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50歳以上は山陽新幹線や特急に安く乗れる!「おとなびWEB早特」で3~6割引

あなたが50歳以上で、出張や旅行にあたって、JR西日本の山陽新幹線や特急列車をできるだけ安く利用したいときは、「おとなびWEB早特」という割引切符をチェックしてみてください。

50歳以上向け「おとなびWEB早特」の値段、購入方法

山陽新幹線「のぞみ」やJRの特急列車は3割引、山陽新幹線「こだま」なら、なんと6割引で利用できます。

この安さは魅力的ですが、例えば出発の7日前までに買わないといけないなど、その利用にはいくつか条件や制約があります。しかし、50歳以上だけの特典です。同じ列車に乗るなら、使わないと損です。

ここでは、その「おとなびWEB早特」の内容や値段、購入方法(買い方)をまとめて紹介します。




「おとなびWEB早特」ってどんな切符?

「おとなびWEB早特」は、JR西日本の「おとなび会員」が、インターネットの予約サイト「e5489」で出発の7日前までに購入することが条件で、山陽新幹線、特急列車がお得に利用できる片道用の割引切符です。専用の乗車券と特急券がセットで発売されます。

「おとなび会員」限定切符です

JR「おとなびWEB早特」ってどんな切符?
まず「おとなびWEB早特」という切符ですが、誰でも買えるものではありません。「おとなび会員」の人しか買えません。

会員でない人は、先にJR西日本の「おとなび」に登録する必要があります。この時点で面倒くさく感じるかもしれませんが、50歳以上でしたら誰でも入れます。手続きはとても簡単で、費用も全くかかりません。

「おとなび」とは、JR西日本が運営する「50歳からの大人の旅、大人の美しい生き方を応援する旅クラブ」です。

その会員になるには、インターネット予約サイト「e5489」が利用できる「J-WESTネット会員」に登録します。このとき満50歳以上でしたら、自動的に「おとなび会員」になります(登録方法は後述します)。

すでに「J-WESTネット会員」の人(=「e5489」を利用いている人)は、50歳になると、本人の意思に関係なく「おとなび会員」になります。

新幹線や特急の指定席が3~6割引き!

「おとなびWEBパス」の内容、購入方法、値段は?

「おとなびWEB早特」では、山陽新幹線「のぞみ」と特急列車の普通指定席が3割引、山陽新幹線「こだま」の普通指定席は6割引で利用できます。自由席ではありません。

ただし、利用できる対象の列車や区間、そして座席数が限定されています。すべての列車、区間で利用できるわけではありません。

「おとなびWEB早特」が設定されている列車

山陽新幹線
  • 「のぞみ」「みずほ」
  • 「ひかり」「さくら」
  • 「こだま」
大阪・京都
~福井・金沢・和倉温泉方面
  • 特急「サンダーバード」
  • 特急「能登かがり火」
大阪・京都
~白浜・紀伊勝浦・新宮方面
  • 特急「くろしお」
大阪・京都
~豊岡・城崎温泉方面
  • 特急「はまかぜ」
  • 特急「こうのとり」
  • 特急「はしだて」
  • 特急「きのさき」
岡山・倉敷
~米子・松江・出雲市方面
  • 特急「やくも」

※上記以外の列車、例えば東海道新幹線や特急「はるか」「スーパーはくと」などには「おとなびWEB早特」の設定はありません。

1人から使えます。

「おとなびWEB早特」は1人から使えます。一人旅や帰省はもちろん、出張にも使えます。

「おとなびWEB早特」の気になる値段は?

「おとなびWEB早特」は、先にも触れたように、利用できる列車や区間が指定(限定)されています。対象になっている列車の主な区間の値段は次のようになっています。

※記載の値段は「通常期」の片道ものです。「繁忙期」「閑散期」は変わります。

「通常期」「繁忙期」「閑散期」はJRが決めた区別で、それらによって特急料金が変わります(乗車券は一定)。「繁忙期」は「通常期」より高く「閑散期」は安くなります。利用する日がどの期に当たっているのかは、JRの公式サイトで確認できます。

「通常期」「繁忙期」「閑散期」カレンダー(JR西日本)

