奈良・斑鳩へ日帰り観光にはこの一枚!コスパが良いお得な乗り放題切符!

関西で気分転換にちょっと日帰りで遠出したいなと思ったときは、奈良も魅力的な行先のひとつです。

奈良市やその周辺へは交通の便がいいので、電車を使って気軽に行けるのですが、観光スポットをいくつか巡ると案外交通費がかかります。

そこで、奈良に出かける前にチェックしておきたい切符が「奈良・斑鳩1dayチケット」です。

大阪、京都、兵庫、和歌山の関西各地から奈良への交通費を安く抑えつつ、がっつり観光できるというコスパが良いお得な切符です。

「奈良・斑鳩1dayチケット」ってどんな切符?

「奈良・斑鳩1dayチケット」は、大阪、京都、兵庫、和歌山の各地から奈良までの電車と、奈良市や斑鳩町周辺の近鉄電車とバスの乗り放題がセットで割引になった周遊観光向きの1日乗車券です。

関西の広い地域から利用できます!

「奈良・斑鳩1dayチケット」は、下記ように多くの路線で販売されていますので、大阪、京都、神戸、姫路、和歌山の関西の広い地域から利用できます

  • 阪急電車
  • 阪神電車
  • 神戸高速
  • 大阪地下鉄・バス
  • 南海電車・泉北高速
  • 京都市営地下鉄
  • 京阪電車(京阪線)
  • 北大阪急行
  • 大阪モノレール
  • 神戸市営地下鉄
  • 神戸電鉄
  • 能勢電鉄
  • 山陽電車

それぞれの沿線から大阪や京都の近鉄の駅まで行って、近鉄電車に乗り換えて奈良に向かいます。

奈良までの行き帰りと指定区間の近鉄とバスが乗り放題!

「奈良・斑鳩1dayチケット」では、下記の区間が1日乗り放題(乗り降り自由)です。

  • 近鉄電車の大阪難波駅~近鉄奈良駅、京都駅~筒井駅、長田駅~生駒駅
  • 生駒ケーブルの全線(鳥居前駅~生駒山上駅)
  • 奈良交通バスの奈良公園地区・西の京地区・斑鳩(法隆寺)地区の路線

近鉄電車は、奈良地区に限らず大阪難波駅や京都駅までが乗り放題なので、奈良に行ったついでに京都や大阪に行くという使い方もできます。

しかも、大阪や京都の近鉄駅まで利用する私鉄や地下鉄も全線で乗り放題です(一部除く)。

つまり、「奈良・斑鳩1dayチケット」は、乗車した駅から奈良まで行き帰りを含めて1日乗り放題ということになります。

拝観料などの割引特典つき!

「奈良・斑鳩1dayチケット」には、提携の社寺や観光施設、土産物店などで料金の割引が受けられる優待券もついています。

優待が受けられる主な場所

  • 春日大社(国宝殿・萬葉植物園)
  • 興福寺
  • 元興寺
  • 唐招提寺
  • 薬師寺
  • 法華寺
  • 中宮寺
  • 奈良国立博物館
  • ナコーレンタサイクル
  • 柿の葉ずし平宗
  • 生駒山上遊園地 など(順不同)

