神戸の有馬温泉で日帰り入浴を手頃な費用で楽しみたいあなたは、「有馬温泉・太閤の湯クーポン」という切符を使って電車で出かけるといいですよ。
「太閤の湯」は、有馬温泉最大の入浴施設です。
有馬でも貴重な「金泉」と「銀泉」の両方が楽しめるところです。安土桃山時代をイメージした館内で、「露天風呂ゾーン」「岩盤浴ゾーン」「大浴場ゾーン」の26種類のお風呂で1日温泉を満喫できます。
「有馬温泉・太閤の湯クーポン」は、この「太閤の湯」の入館券(入浴券)と有馬温泉までの電車がセットになった割引切符です。大阪や京都、神戸三宮からは4割近くも安くなります。出発地によっては、電車代が実質ほとんどタダの場合も。
ただ、利用できる日が限定されているので、注意が必要です。
ここでは、そのお得な「有馬温泉・太閤の湯クーポン」の内容や値段、発売期間、購入方法を紹介します。【2020年版】
目次
「太閤の湯クーポン」ってどんな切符?
「有馬温泉 太閤の湯クーポン」は、神戸市内のほか、京都、大阪、姫路方面から有馬温泉まで電車の1日乗車券と「太閤の湯」の入館券がセットになった割引切符です。
日帰り用で、日祝は使えません!【←注意】
「有馬温泉 太閤の湯クーポン」は、有効期間が1日だけの日帰り専用の切符です。泊りがけの旅行には使えません。
そして、使える日は平日のみとなっています(土曜日は使えます)。
日曜日や祝日、あとゴールデンウィーク、お盆とお正月の期間中は使えません。この点がちょっと不便です。
有馬温泉まで電車が乗り放題!
「有馬温泉・太閤の湯クーポン」は神戸市内、京都、大阪、明石、姫路方面などから、最寄り駅の神戸電鉄「有馬温泉駅」まで行き帰りに乗る電車(下記の路線)の乗車券がセットになっています。
しかも、単に往復利用ではなくて1日乗り放題(途中で乗り降り自由)できます。
例えば、切符の種類によっては有馬温泉のついでに、例えば三宮や元町で食事や買い物を楽んむということができます。
◆「有馬温泉・太閤の湯クーポン」が発売される路線◆
「有馬温泉・太閤の湯クーポン」は、神戸市内、大阪、京都、明石、姫路方面の下記路線で発売されます。それぞれの沿線から、有馬温泉へお得に出かけられます。
- 阪急電車
- 阪神電車
- 山陽電車
- 神戸電鉄
- 神戸市営地下鉄
神戸電鉄「有馬温泉駅」~「太閤の湯」の間は無料送迎バスが運行しています。歩くと15分ほどかかります。
営業時間は10:00~23:00(入館は22:00まで)ですが、最新の情報を確認ダサい。。
「太閤の湯」の入館券つき!入湯税も込み!
「有馬温泉・太閤の湯クーポン」は、その名前の通り「太閤の湯」の入館券(利用券)が付いてます。そのまま入館できます。
入湯税も含まれていますので、館内での飲食や買い物などする以外に費用はかかりません。
また、館内着やタオルは用意されていますので、手ぶらで行っても大丈夫です。
館内や提携の観光施設や店舗の割引券付き!
「有馬温泉・太閤の湯クーポン」には、「太閤の湯」の館内や温泉街の観光施設や飲食店、お土産店で使える割引券が付いてます。
【割引券が使える主な場所】(順不同)
- 【太閤の湯】岩盤ミュージアム 「太閤夢蒸楽」(利用料割引)
- 【太閤の湯】個室岩盤浴「ひょうたん夢蒸楽」(利用料割引)
- 【太閤の湯】土産物店「楽市楽座」(購入額割引)
- 有馬ます池(釣り料割引)
- 有馬玩具博物館(入館料割引)
- 切手文化博物館(入館料割引)
- 六甲有馬ロープウェイ(片道/往復運賃割引)など
※「太閤の湯」の岩盤浴には、入館料だけで利用できるもの(追加費用無し)と別途有料のもの(上記施設)があります。
「太閤の湯クーポン」の値段は?どれくらいお得?(2020年版)
「太閤の湯クーポン」の種類と値段
「有馬温泉・太閤の湯クーポン」の値段は発売路線(種類)ごとに下記のように設定されています。
どれも大人用のみの発売で、値段には入湯税も含まれています。
※種類ごとに有馬温泉駅までのルートが、「三宮駅経由(のりかえ)」または「新開地駅経由(のりかえ)」に指定されています。
種類 (発売路線) |
値段 | 有効区間 (乗り放題で利用できる区間) |
【阪急版】
三宮駅のりかえ |
2,850円 |
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【阪神版】
三宮駅のりかえ |
2,650円 |
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【神戸市営地下鉄版】 | 2,300円 |
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【神戸電鉄版】 | 2,300円 |
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【山陽全線版】
新開地駅経由 |
3,050円 |
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【山陽明石以東版】
新開地駅経由 |
2,650円 |
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「太閤の湯クーポン」はどれくらいお得?
