京都の移動は地下鉄・バス「一日乗車券」がおすすめ!3回以上乗るとお得!

京都市内の移動手段は地下鉄とバスがメインになります。地下鉄とバスを乗り継ぐことで、車がなくても市内のほとんどの場所に行くことができます。

でも、京都の地下鉄もバスも運賃が比較的高め。何度か乗り降りや乗り継ぎを繰り返すと結構交通費がかさみます。

駅やホテルを拠点に観光スポットを何か所か回るのであれば、地下鉄やバスが乗り放題(乗り降り自由)になる切符「一日乗車券」をぜひ活用しましょう。運賃のわりに格安な値段設定になっていますのでおすすめです。

ここでは、京都に着いたら押さえておきたい「一日乗車券」を3種類+αを紹介します。

上手に「一日乗車券」を選ぼう!

京都の地下鉄・バスが乗り放題で利用できる切符は、観光都市だけにいろいろ種類がありますが、1年を通じて発売されているもので、基本の「き」となるものには、次のようなものがあります。

どれも割安感があっておすすめです。観光の計画や目的地によって、それに合ったものを上手に選びましょう。優待特典の内容も違っています。

バス一日券 京都市バスと京都バスの均一運賃区間が1日乗り放題。鞍馬・貴船・大原・高雄以外はほぼカバー。
地下鉄一日券 京都市営地下鉄の全線が1日乗り放題。
地下鉄・バス一日券 地下鉄とバスの合わせ技が可能!バスの乗り放題区間に大原・高雄方面や京阪バス(山科・醍醐方面)が追加。優待特典も充実!「二日券」もあります。

「バス一日券」

京都市内にはバスの路線が毛細血管のように張り巡らされていますので、バスを利用するだけでも、ほとんどの名所や観光スポットに行くことができます

「バス一日券」って?有効区間と有効期間

バス一日券」では、京都の市バスと民営の京都バスの均一運賃区間(料金が一律)が1日のうちに何回でも利用できます(乗り放題)。切符は磁気カード式になっています。

有効区間(乗り放題できる区間)

「バス一日券」が使える市バスと京都バスの均一運賃区間は、図の通りほぼ市内全域です。ただし、鞍馬、貴船、大原、高雄方面は含まれていません

※京阪バスなど他社のバスは利用できません。
※均一運賃区間外に乗り越す場合は別途運賃を支払います。

有効期間(使える期間)

1日の始めに乗ったバスを降りるときに「バス一日券」を運賃箱に通すと、裏面に日付が印字されます。その印字された1日間が有効です(始発~最終)。

ちなみに、未使用の「バス一日券」に期限はありません。

優待特典つき!

「バス一日券」の利用日当日に「弥栄会館ギオンコーナー」(大人のみ)、「京都水族館」、「京都鉄道博物館」、「よしもと祇園花月」、「小倉百人一首殿堂時雨殿」、「東映太秦映画村」で提示すると、入館料などの割引が受けられます。

3回以上の乗るとお得!「バス一日券」の値段

「バス一日券」の値段はこのような設定になっています。

大人 600円
子供 300円

バスの均一運賃は大人230円、子供120円なので、1日に3回以上バスを利用するとお得になります。利用できる路線数、行ける範囲を考えるとお手頃でコスパがいいです。

ただ、最近は観光客が急増したために、バスの混雑や遅れが問題になっています。目的地や巡る場所によっては、地下鉄とうまく組み合わせて移動した方が時間が効率的です。後述の「地下鉄・バス一日券」(900円)も検討してみてください。

「バス一日券」はどこで買える?購入方法

「バス一日券」の購入は、事前にでも利用当日でも可能で、以下の場所で買えます。

  • バスの車内
  • 市バス・地下鉄案内所(JR京都駅前、烏丸御池駅、太秦天神川駅、北大路バスターミナル)
  • 地下鉄各駅の窓口
  • 京都バス案内所(嵐山、出町柳)など

「バス一日券」は車内より事前購入が無難です!

