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この記事の内容
- 山陽電車の「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
明石市立天文科学館へ電車で安く出かけたいあなたに、山陽電車の「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」を紹介します。
この切符は、明石市立天文科学館の入館(観覧)券と往復の乗車券がセットになった割引切符で、通常より15~24%ほどお得です。
ちなみに、オリジナルグッズ(クリアファイル)や「ダジャレ」が書かれた券も付いています。
ここでは、「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」の内容や値段、発売期間、購入方法をまとめました。
山陽電車「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」の発売は終了しました(2022年6月30日)。
明石方面のお得な切符
明石市立天文科学館は、上の画像の大きな時計台が特徴の建物です。名前は知らなくても、電車や車の中から見たことある人も多いと思います。
時計台の真下に、日本標準時、東経135度の子午線が通っていて、その真上に太陽が来た時が、日本全国の正午、お昼の12時になります。
昭和の雰囲気が漂う施設で、目玉のプラネタリウムは、現役では国内最古のものとのことです(1960年~)。
営業時間 | 9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 毎週月曜日、第3火曜日 |
コロナの状況もありますので、出かける前に最新の営業状況を公式サイトで確認ください。もし行って入館できなくても、切符は払い戻ししてもらえません。
山陽電車「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」ってどんな切符?
「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」は、次の内容がセットになった割引切符です。
- 山陽電車の各駅(切符購入駅)~「人丸前駅」「明石駅」の往復乗車券(行き帰り1回ずつ)
- 明石市立天文科学館の観覧券(入館券)・オリジナルクリアファイル引換券
- ダジャレの記載された券
「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」は、山陽電車の区間内で発売されます(下図)。三宮や大阪方面など区間外からの場合については後述します。
ちなみに、明石市立天文科学館の最寄り駅は、山陽電車の「人丸前(ひとまるまえ)駅」です。
駅のホームから真正面に見えます。というのも、この駅も子午線135度線の上にあるからです(国内唯一)。天文科学館までは歩いて5分ほどです。
また、人丸前駅のひと駅西隣「明石駅」からも歩いて行けます。約1㎞で15分ほどかかります。
「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」では、「人丸前駅」「明石駅」のどちらか好きな方で乗り降りできます。
天文科学館のついでに、明石駅近くの「魚の棚商店街」や明石公園に寄るということも可能です。
※大阪、三宮方面から阪神電車が直通しています。明石駅には直通特急が停まります。人丸前駅には普通電車しか停まりません。
※「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」は乗り放題ではありません。途中の駅で下車する(駅の改札から出る)と、残りの区間は無効になります。
山陽電車「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」の値段は?
「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」の値段は、このようになっています。大人用のみの発売です。
出発駅(切符購入駅) | 発売金額 |
西代駅~月見山駅 | 1,360 円 |
須磨寺駅~東垂水駅 | 1,110 円 |
垂水駅~大蔵谷駅 | 860円 |
中八木駅~明石駅 | 860円 |
東二見駅~江井ヶ島駅 |
1,110 円 |
伊保駅~西二見駅 |
1,360 円 |
姫路駅・網干駅~曽根駅 | 1,660円 |
【三宮や大阪方面からは「西代駅」で途中下車して購入】
「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」は、残念ながら、山陽電車の駅以外、例えば三宮や大阪からは買えません。
これらの方面から、阪急電車や阪神電車で行く場合は、ちょっと面倒ですが、行く途中の「西代(にしだい)駅」で一度下車して、券売機で「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」を買ってください。
西代駅までの往復の電車代と、途中下車する手間がかかりますが、それでも明石市立天文科学館へは、通常より安く行って帰ってこられます。
乗車駅~西代駅の往復運賃+明石市立天文科学館ダジャレきっぷ(1,360 円)
※西代駅へは三宮、大阪方面から阪神電車と阪急電車で行けます(阪神電車は直通、阪急電車からは新開地駅で乗り換え)。
※「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」は西代駅の券売機で買えますので、手間は少ないです。
※明石からの帰りは、下車する駅まで乗り通して、「乗り越し精算」してください(西代駅で途中下車しなくていいです)。
主な駅から「西代駅」までの普通運賃
乗車駅 | 普通運賃(往復) |
阪急/阪神神戸三宮駅 | 150円(300円) |
阪急/阪神大阪梅田駅 | 470円(940円) |
阪神大阪難波駅 | 560円(1,120円) |
阪急宝塚駅 | 430円(860円) |
阪神西宮駅 | 420円(840円) |
大阪、三宮方面から明石へは乗り放題の1日乗車券もあります。
天文科学館の観覧券は付いていませんが、途中の駅で乗り降り自由なので、使い方によっては、この方がお得です。(通年発売)
1日乗車券(乗り放題) | 値段 |
三宮・明石市内1dayチケット(神戸三宮~明石市内) | 1,100円 |
阪神・明石市内1dayチケット(梅田・難波~明石市内) | 1,650円 |
山陽電車「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」はどのくらいお得?
