高野山へ1泊旅行には南海電車の往復切符が15~20%安くてお得!

世界遺産の高野山へは、大阪の難波から南海電車が直通しているので、車が無くても参拝や観光に気軽に出かけることができます。

ただ、難波駅から高野山までは片道で特急で約90分、急行で約110分かかります。それに、高野山の中はかなり広く見どころも多いので、日帰りでは時間が足りなく感じることも。

そこで、宿坊や近くの温泉に泊まって高野山をゆっくり楽しむ小旅行もおすすめです。その際は南海電車の「高野山・世界遺産きっぷ」という切符を使うと電車代など交通費が抑えられてお得です。電車を使って泊りがけで高野山へ出かけるときは、チェックしてみてください。

!高野山ケーブルカーが改修工事のため、2018年11月26日から2019年2月28日(予定)まで運休となります。このため、高野山へ行く場合は、橋本駅から代行バスに乗り換えとなります。橋本駅と高野山(大門南駐車場)までは約70分とのことです。

⇒最新情報は南海電車の公式サイトで確認ください。

「高野山・世界遺産きっぷ」ってどんな切符?

「高野山・世界遺産きっぷ」は、難波駅など南海電車沿線の主な駅から高野山駅までの往復乗車券と高野山内の路線バスが乗り放題がセットになった割引切符です。

高野山までのアクセスと山内バスをカバー!

「高野山・世界遺産きっぷ」は、大阪、和歌山の南海電車の主要駅から高野山まで往復の電車とケーブルカー、高野山内の路線バスを網羅しています。

  • 南海電車の乗車駅~高野山駅までの往復ケーブルカー込、途中下車できません
  • 高野山内バス(南海りんかんバス)乗り放題(2日間※乗り放題区間は下図のとおりです。

高野山は「天空の宗教都市」と言われるほど広いので、”都市”の各地を山内バス(南海りんかいバス)が結んでいます。ちなみに、ケーブルカーの高野山駅から金剛峯寺まで約3kmあります。

金剛峯寺などの拝観料が2割引に!

「高野山・世界遺産きっぷ」には金剛峯寺、金堂、根本大塔、霊宝館の拝観料が2割引きになる優待券がついています。

金剛峯寺 500円⇒ 400円
金堂 200円⇒ 160円
根本大塔 200円⇒ 160円
霊宝館 600円⇒ 480円

このほか、提携の飲食店や土産物店で料金が1割引きになる優待券も付いてます。

有効期間は2日間!1泊旅行に使える!

「高野山・世界遺産きっぷ」の有効期間は連続した2日間となっています。1泊2日の旅行はもちろん、日帰りにも使えます。

年中発売でいつでも買える!

「高野山・世界遺産きっぷ」は1年を通じて発売されています。乗車日(利用日)の1ヶ月前から購入できます。

「高野山・世界遺産きっぷ」の値段

「高野山・世界遺産きっぷ」は2種類

「高野山・世界遺産きっぷ」は、南海電車の往復乗車だけのものと、特急こうや号の高野山まで特急券(往路・片道)が付いたものという2種類があります。どちらも、発売駅ごとに値段が変わってきます。また、子供用も用意されています。

主な発売駅からの値段

発売駅 大人 (特急券付) 子供 (特急券付)
難波~住吉大社 2,860円 3,400円 1,440円 1,700円
2,930円 3,470円 1,490円 1,760円
岸和田 3,130円 3,670円 1,570円 1,840円
泉佐野 3,190円 3,730円 1,610円 1,880円
和歌山市 3,550円 4,090円 1,790円 2,060円
堺東 2,720円 3,260円 1,380円 1,650円
三国・中百舌鳥 2,720円 3,080円 1,380円 1,560円
河内長野 2,480円 2,840円 1,250円 1,430円
泉北)和泉中央 2,960円 設定なし 1,480円 設定なし

※泉北線では特急券付きは発売されていません。
※「特急券付き」は往きのこうや号片道分のみです。帰りに特急を利用する場合は別に通常の特急料金が必要になります。

「高野山・世界遺産きっぷ」で行くと15~20%安い!

