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【この記事の内容】
- 「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」という切符を紹介します(内容、値段、発売期間、購入方法)。
大阪と京都の間を日帰りで安く電車移動したいとき、特に、大阪側の出発地や目的地が、伊丹空港、千里ニュータウン、万博記念公園、宝塚、箕面、川西方面の場合は「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」を要チェックです。
これは、阪急電車、大阪モノレール、北大阪急行が乗り放題できる格安の1日乗車券です。
「京都おでかけ~」という名前ですが、京都から大阪へのおでかけにも使えます。
ここでは、「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」の内容と値段、発売期間、購入方法をまとめました。【2023年版】

「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」ってどんな切符?
「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」は、大阪~京都の下記の路線(範囲)を1日乗り放題できます(乗り降り自由)。
【乗り放題範囲】
- 北大阪急行(北急)の全線(江坂駅~千里中央駅)
- 大阪モノレールの全線(大阪空港駅~門真市駅・万博記念公園駅~彩都西駅)
- 阪急電車の京都線・千里線・嵐山線・宝塚線・箕面線
※大阪地下鉄の御堂筋線(江坂駅より南)は利用できません。梅田へは阪急電車経由となります。
図のように、北急とモノレールだけでなくて、阪急電車の梅田や宝塚、箕面も含めた広い範囲をカバーしています。
先にも触れましたが、京都方面から「大阪おでかけきっぷ」としても使えます。
特に伊丹空港や万博記念公園へ出かける際はお得です。
「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」には、嵐山や万博記念公園で優待が受けられる特典が付いてます。
- 嵐山モンキーパークいわたやま(入園料割引)
- 嵐山通船(渡月橋上流の遊覧船、貸しボートの割引)
- 嵐山大市(抹茶割引)
- 万博記念公園「自然文化園・日本庭園」(入園料割引)
- 万博記念公園「EXPO’70パビリオン」(入館料割引)
- 万博記念公園「万博おもしろ自転車広場」(利用10分延長無料)
- 万博記念公園「夢の池サイクルボート」(利用10分延長無料)
- 万博記念公園「ノイカフェ」(500円以上飲食でコーヒー1杯無料)
- 万博記念公園「万博BEAST天空回廊」(万博BEAST利用で入場無料)
- 万博記念公園「ジェラフル」(トッピングなど優待)
- 大阪日本民芸館(入館料割引)
- 国立民族学博物館(本館展示、特別展の観覧料割引)
※利用にあたっては、最新の営業状況を確認ください。
※特典を使わなくても(休業などで使えなくても)、切符代の返金はありません。
「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」の値段は?(2023年版)
「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」の値段はこちら。大人用のみの発売です。
大人 | 1,200円 |
片道601円以上の区間を、往復するだけもお得です。
特に、大阪モノレールを利用すると、もともとの運賃が高めなので、お値打ち。元も取りやすいです。
もちろん、「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」は乗り放題ですので、途中下車を繰り返せば繰り返すほどお得になります。
参考までに、主な区間の普通運賃(大人片道)を挙げてみました。
「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」の値ごろ感が分かると思います。
北大阪急行の運賃幅 | 100円~140円 |
大阪モノレールの運賃幅 | 200円~500円 |
阪急電車の運賃幅(対象範囲) | 170円~540円 |
大阪空港駅~京都河原町・嵐山駅 | 770円(南茨木駅経由) |
万博記念公園駅~京都河原町駅・嵐山駅 | 580円(南茨木駅経由) |
大日駅~京都河原町駅・嵐山駅 | 670円(南茨木駅経由) |
大阪梅田駅~万博記念公園駅 | 620円(蛍池駅経由) |
大阪梅田駅~大阪空港駅 | 440円(蛍池駅経由) |
高槻市駅~大阪空港駅 | 640円(南茨木駅経由) |
高槻市駅~万博記念公園駅 | 450円(南茨木駅経由) |
箕面駅~万博記念公園駅 | 580円(蛍池駅経由) |
大阪梅田駅~京都河原町駅・嵐山駅 | 410円 |
宝塚駅~京都河原町駅・嵐山駅 | 540円 |
箕面駅~京都河原町駅・嵐山駅 | 690円 |
大阪空港駅~万博記念公園駅 | 380円 |
大阪空港駅~南茨木駅 | 440円 |
大阪空港駅~門真市駅 | 500円 |
大阪空港や万博記念公園などへモノレール沿線へ出かけるときは、比較してみてください。
京都~伊丹空港のアクセスでは最安!
「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」は、京都~大阪伊丹空港のアクセスにも使えます。
日帰りの出張や送迎の際の利用に限られますが、往復で交通費が最安です。空港バスと比べると半額以下!
それに、「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」なら、空港の行き帰りに途中下車したり、梅田に寄ったりできるメリットがあります。
アクセス手段 | 運賃・料金 |
空港バス(京都駅・四条河原町~) | 片道1,340円、往復2,680円 |
阪急電車&モノレール(河原町駅~南茨木駅経由) | 片道770円、往復1,540円 |
北急・モノレール京都おでかけきっぷ | (乗り放題)1,200円 |
万博記念公園へのおでかけにも!
万博記念公園周辺は、大阪で最もアツい人気スポットのひとつ。
公園周辺には、日本最大級の商業施設「エキスポシティ」や、海遊館が運営する生き物博物館「ニフレル」、ガンバ大阪の本拠地「パナソニックスタジアム吹田」などがあります。
そこへアクセスする際も、「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」を使うと、往復だけでもお得な場合があります。
出発地 | 普通運賃(通常) | おでかけきっぷ |
河原町から(南茨木駅経由) | 片道580円、往復1,160円 | 1,200円 |
梅田から(阪急・蛍池駅経由) | 片道620円、往復1,240円 | 1,200円 |
梅田から(地下鉄・千里中央経由) | 片道630円、往復1,260円 | 1,200円 |
宝塚から(蛍池駅経由) | 片道620円、往復1,240円 | 1,200円 |
往復だけだと、得になる金額は小さいですが、「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」には乗り放題のメリットがあります。
それを生かして、万博記念公園に来たついでに、どこかに足をのばしたり、立ち寄ったりすれば、お得さが増します。
「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」の発売期間と有効期間は?(2023年版)
発売期間(買える期間)
「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」は、1年に春(前期)と秋(後期)の2回、期間限定で発売されています。
《前期》2023年(令和5年)4月7日~6月18日
《後期》2023年(令和5年)9月8日~12月17日(予定)
有効期間(使える期間)
《春版》2023年(令和5年)4月7日~6月18日のうちの好きな1日
《後期》2023年(令和5年)9月8日~12月17日(予定)
※利用当日は始発から終電まで乗り放題できます。
※優待特典は電車の利用と同じ日に限って受けられます。
「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」はどこで買える?(購入方法)
「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」は、発売期間中に以下の場所で、出かける当日、あるいは事前に購入できます。
京都でも買えます。
なお、支払いは現金のみです。
阪急電車 |
◆京都の河原町駅、桂駅でも買えます。 |
大阪モノレール |
◆大阪空港駅でも買えます。 |
北大阪急行 |
|
※もし購入後に使わなくなったときは、有効期間中で未使用でしたら、買った場所で払い戻ししてもらえます。ただし手数料がかかります。
「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」の公式サイト
「北急・モノレール京都おでかけきっぷ」の最新情報については、各社の公式サイトで確認ください。

【参考】大阪~京都の乗り放題きっぷ
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