「バス一日券」は、バスに乗った後、車内で運転手からも買えるので便利です(京都の路線バスは降りるときに運賃を払います)。

買いたいときは、停車中に運転手に声をかけるのですが、車内が混雑していたり、運転手が他の乗客の対応していたりして、運転手に言い出しづらいことがよくあります。また、運転手の手持ち分が売り切れてしまっていることもあります(案外多い)。

このため、「バス一日券」は、前もって地下鉄駅や案内所で買っておいた方が無難です。

※京都駅で買うならここが分かりやすい(そばに券売機もあります)。

「地下鉄一日券」

京都の地下鉄は、市内を南北と東西に走る2路線だけなので、「帯に短し襷(たすき)に長し」な面はありますが、それでも沿線の各駅から徒歩圏内には、観光スポットのほかホテルや文化施設が点在しているので、使い方次第でお得に移動できます。

「地下鉄一日券」って?有効区間と期間

地下鉄一日券」では、京都市営地下鉄の全線に1日何度でも利用できます(乗り放題)。磁気カード式の切符になっています。

有効区間(乗り放題できる区間)

「地下鉄一日券」は京都市営地下鉄全線(烏丸線:竹田~国際会館、東西線:太秦天神川~六地蔵)で使えます。

※地下鉄が直通している京阪大津線、近鉄では利用できません。別途運賃が必要です。

有効期間(使える期間)

1日の始めに乗車駅で「地下鉄一日券」を改札機に通すと、裏面に日付が印字されます。その印字された1日間が有効です(始発~最終)。

ちなみに、未使用の「地下鉄一日券」に期限はありません。

優待特典つき!

「地下鉄一日券」を利用当日に提携施設で提示すると入館料などの割引が受けられます。ただし、大人用と子供用で対象施設が異なっています。

大人用の対象施設 二条城、京都文化博物館、京都市動物園、京都市美術館、無鄰菴、京都国際マンガミュージアム、弥栄会館ギオンコーナー、京都水族館、よしもと祇園花月、京都府立植物園、東映太秦映画村、京都鉄道博物館
子供用の対象施設 京都文化博物館、京都国際マンガミュージアム、京都水族館、よしもと祇園花月、東映太秦映画村、京都鉄道博物館

往復だけでもお得な場合も!「地下鉄一日券」の値段

「地下鉄一日券」の値段はこのような設定になっています。

大人 600円
子供 300円

京都の地下鉄の初乗り運賃は大人210円、子供110円、その次の区間は大人260円、子供130円と高めであることを考えると、かなり割安です。

1日のうちに最短区間だけでも3回以上地下鉄に乗ると元が取れます。また、例えば京都駅から世界遺産「醍醐寺」のある醍醐駅までは片道320円するので、この間を往復するだけでも「地下鉄一日券」がお得です。

「地下鉄一日券」はどこで買える?購入方法

「地下鉄一日券」の購入は、事前にでも利用当日でも可能で、以下の場所で買えます。

  • 地下鉄各駅の自動券売機、窓口
  • 市バス・地下鉄案内所(JR京都駅前、烏丸御池駅、太秦天神川駅、北大路バスターミナル)

駅の券売機で売っていますので、気軽に購入できます。

「地下鉄・バス一日券」

以上の「バス一日券」と「地下鉄一日券」がセットになって、さらに利用できる範囲がプラスαされたお得な切符が「地下鉄・バス一日券」です。高雄や大原、山科、醍醐方面へのバスもカバーします。

「地下鉄・バス一日券」って?有効区間と有効期間

「地下鉄・バス一日券」が一枚あると、市内のほとんどを運賃の心配なく移動できるので、何か所か回る場合はおすすめです。

バスだけで移動すると時間がかかりますし、渋滞などもあって時間が読めないこともよくあります。長い距離の移動は地下鉄を利用して、地下鉄の駅を拠点にしてバスで目的の場所を巡るという方法が効率的です。「地下鉄・バス一日券」はこうした使い方にピッタリです。

また、連続した2日間利用できる「二日券」も用意されています。泊りがけの場合はお得です。

有効区間(乗り放題できる区間) 高雄や大原、醍醐も

「地下鉄・バス一日券」では、次の路線が乗り放題です。バスについては利用できる区間や路線が「バス一日券」よりも広くなっていて、鞍馬や貴船方面以外はほとんどカバーしています。

  • 京都市営地下鉄の全線
  • 京都市営バスの全路線(高雄にも行けます)
  • 京都バスの一部路線(大原にも行けます)
  • 京阪バスの一部路線(山科、醍醐、六地蔵地区で利用できます)

