こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- 大阪メトロの「30日間券」を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
普段、地下鉄で大阪市内を縦横無尽に移動しているあなたは、大阪メトロ「30日間乗車券」をチェックしてみてください。
地下鉄が30日間、乗り放題の切符です(夢洲駅を除く)。
定期券やマイスタイルのように、利用できる区間が決められていないので、地下鉄を機動的に乗り回せます。しかも、改札では顔認証で通ることも可能。
ここでは、大阪メトロの「30日乗車券」の内容、値段、発売期間、購入方法をまとめました。
大阪メトロ「30日乗車券」ってどんな切符?

それでは、まず大阪の地下鉄(大阪メトロ)の「30日乗車券」がどんなものなのか、内容や特徴から紹介します。
スマホが必要なデジタル乗車券です。顔認証改札も使えます。

大阪メトロの「30日乗車券」は、紙やカードの切符を発券しません(チケットレス)。
その代わりに、スマホの画面に表示させたQRコードを使います(デジタル乗車券)。
このため、「30日乗車券」の利用にはインターネットにつながるスマホが必須になります。
また、後述する「eMETRO(イーメトロ)」というアプリに顔画像を登録することで、顔認証で乗車できます。
夢洲駅を除く地下鉄全線が乗り放題です。

大阪メトロは「30日乗車券」では、地下鉄の全線を乗り放題できます(乗り降り自由)。
ただし、夢洲駅は利用できません(片道330円の追加運賃が必要です)。
【乗り放題範囲】

※大阪シティバスやいまざとライナー(今里駅~長居・あべの橋の路線バス)は利用できません。
※地下鉄が直通している私鉄区間(北大阪急行、阪急電車、近鉄電車)も利用できません。
| 地下鉄の直通区間(利用不可) | 境界駅 | |
| 北大阪急行 | 千里中央・箕面萱野方面 | (御堂筋線)江坂駅 |
| 阪急電車 | 北千里・高槻市・京都方面 | (堺筋線)天神橋筋六丁目駅 |
| 近鉄電車 | 生駒・登美ヶ丘方面 | (中央線)長田駅 |
利用開始から30日間有効です。

大阪メトロは「30日乗車券」は、利用開始日から30日間有効です。
この30日間は連続している必要があります。
地下鉄乗り放題「30日乗車券」の値段は?

大阪メトロ「30日乗車券」の値段は下記のとおりです。
大人用のみの発売です。
| 大人 | 12,000円 |
単純計算で、1日当たり400円です。
値ごろ感の参考までに、大阪メトロでは「1日」乗り放題の「エンジョイエコカード」いう切符の値段はこちら。
| エンジョイエコカード(1日乗車券) | 平日:800円、土休日:620円 |
なお、「30日乗車券」と違って、地下鉄だけでなく大阪シティバス、いまざとライナーも利用できます。
【参考】地下鉄の運賃幅と主な区間の片道運賃
| 地下鉄の運賃幅(夢洲駅は除く) | 190円(1区)~390円(5区) |
| 梅田駅~心斎橋/難波駅 | 240円 |
| 梅田駅~天王寺駅 | 290円 |
| 梅田駅~新大阪駅 | 240円 |
| 梅田駅~コスモスクエア駅 | 290円 |
| 梅田駅~森ノ宮駅 | 240円 |
| 東梅田駅~谷町四丁目駅 | 240円 |
| 梅田駅~日本橋/動物園前駅 | 240円 |
| 梅田駅~中百舌鳥駅 | 340円 |
※地下鉄の運賃の検索はこちら
「30日乗車券」のメリット・デメリットは?定期券・マイスタイルとの違いは?

