こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- 「高野山おでかけきっぷ」という1日乗車券を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
世界遺産の「高野山」へ、電車を利用して安く日帰りで出かけたい…というあなたは、期間限定発売ですが、「高野山おでかけきっぷ」という切符一択です。
これは、大阪、京都、神戸、姫路、奈良方面からのアクセスと、高野山の路線バスが乗り放題の1日乗車券です。
さらに、拝観料の割引などの特典も付いています。
それでいて、値段は格安で、例えば、大阪梅田からは、約2割もお得。往復の電車代よりも安いんです。
ここでは、「高野山おでかけきっぷ」の内容や値段、発売期間、購入方法を紹介していきます。【2026年版】
「高野山おでかけきっぷ」ってどんな切符?

はじめに「高野山おでかけきっぷ」がどんなものなのか、その内容や特徴を紹介します。
高野山への日帰り専用です
「高野山おでかけきっぷ」は、日帰り用です。
宿坊に泊まるなどの旅行には使えません。
スマホが必要なデジタル乗車券です。

「高野山おでかけきっぷ」は、スマホの画面に表示させたQRコードを使うデジタル乗車券です。
切符(現物)は発行しません(チケットレス)。
このため、利用にあたっては、インターネットにつながるスマホが必須になります。
大阪、京都、神戸、姫路、奈良方面から乗り放題です。

「高野山おでかけきっぷ」では、下記の大阪、京都、神戸、明石、姫路、奈良方面の各沿線から、途中、南海電車に乗り継いで、高野山へアクセスします。
「高野山おでかけきっぷ」の発売路線

「高野山おでかけきっぷ」の発売路線と乗り放題範囲
- 阪急電車
- 阪神電車
- 大阪メトロ(地下鉄)・大阪シティバス
- 山陽電車
- 北大阪急行
- 能勢電鉄
- 神戸高速
- 京阪電車(京阪線)
- 近鉄電車(大阪府・奈良県内)
そして、南海高野線(難波駅~高野山駅)を含む、アクセスの全区間で「乗り放題」できます(乗り降り自由)。
このため、高野山への行き帰りに途中下車したり、別の場所へ足をのばしたりといったことも可能です。
【参考】大阪難波、南海電車の沿線からは
大阪難波や泉州、南海電車の沿線からは、「高野山・世界遺産きっぷ」がお得です。1泊旅行にも使えます。
南海電車「高野山・世界遺産きっぷ」
高野山内の路線バスも乗り放題です。

「高野山おでかけきっぷ」では、高野山内の路線バスも1日乗り放題(乗り降り自由)で利用できます。

高野山のなかは、1つの町になっていて、かなり広いです。
例えば、ケーブルカーの高野山駅から「金剛峯寺」や金堂や根本大塔などがある「壇上伽藍」までは約3kmあります。
弘法大師が今も瞑想を続けていると伝えられる御廟がある「奥の院」や、歴史上の有名人の墓所が集まっている「奥の院参道」は、さらに距離があります。
このため、高野山の各地を、南海りんかんバスの路線バス(高野山内線)が結んでいて、便利に移動できます。
後述しますが、このバスの運賃は高めなので、この乗り放題はお値打ちです。
金剛峯寺拝観料2割引など優待特典付き!

「高野山おでかけきっぷ」には、対象の拝観施設や飲食店、お土産物店などで料金の割引など優待が受けられる特典が付いてます。
優待対象の拝観施設と内容
| 金剛峯寺 | 拝観料が2割引 |
| 霊宝館 | 拝観料が大人200円割引、小中生100円割引 |
| 金堂 | 拝観料が2割引 |
| 根本大塔 | 拝観料が2割引 |
【参考】通常の拝観料
| 金剛峯寺 | 一般:1,000円、小学生:300円 |
| 霊宝館 | 一般:1,300円、高校・大学生:800円、小・中学生600円 |
| 金堂 | 一般:500円 |
| 根本大塔 | 一般:500円 |
このほかの対象施設・お店や優待特典の内容の最新情報は公式サイトで確認ください(下方にリンクがあります)。
「高野山おでかけきっぷ」の発売期間と有効期間は?(2026年版)