「奈良・斑鳩1dayチケット」の値段は最安値級、コスパが良い

「奈良・斑鳩1dayチケット」の値段と有効区間

「奈良・斑鳩1dayチケット」は、路線ごとに値段が設定されています。大人用のみの発売で、子供用はありません。

阪急電車版
※大阪地下鉄経由
2,060円
  • 近鉄線、奈良交通バスの指定区間が乗り放題(乗り降り自由)。
  • 阪急電車全線と大阪地下鉄の全線が乗り放題(乗り降り自由)。
阪神電車版
※難波駅経由
1,850円
  • 近鉄線、奈良交通バスの指定区間が乗り放題(乗り降り自由)。
  • 阪神電車の全線が乗り放題(乗り降り自由)。
神戸高速版
※阪神電車・難波駅経由
2,060円
  • 近鉄線、奈良交通バスの指定区間が乗り放題(乗り降り自由)。
  • 神戸高速線と阪神電車の全線が乗り放題(乗り降り自由)。
大阪地下鉄版
※難波駅などを経由
1,650円
  • 近鉄線、奈良交通バスの指定区間が乗り放題(乗り降り自由)。
  • 大阪地下鉄とシティバスの全線が乗り放題(乗り降り自由)。
南海・泉北版
※難波駅経由
2,060円
  • 近鉄線、奈良交通バスの指定区間が乗り放題(乗り降り自由)。
  • 南海電車と泉北高速鉄道の全線が乗り放題(乗り降り自由)。ただし関空、高野山駅は除く。
京都市営地下鉄版
※京都駅、竹田駅経由
1,630円
  • 近鉄線、奈良交通バスの指定区間が乗り放題(乗り降り自由)。
  • 京都市営地下鉄の全線が乗り放題(乗り降り自由)。
京阪電車版
※丹波橋駅経由
1,700円
  • 近鉄線、奈良交通バスの指定区間が乗り放題(乗り降り自由)。
  • 京阪電車の大津線を除く全線が乗り放題(乗り降り自由)。
北大阪急行版
※大阪地下鉄経由
1,750円
  • 近鉄線、奈良交通バスの指定区間が乗り放題(乗り降り自由)。
  • 北急線と大阪地下鉄の全線が乗り放題(乗り降り自由)。
大阪モノレール版
※北急、大阪地下鉄経由
2,260円
  • 近鉄線、奈良交通バスの指定区間が乗り放題(乗り降り自由)。
  • 大阪モノレールと北急線、大阪地下鉄の全線が乗り放題(乗り降り自由)。
神戸市営地下鉄版
※阪神三宮、難波駅経由
2,370円
  • 近鉄線、奈良交通バスの指定区間が乗り放題(乗り降り自由)。
  • 神戸市営地下鉄と阪神電車の全線が乗り放題(乗り降り自由)。
神戸電鉄版
※新開地、難波駅経由
2,570円
  • 近鉄線、奈良交通バスの指定区間が乗り放題(乗り降り自由)。
  • 神戸電鉄と阪神電車の全線が乗り放題(乗り降り自由)。
能勢電鉄版
※阪急、大阪地下鉄経由
2,370円
  • 近鉄線、奈良交通バスの指定区間が乗り放題(乗り降り自由)。
  • 能勢電鉄と阪急電車、大阪地下鉄の全線が乗り放題(乗り降り自由)。
山陽明石以東版
※阪神・難波駅経由
2,470円
  • 近鉄線、奈良交通バスの指定区間が乗り放題(乗り降り自由)。
  • 山陽電車の明石~西代間と阪神電車が乗り放題(乗り降り自由)。
山陽全線版
※阪神・難波駅経由
2,780円
  • 近鉄線、奈良交通バスの指定区間が乗り放題(乗り降り自由)。
  • 山陽電車と阪神電車の全線が乗り放題(乗り降り自由)。

「奈良・斑鳩1dayチケット」はお得?

どの「奈良・斑鳩1dayチケット」も、内容の割に値頃感があってコスパの良さを感じますが、実のところどうなのか、お得なのかという点を調べてみました。

出発地よっては往復の運賃よりも安くつく

大阪や京都から近鉄で奈良駅まで普通に往復した場合、それだけで難波駅からは1,120円、京都駅からは1,340円かかります。JRを利用した場合も少し高いですが大体同じです。

これに、近鉄難波駅や京都駅までの往復の電車代や、奈良でのバス代(初乗り210円)や電車代などを考えると、「奈良・斑鳩1dayチケット」はコスパが良いです。元はすぐに取れます。

神戸以西や北摂地域、大阪南部、和歌山などからは奈良駅まで往復運賃よりも安くなります

例えば、

・阪神神戸三宮駅おから近鉄奈良駅まで往復の普通運賃1,940円に対して、「奈良・斑鳩1dayチケット」(阪神版)は1,850円!
・南海和歌山市駅から近鉄奈良駅まで難波経由で往復の普通運賃の合計が2,960円に対して、「奈良・斑鳩1dayチケット」(南海版)は2,060円!

