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この記事の内容
- 山陽電車の「姫路市立美術館きっぷ」を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
姫路市立美術館で開催の展覧会「隈研吾の『コツゴツ』哲学 過去から未来へ生き残るデザイン―髙田賢三へのオマージュ」の鑑賞に、電車で安くアクセスしたいあなたは、山陽電車の「姫路市立美術館きっぷ」をチェックください。
これは、姫路駅までの電車往復と、姫路市立美術館の観覧がセットになった割引切符です。大阪、神戸、明石方面から通常より2~3割引でお得です。
ここでは、「姫路市立美術館きっぷ」の内容や値段、発売期間、購入方法をまとめました。

「姫路市立美術館きっぷ」の発売は終了しました(2025年2月2日)。
【参考】姫路へのお得な切符一覧
「隈研吾の『コツゴツ』哲学 過去から未来へ生き残るデザイン―髙田賢三へのオマージュ」展覧会
本日12/7から、#姫路市立美術館 にて「#隈研吾 の「コツゴツ」哲学」展を開催中❣本展では、隈氏がリノベーションを担当した、パリの旧 #髙田賢三 邸の一部が映像と空間デザインで再現されます。2/2まで。コレクションギャラリー「ちょっと昔の姫路の風景」も同時開催中。https://t.co/vpFIcUCQhH pic.twitter.com/okNVGSWV3n
— 姫路市立美術館 (@himeji_bijutsu) December 7, 2024
隈研吾氏がリノベしたパリの旧髙田賢三邸を再現した新作の模型、映像、モックアップ、そして髙田氏の作品・遺愛品で構成されたインスタレーションです。また、書写山圓教寺で進行中の「はづき茶屋プロジェクト」の成果を模型で披露します
開催期間 | 2024年12月7日~2025年2月2日 |
開館時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 |
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観覧料 |
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※出かける前に、姫路市立美術館の開館時間など最新情報を公式サイトで確認ください(記事の最後にリンクがあります)
山陽電車「姫路市立美術館きっぷ」ってどんな切符?
山陽電車の「姫路市立美術館きっぷ」は、次のよう内容がセットになっています。
【セット1】姫路駅までの往復乗車券
姫路市立美術館へ電車でアクセスする場合、最寄駅は、JR神戸線と山陽電車の「姫路駅」です。
「姫路市立美術館きっぷ」は、このうちの山陽電車を往復利用します。
その各駅から姫路駅まで、行き用と帰り用の乗車券が1枚ずつ付いてます。
なお、「姫路市立美術館きっぷ」は日帰り用です。
山陽電車の発売区間以外、大阪、三宮方面からの場合については、後述します。
※「姫路市立美術館きっぷ」は乗り放題ではありません。途中の駅で下車する(改札から駅の外に出る)と、切符は回収されて無効になります。
姫路駅から姫路市立美術館への行き方(アクセス)
姫路市立美術館は、姫路城の東隣りにあります。明治の末期に建てられた旧陸軍の倉庫を活用した赤レンガの建物が特徴です。
姫路駅からはバスで5~6分。歩くと25分ほど。少し距離があります。
バスの場合は、姫路駅前の神姫バス「7」「8」番乗り場から出発する便に乗って、「姫山公園南・医療センター・美術館前」停留所下車すぐ。(運賃は片道210円、9月中は190円)。本数は多いです。
【セット2】姫路市立美術館「隈研吾の『コツゴツ』哲学」展の観覧券
「姫路市立美術館きっぷ」には、「隈研吾の『コツゴツ』哲学 過去から未来へ生き残るデザイン―髙田賢三へのオマージュ」展の観覧券(実際は引換券)がセットになっています。
姫路市立美術館に着いたら、入口のきっぷ売り場で観覧券の現物と交換してから入館します。
山陽電車「姫路市立美術館きっぷ」は発売期間と有効期間は?
「姫路市立美術館きっぷ」は「隈研吾の『コツゴツ』哲学 過去から未来へ生き残るデザイン―髙田賢三へのオマージュ」展覧会の開催期間に合わせて発売されます。
発売期間(買える期間)
有効期間(使える期間)
※乗車券と観覧(引換)券ともに買ったその日にしか使えません。
山陽電車「姫路市立美術館きっぷ」の値段は?
