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大阪地下鉄が格安乗り放題!エンジョイエコカードの利用範囲、購入方法、割引特典

乗り放題・周遊型の切符
お悩み中
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大阪市内を地下鉄やバスで移動するけど、交通費をなるべく節約したい。安く乗れる方法やお得な切符はないやろか。

 

こんなお悩みにお答えします。

 

【この記事の内容】

  • 「エンジョイエコカード」という地下鉄とバスの1日乗車券を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。

 

大阪市内を、地下鉄やバスを使って移動する際、交通費をできるだけ安く、少しでも節約したいというあなたは、まず大阪メトロの「エンジョイエコカード」をチェックください。

 

エンジョイエコカードは、大阪の地下鉄(大阪メトロ)とシティバス専用の乗り放題切符です。

 

エンジョイエコカードで夢洲駅には行けません。追加運賃が必要です(片道330円)。

 

大阪市内は、地下鉄やバスの路線が発達しています。これらを乗り継ぐと、だいたいの場所へは行くことができます。

 

でも、特に地下鉄は、運賃が市内のJRや私鉄に比べて高めです。

 

1日に3回程度乗り降りするようでしたら、1日乗車券の方が安くことが多いです。

 

ここでは、エンジョイエコカードの内容、値段、発売期間、購入方法を紹介します。

この記事で、「エンジョイエコカード」について、ひと通り知ることができます。
まあちん
まあちん





大阪の1日乗車券「エンジョイエコカード」ってどんな切符?

 

大阪メトロ乗り放題の安い1日乗車券「エンジョイエコカード」の内容、値段、購入方法

 

それでは、まず「エンジョイエコカード」がどんな1日乗車券なのか、内容や特徴を紹介します。

 

乗り放題範囲は地下鉄とバスの全路線!(夢洲駅は除く)

 

大阪地下鉄とシティバス乗り放題の安い1日乗車券「エンジョイエコカード」「大阪メトロパス」

 

エンジョイエコカードでは、大阪地下鉄(メトロ)、ニュートラム、大阪シティバス、いまざとライナーの全線を、乗り放題(乗り降り自由)できます。

 

乗り放題できる範囲はこちら。

 

大阪地下鉄・シティバスの乗り放題範囲

 

※「ニュートラム」は、南港地区を走る新交通システムで、地下鉄のコスモスクエア駅と住之江公園駅の間を走っています。「いまざとライナー」は、今里駅と長居、あべの橋(天王寺)方面を結ぶ路線バスです。

 

※地下鉄中央線の「コスモスクエア駅~夢洲駅」は利用できません(追加運賃、片道330円が必要)。

 

大阪メトロ路線図

大阪シティバス路線図 

 

 

北大阪急行、阪急電車、近鉄電車と直通する場合

大阪地下鉄1日乗車券「エンジョイエコカード」「大阪メトロパス」の乗り放題範囲

 

地下鉄の一部路線(下記)では、私鉄(北大阪急行、阪急電車、近鉄電車)と直通運転しています。

 

これら私鉄の区間は「エンジョイエコカード」の乗り放題範囲外です(利用できません)。

 

地下鉄~私鉄とまたいで乗車する際は、境界の駅から(まで)の通常運賃が別にかかります。下車する駅で「乗り越し精算」してください。

 

直通する電車では、乗車中に今走っている区間が地下鉄か私鉄かという案内は基本ありません。このため、土地勘のない人は、事前確認をおすすめします。

 

地下鉄の直通区間 境界駅
北大阪急行 千里中央・箕面萱野方面 (御堂筋線)江坂駅
阪急電車 北千里・高槻市・京都方面 (堺筋線)天神橋筋六丁目駅
近鉄電車 生駒・登美ヶ丘方面 (中央線)長田駅

 

シティバスのIKEA鶴浜行き、USJ行きの路線、空港バス、オンデマンドバスは利用できません。

 

観光施設などの割引特典付き!

 

大阪地下鉄1日乗車券「エンジョイエコカード」「大阪メトロパス」の優待特典

 

エンジョイエコカードを、大阪市内の約30ヵ所の観光施設などで提示すると、入場料などの割引が受けられます

 

【割引特典が受けられる主な施設】

  • 大阪城天守閣
  • 大阪城西の丸庭園
  • 梅田スカイビル空中庭園
  • 空庭温泉
  • 天王寺動物園
  • 天保山大観覧車
  • 四天王寺
  • スパワールド
  • 大阪水上バス「アクアライナー」
  • 帆船型観光船「サンタマリア」
  • 大阪歴史博物館
  • 大阪市立科学館
  • 絹谷幸二 天空美術館
  • 国立文楽劇場
  • 心斎橋角座(寄席)
  • 天満天神繁盛亭(寄席) など ※順不同

対象施設や割引内容の最新情報の確認(公式サイト)

