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JR「昼間特割きっぷ(昼特)」廃止間近!発売終了、使用期限は?

JR

関西の京阪神地区で国鉄時代の1983年(昭和58年)に登場して以来、お得な切符としてすっかり地域に根付いているJRの「昼間特割きっぷ(通称「昼特(ひるとく)」発売終了(廃止)なります。

それまでの間は、使い残しが出ないようにうまく活用して交通費を節約しましょう。





JR「昼間特割きっぷ」って?

「昼間特割きっぷ(昼特)」は、1組6枚セットで発売される割引率の高い回数券的な乗車券です。発売の区間と利用できる時間帯が限定されています。

発売区間と値段

「昼間特割きっぷ」は私鉄との競合が特に激しい下記の区間限定で販売されています。

  • JR京都線: 京都~大阪(吹田・岸辺・向日町・桂川を除く)
  • JR神戸線:大阪~元町(摩耶・灘を除く)
  • JR宝塚線:尼崎~宝塚(中山寺を除く)
  • 東西線:北新地と尼崎のみ

主な設定区間と値段

昼特きっぷは、普通運賃の大体30~35%ほどの割引になっています。

発売設定区間 値段(1枚あたり) 通常運賃
京都~高槻 1,440円(240円/枚) 390円
京都~大阪 2,100 円(350 円/枚) 560円
大阪~高槻 1,320円(220円/枚) 260円
大阪~尼崎 900円(150円/枚) 180円
大阪~西宮 1,080円(180円/枚) 300円
大阪~芦屋 1,200円(200円/枚) 300円
大阪~三ノ宮・元町 1,620円(270円/枚) 410円
三ノ宮・元町~芦屋 960円(160円/枚) 220円
三ノ宮・元町~西宮 1,080円(180円/枚) 300円
大阪(北新地)~伊丹 1,020円(170円/枚) 240円
大阪(北新地)~川西池田 1,140円(190円/枚) 320円
大阪(北新地)~宝塚 1,320円(220円/枚) 330円

有効期間

有効期間は購入日から3か月です。

利用できる時間帯

  • 平日の午前10時~午後5時
  • 土曜日、日曜日、祝日の終日(始発~終電)




「昼間特割きっぷ」の発売終了日

2018年(平成30年)9月30日⇒発売終了しました。

「昼間特割きっぷ」の利用期限

2018年(平成30年)12月29日まで⇒現在は使えません。

「昼間特割きっぷ」の購入

「昼間特割きっぷ」は、区間が設定されている駅の券売機(一部の駅は「みどりの窓口」)で購入できます。最新情報はJR西日本の公式サイトで確認ください。

 

「昼間特割きっぷ」は、上記の通り割引率が高いので、京阪神間の交通費の節約に役立つ、まさにお得な切符でした。出掛けるたびに金券ショップでバラ売りされているものを買っている人も多いと思いますので、今回の廃止はとても残念(痛手)です。

「昼特」発売最終日の9月30日に購入すると3か月後の12月29日まで使えますので、よく使う人は残らない程度に買いだめしておくとよいと思います。

「昼特」廃止のにあわせて、2018年10月1日より、ICカード「ICOCA(イコカ)」で「時間帯指定ポイント」、「PiTaPa(ピタパ)」で「時間帯指定割引」という「昼特」の代わりを意図したサービスが始まります。「昼特きっぷ」を愛用していた人は、ICOCA、PiTaPaの利用で昼特ほどの安くはありませんがお得にJRを利用できます。

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