「隈研吾の『コツゴツ』哲学―髙田賢三へのオマージュ」展向けの山陽電車「姫路市立美術館きっぷ」の値段はこちら。大人用のみの発売です。
発着駅 | 発売金額 |
西代駅〜須磨駅~垂水駅~人丸前駅 | 1,700円 |
明石駅〜西二見駅 | 1,500円 |
播磨町駅〜高砂駅~曽根駅 | 1,200円 |
大塩駅~手柄駅・西飾磨駅~網干駅 | 800円 |
これらの金額には、観覧料(700円)が含まれていますので、往復の電車代は100円~1,000円とみなせます。
例えば、西代駅から姫路駅まで通常の電車代は往復1,680円します。
【三宮や大阪方面からは「西代駅」で下車して購入】
「姫路市立美術館きっぷ」は、山陽電車の駅以外、例えば三宮や大阪からは買えません。
これらの方面からは、阪急電車や阪神電車を利用して、途中の「西代(にしだい)駅」まで行きます(下車)。そして、西代駅の券売機で「姫路市立美術館きっぷ」を買ってください。
西代駅までの往復の電車代と、途中下車する手間がかかりますが、それでも通常より安くなります。
※「姫路市立美術館きっぷ」は西代駅の券売機で買えますので、手間は少ないです。
※姫路からの帰りは、西代駅で途中下車する必要はありません。下車駅まで乗り通して「乗り越し精算」してください。
主な駅から「西代駅」までの普通運賃
乗車駅 | 普通運賃(往復) |
阪急/阪神神戸三宮駅 | 150円(300円) |
阪急/阪神大阪梅田駅 | 480円(960円) |
阪神大阪難波駅 | 570円(1,140円) |
阪急宝塚駅 | 440円(880円) |
阪神西宮駅 | 430円(860円) |
ここで、参考までに「姫路市立美術館きっぷ」が、どれくらいお得なのかをみてみましょう。
乗車駅 | 電車往復 | 観覧料 | 通常合計 | 美術館きっぷ |
神戸三宮駅※ | 1,980円 | 700円 | 2,680円 | 2,000円:25%割引 |
大阪梅田駅※ | 2,640円 | 3,340円 | 2,660円:20%割引 | |
大阪難波駅※ | 2,820円 | 3,520円 | 2,840円:19%割引 | |
西代駅 | 1,680円 | 700円 | 2,380円 | 1,700円:29%割引 |
須磨駅 | 1,640円 | 2,340円 | 1,700円:27%割引 | |
垂水駅 | 1,580円 | 2,280円 | 1,700円:25%割引 | |
明石駅 | 1,440円 | 2,140円 | 1,500円:30%割引 | |
高砂駅 | 1,060円 | 1,760円 | 1,200円:32%割引 | |
手柄駅 | 340円 | 1,040円 | 800円:23%割引 |
このように、「姫路市立美術館きっぷ」は、通常よりも、全体に2~3割もお得です。
また、姫路までJRを利用した場合と比べても、山陽電車「姫路市立美術館きっぷ」の方が安いです。
乗車駅 | JR往復 | 観覧料 | 通常合計 | 美術館きっぷ |
JR大阪駅 | 3,040円 | 700円 | 3,740円 | 2,660円:29%割引 |
JR三ノ宮駅 | 1,980円 | 2,680円 | 2,000円:25%割引 | |
JR須磨駅 | 1,720円 | 2,420円 | 1,700円:30%割引 | |
JR垂水駅 | 1,540円 | 2,240円 | 1,700円:24%割引 | |
JR明石駅 | 1,360円 | 2,060円 | 1,500円:27%割引 |
山陽電車「姫路市立美術館きっぷ」はどこで買える?(購入方法)
「隈研吾の『コツゴツ』哲学―髙田賢三へのオマージュ」展向けの「姫路市立美術館きっぷ」は、姫路駅をのぞいた山陽電車のすべての駅券売機で購入できます。
繰り返しになりますが、出かける当日分しか買えません(=事前購入できません)。
なお、支払い方法は現金だけです。
山陽電車「姫路市立美術館きっぷ」公式サイト
「隈研吾の『コツゴツ』哲学―髙田賢三へのオマージュ」展向け「姫路市立美術館きっぷ」についての最新情報は、山陽電車の公式サイトで確認ください。
展覧会について詳しくは姫路市立博物館公式サイトへ
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