電車で京都観光なら夏冬限定発売「京都レールきっぷ」で市内乗り放題!

夏と冬の京都観光に便利な、京都市内のほとんどの鉄道が乗り放題で利用できる「歩くまち・京都レールきっぷ」を紹介します。京都で買える切符です。

最近、京都では観光客の増加によってバスの混雑や遅れが問題になっています。行先によっては、直通のバスよりも電車の方が遠回りになったり、途中で乗り換えがあったりしても、早く着く場合があったりします。

電車移動がメインになるときは「歩くまち・京都レールきっぷ」が便利。電車代も節約できます。カバーしている範囲も広いです。

「歩くまち・京都レールきっぷ」ってどんな切符?

「歩くまち・京都レールきっぷ」は、京都市内の鉄道が乗り放題で利用できる割引切符です。毎年2回、夏と冬の時期に期間限定で発売されています。

また、「歩くまち・京都レールきっぷ」には「1日用」と「2日用」があります。「1日用」は誰でも買えますが、「2日用」は買える人が限定されています(後述)。

京都市内の電車が乗り放題!

「歩くまち・京都レールきっぷ」では、京都市内の以下の電車が乗り放題(乗り降り自由)で利用できます。

実際は宇治、亀岡、大津と市外も範囲に含まれています。保津川下り(亀岡⇒嵐山)や琵琶湖へ出かける際にも使えます。

JR西日本
  • JR京都線・琵琶湖線(桂川駅~京都駅~山科駅)
  • 嵯峨野線(京都駅~亀岡駅)
  • 奈良線(京都駅~宇治駅)
阪急電車
  • 京都線(河原町駅~洛西口駅)
  • 嵐山線(桂駅~嵐山駅)
京阪電車
  • 京阪線(出町柳駅~淀駅)
  • 宇治線(中書島駅~宇治駅)
  • 京津線(御陵駅~びわこ浜大津駅)
嵐電
  • 全線
京都市営地下鉄
  • 全線

このように、「歩くまち・京都レールきっぷ」では、私鉄と地下鉄だけでなく、JRも利用できる点が特徴のひとつです。叡山電車(鞍馬、比叡山方面)と近鉄電車(奈良方面)は利用できません

※市バスなどバスは利用できません。

観光施設の割引特典つき!

「歩くまち・京都レールきっぷ」には、利用の当日に提携の観光施設や文化施設で提示すると、入場料が割引になったり、記念品がもらえたりする優待特典がついています。

優待が受けられる施設 (※は最寄駅)

  • 京都鉄道博物館(入館料1割引)※京都駅
  • 二条城(入城料100円割引)※地下鉄二条城前駅
  • 無鄰菴(入園料100円割引)※地下鉄蹴上駅
  • 琵琶湖疎水記念館(記念品進呈)※地下鉄蹴上駅
  • 京都市美術館別館(入館料100円割引)※地下鉄東山駅
  • 京都国際マンガミュージアム(入館料2割引、特別展示除く)※地下鉄烏丸御池駅
  • 京都万華鏡ミュージアム姉小路館(記念品進呈)※地下鉄烏丸御池駅
  • 京都市立学校歴史博物館(入館無料)※阪急河原町駅
  • 京エコロジーセンター(記念品進呈)※京阪藤森駅
  • 京都市青少年科学センター(入館料、プラネタリウム観覧料をそれぞれ大人250円、中高生100円に)※京阪藤森駅
  • 京都市動物園(入園料100円割引)※地下鉄蹴上駅
  • 岩倉具視幽棲旧宅(入場料100円割引)※地下鉄国際会館駅などからバス

「歩くまち・京都レールきっぷ」の値段

「歩くまち・京都レールきっぷ」の値段は下記の通りとなっています。大人用のみの発売です。

1日用 1,300円
2日用 2,000円

参考までに、主な区間の普通運賃(大人片道)を挙げてみました。

JR京都駅~山科駅 190円
JR京都駅~嵯峨嵐山駅 240円
JR京都駅~亀岡駅 410円
JR京都駅~稲荷駅 140円
JR京都駅~宇治駅 240円
阪急河原町駅~大宮駅 150円
京阪三条駅~伏見稲荷駅 210円
京阪三条駅~中書島駅 270円
京阪三条駅~宇治駅 330円
京阪山科駅~びわこ浜大津駅 240円
嵐電(均一料金) 220円
※嵐電一日乗車券 500円
地下鉄京都駅~烏丸御池駅 210円
地下鉄京都駅~二条城前駅 260円
地下鉄京都駅~蹴上駅 260円
地下鉄三条京阪駅~びわこ浜大津駅 430円
※地下鉄1日乗車券 600円

数百円ずつでも乗り降りを繰り返すと金額がかさんできます。観光スポットなどを数か所まわるのであれば、「歩くまち・京都レールきっぷ」の方が安くつく場合が多いので、予定を立てる際にざくっと計算してみてください。

逆に、「歩くまち・京都レールきっぷ」を利用を前提にして、観光ルートを検討してみるのもいいと思います。電車の駅から歩いていける観光地はたくさんあります。

「歩くまち・京都レールきっぷ」の発売期間と有効期間

発売期間

「歩くまち・京都レールきっぷ」は、1年に2回、夏と冬の期間限定で発売されます。

【2018年夏版】⇒発売終了しました。
《1日用》2018年(平成30年)7月1日~9月30日
《2日用》2018年(平成30年)6月30日~9月29日

【2018年冬版】
《1日用》2018年(平成30年)12月1日~2019年(平成31年)3月31日
《2日用》2018年(平成30年)11月30日~2019年(平成31年)3月30日

