な事柄とかではなく、実はNHKの朝ドラだったんです。しかも、その放送当時からではなく、終了後30年近くも経ってからスタート。
そんなことで、「KOBE観光の日」は、イマイチ盛り上がりに欠けますが、‘知る人‘は楽しめるイベントです。
ちなみに、「風見鶏」という朝ドラは、神戸では有名なドイツ風パン&洋菓子店「フロインドリーブ」を創業したドイツ人の職人をモデルにした物語です。
現在、そのお店は三宮駅からは歩いて15分ほど、新神戸駅からは10分ほどのところにあります(本店=生田店)。
元教会を改装した、SNS映えするオシャレな建物で、店内にはカフェもあります。観光のついでにでも、よかったら寄ってみてください。
「フロインドリーブ」は本店のほかに、大丸神戸店(元町駅南)、神戸阪急(三宮駅前、旧そごう)のデパ地下にも出店しています(販売のみ)。
- 本店営業時間:10:00~18:00(カフェは最終注文17:30)
- 本店の定休日:水曜日(水曜日が祝日の場合は翌木曜日)
最新の営業情報は、公式サイトで確認ください。
「KOBE観光の日」に無料開放される施設はどこ?(2022年)
2022年の「KOBE(神戸)観光の日」では、神戸市内にある6施設で無料開放されます。今年は少ないです。
【2022年版「無料開放」される有料施設】
10月2日(日) |
|
10月3日(月) |
|
※今年は王子動物園は対象外です。
このように、無料開放日が10月3日ではない施設もあるので、注意してください。
※コロナのこともありますので、開館時間など最新情報は各施設の公式サイトで事前確認ください。
六甲山
森林植物園【10月2日(日)】
「神戸市立森林植物園」は、生きている植物本来の姿を自然の樹林として見られる植物園です。
- 営業時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
- 通常料金:15歳以上大人300円、小中学生150円、兵庫県在住の65歳以上無料
- 最寄駅:神戸電鉄「北鈴蘭台駅」から無料バス、三宮駅から市バス25系統で終点(土日祝のみ運行)。
六甲山では恒例の現代アート展覧会「六甲ミーツ・アート2022」が開催中です。11月23日まで。
三宮・元町
風見鶏の館【10月3日(月)】
「風見鶏の館」は、観光ポスターなどでおなじみ、神戸のシンボル的な異人館です。
- 営業時間:9:00~18:00(入館は17:45まで)
- 通常料金:大人500円、高校生以下と65歳以上の神戸市民は無料。
- 最寄駅:各線「三宮駅」(徒歩約20分)、地下鉄「新神戸駅」(約15分)、シティーループバス「北野異人館」(徒歩約5分)
萌黄の館【10月3日(月)】
「萌黄(もえぎ)の館」は、その名前の通り萌黄色の外壁が特徴的な 「国指定重要文化財」の異人館です。
- 営業時間:9:30~18:00(入館は17:45まで)
- 通常料金:大人400円、高校生以下と65歳以上の神戸市民は無料。
- 最寄駅:各線「三宮駅」(徒歩約20分)、地下鉄「新神戸駅」(約15分)、シティーループバス「北野異人館」(徒歩約5分)
相楽園【10月3日(月)】
「相楽園」は池泉回遊式の日本庭園です。敷地内には西洋建築の旧小寺家厩舎(重文)、旧ハッサム住宅(重文)も保存されています。
- 営業時間: 9:00~17:00 (入館は16:30まで)
- 通常料金:大人300円、小中学生150円、兵庫県在住の65歳以上無料
- 最寄駅:JR神戸線・阪神電車「元町駅」(徒歩約15分)、地下鉄「県庁前駅」(徒歩約5分)
これらの施設へは次の切符が便利です。
須磨
須磨海浜水族園【10月3日(月)】
「須磨海浜水族園」は、”生きざま展示”を基本的なコンセプトとした水族館です。
「須磨海浜水族園」は、現在改修工事中のため、本館のみ営業となっています。
- 営業時間:9:00~17:00(入園は16:00まで)
- 通常料金:大人(18歳以上)700円、15~17歳400円、小中学生300円、65歳以上2~5割引
- 最寄駅:JR神戸線「須磨海浜公園駅」(徒歩約7分)、山陽電車「月見山駅」(徒歩約10分)。
須磨離宮公園【10月3日(月)】
「須磨離宮公園」は、季節ごとの花が楽しめる西洋式の庭園と植物園がメインの風光明媚な公公園です。
- 営業時間:9:00〜17:00(入園は16:30まで)
- 通常料金:15歳以上400円、小中学生200円
- 最寄駅:山陽電車「月見山駅」(徒歩約10分)、JR・山陽電車「須磨駅」(市バス75系統約6分)、地下鉄妙法寺駅(市バス75系統約15分)
「KOBE観光の日」の利用方法(特典の受け方)
「KOBE観光の日」の無料開放・割引利用は、基本申告制になっています。
特典を受けたいときは、そのことを利用者(あなた)の方から伝えないといけません。何もしなければ、通常の料金になります。
ただ、施設によっては、無条件で無料や割引を適用してくれたり、係の人から聞いてくれるところもあります。
もし、入った対象施設で、観光の日についての案内がないときは、次の方法で、申告してください。
施設の入口(切符売り場・受付)で、
「こうべかんこうのひ」と口で言う。筆談OK。
「KOBE観光の日」公式サイト
神戸市では、「KOBE観光の日」を皮切りに「2022年秋冬、今こそ神戸へ」観光キャンペーンを実施します。
詳しくは、公式サイトで確認ください。
「KOBE観光の日」の無料開放や割引施設は電車やバスでもアクセスしやすいところがほとんどです。お得な切符がいろいろありますので、合うのがあれば、上手に活用しましょう。
コメント