※地下鉄と直通している京阪大津線、近鉄電車では利用できません。別途運賃が必要になります。

有効期間(使える区間)

「地下鉄・バス一日券」の有効期間は、1日の始めに地下鉄の乗車駅やバスの運賃箱にを通したときに印字された日付の1日間、「二日券」の場合は、利用日(印字された日付)とその翌日の2日間となります。どちらも始発から終電まで利用できます。

未使用の「地下鉄・バス一日券」には期限はありません。

「地下鉄・バス一日券」の値段

「地下鉄・バス一日券/二日券」の値段はこのような設定になっています。

一日券 二日券
大人 900円 1,700円
子供 450円 850円

「一日券」は、バス、地下鉄、バスそれぞれの一日券に300円プラスするだけで、両方が利用できて、さらに有効区間も広くなるので割安感があります。「二日券」はさらにお得です。

約60か所で優待が受けられる特典付き!

「地下鉄・バス一日券/二日券」の利用当日に、約60か所の提携の社寺や観光施設、飲食店などで提示すると料金の割引や記念品がもらえたりする優待特典が付いています。

優待が受けられる主な場所(順不同)

  • 大覚寺
  • 地主神社
  • 平安神宮
  • 知恩院
  • 泉涌寺
  • 華厳寺(鈴虫寺)
  • 高台寺
  • 東映太秦映画村
  • 元離宮二条城
  • 京都水族館
  • 京都鉄道博物館
  • 京都タワー など

※詳しくは京都市交通局の公式サイトで(記事の最後にリンクがあります)。

「地下鉄・バス一日/二日券」はどこで買える?購入方法

「地下鉄・バス一日/二日券」の購入は、事前にでも利用当日でも可能で、次の場所で買えます。ただし、バスの車内では売っていません

  • 地下鉄各駅の窓口
  • 市バス・地下鉄案内所(JR京都駅前、烏丸御池駅、太秦天神川駅、北大路バスターミナル)
  • 京都バスの営業所(嵐山・高野)、案内所(出町柳)
  • 京阪バスの営業所(山科)、案内所(山科駅・京都駅八条口)

このほか、ホテルや旅館などでも取り扱っているところがあります。

嵐電とセットになった一日乗車券も

以上のほかに、「バス一日券」「地下鉄一日券」の内容に、嵐山や太秦など市内の西部を走る「嵐電(らんでん)」の乗り放題が加わった一日乗車券も発売されています(大人用のみ)。

バス(市バス・京都バス)
・嵐電一日券

1,100円 市バスと京都バスの均一運賃区間と嵐電全線が乗り放題。
京都地下鉄・嵐電1dayチケット 1,000円 京都市営地下鉄と嵐電の全線が乗り放題。

これらの切符は、事前にでも利用当日でも可能で、次の場所で買えます。以下の場所で購入できます。バスの車内では買えません

  • 市バス・地下鉄案内所(JR京都駅前、烏丸御池駅、太秦天神川駅、北大路バスターミナル)
  • 嵐電の四条大宮駅、帷子ノ辻駅、嵐山駅、北野白梅町駅

ちなみに、嵐電だけの一日乗車券は500円なので、バスの方は値段的なメリットはありません。地下鉄の方は100円安くなります。

京都の「一日乗車券」公式サイト

京都市内の地下鉄やバスの各種「一日乗車券」の詳細や最新情報は、交通局の公式サイトで確認ください。

◆「バス一日券」の公式サイト

◆「地下鉄一日券」の公式サイト

◆「地下鉄・バス一日券・二日券」の公式サイト


京都での観光や仕事で、バスや地下鉄を3回以上乗るようであれば、それぞれの「一日乗車券」と比べてみましょう。逆に「一日乗車券」を前提にして、計画を立てると効率がいいです。

せっかく京都に来たからには、移動の交通費に大事なお金を使うのはもったいない!「一日乗車券」で上手に節約して、その分は観光や買い物、食事、お土産で有意義に使いましょう。

また、これらの切符でカバーできていない鞍馬・貴船方面へは、こんなお得な切符があります。

京都の最新版”お得な切符”一覧はこちら。