大阪から和歌山へ日帰り観光に出かけるときに要チェックのお得な切符!

大阪から電車で和歌山へ市内観光に出かけようかと思い立った時に、確認しておきたい切符が、南海電車が発売している「和歌山観光きっぷ」です。

和歌山市内の移動手段は路線バスが中心になります。「和歌山観光きっぷ」ならそのバス代を節約できて、使い方によってはかなりお得になります。旅行の計画を立てる際に参考にしてみてください。

「和歌山観光きっぷ」ってどんな切符?

「和歌山観光きっぷ」は、南海電車の大阪から和歌山まで往復乗車券と和歌山市内のバスの1日乗車券がセットで割引になった切符です。

「和歌山観光きっぷ」の値段

「和歌山観光きっぷ」には、通常版のほか、行き帰りに特急「サザン」の指定席が利用できる座席指定券付きのものがあります。それぞれの値段は次の通りになっています。

 往復用 通常版 特急指定券付き
大人 1,980円 2,490 円
子供 980円 1,250円

※難波駅から和歌山市駅まで特急(サザン)で約1時間です。「通常版」でも特急の一般車両に乗車できます。

また、大阪⇒和歌山へ片道版もあります。宿泊旅行や帰省などにいいかもしれません。

 片道用 通常版 特急指定券付き
大人 1,400円 1,700 円
子供 700円 860円

「和歌山観光きっぷ」の有効区間

  • 南海電車の発売駅~和歌山市駅間(往復/片道、途中下車できません)
  • 和歌山バスと和歌山バス那賀の全路線が乗り放題(空港バス、高速バスを除く)

和歌山で移動に路線バスを使うならお得!

和歌山では路線バスを使って移動するという場合は「和歌山観光きっぷ」がお得です。和歌山市内の観光地へは、和歌山バスと和歌山バス那賀という2社の路線バスを使ってほとんど行くことができます。

南海電車の主な駅からの和歌山市駅までの普通運賃とバスの運賃は下記のようになっています。電車で大阪・和歌山を往復するだけなら「和歌山観光きっぷ」(1,980円)の方が少し高くなりますが、和歌山に着いてから、最短区間を1、2回だけでもバスに乗ると元が取れます。

南海電車(片道)

難波~和歌山市 920円(往復1,840円)
新今宮・天下茶屋~和歌山市 870円(往復1,740円)
堺~和歌山市 830円(往復1,660円)
関西空港~和歌山市 870円(往復1,740円)

バス(片道)

初乗り運賃 210円
和歌山市駅~JR和歌山駅 230円
和歌山市駅~マリーナシティ 510円
和歌山市駅~和歌浦 380円
和歌山市駅~紀三井寺 400円

和歌山の人気スポット、遊園地のポルトヨーロッパや黒潮市場がある「和歌山マリーナシティ」に行くなら「和歌山観光きっぷ」が断然お得です。

しかも、「和歌山観光きっぷ」ではこれらのバスが1日乗り放題(乗り降り自由)なので、運賃を気にせず、あちこち行ったり、気ままに途中下車したりできます。

「和歌山観光きっぷ」はどれくらいお得?

「和歌山観光きっぷ」を使わずに、南海電車の普通運賃で往復して、和歌山では和歌山バスと和歌山バス那賀共通の「一日乗車券」(1,000円)を購入した場合と比べてみました。

主な駅からの比較

出発駅 往復運賃 バス一日券 合計 観光きっぷ お得額
難波 1,840円 1,000円 2,840円 1,980円 860円
新今宮 1,740円 1,000円 2,740円 1,980円 760円
天下茶屋 1,740円 1,000円 2,740円 1,980円 760円
1,660円 1,000円 2,660円 1,980円 680円

ちょっとしたお土産代くらい出ますね。

参考までに大阪から和歌山までJRを利用した場合、JRの運賃はこのようになっています。単純に値段だけみると「和歌山観光きっぷ」の方がお得です。

JR難波・新今宮~和歌山 1,080円(2,160円)
天王寺~和歌山 840円(1,640円)
大阪~和歌山 1,240円(2,480円)
関西空港~和歌山 890円(1,780円)

※南海電車の和歌山市駅とJR和歌山駅は約3km離れています。

指定券付きは座席指定料金が実質半額に!

座席指定券付きの「和歌山観光きっぷ」なら、特急の指定席が通常料金よりも安く、実質半額で利用できます。

通常の座席指定料金 片道510円
和歌山観光きっぷ 通常版と指定券付き版の差額510円⇒片道255円

※通常版の「和歌山観光きっぷ」で指定席を利用する場合は、通常料金で座席指定券を別に購入する必要があります。

※往きの難波駅、帰りの和歌山市駅は始発駅なので、特急は指定席でなくても座れる確率が高いですが、時間帯によっては混雑して落ち着かないことがあります。車内でゆったり過ごしたい人はやはり指定席がおすすめです。

観光施設やラーメン店などの割引特典も!

「和歌山観光きっぷ」(案内が書かれた総括券)を提携の観光施設や和歌山ラーメン店、土産物店などで提示すると料金の割引などの優待が受けられる特典が付いています。

主な優待が受けられるところ

  • 和歌山城・わかやま歴史館
  • 紀州東照宮
  • 紀三井寺
  • 番所庭園
  • 和歌山市立博物館
  • 紀州黒潮温泉
  • 井出商店(和歌山ラーメン)
  • まるイ(和歌山ラーメン)
  • まるやま(和歌山ラーメン)
  • グリーンコーナー(和歌山ラーメン)
  • 勝喜梅本店(梅干)
  • 御菓子司鶴屋忠彦
  • 和歌山市観光土産品センター など(順不同)

「和歌山観光きっぷ」の発売期間と有効期間

発売期間

「和歌山観光きっぷ」は1年を通して発売されています。

【2018年版】
2018年(平成30年)4月1日〜2019年(平成31年)3月31日

有効期間

発売期間内の好きな1日間(始発~最終)

※「和歌山観光きっぷ」は紙の切符です。購入するの際に使用日を申告します。その日付が印字された切符が発券されます。

「和歌山観光きっぷ」はどこで買える?(購入方法)

「和歌山観光きっぷ」は発売期間中、下記の南海電車の駅窓口で使用する日の1か月前から購入できます。発売している駅が限られていますので注意してください。

  • 難波駅(2階のサービスセンター・3階改札口の特急券発売所)、新今宮駅、天下茶屋駅、住吉大社駅、堺駅、関西空港駅(片道版のみ)

「和歌山観光きっぷ」の最新情報

「和歌山観光きっぷ」の発売情報や最新情報については南海電車の公式サイトで確認ください。

和歌山を路線バスを使って観光する場合は、和歌山バスの公式サイトにある経路検索「わかやま交通案内」が使いやすくて便利です。

点と点を結ぶ路線がなかったり、本数が少なかったりしたとき、途中でバスを乗り継ぐことでスムーズに行けたりします。普通だとバス代がかかりすぎて仕方がない(しかも高い!)ですが、「和歌山観光きっぷ」なら乗り放題なので気楽です。

大阪から電車で和歌山観光に出かけるなら、南海の「和歌山観光きっぷ」は使えますよ。