高野山へ「高野山・世界遺産きっぷ」を使った場合と、使わずに普通の運賃で行った場合とを比べてみました(大人)。

普通に行った場合は、このようになります。山上バスは1日券(830円)を利用する前提としています。

乗車駅 普通片道運賃 普通往復運賃 バス1日券 合計
難波~住吉大社 1,260円 2,520円 830円 3,350円
1,310円 2,620円 830円 3,450円
岸和田 1,430円 2,860円 830円 3,690円
泉佐野 1,470円 2,940円 830円 3,770円
和歌山市 1,690円 3,380円 830円 4,210円
堺東 1,180円 2,360円 830円 3,190円
三国・中百舌鳥 1,180円 2,360円 830円 3,190円
河内長野 1,030円 2,060円 830円 2,890円
泉北)和泉中央 1,400円 2,800円 830円 3,630円

難波からの場合は普通に行くと3,350円、「高野山・世界遺産きっぷ」を使うと2,860円と490円(15%)安くなります。他の駅からも約15~20%お得になっています。

実際には「高野山・世界遺産きっぷ」で山上バスは2日間乗り放題になりますので、泊りがけの場合は、さらにお得です。
※山上バスの2日フリー乗車券は一般発売されていません。

ちなみに、山上バスの主な区間の普通運賃は下記の通りです。ちょっと高めです。

高野山駅~千手院橋・金剛峯寺 片道290円
高野山駅~一の橋口・奥の院口 片道330円
高野山駅~奥の院前 片道410円
千手院橋~一の橋口・奥の院口 片道140円
千手院橋~奥の院前 片道220円
1日フリー乗車券 乗り放題830円

※「千手院橋」は金剛峯寺、霊宝館、金堂、根本大塔の、「一の橋口」「奥の院口」は戦国武将など有名人物の墓所が集まっている奥の院参道の最寄りの停留所です。

特急料金も30%お得

特急券付きの「高野山・世界遺産きっぷ」の方もお得です。大阪難波と高野山を結んでいる特急「こうや号」の通常の特急料金(片道)は下記の通りです。

区間 大人 子供
難波、新今宮、天下茶屋、堺東~高野山(極楽橋) 780円 390円
金剛、河内長野、林間田園都市、橋本~高野山(極楽橋) 510円 260円

「高野山・世界遺産きっぷ」では、30%ほど安く設定されています。片道(往き)しか設定がないのが残念です。

区間(往きのみ) 大人 子供
難波、新今宮、天下茶屋、堺東⇒高野山(極楽橋) 540円 270円
金剛、河内長野、林間田園都市、橋本⇒高野山(極楽橋) 360円 180円

「高野山・世界遺産きっぷ」はどこで買える?(購入方法)

「高野山・世界遺産きっぷ」は、乗車日(利用日)の1か月前から当日も含めて下記の南海電車の駅などで買えます。

  • 南海電車の難波駅、新今宮駅、天下茶屋駅、住吉大社駅、堺駅、羽衣駅、泉大津駅、岸和田駅、貝塚駅、泉佐野駅、尾崎駅、みさき公園駅、和歌山大学前駅、和歌山市駅、りんくうタウン駅、関西空港駅、住吉東駅、堺東駅、三国ヶ丘駅、中百舌鳥駅、初芝駅、北野田駅、金剛駅、河内長野駅、林間田園都市駅、橋本駅
  • JTB、日本旅行、近畿日本ツーリストの支店や営業所(難波、新今宮、関西空港の各駅発着分のみ)。

※旅行会社で買うと取扱手数料(1,000円程度)を取られますので、なるべく駅で買うことをおすすめします。
※「高野山・世界遺産きっぷ」の発売駅以外から乗車する場合は、発売駅までの運賃がかかりますので、事前に難波駅や最寄りの発売駅で、乗車駅を含む区間の「高野山・世界遺産きっぷ」を買っておく方がいいです。
(例)石津川駅から乗る場合は、難波や堺などの発売駅で「羽衣駅」からの「高野山・世界遺産きっぷ」を事前に買っておくと、当日はそのまま乗車できます。

「高野山・世界遺産きっぷ」の最新情報

「高野山・世界遺産きっぷ」の詳細や最新情報については、南海電車の公式サイトで確認ください。

「高野山・世界遺産きっぷ」はせっかく有効期間が2日間あるので、見どころをゆっくり巡って、宿坊で精進料理を楽しむなど1泊旅行を計画してみるのもいいと思います。

また、「高野山・世界遺産きっぷ」は日帰りでも値段的にお得ですが、南海電車沿線以外からなら「高野山1day チケット」という切符の方がお得です。山上バスはもちろん大阪や京都、神戸、姫路方面から難波までの電車も乗り放題という内容です。「高野山1day チケット」が発売されていない路線沿線からは、大阪に着いてから地下鉄の駅で買うことができます。日帰りの場合は検討してみてください。

⇒「高野山1day チケット」はこんな切符です