「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」を使うと、使わない場合と比べて、どれくらいお得なのかをみてみましょう。
ちなみに、明石市天文科学館の観覧料(入館料)はこちらです。
一般入館(観覧)料 | 700円 |
※高校生以下は無料。65歳以上の明石市外在住者は350円(明石市在住者は無料)。
大人の場合の比較はこのようになります。
乗車駅 | 電車運賃 | 入館券 | 通常合計 | 科学館きっぷ |
神戸三宮駅※ | 1,200円 | 700円 | 1,900円 | 1,660円 13%割引 |
大阪梅田駅※ | 1,840円 | 700円 | 2,540円 | 2,300円 9%割引 |
大阪難波駅※ | 2,020円 | 700円 | 2,720円 | 2,480円 9%割引 |
西代駅 | 900円 | 700円 | 1,600円 | 1,360円 15%割引 |
垂水駅 | 480円 | 700円 | 1,180円 | 860円 27%割引 |
明石駅 | 320円 | 700円 | 1,020円 | 860円 16%割引 |
高砂駅 | 1,140円 | 700円 | 1,840円 | 1,360円 26%割引 |
姫路駅 | 1,480円 | 700円 | 2,180円 | 1,660円 24%割引 |
※神戸三宮駅、大阪(梅田・難波)駅の「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」の値段は、西代駅までの往復の普通運賃+明石市立天文科学館ダジャレきっぷ(1,360円)の合計です。
「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」で、発売区間内(山陽電車の駅から)では15~25%ほど割引、区間外の三宮や大阪からでも1割前後安くなります。
なんと、明石駅からの利用でもお得です。
通常の入館料にプラス160円だけで、人丸前駅まで1駅分の電車往復とクリアファイルのお土産が付くことになります。JRで明石に来た時などに使うと便利です。
また、明石まで三宮や大阪、姫路からJRを利用する人も多いと思います。出発地によっては、「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」を使って山陽電車を利用した方が安くつきます。
ただし、下表のように三ノ宮駅からは損です。
乗車駅 | 明石往復運賃 | 入館券 | 通常合計 | 科学館きっぷ |
JR三ノ宮駅 | 800円 | 700円 | 1,500円 | 1,660円 |
JR大阪駅 | 1,880円 | 700円 | 2,580円 | 2,300円 11%割引 |
JR垂水駅 | 360円 | 700円 | 1,060円 | 860円 19%割引 |
JR姫路駅 | 1,360円 | 700円 | 2,060円 | 1,660円 19%割引 |
※三ノ宮駅、大阪駅の「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」の値段は阪急・阪神神戸三宮駅、大阪梅田駅から西代駅までの往復の普通運賃+明石市立天文科学館ダジャレきっぷ(1,360円)の合計です。
山陽電車「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」は発売期間と有効期間は?
発売期間(買える期間)
「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」は下記の期間限定の発売です。
※明石市立天文科学館の休館日(発売無し):5月30日、6月6日、6月13日、6月14日、6月20日、6月27日
有効期間(使える期間)
乗車券、入館券、記念品引換券ともに使えるのは購入した当日のみです。
※「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」は、事前に買っておくことはできません。
山陽電車「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」はどこで買える?(購入方法)
「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」は、人丸前駅以外の山陽電車のすべての駅券売機で購入できます。
山陽電車「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」公式サイト
「明石市立天文科学館ダジャレきっぷ」についての最新情報は、山陽電車の公式サイトで確認ください。
【参考】明石方面へのお得な切符一覧
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