JR乗り放題「冬の関西1デイパス」発売情報!値段と購入方法、注意点

12月から2月までの冬の間、関西でレジャーや観光、出張など、日帰りでちょっと遠出するときは、JRの「冬の関西1(ワン)デイパス」という切符は要チェックです。

「冬の関西1デイパス」は、大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山の大部分のJRの路線が1日乗り放題できる切符です。JRだけでなく大阪水上バスの乗り放題、私鉄とコラボした周遊チケッなど内容盛りだくさんの切符です。

クリスマスや年末年始にも使えますので、買い物や初詣、親戚や取り引き先へのあいさつ回りなどにもピッタリです。

ここでは、「冬の関西1デイパス」の内容と、値段や購入方法など発売情報を紹介します。

「冬の関西1デイパス」はどんな切符?(セット内容)

2018年版の「冬の関西1デイ(ワンデイ)パス」は、次のような内容になっています。例年通り1日では使いきれないほど盛りだくさんです。

関西一円のJRが1日乗り放題!

「冬の関西1デイパス」では、図の赤枠に囲まれた大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山にまたがる関西のJRの多くの路線が1日乗り放題(乗り降り自由)で利用できます。

JRの乗り放題区間

JR神戸線・京都線・琵琶湖線(米原~大阪~上郡・播州赤穂)、湖西線、北陸線(米原~敦賀)、草津線、嵯峨野線(京都~園部)、奈良線、JR宝塚線(尼崎~篠山口)、大阪環状線、ゆめ咲き線、東西線、学研都市線、おおさか東線、大和路線、関西線(加茂~柘植)、和歌山線、桜井線、阪和線、関西空港線

※特急券や指定券が必要な列車には乗れません。ただし、別に購入すると利用できます。
新幹線は利用できません

江若バスも乗り放題です!

滋賀県の主に湖西地区を走っている江若バスの一部路線も「冬の関西1デイパス」で全線で1日乗り放題できます。

  • JR大津駅~びわこ浜大津~雄琴温泉~JR堅田駅
  • JR比叡山坂本駅~日吉大社~西教寺
  • JR比叡山坂本駅~日吉大社~ケーブル坂本駅
  • JR堅田駅~堅田内町
  • JR堅田駅~勾当内侍前

JRの駅から少し離れている、琵琶湖のミシガンクルーズ乗船場(浜大津)や、琵琶湖大津館、雄琴温泉、比叡山へ登るケーブルカーの坂本駅、日吉大社、西教寺などへのアクセスに便利です。

さらに大阪水上バスも乗り放題!

「冬の関西1デイパス」では、大阪市街を流れる大川の遊覧船「大阪水上バス」の「アクアライナー」(大阪城・中之島めぐり)も1日乗り放題で利用できます。

※事前予約もできます。
※天候などの理由で運休になる場合があります。
※2019年1月16日、1月17日、2月20日、2月21日は運休。

私鉄コラボの周遊チケットで琵琶湖、金剛山、奈良へ

「冬の関西1デイパス」では、京阪電車、南海電車、近鉄電車が用意した周遊チケットのなかから1つ選んで利用できます。

「冬の関西1デイパス」に、周遊チケットの「引換券」が付いていますので、それを指定の場所に持って行って、希望の周遊チケット(現物)と引き換えて使います。

2018年版で用意されている周遊チケットは以下の通りです。

びわこチケット(京阪電車)

琵琶湖の遊覧クルーズが楽しめる周遊チケットです。有名なミシガンクルーズのほか、南湖遊覧ボートや竹生島クルーズ、季節運航の「雪見船」(要予約)が選べます。

セット内容
  • 京阪電車大津線の1日乗車券
    御陵駅~浜大津駅、石山寺駅~比叡山坂本口駅が乗り放題
  • 琵琶湖クルーズ乗船券(1回)
    「ミシガン80」「南湖遊覧ボート」「竹生島クルーズ」「雪見船」のどれか。
引換場所
  • 京阪電車の山科駅・石山駅、膳所駅、大津京駅、坂本比叡山口駅
  • 大津港(ミシガン、南湖、雪見)、長浜港(竹生)、今津港(竹生)