山陽新幹線

山陽新幹線の「おとなびWEB早特」は「のぞみ・みずほ」と「ひかり・さくら」そして「こだま」と列車によって値段が異なります。

JR「おとなびWEB早特」で山陽新幹線が3~6割引き

「のぞみ・みずほ」と「ひかり・さくら」

「繁忙期」は、表の値段に140円追加、「閑散期」は140円引きになります。ただし、岡山駅で特急やくも」号に乗り継ぐ場合は、「繁忙期」は280円追加、「閑散期」は280円引きです。

設定区間 対象の列車 通常料金・運賃 おとなび
新大阪(大阪)~岡山 のぞみ・みずほ 6,350円 4,430円
ひかり・さくら 6,140円 4,290円
新大阪(市内)~広島(市内) のぞみ・みずほ 10,630円 7,430円
ひかり・さくら 10,420円 7,290円
新大阪(市内)~小倉 のぞみ・みずほ 14,720円 10,290円
ひかり・さくら 14,400円 10,070円
新大阪(市内)~博多 のぞみ・みずほ 15,600円 10,910円
ひかり・さくら 15,280円 10,690円
新神戸~岡山 のぞみ・みずほ 5,910円 4,120円
ひかり・さくら 5,700円 3,980円
新神戸(市内)~広島(市内) のぞみ・みずほ 10,410円 7,280円
ひかり・さくら 10,200円 7,140円
新神戸(市内)~小倉 のぞみ・みずほ 14,390円 10,060円
ひかり・さくら 14,070円 9,840円
新神戸(市内)~博多 のぞみ・みずほ 15,270円 10,680円
ひかり・さくら 14,950円 10,460円
姫路~広島(市内) のぞみ・みずほ 8,650円 6,040円
ひかり・さくら 8,440円 5,900円
姫路~小倉 のぞみ・みずほ 13,930円 9,120円
ひかり・さくら 12,850円 8,990円
姫路~博多 のぞみ・みずほ 14,390円 10,060円
ひかり・さくら 14,070円 9,840円
新大阪(市内)~米子
《岡山乗り換え》
のぞみ・みずほ+やくも 10,350円 8,190円
ひかり・さくら
+やくも
10,140円 8,050円
新大阪(市内)~松江
《岡山乗り換え》
のぞみ・みずほ+やくも 11,010円 8,650円
ひかり・さくら
+やくも
10,800円 8,510円
新大阪(市内)~出雲市
《岡山乗り換え》
のぞみ・みずほ+やくも 11,340円 8,960円
ひかり・さくら
+やくも
11,130円 8,820円

「おとなびWEB早特」を使うと、例えば「のぞみ・みずほ」で新大阪駅~博多駅が通常15,600円するところが、10,910円と3割引で利用できます(岡山で「やくも」乗り継ぎ利用は2割引)。

スーパーの値引きでもそうですが、3割引となると金額の印象がかなり変わります。正規の料金で乗るのがアホらしくなる安さです。

 上記の区間以外も設定があります。「おとなびWEB早特」対象全区間は公式サイトで確認できます(下方にリンクがあります)。

「こだま」

「繁忙期」は、表の値段に80円追加、「閑散期」は80円引きになります。

設定区間 対象の列車 通常料金・運賃 おとなび
新大阪・大阪~姫路 こだま 3,810円 1,510円
新大阪・大阪~相生 5,040円 2,010円
新大阪(市内)~岡山 6,140円 2,450円
新大阪(市内)~広島 10,420円 4,160円
新大阪(市内)~小倉 14,400円 5,750円
新大阪(市内)~博多 15,280円 6,100円
新神戸~相生 3,630円 1,440円
新神戸~岡山 5,700円 2,270円
新神戸(市内)~広島(市内) 10,200円 4,080円
新神戸(市内)~小倉 14,070円 5,620円
新神戸(市内)~博多 14,950円 5,970円
西明石~岡山 5,370円 2,140円
西明石~広島(市内) 9,100円 3,630円
西明石~小倉 13,180円 5,270円
西明石~博多 14,620円 5,840円
姫路~岡山 3,810円 1,510円
姫路~広島(市内) 8,440円 3,370円
姫路~小倉 12,850円 5,140円
姫路~博多 14,070円 5,620円
相生~広島(市内) 8,000円 3,190円