「高野山おでかけきっぷ」は、春から秋までの期間限定発売です。
発売期間(買える期間)
2026年(令和8年)4月1日~11月30日
有効期間(使える期間)
2026年(令和8年)4月1日~11月30日のうち、購入日から3カ月以内の好きな1日(最終利用期限は11月30日)。
※利用当日は始発から最終まで乗り放題できます。
※優待特典は電車の利用と同じ日に限って受けられます。
乗り放題「高野山おでかけきっぷ」の種類と値段は?(2026年版)

「高野山おでかけきっぷ」の種類と値段、それぞれの有効区間(乗り放題できる範囲)は以下の通りです。
発売は大人用のみで、子供用はありません。
| 種類 | 値段 | 乗り放題の範囲 |
| 【阪急版】 大阪・京都・宝塚・神戸方面から (難波駅・中百舌鳥駅・天下茶屋駅のりかえ) |
4,400円 |
|
| 【阪神版】 大阪・西宮・神戸方面から(難波駅のりかえ) |
4,300円 |
|
| 【大阪メトロ版】 大阪市内から(難波駅・中百舌鳥駅・天下茶屋駅などでのりかえ) |
4,300円 |
|
| 【山陽明石以東版】 神戸・明石方面から(難波駅乗り換え) |
4,650円 |
|
| 【山陽全線版】 姫路・高砂方面から(難波駅乗り換え) |
4,950円 |
|
| 【北大阪急行版】 箕面萱野・千里中央方面から(難波駅・中百舌鳥駅・天下茶屋駅のりかえ) |
4,400円 |
|
| 【能勢電鉄版】 日生中央・妙見口方面から(難波駅のりかえ) |
4,800円 |
|
| 【神戸高速版】 神戸方面から(難波駅乗り換え) |
4,350円 |
|
| 【京阪版】 京都、枚方方面から(淀屋橋駅など⇒難波駅乗り換え) |
4,500円 |
|
| 【近鉄版】 奈良方面から(大阪難波駅、河内長野駅乗り換え) |
4,600円 |
|
乗り放題「高野山おでかけきっぷ」はどれくらい安い?

それぞれの「高野山おでかけきっぷ」の値段がどれくらい安いのか、気になるところだと思います。
具体的にみていきましょう。
まず、大阪~高野山の南海電車の通常運賃は、ケーブルカー込みで、下記のとおりです。
【普通運賃】
| 難波駅・新今宮駅・天下茶屋駅~高野山駅 | 片道1,430円(往復2,860円) |
そして、高野山内バスの主な区間の運賃はこちら。
| 高野山駅~千手院橋・金剛峯寺 | 片道460円 |
| 高野山駅~一の橋口・奥の院口 | 片道500円 |
| 高野山駅~奥の院前 | 片道610円 |
| 千手院橋~一の橋口・奥の院口 | 片道160円 |
| 千手院橋~奥の院前 | 片道270円 |
| 1日フリー乗車券 | 乗り放題1,500円 |
※「千手院橋」は金剛峯寺、霊宝館、金堂、根本大塔、「一の橋口」「奥の院口」は歴史上の人物の墓所が集まる奥の院参道の最寄りの停留所です。
このように、街中のバスに比べると、かなり高めです。
「高野山おでかけきっぷ」は、このバスが1日乗り放題なので、「1日フリー乗車券」の1,500円相当分が含まれていることになります。
これと大阪からの南海電車の往復を合計すると、
| 南海電車の往復(難波駅~高野山駅) | 2,860円 |
| 山内バス1日フリー券 | 1,500円 |
| 通常合計 | 4,360円 |
この部分だけで、すでに「高野山おでかけきっぷ」と同じくらいの金額です。
言うまでもなく、「高野山おでかけきっぷ」には、大阪、京都、神戸、姫路、奈良方面から南海電車との乗り換え駅(難波駅や天下茶屋駅など)までの電車代も含まれています(実際は乗り放題)。
ということは、出発駅によっては、南海電車の難波駅・天下茶屋駅まで往復電車代は「タダ同然」という見方もできます。
この上さらに、拝観料が2割引きになる特典もありますので、これはめちゃくちゃお得です。
参考までに、主な駅から「高野山おでかけきっぷ」を使った場合と使わない場合の費用を比べてみました。
※近鉄「大和八木駅」「大阪あべの橋駅」は「河内長野駅」乗り換えの場合。その他は「難波駅」で乗り換え。
| 発着駅 | 高野山往復 | バス1日券 | 通常合計 | おでかけパス |
| 河原町駅 | 4,160円 | 1,500円 | 5,660円 | 4,400円:22%割引 |
| 宝塚駅 | 3,920円 | 5,420円 | 4,400円:19%割引 | |
| 神戸三宮駅 | 3,700円 | 5,200円 | 4,300円:17%割引 | |
| 梅田駅 | 3,340円 | 4,840円 | 4,300円:11%割引 | |
| 明石駅 | 4,960円 | 6,460円 | 4,650円:28%割引 | |
| 姫路駅 | 5,740円 | 7,240円 | 4,950円:31%割引 | |
| 千里中央駅 | 3,720円 | 5,220円 | 4,400円:16%割引 | |
| 日生中央 | 4,600円 | 6,100円 | 4,800円:21%割引 | |
| 新開地駅 | 3,980円 | 5,480円 | 4,350円:21%割引 | |
| 枚方市駅 | 4,040円 | 5,540円 | 4,500円:19%割引 | |
| 奈良駅 | 4,220円 | 5,720円 | 4,600円:20%割引 | |
| 大和八木駅 | 4,380円 | 5,880円 | 4,600円:22%割引 | |
| 八尾駅 | 3,580円 | 5,080円 | 4,600円:9%割引 |
繰り返しになりますが、実際には乗り放題なので、乗り降りすればするほど、お得さがUPします。
「高野山おでかけきっぷ」はどこで買える?(購入方法)