「30日乗車券」の使い勝手としては、定期券と似ていますよね。
さらに、大阪メトロには、定期券と似たPiTaPaの運賃割引サービス「マイスタイル」もあります。
これらと比べて、「30日乗車券」にはどんなメリットやデメリットがあるのかをみていきましょう。
サービス面では
まず、「30日乗車券」、定期券、マイスタイルのサービス面の違いを、ざっくりと一覧表にまとめてみました。
| 30日乗車券 | 1か月通勤定期 | マイスタイル | |
| 形態 | QRコード(デジタル、チケットレス) | ICカード | ICカード |
| 有効期間 | 利用開始日(午前3時)から30日後まで | 利用開始日から翌月の同じ日付の日の前日(無い場合は翌月末日)まで。 | 1日~末日 |
| 利用に必要なもの | スマホ、eMETROアプリ | ICOCA | PiTaPa |
| 有効区間 | 夢洲駅を除く地下鉄全線 | 指定した区間・経路 | 指定した2駅を絡めた対象の区間 |
| 本人以外の利用 | × | × | × |
| スマホで乗車 | ○ | × | × |
| 顔認証で乗車 | ○ | × | × |
| 振替輸送の対象 | ○ | ○ | × |
| ネットで購入 | ○ | × | ○ |
| 支払い方法 | クレジットカード | 現金、クレジットカード | PiTaPa |
| 支払い時期 | 先払い(購入時) | 先払い(購入時) | 後払い(乗った分だけ) |
このように、「30日乗車券」の大きなメリットは、夢洲駅以外なら地下鉄のどの駅でも自由に乗り降りできること(全線乗り放題)、そして、スマホで購入してそのまま乗車できること(チケットレス)です。
とくに、今の時点では、大阪メトロの定期券はICOCAのカードでしか作れません。スマホアプリ版「モバイルICOCA」は未対応(JRとの連絡定期券のみ対応)。
マイスタイルもカードのみです。
「30日乗車券」は、ICOCAもPiTaPaも不要で、スマホの「eMETRO」アプリで購入して、そのまま乗車できます。
さらに、「eMETRO」アプリで、あらかじめ顔画像を登録しておくと、スマホを取り出さずに顔認証だけで改札を通れるようになります。
こうした新しい技術を体験できるのもメリットだといえます。
逆に「30日乗車券」はデメリットには次のような点が挙げられます。注意が必要です。
- 駅の改札機は、QRコードや顔認証対応した所しか通れません。定期券のようにすべての改札機が対応しているわけではありません。また、改札機の反応もICOCAやPiTaPaよりも気持ち遅めです。
- スマホの充電切れなどでQRコードが画面に表示できないと使えません。
料金面では
次に料金面ですが、「30日乗車券」は、先述のとおり、30日間で12,000円です。
この値段が定期券やマイスタイルと比べて得かどうかは、地下鉄の利用状況次第なので、一概にはいえません。
乗れば乗るほどお得になるのはメリットです。逆に、結果として金額分乗れなかったら損。
いわゆる「サブスク」で、乗っても乗らなくても値段は変わりません。この点はデメリットです。定期券も同じです。
参考までに、「30日乗車券」、定期券、マイスタイルの値段と比べてみました。
| 区間(普通運賃) | 30日乗車券 | 1か月通勤定期 | マイスタイル |
| 1区(190円) | 12,000円 | 7,930円 | 7,140円 |
| 2区(240円) | 9,480円 | 8,540円 | |
| 3区(290円) | 11,030円 | 9,930円 | |
| 4区(340円) | 11,830円 | 10,650円 | |
| 5区(390円) | 12,770円 | 11,500円 |
4区や5区の通勤定期券を利用しているなら、「30日乗車券」にすることで、同じくらいの金額で、地下鉄の全線が利用できるようになります。
他の区間でも、通勤以外、外回りやプライベートでも地下鉄によく乗っているのでしたら、交通費全体として節約できるかもしれません。
大阪メトロ「30日乗車券」の発売期間と有効期間は?

大阪メトロ「30日乗車券」の発売期間、有効期間は下記のとおりです。
発売期間(買える期間)
※予定数20,000枚が売り切れると、上記期間中でも発売終了となります。
有効期間(使える期間)
※購入後30日以内に利用開始する必要があります。
※利用開始日の始発から30日後の終電まで乗り放題できます。
大阪メトロ「30日乗車券」はどこで買える?(購入方法)

「30日乗車券」は、大阪メトロのスマホアプリ「eMETRO」での限定発売です。
アプリを開いて、「チケット購入」から「30日乗車券」を選んで、必要枚数を入力します。そして「購入する」を押下して完了です。
支払いはクレジットカード(3Dセキュア対応)です。
国際ブランドのデビットカードも使える場合があります(登録して通ればOK)
大阪メトロ「30日乗車券」の利用方法は?

利用する際は、スマホの「eMETRO」アプリを開いて、「Myチケット一覧」から購入済みの「30日乗車券」を選びます。
内容を確認して、「チケットを使う」を押下(タップ)。
利用開始してもよろしいすか?と訊いてくるので「OK」します。
すると、「30日乗車券」のQRコード画面が表示されます。
これで切符が有効になり、30日後の終電まで使用できます。
利用開始したあとは取り消し・払い戻しできません。
それ以降、駅の改札を通る際は、そのQRコードをスマホ画面に表示させて、「QR」対応改札機の読み取り口に直接タッチします。

また、あらかじめ「eMETRO」アプリで顔認証の利用登録しておくと、「顔パス」で専用の改札機を通れます。
大阪メトロ「30日乗車券」公式サイト

大阪メトロの「30日乗車券」は、他にあまり例がないユニークな切符です。顔認証改札も使えます。
お得かどうか、定期券やマイスタイルの代わりになるかどうかは、使い方次第。
あなたの地下鉄の利用状況に合うようでしたら、活用ください。
大阪での宿泊もお得に






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