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奈良から京都へ日帰り観光にお得な格安切符【近鉄・地下鉄・バス乗り放題】

乗り放題・周遊型の切符
お悩み中
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奈良から京都へ電車で日帰り観光に出かけたいけど、交通費をなるべく節約したい。安い方法やお得な切符があれば知りたい。

 

こんなお悩みにお答えします。

 

この記事の内容】

  • 近鉄の「京めぐり」という1日乗車券を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。

 

奈良から日帰りで京都へ電車で、できるだけ費用を安く抑えて出かけたいというあなたは、近鉄電車の「京めぐり」という切符を、まずチェックしてみてください。

 

奈良から京都までの近鉄電車と、京都市内の地下鉄、路線バスが乗り放題の1日乗車券です。

 

観光や仕事などで数か所「めぐる」ようなときは便利です。

 

京都に着いてから、地下鉄やバスの一日券を買うのなら、奈良から「京めぐり」を使う方がお得。

 

例えば、奈良駅からは通常より22%割引、大和八木駅からは26%割引と安くなります。

 

ここでは、その近鉄「京めぐり」の内容と値段、発売期間、購入方法についてまとめました。【2023年版】

 

この記事で、「京めぐり」について、ひと通り知ることができます。
まあちん
まあちん





近鉄「京めぐり」ってどんな切符?

 

1日用の切符です

 

奈良から京都へ日帰り乗り放題の近鉄「京めぐり」の内容、値段、発売期間、購入方法は?

 

近鉄「京めぐり」は、奈良から京都への日帰り観光などに使える1日用の切符です。

 

京都でも買えるので、京都をあちこち観光した後に奈良へ向かうという場合にも使えます。

 

奈良~京都の近鉄&地下鉄が乗り放題!

 

奈良県内から京都へ近鉄「京めぐり」乗り放題切符

 

「京めぐり」は、奈良方面から京都市内までの近鉄電車と京都市営地下鉄(全線)が1日乗り放題で利用できます。

 

京都の地下鉄は運賃が割高ですが、「京めぐり」は関係なく、奈良から京都の市街地へ直接アクセスできて、さらに乗り降り自由なので便利です。

 

また、奈良側でも、近鉄電車の指定区間が乗り放題になっています(後述しています)。

 

京都市内ではバスも乗り放題!高雄、栂ノ尾や大原へも

 

奈良から京都へ日帰り用、近鉄「京めぐり」はバスも1日乗り放題

 

近鉄「京めぐり」では、京都市内の路線バスも1日乗り放題で利用できます。

 

地下鉄とバスとを組み合わせることで、郊外の嵐山や高雄、栂ノ尾、大原方面を含めて、ほとんどの名所や観光スポットへ行くことができます。

 

鞍馬、貴船方面は有効範囲に含まれていません。

 

【バスの乗り放題範囲】

近鉄「京めぐり」の京都地下鉄、バス乗り放題範囲。

 

  • 京都市バスの全線(深夜バスを除く)
  • 京都バスの均一料金制の路線と大原・岩倉村松・岩倉実相院・京都産業大学前・大覚寺・清滝・苔寺を限度とする範囲内路線

※京都バスは、市バスとは別の民営バスです。

京阪バス、JRバスは利用できません。高雄、栂ノ尾へは市バスで。

 

拝観料の割引などの優待特典つき!

 

奈良から京都へ日帰り乗り放題の近鉄「京めぐり」の内容、値段、発売期間、購入方法は?

 

「京めぐり」には、それを対象の社寺や、文化・観光施設、飲食店、土産物店などで提示すると、拝観料や入場料などが割引になったり、記念品がもらえたりする優待特典がついてます。

 

特典先はけっこう多いです。

 

【優待特典が受けられる主な場所】

  • 大覚寺
  • 地主神社
  • 平安神宮
  • 知恩院
  • 泉涌寺
  • 華厳寺(鈴虫寺)
  • 高台寺
  • 東映太秦映画村
  • 元離宮二条城
  • 京都水族館
  • 京都鉄道博物館
  • 京都タワー など ※順不同

優待施設の一覧はこちら。

 

近鉄「京めぐり」の値段は?【2023年版】

 

近鉄「京めぐり」は、奈良の出発地によって2種類が用意されています。

 

どちらも大人用のみの発売で、子供用はありません。

 

近鉄特急は「京めぐり」だけで利用できません。特急券の追加購入が必要です。 近鉄特急の予約について

 

※2023年版より値上げされました。

 

【京めぐり1】奈良市内、生駒、郡山方面から京都へ

 

近鉄「京めぐり」の1日乗り放題範囲

 

有効区間
(乗り放題できる範囲)
  • 近鉄電車の生駒駅~奈良駅、京都駅~筒井駅
  • 京都市営地下鉄の全線
  • 京都市バスの全路線(深夜バスを除く)
  • 京都バスの指定範囲
値段 大人2,200円

 

※2023年3月31日発売分までは【2022年版】で2,050円です。2023年4月30日まで有効。

 

【京めぐり2】五位堂、高田、八木、橿原、桜井、天理方面から京都へ

 

近鉄「京めぐり」の奈良~京都1日乗り放題範囲

 

有効区間
(乗り放題できる範囲)
  • 近鉄電車の生駒駅~奈良駅、京都駅~橿原神宮前駅、平端駅~天理駅、関屋駅~三本松駅、二上山駅~壺阪山駅、生駒駅~学研奈良登美ヶ丘駅、生駒駅~王寺駅、尺土駅~御所駅
  • 京都市営地下鉄の全線
  • 京都市バスの全路線(深夜バスを除く)
  • 京都バスの指定範囲
値段 大人2,600円

 

※2023年3月31日発売分までは【2022年版】で2,400円です。2023年4月30日まで有効。




近鉄「京めぐり」はどれくらいお得?