「有馬温泉 太閤の湯クーポン」は、どれくらいお得なのでしょうか。
まず、「太閤の湯」の通常の入館利用料(大人)はこのようになっています。
平日(月曜日~金曜日) | 2,400円(+入湯税75円) |
土日祝 | 2,600円(+入湯税75円) |
この入館料と「太閤の湯クーポン」の値段と比べると、その安さは一目瞭然です。
ちなみに主な駅から「太閤の湯クーポン」を使った場合と使わずに普通に行った場合との費用を比べてみました(平日の場合)。
主な発着駅 | 普通往復運賃 | 入館料+税 | 通常合計 | 太閤の湯クーポン |
(地下鉄)三宮駅 | 1,900円 | 2,475円 | 4,375円 | 2,300円 47%割引 |
(阪神)大阪梅田駅 | 2,040円 | 2,475円 | 4,515円 | 2,650円 41%割引 |
(阪神)大阪難波駅 | 2,220円 | 2,475円 | 4,695円 | 2,650円 44%割引 |
(阪急)宝塚駅 | 2,000円 | 2,475円 | 4,475円 | 2,850円 36%割引 |
(阪急)河原町駅 | 2,700円 | 2,475円 | 5,175円 | 2,850円 45%割引 |
(山陽)明石駅 | 2,340円 | 2,475円 | 4,815円 | 2,650円 45%割引 |
(山陽)姫路駅 | 3,100円 | 2,475円 | 5,575円 | 3,050円 45%割引 |
(地下)西神中央駅 | 2,300円 | 2,475円 | 4,775円 | 2,300円 52%割引 |
(神鉄)三田駅 | 1,000円 | 2,475円 | 3,475円 | 2,300円 34%割引 |
このように、三宮からは47%。梅田からは41%、京都河原町からは45%、明石。姫路からは45%など、高い割引率で、かなり安くなっています。
入館料が高くなる土曜日に使うととさらにお得です。
このように「太閤の湯クーポン」の値段は、その入館料と比べると大差ありません。つまり、往復の電車代が実質0円~数百円(しかも1日乗り放題)と言えますので、車でアクセスするよりも安くつきます。
三宮からはバスよりも安い!
三宮~有馬温泉には高速バスも走っています。通常運賃は片道780円します。。往復は1,560円と電車よりも安いですが、入館料や入湯税を加えると、「太閤の湯クーポン」(神戸市営地下鉄版)を使った方が平日で42%もお得です。
往復バス+太閤の湯(入館+入湯税)=4,035円>太閤の湯クーポン2,300円
「太閤の湯クーポン」の発売期間と有効期間(2020年版)
発売期間(買える期間)
2020年(令和2年)4月1日~2021年(令和3年)3月31日
有効期間(使える期間)
【2020年版】
2020年(令和2年)4月1日~2021年(令和3年)3月31日のうちの好きな1日間
※利用当日は始発から終電まで利用できます。
ただし、次の日程は除きます。
*日曜・祝日
*「太閤の湯」の休館日(5月7日、7月16日、9月1日、10月1日、1月13日)
*4月29日~5月6日、8月11日~15日、2021年1月1日~1月3日
*臨時休業日
「太閤の湯クーポン」はどこで買える?(購入方法)
「有馬温泉 太閤の湯クーポン」は発売期間中、下記の各路線の駅などで購入できます。
出かける当日に買えますし、前もって買っておくことも可能です。その際は有効期間や利用できない日(日祝など)、特に「太閤の湯」の休館日に注意してください。
行ってみたものの休館日だったという場合も、払い戻ししてもらえません。
【阪急版】 |
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【阪神版】 |
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【神戸市営地下鉄版】 |
◆三宮からはこの「地下鉄版」で!(三宮駅で購入) |
【神戸電鉄版】 |
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【山陽電車版】 |
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【山陽電車明石以東版】 |
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※買った後で使わなくなった場合、全く未使用で有効期間内でしたら、発売場所で払い戻ししてもらえます。その際手数料がかかります(会社によって300円前後)。
「太閤の湯クーポン」&「太閤の湯」公式サイト
「有馬温泉 太閤の湯クーポン」の最新情報は、各鉄道会社の公式サイトで確認ください。
「太閤の湯」の営業情報などはこちらです。
神戸の有馬温泉へ日帰り入浴へ出かけるなら「太閤の湯」はアクセスがよく気楽に行けて、しかも新装オープンしたてということなのでおすすめです。
電車利用なら、基本平日限定になりますが、紹介した「太閤の湯クーポン」が一番安くいけますので、これを使わない手はありません。「必買」です。
【参考】大阪梅田と京都駅からは、往復高速バスと「太閤の湯」入館券がセットになった「太閤の湯・バス得チケット」という割引切符もあります。こちらは平日以外も使えます。