こんなお悩みにお答えします。
【この記事の内容】
- JRの「福知山ICOCAキャンペーン」を紹介します(内容、実施期間、利用方法)。
京都の福知山へ、観光や仕事、用事などで行くなら、JRで「ICOCA(イコカ)」を使って行くとお得ですよ。
「福知山ICOCAキャンペーン」で、JRの電車代が実質2割引きに!
実際のところは、運賃の20%分を「ICOCAポイント」で還元されるというかたちなんですが、それでも、2割はデカいです。
ここでは、JRの「福知山ICOCAキャンペーン」の内容と実施期間、利用方法について、紹介していきます。
JRの「福知山ICOCAキャンペーン」は終了しました(2023年3月31日)。
福知山方面のお得な切符
JR「福知山ICOCAキャンペーン」とは?
「福知山ICOCAキャンペーン」は、福知山駅までの行き帰りに、ICカードの「ICOCA(イコカ)」でJRを利用すると、電車代(行き・帰りの運賃合計)の20%分が翌月「ICOCAポイント」で還元されるという内容です。
還元された「ICOCAポイント」は、後日1ポイント=1円として、電車・バスの運賃や提携店での買い物に使えます。
ICOCAの残高(チャージ分)から差し引かれる運賃が直接安くなるわけではないですが、実質的には福知山駅まで、2割引きでお得に行って帰ってこられます。
【参考】主な駅から福知山駅までの運賃とポイント還元額
発着駅 | 普通運賃(往復) | 往復の還元額 |
大阪駅 | 1,980円(3,960円) | 792円 |
天王寺駅 | 2,310円(4,620円) | 924円 |
京都駅 | 1,520円(3,040円) | 608円 |
三ノ宮駅 | 2,310円(4,620円) | 924円 |
姫路駅 | 3,410円(6,820円) | 1,364円 |
奈良駅 | 2,310円(4,620円) | 924円 |
城崎温泉駅 | 1,170円(2,340円) | 468円 |
例えば、大阪駅から普通に往復すると運賃は3,960円ですが、キャンペーンのポイント還元で、実質3,168円(片道あたり1,584円)になります。
ちなみに、JR運賃が2割引きになると、ほぼ高速バス並みです。
神戸三宮~福知山駅(高速バス) | 片道1,700円 |
大阪なんば~福知山駅(高速バス) | 片道1,900円 |
また、JRで着いた日に、「福知山城天守閣」または「福知山市佐藤太清美術館」にICOCAで入館すると、オリジナルグッズがもらえます(先着順、無くなり次第終了)。
※ICOCA定期券の場合は、定期券区間外の乗車について、ポイントが付きます。
JR「福知山ICOCAキャンペーン」の実施期間は?いつまで?
JR「福知山ICOCAキャンペーン」は、年度末までの期間限定で実施中です。
JR「福知山ICOCAキャンペーン」の利用方法は?
「福知山ICOCAキャンペーン」で、JR代の20%ポイント還元を受けるために必要な準備と、実際の利用方法をまとめました。
「福知山ICOCAキャンペーン」利用に必要な準備
ICOCAを用意
「福知山ICOCAキャンペーン」を利用するには、何はともあれ「ICOCA」のカードが必要です。
今、持っているICOCAがあれば、それで大丈夫です。
JRで買ったものでなくても構いません。JRにかかわらず定期券として使っているもの(ICOCA定期)や、JR以外のポイントサービスに登録しているものでもOKです。
まだ、ICOCAを持っていないのでしたら、購入してください。
JR西日本の駅の券売機や窓口をはじめ、関西の主な私鉄、地下鉄の駅で、いつでも買えます。
ICOCAの販売価格は、1枚2,000円が主流です。
この中には、保証金(デポジット)として500円が含まれています。残りは、電車代などの支払いに使えるお金(電子マネー)です。
なお、ICOCAは解約できます。ICOCAを返却すると保証金が戻ってきます。
ICOCA(イコカ)って?