金剛山ハイキングチケット(南海電車)

大阪府と奈良県の境にある金剛山へのハイキングに便利な周遊チケットです。冬は樹氷がみられます。

セット内容
  • 南海電車の新今宮駅・河内長野駅間の往復乗車券(途中下車できません)
  • 南海バスの河内長野駅・金剛山間の往復乗車券(途中下車できません)
  • 金剛山ロープウェイ2割引
引換場所
  • 南海電車の新今宮駅

奈良・西ノ京チケット(近鉄電車)

東大寺や春日大社がある奈良公園、唐招提寺、薬師寺、平城宮跡など奈良市内の観光へ出かけるに際に便利な周遊チケットです。

セット内容
  • 近鉄の鶴橋駅・京都駅~フリー区間までの往復乗車券(途中下車できません)と フリー区間(学園前駅~奈良駅、平城駅~筒井駅)の 1 日乗り放題乗車券
  • 奈良交通バスの奈良公園・西の京地区1日乗り放題
  • 定期観光バスの1回乗車(指定の3コースのうち1つ)
引換場所
  • 近鉄電車の鶴橋駅・京都駅

レンタサイクル(貸自転車)も利用OK!

「冬の関西1デイパス」で、JRの指定区間内の駅にあるレンタサイクル(貸し自転車)を1回利用できます。

※大人のみの特典になります。
※利用にあたっては運転免許証や学生証など写真付きの身分証明書が必要です。借りたいときは持っていくのを忘れないようにしてください。
※レンタサイクルのある主なJR駅
米原、彦根、近江八幡、草津、大津、新大阪、大阪、神戸、明石、加古川、姫路、相生、伊丹、西九条、鴻池新田、奈良、和歌山など。
※一部の営業所は12月29日~1月3日は休業します。

京都鉄道博物館や長浜盆梅展などで優待特典も。

「冬の関西1デイパス」を下記の施設などで提示すると、料金の割引や粗品の進呈などの優待が受けられれます。

  • 京都鉄道博物館(入館料1割引&オリジナルクリアファイル進呈)
  • 長浜盆梅展(パスポート割引)※長浜盆梅展は1月10日~3月10日開催
  • 長浜太閤温泉「浜湖月」(入浴料・食事代割引)
  • 長浜温泉・国民宿舎「豊公荘」(入浴料割引)
  • ホテル&リゾーツ長浜(食事代割引)
  • 北ビワコホテル・グランツィエ(食事代割引)
  • 琵琶湖周航の歌資料館(リーフレット進呈)
  • 近江今津・ひょうたん亭(食事代割引)
  • 今津サンブリッジホテル(食事代割引)
  • 湖の駅・浜大津(粗品進呈、食事代割引)
  • びわ湖大津館(粗品進呈)
  • びわ湖大橋米プラザ(粗品進呈)

「冬の関西1デイパス」の値段

「冬の関西1デイパス」の値段はこのようになっています。

大人 3,600円
子供 1,800円

パッと見の値段としては高く感じるかもしれませんが、例えば、「盆梅展」で有名な長浜までは大阪駅から片道1,940円します。往復は3,880円となって往復だけで元が取れます。もちろん乗り放題なので、あちこちで乗り降りすればするほど安くなります。

また、水上バスや私鉄の周遊チケットも通常料金は2,000円前後、琵琶湖クルーズなどは3000円近くしますので、「冬の関西1デイパス」の値段は割安、使い方次第では激安です。

※普通運賃や通常料金の例(大人)

【JR】大阪駅~敦賀駅(片道) 2,270円
【JR】大阪駅~長浜駅(片道) 1,940円
【JR】大阪駅~播州赤穂駅(片道) 2,270円
【JR】京都駅~関西空港駅(片道) 1,880円
【JR】京都駅~姫路駅(片道) 2,270円
【JR】三ノ宮駅~和歌山駅(片道) 1,840円
【JR】奈良駅~姫路駅(片道) 2,270円
【江若バス】大津駅~びわこ浜大津(大津港) 210円
【江若バス】比叡山坂本駅~ケーブル坂本駅 230円
【江若バス】堅田駅~雄琴温泉 240円
【大阪水上バス】大阪城・中之島めぐり 1,700円
【京阪電車】びわこチケット+ミシガン※ 2,800円
【京阪電車】ミシガンクルーズ80(大津港発着) 2,780円
【京阪電車】竹生島クルーズ(今津港発着) 2,590円
【京阪電車】竹生島クルーズ(長浜港発着) 3,070円
【南海電車】金剛山ハイキングきっぷ※ 1,590円
【近鉄電車】奈良世界遺産フリーきっぷ(奈良・斑鳩)※ 1,500円
【近鉄電車】定期観光バス「奈良公園3名所と若草山」 4,500円
【JR】レンタサイクル(1回) 350~700円