「おとなびWEB早特」の本領が最も発揮するのは、山陽新幹線の「こだま」号です。ご覧のように6割引。インパクトがあります。

例えば、「おとなびWEB早特」の新大阪駅・大阪駅~姫路駅は1,510円です。在来線の新快速を利用すると普通運賃が1,520円で、なんと新幹線の方が安くなります。しかも新幹線は指定席で混雑しらず、所要時間も短いです(新大阪~姫路間は「こだま」で約40分、新快速で約70分)。姫路駅~岡山駅も同じ状況です

「こだま」号は各駅停車なので、遠距離の利用は時間がかかりますが、それでも在来線や高速バスに比べると断然速いです。交通費の方も「おとなびWEB早特」でしたら、高速バスとは大きく変わりません。

短距離の利用はもちろん、遠距離でも時間に余裕があるときは、「おとなびWEB早特」は外せません。

新幹線こだま「おとなびWEB早特」 高速バス
新大阪駅~岡山駅 2,450円 約1時間10分 大阪駅~岡山駅 2,360円~ 約3時間
新大阪駅~広島駅 4,160円 約2時間30分 大阪駅~広島駅 3,500円~ 約5時間
新大阪駅~博多駅 6,100円 約4時間50分 大阪駅~博多駅 3,900円~ 約10時間30分(夜行のみ)

 「こだま」号の対象区間は上記以外もあります。全ての区間は公式サイトで確認できます(下方にリンクがあります)。

特急列車

JR「おとなびWEB早特」で特急列車が3割引き
「繁忙期」は、表の値段に140円追加、「閑散期」は140円引きになります。

設定区間 対象の列車 通常料金・運賃 おとなび
大阪~福井 サンダーバード 6,140円 4,290円
大阪(市内)~加賀温泉 7,020円 4,900円
大阪(市内)~金沢 7,790円 5,440円
大阪(市内)~和倉温泉 サンダーバード+能登かがり火 9,360円 6,680円
京都~福井 サンダーバード 5,030円 3,510円
京都~加賀温泉 6,140円 4,290円
京都(市内)~金沢 7,020円 4,900円
京都(市内)~和倉温泉 サンダーバード
+能登かがり火
8,590円 6,140円
京都(市内)~白浜 くろしお 6,580円 4,590円
新大阪~白浜 5,700円 3,980円
新大阪(市内)~紀伊勝浦 7,020円 4,900円
新大阪(市内)~新宮 7,350円 5,130円
天王寺~白浜 5,370円 3,750円
大阪~豊岡 こうのとり
はまかぜ
きのさき
はしだて
5,370円 3,750円
大阪~城崎温泉 5,700円 3,980円
京都~豊岡 4,590円 3,200円
京都~城崎温泉 4,930円 3,440円
岡山~米子 やくも 5,370円 3,750円
岡山~松江 6,140円 4,290円
岡山~出雲市 7,020円 4,900円

「おとなびWEB早特」を使うと、設定の区間では通常より3割引になります。やっぱり値段の印象がぐっと変わります。

 JR特急列車の対象区間は上記以外もあります。全ての区間は公式サイトで確認できます(下方にリンクがあります)。

※「くろしお」「こうのとり」は、「くろしお指定席きっぷ」「こうのとり指定席きっぷ」という格安切符もありますが、値段としては「おとなびWEB早特」の方が安いです。

【参考記事】「くろしお指定席きっぷ」

【参考記事】「こうのとり指定席きっぷ」





「おとなびWEB早特」の発売期間と有効期間

発売期間(買える期間)

「おとなびWEB早特」は、下記の期間限定の発売となっています。

【2019~2020年版】
2019年(令和元年)6月1日~2020年(令和2年)6月23日

有効期間(使える期間)