 

近鉄「京めぐり」の値段はどれくらいお得なのか?

 

ここで、「京めぐり」を使うとどれくらいお得なのかをみてみましょう。

 

ここでは、奈良県内の近鉄主要駅から近鉄京都駅まで普通の切符で往復して、京都駅で京都市交通局の「地下鉄・バス一日券」を購入した場合と比べてみました。

 

地下鉄・バス一日券」とは、「京めぐり」の地下鉄とバス乗り放題の内容に、京阪バスとJRバスの一部路線が加わったものです。優待特典を含めて使い勝手は、ほんとど同じで、値段は1,100円です。

 

(運賃は2023年4月1日からのものです)

出発駅 運賃(往復) 一日券 通常合計 京めぐり
興戸 490円(980円) 1,100円 2,080円 2,200円
狛田 530円(1,060円) 2,160円
新祝園 590円(1,180円) 2,280円 10%割引
西大寺 680円(1,360円) 2,460円 17%割引
奈良 760円(1,520円) 2,620円 22%割引
生駒 830円(1,660円) 2,760円 26%割引
登美ヶ丘 1,070円(2,140円) 3,240円 2,600円 26%割引
天理駅 910円(1,820円) 2,920円 18%割引
大和八木 1,070円(2,140円) 3,240円 26%割引
榛原 1,290円(2,580円) 3,680円 35%割引
桜井 1,140円(2,280円) 3,380円 29%割引
五位堂 1,140円(2,280円) 3,380円 29%割引
橿原神宮前 1,070円(2,140円) 3,240円 26%割引
尺土 1,210円(2,420円) 3,520円 32%割引
御所 1,290円(2,580円) 3,680円 34%割引

 

値段的には、近鉄狛田駅より京都側の駅からでは「京めぐり」のメリットはありません(乗り放題のメリットはあります)。

 

基本的には、奈良県内から京都へ出かけるときにお得になる設定です。

 

特に「京めぐり2」の出発地区からは割安感が大きいです。

 

ちなみに、京都市営地下鉄、バスの主な区間の通常運賃は、このようになっています。(大人片道)。

 

地下鉄の運賃幅 220円~360円
地下鉄:竹田駅~四条駅 260円
地下鉄:竹田駅~国際会館駅 330円
地下鉄:竹田駅~太秦天神川駅 290円
地下鉄:竹田駅~三条京阪駅 290円
地下鉄:竹田駅~醍醐駅 360円
京都市バス・京都バス:均一区間 230円
京都市バス:四条烏丸~高雄 530円
京都バス:京都駅前~大原 560円
京都バス:国際会館駅~大原 360円

 

区間にもよりますが、地下鉄やバスを最低4回利用すると、お得になる場合が多いです。

 

あと、参考までに、奈良方面からJRで京都駅まで利用した場合の普通運賃(片道)は、このようになっています。

 

近鉄の方が断然安いです。

 

(JR)奈良駅~京都駅 720円
(JR)天理駅~京都駅 990円
(JR)桜井駅~京都駅 1,170円
(JR)五位堂駅~京都駅 1,170円
(JR)御所駅~京都駅 1,340円

 

近鉄「京めぐり」の発売期間と有効期間は?【2023年版】

 

発売期間(買える期間)

 

【2023年版】
2023年(令和5年)4月1日~2024年(令和6年)3月31日

 

2023年3月31日までは値上げ前の【2022年版】の発売です。2023年4月30日まで使えます。

 

有効期間(使える期間)

 

【2023年版】
2023年(令和5年)4月1日~2024年(令和6年)4月30日の好きな1日間

 

※利用当日は始発から終発まで乗り放題できます。

 

近鉄「京めぐり」はどこで買える?(購入方法)

 

「京めぐり」は発売期間中、一部の駅の窓口とインターネットで購入できます。

 

買った後で使わなくなったら、有効期間中で未使用の場合に限って、払い戻しししてもらえます(手数料が発生します。1枚500円)。

 

駅の窓口で購入

 

「京めぐり」は下記の駅窓口で発売しています。

 

出かける当日に買えますし、前もって買っておくこともできます(ただし有効期間に注意)。

 

「京めぐり1」
が買える駅
生駒駅、 学園前駅、 大和西大寺駅、 奈良駅、近鉄京都駅、 丹波橋駅の各駅窓口
「京めぐり2」
が買える駅
五位堂駅、 大和高田駅、 大和八木駅、 桜井駅、 榛原駅、 生駒駅、 近鉄京都駅、 丹波橋駅、 天理駅、 王寺駅、 高田市駅、 橿原神宮前駅の各駅窓口

 

駅によっては、発売窓口の営業時間が短かったり、朝や夕方に偏っていたりします。買いに行くときは、公式サイトなどであらかじめ確認しておくことをおすすめします。

 

インターネットで購入

 

インターネットでは、利用日の30日前から5日前のお昼12時まで、1件最大8枚、購入することができます(クレジットカード、口座振り込み)。

 

買うと後日、切符の現物が送られてきます。「通販」と同じです。

 

なお、切符代とは別に送料が申し込み1件あたり520円かかります。切符の値段からすると割高。

 

ちなみに、送付は日本郵便のレターパックプラスで、受け取りが必要です。

 

※インターネット購入の際、「京めぐり」の利用日を指定しますが、実際は上述の有効期間内ならいつでも使えるものです。

 

「京めぐり」の近鉄購入サイトはこちら。

 

近鉄「京めぐり」公式サイト

 

「京めぐり」の発売情報や最新情報については、近鉄電車の公式サイトで確認ください。

 

近鉄公式サイト

 

京都方面のお得な切符一覧

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