 

※割引特典が受けられるのは、エンジョイエコカードの利用と同じ日だけです。

 

各施設の営業時間や休業日の最新情報は、事前に確認することをおすすめします。利用できなくても、切符代の払い戻しや割り戻しはありません。

 

エンジョイエコカードには、観光施設の割引特典が付いてますが、施設や使い方によっては、「大阪楽遊パス」の方が安くつきます。

 

「大阪楽遊パス」とは、市内の観光施設20か所以上(約32,000円相当)が2,400円(1日券)で利用できるQRコード式の観光券です。

 

地下鉄やバスなど交通機関は付いていません。エンジョイエコカードと合わせて利用するとお得に観光できます。

 

 

スマホで利用するデジタル版もあり。

 

大阪メトロ乗り放題、QRコードデジタル1日乗車券「エンジョイエコカード」

 

エンジョイエコカードは磁気カード式の切符ですが、スマホで購入して、スマホのまま発券なし(チケットレス)で利用できるデジタル版もあります。

 

デジタル版は、正式には「大阪メトロ・大阪シティバス1日乗車券」という名前です。でも、内容や値段はエンジョイエコカードと同じです。

 

大阪メトロ・バス乗り放題「エンジョイエコカード」の値段は?

 

大阪地下鉄・バス乗り放題「エンジョイエコカード」の値段は?

 

大阪メトロ(地下鉄)とシティバスの乗り放題切符「エンジョイエコカード」の値段はこちら。

 

デジタル版も同じです。

 

種類 大人 子供
平日用 820円 310円
土休日用 620円

 

参考までに、大阪地下鉄(メトロ)・ニュートラムとシティバスの普通運賃はこのようになっています。

 

地下鉄・ニュートラム1区 190円(子供100円)
地下鉄・ニュートラム2区 240円(子供120円)
地下鉄・ニュートラム3区 290円(子供150円)
地下鉄・ニュートラム4区 340円(子供170円)
地下鉄・ニュートラム5区 390円(子供200円)
シティバス・いまざとライナー(均一料金) 210円(子供110円)

 

※(参考)主な区間の普通運賃(大人片道)

梅田駅~心斎橋/難波駅 240円
梅田駅~天王寺駅 290円
梅田駅~新大阪駅 240円
梅田駅~コスモスクエア駅 290円
梅田駅~森ノ宮駅 240円
東梅田駅~谷町四丁目駅 240円
梅田駅~日本橋/動物園前駅 240円
梅田駅~中百舌鳥駅 340円

 

※運賃の検索はこちら

 

利用区間にもよりますが、おおむね平日は1日3~4回、土日祝は2~3回乗り降りすると元が取れる感じです。

 

大阪メトロ、エンジョイエコカードの平日用、土休日用の使い分け、適用日

 

エンジョイエコカードの平日用と土休日用の使い分けは、カレンダー通りが原則です。

 

平日に、土休日ダイヤで運行される場合も、基本は「平日用」です。

 

なお、子供用は曜日に関係なく使えます(全日OK)。

 

大阪メトロ・バス乗り放題「エンジョイエコカード」の発売期間と有効期間は?

 

大阪地下鉄乗り放題「エンジョイエコカード」「大阪メトロパス」の発売期間

 

エンジョイエコカードは、1年を通して発売されています。デジタル版の1日乗車券は期間限定です。

 

発売期間(買える期間)

 

通常版(磁気カード) 通年
デジタル版 2025年10月14日~2026年3月31日(土日祝用は3月29日)まで

 

有効期間(使える期間)

 

通常版(磁気カード) 好きな1日
デジタル版 2025年10月14日~2026年3月31日(土日祝用は3月29日)で購入日から30日以内の好きな1日

 

※今のところ、磁気カード式の未使用分に有効期限はありません。

 

※利用当日は、始発便から最終便まで乗り放題できます。割引特典の対象施設は、同じ日の営業時間内に限って利用できます。

 

大阪メトロ・バス「エンジョイエコカード」はどこで買える?(購入方法)

 

大阪地下鉄乗り放題の安い1日乗車券「エンジョイエコカード」「大阪メトロパス」の購入方法、買い方

 

1日乗車券のエンジョイエコカードは、利用する当日はもちろん、事前にでも買うことができます。

 

磁気カード版の購入

 

大阪メトロ1日乗車券、エンジョイエコカードの購入方法

 

エンジョイエコカードの磁気カード版は、地下鉄の駅で買えます。

 

  • 地下鉄各駅の券売機
  • 地下鉄駅の定期券発売所(梅田、難波、天王寺)
  • 地下鉄駅構内の売店(ローソン)

 

バスの車内や営業所では発売していません。購入は地下鉄の駅で。

 

エンジョイエコカードは、利用する日付が入っていない状態で販売されています。

 