「高野山おでかけきっぷ」は、インターネットの「スルッとQRtto(クルット)」という乗車券販売サイトで取り扱っています。
スマホやパソコンからアクセスして、いつでも購入できます(24時間OK)。
販売中の中から、利用する「高野山おでかけきっぷ」を選び、案内にしたがって、操作しします。
支払い方法はクレジットカードのみです。
クレカが無い場合、国際ブランドつきのデビットカードも使えます。ただ、運営側は推奨していません(自己責任で)。
※購入した後で取り消し(払い戻し)したいときは、購入後3カ月以内で「利用開始」の操作前でしたら、手数料なしでインターネット上で手続きできます。実際の返金は、カード会社の処理タイミングによります。
デジタル乗車券「高野山おでかけきっぷ」の使い方は?(利用方法)

「高野山おでかけきっぷ」を使う当日は、最初にあなたのスマホから「スルッとQRtto」にアクセスして、購入済みの「高野山おでかけきっぷ」を選びます。
そして、その「利用開始する」をタップ(押下)します。すると、「高野山おでかけきっぷ」のQRコードが画面表示されます。
これで切符が有効になりました。取り消しはできません。
これ以降、駅の改札を出入りする際は、そのQRコードをスマホに表示させて、「QR」対応改札機の読み取り部分に、直接タッチします。

高野山内バスでは、「高野山おでかけきっぷ」のスマホ画面を下車する際に運転手に提示します。
優待特典の拝観施設やお店では、同じく「高野山おでかけきっぷ」のスマホ画面を、係員や店員に提示します。
なお、スマホは、その日の最初に改札機にタッチしたものしか使えません。
まとめ:電車で日帰りなら「高野山おでかけきっぷ」

大阪(難波)から高野山へは南海電車でスムーズにアクセスできます。
ただ、急行で片道約110分(特急は約90分)かかるうえに、高野山の中がこれまた広いので、日帰りは、忙しい行程になってしまいます。
そのため、目的やテーマを決めての「予習」をおすすめします。特に有名人の墓所の場所は。
そして、高野山では、山内バスを上手く使って効率よく移動しましょう。
それには、「高野山おでかけきっぷ」一択です。
大阪、京都、神戸、姫路、奈良方面から値段面でも行きやすくなります。
詳細や最新情報については、各鉄道会社の公式サイトで確認ください。
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阪急電車の公式サイトへ |
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阪神電車の公式サイトへ |
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大阪メトロの公式サイトへ |
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北大阪急行の公式サイトへ |
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能勢電鉄の公式サイトへ |
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山陽電車の公式サイトへ |
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京阪電車の公式サイトへ |
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近鉄電車の公式サイトへ |
【参考リンク】




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