
こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- 「阪急阪神ニューイヤーチケット」という切符を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
このお正月に、京阪神地区で、初詣、買い物、あいさつ回り、観光などに出かける際、電車代を節約したいというあなた、「阪急阪神ニューイヤーチケット」という切符は要チェックです。
これは、阪急電車と阪神電車の全線が乗り放題できる1日乗車券のお正月版。
値段は1,000円で、まさに新春特価!
普段、発売されている1日乗車券よりも、ぐっと安くなってお得です。
ここでは、「阪急阪神ニューイヤーチケット」の内容、発売期間、購入方法をまとめました。【2023年版】

「阪急阪神ニューイヤーチケット」2023年版の発売は終了しました(1月11日)。
発売中の阪急電車・阪神電車の1日乗り放題切符はこちら。
「阪急阪神ニューイヤーチケット」ってどんな切符?(2023年版)
京都~大阪~神戸が1日乗り放題!
「阪急阪神ニューイヤーチケット」は、年始の1日、阪急電車と阪神電車の全線が乗り放題(乗り降り自由)で利用できる切符(1日乗車券)です。
京都、大阪、神戸の”三都”を含む広い範囲で利用できます。
また、能勢電鉄の沿線から利用できる「能勢版」もあります。
【阪急阪神ニューイヤーチケットの乗り放題範囲】
- 阪急電車の全線
- 阪神電車の全線
- 神戸高速線の全線
- 能勢電鉄の全線(能勢版のみ)
阪急電車と阪神電車との乗り換えは下記の駅が便利です。
- 梅田駅(徒歩約10分)
- 今津駅(徒歩約3分)
- 神戸三宮駅(徒歩約5分)
- 高速神戸駅(同じ駅)
- 新開地駅(同じ駅)
使える期間は1月11日まで!
「阪急阪神ニューイヤーチケット」は、「お正月用」なので使える期間が限定されています。
2023年版では、元日から1月11日まで。この間の好きな1日に使えます。
今季も、阪急電車、阪神電車、能勢電鉄とも、大晦日から元日にかけての終夜運転は行われません。
1月1日の利用は、普段通りの始発電車からになります。
対象の社寺で祈念品がもらえる特典付き
「阪急阪神ニューイヤーチケット」には、特典として、対象の神社やお寺で祈念品がもらえる「社寺祈念品授与券」が付いています。
京都三社まいり |
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神戸三社まいり |
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三福まいり |
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えびすまいり |
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※「京都三社まいり」「神戸三社まいり」「三福まいり」はそれぞれの社寺のうち1か所で引き換えできます。
※祈念品の内容は変更されることがあります。
※引換期間は1月1日~1月31日です。切符の利用と別の日に引き換えしてもOK。
「阪急阪神ニューイヤーチケット」の値段は?(2023年版)
あらためて、「阪急阪神ニューイヤーチケット」の値段はこちら。激安です。
大人 | 子供 | |
基本版(阪急&阪神) | 1,000円 | 500円 |
能勢版(基本版+能勢電) | 1,300円 | 650円 |
普段発売されている1日乗車券「阪急阪神1dayパス」(大人1,300円、子供650円)よりも安くなっています。
参考までに、主な区間の普通運賃(大人片道)を挙げてみました。
使い方次第になりますが、元は取りやすいです。
阪急電車初乗り運賃 | 160円 |
阪神電車初乗り運賃 | 150円 |
能勢電鉄初乗り運賃 | 160円 |
(阪急・阪神)大阪梅田駅~神戸三宮駅 | 320円 |
(阪急)京都河原町駅/嵐山駅~神戸三宮駅 | 630円 |
(阪急)大阪梅田駅~京都河原町駅/嵐山駅 | 400円 |
(阪急)梅田駅~宝塚駅 | 280円 |
(阪急)河原町駅/嵐山駅~宝塚駅 | 530円 |
(阪急)神戸三宮駅~宝塚駅 | 280円 |
(阪神)大阪難波駅~神戸三宮駅 | 410円 |
(阪神)梅田駅~西宮駅 | 270円 |
(阪神)神戸三宮駅~西宮駅 | 270円 |
(阪急・阪神)京都河原町駅~梅田駅~西宮駅 | 670円 |
(阪急・阪神)神戸三宮駅~高速長田駅 | 150円 |
(阪急・能勢)妙見口駅~梅田駅 | 600円 |
(阪急・能勢)日生中央駅~梅田駅 | 590円 |
(阪急・能勢)日生中央駅~河原町駅 | 850円 |
ちなみに、京都~大阪~神戸で阪急電車や阪神電車と競合しているJRの主な区間の普通運賃は下記の通りとなっています。
値段的には「阪急阪神ニューイヤーチケット」が断然安いです。
(JR)京都駅~大阪駅 | 570円 |
(JR)京都駅~三ノ宮駅 | 1,100円 |
(JR)大阪駅~三ノ宮駅 | 410円 |
(JR)大阪駅~宝塚駅 | 330円 |
(JR)京都駅~宝塚駅 | 1,170円 |
「阪急阪神ニューイヤーチケット」の発売期間と有効期間は?(2023年版)
発売期間(買える期間)
「阪急阪神ニューイヤーチケット」は、下記期間の限定発売です。
【2023年版】
2022年(令和4年)12月20日~2023年(令和5年)1月11日
年が明けてからも買えますが、売り切れ次第で終了になります。確実に買いたいなら、早めがいいです。
有効期間(使える期間)
【2023年版】
2023年(令和5年)1月1日~1月11日のうちの好きな1日
※利用当日は、始発から終電まで乗り放題できます。1月1日の利用も始発からです。
※特典の「社寺祈念品授与券」は、1月1日~1月31日まで有効。
「阪急阪神ニューイヤーチケット」はどこで買える?(購入方法)
「阪急阪神ニューイヤーチケット」(2023年版)は下記の場所で直接買うことができます。
阪急電車の沿線では
(基本版のみ発売) |
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阪神電車の沿線では
(基本版のみ発売) |
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能勢電鉄の沿線では (能勢版のみ発売) |
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※「能勢版」は、能勢電鉄でしか買えません。
※買ったあとで使わなくなったときは、1月11日までなら全て未使用の場合に限って、払い戻ししてもらえます(手数料がかかります)。
「阪急阪神ニューイヤーチケット」公式サイト
「阪急阪神ニューイヤーチケット」の最新情報や年始の運行については、各社の公式サイトで確認ください。
阪神電車公式サイト
大阪~宝塚~西宮方面だけの阪急利用なら、「ぐるっと初詣パス」が1日乗り放題500円で安いです(1月7日まで発売・有効)
「阪急阪神ニューイヤーチケット」は、年明け1月11日まで有効なのでなっていますので、初詣や新年会などプライベートだけでなく、取引先へのあいさつ回りなど仕事にも便利です。
お正月はいろいろ出費がかさむときです。そのうえ物価高。節約術のひとつとして、こうしたお得な切符もうまく活用しましょう。
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