ICOCAは、あらかじめお金をチャージ(入金)しておくと、駅の自動改札機にタッチするだけで、運賃の支払いができるICカードです。
いちいち券売機で切符を買う手間は要りません。
JR西日本だけでなく、他のJRや主な私鉄、地下鉄、バスでも使えます。
それから運賃のほかにも、提携のお店(スーパー、コンビニなど)や自販機、福知山城などの施設で、代金の支払いにも使えます。
ICOCAの残高確認&チャージ
福知山へ出発する前に、ICOCAの残高が、JR乗車駅から福知山駅までの行き帰りに必要な運賃分あるかどうかを確認しておきましょう。
京阪神からだと、数千円かかります。
不足していたら、前もってチャージ(入金)しておくと、スムーズです。
残高照会やチャージは、駅のチャージ機、券売機、精算機で行えます。
ICOCAポイントサービスに登録(出発の前日までに)
「福知山ICOCAキャンペーン」のポイント還元を受けるには、福知山に出かける前日までに「ICOCAポイントサービス」に登録しておく必要もあります。
ICOCAを持っているだけではダメです。
ICOCAを持っていない場合も、出発の前日までに購入して、ポイントサービスに登録してください。
「ICOCAポイントサービス」の登録は、JR西日本の駅の券売機(青色、桃色)でできます。
手続きは1分もかかりません。すごく簡単です。費用もかかりません。
また、「ICOCAポイントサービス」に登録しても、25カ月以上チャージ(入金)やポイントチャージがない場合は、自動的に利用登録が解除されます。
登録状況は駅の券売機で確認できます。
もし解除されていたら、出発の前日までに、再度手続きすればOKです。
※「スマートICOCA」の場合は、登録不要です。
「ICOCAポイントサービス」の内容やしくみについてはこちら。
実際の利用方法と注意点
ICOCAを自動改札機に確実タッチ
福知山へ向かう当日は、普通にICOCAを乗車駅の自動改札機にタッチして入場します。
福知山駅に着いたら、同じく自動改札機にタッチして出場します。帰りも同じです。
「福知山ICOCAキャンペーン」では、この行き帰り、都合4回の改札機「タッチ」が重要です。
確実にタッチしてピッと音がしたかどうか意識してください。
1回でも「タッチ」が漏れたり、ちゃんと「タッチ」できていなくてエラーになると、「福知山ICOCAキャンペーン」は適用されません。
※ICOCAで切符を買って乗車したり、精算機で精算したりした場合は適用されません。
※ICOCAと別の乗車券、定期券、回数券と併用した場合も適用されません。あくまでICOCAだけで乗り通す必要があります。
同じ日に福知山駅に到着して福知山駅から出発
「福知山ICOCAキャンペーン」では、JRの乗車駅から福知山駅に到着して、その日のうちに福知山駅から出発してはじめて適用されます。
行先(乗降する駅)は福知山駅限定です。
また、福知山で宿泊するなどして、到着と出発が別の日になる場合は対象外です。
それと、行きの出発駅と帰る先の駅は、同じでなくて構いません。
例えば、大阪駅から福知山駅へ行って京都駅へ帰るとか、京都駅から福知山で途中下車して、そのあと城崎に向かうというのもOKです。
ポイント還元は翌月中に実行
1日のうちに、出発駅~福知山駅(下車・乗車)~帰着駅で、それぞれICOCAを改札機タッチしてJRで移動すれば、「福知山ICOCAキャンペーン」が適用されます。
この間の運賃の合計の2割が、翌月(上旬)にポイントで還元されます。
最長で1ヶ月程度、待たないといけません。
還元されたあとは、券売機でICOCAにチャージ(電子マネーに変換)すれば、電車代や買い物の支払いに使えるようになります。
JR「福知山ICOCAキャンペーン」公式サイト
「福知山ICOCAキャンペーン」や、ICOCA、ICOCAポイントサービスについての最新情報は、JR西日本の公式サイトで確認ください。
【参考リンク】
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