
こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- 「阪急阪神ニューイヤーチケット」という切符を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
年始に京阪神間で、初詣、買い物、あいさつ回りなど出かける予定があるけど、その際の電車代をなるべく節約したいというあなたは、「阪急阪神ニューイヤーチケット」という切符を確認してみてください。
これは、阪急電車と阪神電車の全線が乗り放題できる「お正月版」の1日乗車券です。値段はなんと1,000円!普段、発売しているものより値段が安くなっています。
ここでは、「阪急阪神ニューイヤーチケット」の内容、発売期間、購入方法をまとめました。【2021年版】
「阪急阪神ニューイヤーチケット」(2021年版)の発売は終了しました(1月11日)。
【参考】阪急電車・阪神電車の1日乗り放題は「阪急阪神1dayパス」で。
目次
「阪急阪神ニューイヤーチケット」ってどんな切符?
京都~大阪~神戸が1日乗り放題!
「阪急阪神ニューイヤーチケット」は、年始の1日、阪急電車と阪神電車の全線が乗り放題(乗り降り自由)で利用できる切符(1日乗車券)です。
京都、大阪、神戸の”三都”を含む広い地域で利用できます。
また、能勢電鉄の沿線から利用できる「能勢版」もあります。
【阪急阪神ニューイヤーチケットの乗り放題範囲】
- 阪急電車の全線
- 阪神電車の全線
- 神戸高速線の全線
- 能勢電鉄の全線(能勢版のみ)
※阪急電車と阪神電車との乗り換えは下記の駅が便利です。
阪急電車⇔阪神電車のりかえ駅
- 梅田駅(徒歩約10分)
- 今津駅(徒歩約3分)
- 神戸三宮駅(徒歩約5分)
- 高速神戸駅(同じ駅)
- 新開地駅(同じ駅)
大阪~宝塚~西宮の範囲だけの1日乗り放題なら「初詣ぐるっとパス」(500円)がお得です。
使える期間は1月11日まで!
「阪急阪神ニューイヤーチケット」は、その名前のとおり「お正月用」なので、使える期間が限定されています。
2021年版では1月1日から1月11日までとなっていて、このうちの好きな1日に使えます。
この冬は、阪急電車、阪神電車、能勢電鉄とも、大晦日から元日にかけての終夜運転は行われません。
1月1日は、通常通り始発電車から利用開始です。
沿線の社寺で祈念品がもらえる特典付き
「阪急阪神ニューイヤーチケット」には、特典として沿線の神社やお寺で祈念品がもらえる「社寺祈念品授与券」が付いています。
京都三社まいり |
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神戸三社まいり |
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三福まいり |
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えびすまいり |
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※「京都三社まいり」「神戸三社まいり」「三福まいり」はそれぞれの社寺のうち1か所で引き換えできます。
※引き換えできる期間は1月1日~1月31日です。切符の利用日と同じ日でなくても構いません。
「阪急阪神ニューイヤーチケット」の値段は?(2021年版)
あらためて、「阪急阪神ニューイヤーチケット」の値段はこちら。格安です。
大人 | 子供 | |
基本版(阪急&阪神) | 1,000円 | 500円 |
能勢版(基本版+能勢電) | 1,300円 | 650円 |
普段発売されている1日乗車券「阪急阪神1dayパス」(大人1,300円、子供650円)よりも安くなっています。
参考までに、主な区間の普通運賃(大人片道)を挙げてみました。使い方次第になりますが、元は取りやすいです。
阪急電車初乗り運賃 | 160円 |
阪神電車初乗り運賃 | 150円 |
能勢電鉄初乗り運賃 | 160円 |
(阪急・阪神)大阪梅田駅~神戸三宮駅 | 320円 |
(阪急)京都河原町駅/嵐山駅~神戸三宮駅 | 630円 |
(阪急)大阪梅田駅~京都河原町駅/嵐山駅 | 400円 |
(阪急)梅田駅~宝塚駅 | 280円 |
(阪急)河原町駅/嵐山駅~宝塚駅 | 530円 |
(阪急)神戸三宮駅~宝塚駅 | 280円 |
(阪神)大阪難波駅~神戸三宮駅 | 410円 |
(阪神)梅田駅~西宮駅 | 270円 |
(阪神)神戸三宮駅~西宮駅 | 270円 |
(阪急・阪神)京都河原町駅~梅田駅~西宮駅 | 670円 |
(阪急・阪神)神戸三宮駅~高速長田駅 | 150円 |
(阪急・能勢)妙見口駅~梅田駅 | 600円 |
(阪急・能勢)日生中央駅~梅田駅 | 590円 |
(阪急・能勢)日生中央駅~河原町駅 | 850円 |
ちなみに、京都~大阪~神戸で阪急電車や阪神電車と競合しているJRの主な区間の普通運賃は下記の通りとなっています。
値段的には「阪急阪神ニューイヤーチケット」が断然安いです。
(JR)京都駅~大阪駅 | 570円 |
(JR)京都駅~三ノ宮駅 | 1,100円 |
(JR)大阪駅~三ノ宮駅 | 410円 |
(JR)大阪駅~宝塚駅 | 330円 |
(JR)京都駅~宝塚駅 | 1,170円 |
「阪急阪神ニューイヤーチケット」の発売期間と有効期間は?(2021年版)
発売期間(買える期間)
「阪急阪神ニューイヤーチケット」(2021年版)は、下記期間の限定発売です。年が明けてからも買えますが、売り切れ次第で終了になります。
【2021年版】
2020年(令和2年)12月20日~2021年(令和3年)1月11日
有効期間(使える期間)
【2021年版】
2021年(令和3年)1月1日~1月11日のうちの好きな1日間
※利用当日は始発から終電まで乗り放題できます。1月1日の利用も始発から。
「阪急阪神ニューイヤーチケット」はどこで買える?(購入方法)
「阪急阪神ニューイヤーチケット」(2021年版)は下記の場所で直接買うことができます。
阪急電車の沿線では
(基本版のみ発売) |
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阪神電車の沿線では
(基本版のみ発売) |
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能勢電鉄の沿線では (能勢版のみ発売) |
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※「能勢版」は、能勢電鉄でしか買えません。
※買ったあとで使わなくなったときは、1月11日までなら全て未使用の場合に限って、払い戻ししてもらえます(手数料がかかります)。
「阪急阪神ニューイヤーチケット」公式サイト
「阪急阪神ニューイヤーチケット」(2021年版)の発売や最新情報については阪急電車の公式サイトで確認ください。
「阪急阪神ニューイヤーチケット」が使える期間は、年明け1月11日までとなっていますので、初詣や新年会などプライベートだけでなく、取引先へのあいさつ回りなど仕事で京阪神間を移動するときにも便利です。
お正月はいろいろ出費がかさむときです。節約術のひとつとして、こうしたお得な切符もうまく活用してみてください。