買った後は、いつでも使えます。その際は、駅の改札機やバス車内の読み取り機に通すだけです。

 

※事前に購入する際は、平日用と土日祝用の買い間違いに注意してください。

 

※エンジョイカードを買った後で使わなくなった場合は、未使用の場合に限って購入した場所で払い戻ししてもらえます。ただし手数料が220円かかります。

 

1日乗車券「エンジョイエコカード」についてや最新情報は、大阪メトロの公式サイトで確認ください。

 

大阪メトロ公式サイト

 

デジタル版の購入

 

エンジョイエコカードのデジタル版「大阪メトロ・大阪シティバス1日乗車券」は、下記のアプリやサイトで、基本24時間、いつでも購入できます。

 

  • 大阪メトロのスマホアプリ「eMETRO」
  • 「スルッと QRtto(くるっと)」公式サイト

 

複数枚買って、同行者に分けることも可能です。

 

支払い方法はクレジットカードのみです。

 

「eMETRO」はアプリのダウンロードが必要です。「スルッと QRtto」は直接サイトにアクセスします。どちらも初めての場合は簡単な利用登録が必要です。費用はかかりません。

 

eMETROアプリで購入する

 

「スルッと QRtto」で購入する

 

払い戻しは有効期間で未使用の場合に限って、スマホの操作でできます。手数料は発生しません。

 

【参考】デジタル版の利用方法

デジタル版を利用する当日は、最初にスマホから「eMETRO」または「スルッと QRtto」にアクセスして、購入済みの1日乗車券を選びます。

そして、「利用開始する」を押下します。

 

その時点から、その日の終電、終バスまでが有効期間です。いったん利用を開始すると取り消しできません。

 

乗車券の画面には、QRコードが記載されています。

QRコードは1分間の時間制限があります。表示しっぱなしにはできません。また、QRコードをスクショしたり、紙に印刷したものは使えません。

 

地下鉄では、スマホの画面に表示させたQRコードを、駅の「QR」対応改札機の読み取り口にタッチして、出入りします。

 

大阪メトロ乗り放題、QRコードデジタル1日乗車券「エンジョイエコカード」の利用方法、乗り方

 

大阪シティバスでは、車内の壁や座席の背などにQRコードが貼ってあるので、それをスマホのカメラで読み取ります。

 

大阪メトロ・バス乗り放題、QRコードデジタル1日乗車券「エンジョイエコカード」の利用方法、乗り方

 

すると、認証画面が表示されますので、それを降りる際に運転手に見せます。

 

車内のQRコードの読み取りは、降りる15分前からできます。混雑している時は、タイミングをみて早めに行う方がいいです。

 

また、割引特典の対象施設では、スマホ画面に表示させたQRコードを入口や受付で係員に提示します。

 

スマホの充電切れなどで、切符の画面を表示できない場合は無効です(使えません)。通常運賃が必要です。モバイルバッテリーを持参するなどして注意ください。

 

【参考】その他の大阪メトロ・バスの乗り放題切符

 

大阪地下鉄(メトロ)とシティバスの乗り放題切符

 

大阪地下鉄(メトロ)とシティバスの乗り放題切符には、エンジョイエコカード以外にも、次のようなものがあります。

 

あわせて、検討してみてください。あなたの行先や目的によっては、お得になるかもしれません。

 

特に、大阪市内の観光施設(海遊館、USJ以外)へ行く場合は、「大阪周遊パス」がおすすめです。

 

大阪周遊パス  大阪地下鉄・シティバス、市内の私鉄(近鉄、南海、阪急、阪神、京阪)の1日乗り放題と観光施設40か所以上の利用がセット。大人1日券3,500円、2日券5,000円。
京阪・Osaka Metro1日フリーチケット 大阪地下鉄・シティバスと京阪電車(大阪~京都)が1日乗り放題。大人2,160円。
大阪スマートアクセスパス 大阪地下鉄の全線と市内中心部のJRが1日乗り放題。大人1,200円。QRコード式のデジタル乗車券。舞洲駅も利用OK。
大阪メトロ・北急トレインパス1day 大阪地下鉄と北大阪急行の全線が1日乗り放題。大人1,400円。QRコード式のデジタル乗車券。舞洲駅も利用OK。
バスモバイルチケット1日券 大阪シティバスのみ1日乗り放題。スマホアプリ用。大人500円、子供100円。
大阪メトロ&弾丸フェリーセット券(九州発) 志布志・別府~大阪のフェリー「さんふらわあ」往復と大阪地下鉄・シティバスの1日乗り放題がセット。船中2泊3日用で、16,000円。
大阪ENJOY きっぷ JR四国バスの高速バス「松山・高知~大阪」便の大人往復運賃に100円追加で「エンジョイエコカード」が付きます。

 

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