※印の切符は「秋の関西1デイパス」で引換できる周遊チケットの内容とだいたい同じですが、全く同じものではありません。あくまで参考です。

「冬の関西1デイパス」の発売期間と有効期間

発売期間(買える期間)

「冬の1デイパス」は、期間限定の発売です。

【2018年版】
2018年(平成30年)11月1日〜2019年(平成31年)2月27日

有効期間(使える期間)

【2018年版】
2018年(平成30年)12月1日〜2019年(平成31年)2月28日のうちの1日間。

※利用当日は始発から午前0時を過ぎた最初の停車駅までが有効です。大阪の電車特定区間内では終電まで有効です。
※水上バスや江若バス乗り放題や周遊チケットの引換券、京都鉄道博物館などの優待特典など、すべて同じ利用日に限って有効です。ただし近鉄電車の「奈良・西の京チケット」を12月31日に引き換えた場合、近鉄電車は1月1日も利用できます。

「冬の関西1デイパス」の購入方法と注意点

「冬の関西1デイパス」を購入するにあたっては、以下のような注意点がありますので、確認しておきましょう。

【注意その1】出かける当日には買えません!

「冬の関西1デイパス」の発売は、利用する日(出かける日)の1ヶ月前から前日までとなっています。このため、出かける当日には買えません。おそくとも前の日までに買っておく必要があります。

【注意その2】駅の窓口に行っても買えません!

「冬の関西1デイパス」は、JRの駅窓口に直接行っても買えません。購入方法(買い方)は次の2つになります。

  • JR西日本の予約サイト「e5489」で予約・支払いしてから、切符を駅で受け取る。
  • 一部のJR駅に設置の「みどりの券売機」で購入する。

インターネット予約サイト「e5489」で申し込む方法

出かける日の前日までに、JR西日本の予約サイト「e5489」で申し込みと支払いを済ませておいて、当日に駅の「みどりの窓口」や「みどりの券売機」で「秋の関西1デイパス」の現物を受け取るという流れになります。

※電車に乗る前に駅で、必ず「冬の関西1デイパス」の現物を受け取る必要があります。
※支払い方法はクレジットカード払い、駅払い、コンビニ払いが選べます。駅払い、コンビニ払いをするの場合は日数に余裕をもって申し込んでください(支払い期限があります)。
※駅で「冬の関西1デイパス」を受け取る際は、決済に使用したクレジットカードや予約完了したときのメール(受け取りコード)などが必要になります。

「みどりの券売機」で直接買う方法

「秋の関西1デイパス」は、JRの駅窓口では買えませんが、主要駅にある「みどりの券売機」なら直接買うことができます。ただし、翌日以降の「冬の関西1デイパス」です。

※利用日の変更は、全て未使用の状態で有効期間内であれば1回可能です(「e5489」利用の場合は基本的に何回でもOK)。
※払いもどしは全て未使用の状態で有効期間内であれば可能です(手数料220円)。
■「みどりの券売機」の設置駅は⇒こちら

「冬の関西1デイパス」の公式サイト

「冬の関西1デイパス」の発売や最新情報についてはJR西日本の公式サイトで確認ください。

冬は関西の各地でイルミネーションやクリスマス絡みのイベントが開催されたり、あと年末の買い出しや初詣、初えびす、観梅など出かけたくなることがいろいろ続きます。寒い時は温泉もいいですよね。JRの「冬の関西1デイパス」は範囲が広くて値段も割安なため、”ちょい”遠出がしやすい切符なので、いつもと違う場所に出かけてみては。