有効期間

【2018年夏版】⇒終了しました。
《1日用》2018年(平成30年)7月1日~9月30日のうちの1日間
《2日用》2018年(平成30年)6月30日~9月29日のうちの連続した2日間

【2018年冬版】
《1日用》2018年(平成30年)12月1日~2019年(平成31年)3月31日のうちの1日間
《2日用》2018年(平成30年)12月1日~2019年(平成31年)3月31日のうちの連続した2日間

※利用した日の始発電車から最終電車までが有効となります。

「歩くまち・京都レールきっぷ」の購入方法

「歩くまち・京都レールきっぷ」は発売期間中、京都市内の下記の場所で購入できます。

◆注意点◆

  • きっぷは、JR用と地下鉄・私鉄用の2枚セットになっています。
  • 「1日用」と「2日用」とでは取り扱いが異なっています。「2日用」は発売対象が限定されていて、誰でも買える切符ではありません。
  • JRの窓口で購入した場合は、切符の現物ではなく「引換券」が渡されます。そのままでは利用できません。「市バス・地下鉄案内所」(京都駅前烏丸口のバスチケットセンター内)か「京KOKO Welcome Center」で現物と引き換える必要があります。

「1日用」の購入について(誰でもOK!)

「1日用」が買える人

誰でも買うことができます

「1日用」が買えるタイミング

発売期間内で利用する日の1カ月前から当日まで購入できます。

「1日用」が買えるところ(発売場所)

JR西日本
  • JR西日本の京都駅「みどりの窓口」
    ※JR東海の窓口では買えません。
    ※きっぷ現物との「引換券」が渡されます。
阪急電車
  • 河原町と桂駅の「ごあんないカウンター」
京阪電車
  • 三条駅インフォメーション
  • びわこ浜大津駅
嵐電
  • 四条大宮駅、帷子ノ辻駅、北野白梅町駅
  • 嵐電嵐山駅インフォメーション
京都市営地下鉄
  • 市バス・地下鉄案内所(太秦天神川、京都駅前バスチケットセンター、コトチカ京都、北大路バスターミナル、烏丸御池駅)
  • 定期券発売所(三条京阪駅、四条駅、京都駅前バスチケッセンター内、北大路駅、竹田駅、二条駅、山科駅、六地蔵駅)
その他
  • 京都総合観光案内所「京なび」(京都駅ビル2階)
  • 京KOKO Welcom Center (メルパルク京都1階)
  • 京都市河原町三条観光情報コーナー

※繰り返しになりますが、JRの「みどりの窓口」では「歩くまち・京都レールきっぷ」の「引換券」が渡されます。他所できっぷの現物と引き換える面倒がありますので、できれば地下鉄や私鉄の売り場で買うことをおすすめします。

「2日用」の購入について(限定発売)

「歩くまち・京都レールきっぷ」の「2日用」は、新幹線やJR特急を使って京都に来た人、要は遠くからの旅行者向けの切符です。逆に地元の人や京都近辺、関西在住の人は買えません。

「2日用」が買える人

「歩くまち・京都レールきっぷ(2日用)」は、次の2通りの人しか買えません。

(1)JRのインターネット予約サービス「エクスプレス予約」「スマートEX」「e5489」で商品や切符を買って、京都駅まで新幹線やJR特急列車に乗車した人。

※京都までの新幹線や特急の切符を駅の窓口や券売機で買った場合は対象外です。

(2)旅行会社のJR往復利用の個人向けプランを利用する人

 ※団体ツアーではなく、京都までの往復JRとホテルがセットになったプランなど自由行動が中心の旅行商品です。旅行会社に問い合わせてください。

「2日用」が買えるタイミング

「歩くまち・京都レールきっぷ(2日用)」の場合は、新幹線や特急で京都駅に着いた日の当日か、その翌日のみとなります。京都に滞在中いつでも買えるというわけではありません。

※「歩くまち・京都レールきっぷ(2日用)」を買う際には次のものを提示する必要があります。どちらも「歩くまち・京都レールきっぷ」を利用する当日か前日の日付のものに限ります。

・「エクスプレス予約」「スマートEX」⇒「EXご利用票」または「ご利用票兼領収書」
・「e5489」⇒「決済完了メール」「予約完了画面」または「予約詳細画面」

※旅行会社の商品を利用する場合は、その申し込み時に購入します。

「2日用」が買えるところ(販売場所)

「エクスプレス予約」
「スマートEX」利用
  • JR西日本の京都駅「みどりの窓口」
  • JR東海の京都駅「みどりの窓口」
  • JR東海ツアーズの京都支店、京都駅新幹線中央口支店
「e5489」利用
  • JR西日本の京都駅「みどりの窓口」

※旅行会社の商品を利用する場合は、その申し込み時に購入します。

「歩くまち・京都レールきっぷ」公式サイト

「歩くまち・京都レールきっぷ」の発売や最新情報については公式サイト(JR)で確認ください。

「歩くまち・京都レールきっぷ」は、京都市内のほとんどの電車が乗り放題できる便利な切符ですが、名所や観光スポットのなかには電車だけでは行けないところもありますので、行きたいところや目的によっては不便なこともあります。

京都は一大観光都市だけあって、いろいろな乗り放題切符がありますので、比較してみて合ったものを上手に選んで使いましょう。

京都観光にお得な切符一覧

特に「歩くまち・京都レールきっぷ(2日用)」を買う人は、その前に「地下鉄・バス2日券」(1,700円、誰でも買えます)と比べてみることをおすすめします。