【2019~2020年版】
2019年(令和元年)7月1日~2020年(令和2年)6月30

「おとなびWEB早特」の注意点と購入方法

「おとなびWEB早特」は、出かける当日に駅では買えません。購入する際は次の点に注意してください。

まず「おとなび」の会員登録から

繰り返しになりますが、「おとなびWEB早特」はJR西日本「おとなび」の会員向けの限定切符です。

まだ会員でない人は「おとなび」に入会しましょう。「おとなびWEB早特」以外にも会員限定の割引切符や旅行商品が用意されています。手続きは簡単で、費用は一切かかりません。
「おとなびWEB早特」の購入方法(買い方)
入会は、JR西日本の公式サイトにアクセスして、「J-WESTネット会員」に登録します。メールアドレスだけ用意してください。この時点で満50歳以上でしたら、自動的に「おとなび」会員にも登録されます。

50歳以上の「J-WESTネット会員」=「おとなび」会員

すでに「J-WESTネット会員」になっている人で満50歳以上なら、自動的に「おとなび会員」になりますので、特に手続きはありません。

「J-WESTネット会員」とは、JR西日本のインターネット予約サービス「e5489」の利用を主にした会員制度です。

「おとなび」に限らず、インターネットでいつでも新幹線や特急の切符を予約・購入したり、変更や取り消しができます。

買えるのは7日前まで!

「おとなびWEB早特」の発売は、利用する日の1ヶ月前の10:00から7日前までとなっています。

この点は「おとなびWEB早特」の不便なところです。急な出張や旅行には不向きですが、「早」めに買うと「特」別に安い価格で提供しますという切符なので、割り切りましょう。

購入はインターネットのみ!

JR「おとなびWEB早特」はインターネット限定発売

「おとなびWEB早特」は、「WEB」の文字通り、インターネット限定発売です。駅の「みどりの窓口」では買えません。

「おとなびWEB早特」の購入方法(流れ)
  1. パソコンやスマホからJR西日本の予約サイト「e5489」にアクセスします。
  2. 「おとなびWEB早特」を選んで、利用日、列車、区間を入力して申し込みます(予約、購入)。支払いは、クレジットカード払いのほか、駅払い、コンビニ払い、金融機関への振り込みが選べます。コンビニと金融機関の場合は期限までに入金しないと取り消しになります。
  3. 乗車するまでに、JR西日本の主な駅の「みどりの券売機」「みどりの窓口」で、「おとなびWEB早特」の現物を受け取ります。
  4. 切符を持って、出発!

※「おとなびWEB早特」は同時に3人分まで予約・購入できます。ただし、この場合も同行する人全員が「おとなび会員」でないといけません。
※「おとなびWEB早特」は、購入した会員本人しか使えません。

「おとなびWEB早特」の発売数は列車、区間ごとに限定されています。このため、希望する列車が「おとなびWEB早特」では満席でも、正規料金や別の切符なら空いているという状況はありえます。

予約の変更はできません

「おとなびWEB早特」は、予約が完了した後は、切符の受け取り前、受け取り後に関係なく、利用日や列車、区間などの変更は一切できません。

変更したいときは、インターネットで予約を取り消し、払い戻ししてから再度予約を取り直すかたちになります(払い戻しを受ける場合は手数料がかかります)。

予約した列車以外は利用できません

予定の急な変更や乗り遅れなどで、予約した列車に乗らなかった場合、「おとなびWEB早特」(特急券、乗車券とも)は無効になってしまいます。

別の列車に乗るには、あらためて特急券や乗車券を買う必要があります。

「おとなびWEB早特」では、途中下車(目的地までの途中の駅で改札から駅の外へ出ること)もできません。残りの区間は無効になります。

「おとなびWEB早特」公式サイト

「おとなびWEB早特」の最新情報や「おとなび」会員への登録については、JR西日本の公式サイトで確認ください。

JR西日本公式サイト

「おとなびWEB早特」対象の全区間と値段はこちら(PDF)

「おとなびWEB早特」は、普通の切符と違った制約や条件がいろいろあって、なんか面倒に感じる部分が確かにありますが、その分、対象の列車・区間の最安値級の値段は魅力です。特に山陽新幹線「こだま」の6割引きはインパクトがありすぎます。

日程が固まっていて、普通に目的地まで移動するだけなら、7日前までの購入だけ注意すれば、「おとなびWEB早特」は何もややこしくありません。50歳以上だと現役バリバリの人が大半だと思います。仕事やプライベートで出かける機会も多いと思いますので、せっかくなので、うまく活用してみては。



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