※奈良駅まで近鉄を利用した場合の普通運賃(片道)

大阪難波~奈良(近鉄) 560円
京都~奈良(近鉄) 620円
梅田~難波~奈良(地下鉄+近鉄) 790円
神戸三宮~奈良(阪神+近鉄) 970円
宝塚~大阪~奈良(阪急+地鉄+近鉄) 1,070円
和歌山市~難波~奈良(南海+近鉄) 1,480円

※奈良駅までJRを利用した場合の普通運賃(片道)

JR難波~奈良 560円
JR京都~奈良 710円
JR大阪~奈良 800円
JR三ノ宮~奈良 1,240円
JR宝塚~奈良 1,130円
JR和歌山~奈良 1,580円

※奈良でのバスの普通運賃の例(片道)

近鉄/JR奈良駅~東大寺・春日大社 210円
近鉄/JR奈良駅~薬師寺/唐招提寺 260円
近鉄筒井駅~法隆寺 300円

※「奈良・斑鳩1dayチケット」のバス乗り放題の部分は、奈良交通バスの「奈良公園・西の京・法隆寺 世界遺産1-Day Pass Wide」という1日乗車券と同じです。値段は1,000円です。

※奈良での近鉄の普通運賃の例(片道)

近鉄奈良~西の京 260円
近鉄奈良~筒井 300円
西の京~筒井 210円

近鉄の駅で「奈良世界遺産フリーきっぷ」を買うよりお得!

近鉄では「奈良・斑鳩1dayチケット」とは別に、近鉄の大阪・京都駅発着の奈良向け観光周遊きっぷ「奈良世界遺産フリーきっぷ(奈良・斑鳩コース 1日券)」を販売しています。

奈良地区での乗り放題区間が「奈良・斑鳩1dayチケット」のそれとほぼ同じものです(全体の内容は「奈良・斑鳩1dayチケット」の方が良いです)。

奈良世界遺産フリーきっぷ
(奈良・斑鳩コース1日用)
1,500円

このフリーきっぷの料金と「奈良・斑鳩1dayチケット」の差額が、乗車駅から大阪や京都の近鉄の駅までの電車代(往復)と見なすことができます。

※差額の例

1dayチケ フリー切符 差額 お得になる駅
阪急電車版 2,060円 1,500円 560円 全駅
阪神電車版 1,850円 1,500円 350円 全駅
大阪地下鉄版 1,650円 1,500円 150円 全駅
南海・泉北版 2,060円 1,500円 560円 湊、三国ヶ丘以遠
山陽全線版 2,780円 1,500円 1,280円 全駅

例えば、阪急電車版の差額560円は、阪急沿線の各駅から梅田駅までと、地下鉄の梅田駅から近鉄と接続する難波駅までの往復運賃と考えることができます。地下鉄の運賃を含んで片道280円相当ですので、かなり安くなります。しかも乗り放題です。天神橋筋六丁目駅経由(日本橋駅で近鉄に乗り換え)でも同じです。

この比較だとほとんどの駅からはお得になります。

奈良に行くとき、大阪や京都の近鉄駅まで行って「奈良世界遺産フリーきっぷ 奈良・斑鳩コース」を買うなら、地元の私鉄の駅や大阪地下鉄の駅で「奈良・斑鳩1dayチケット」を買った方が交通費を安く抑えられてお得です。

※「奈良世界遺産フリーきっぷ 奈良・斑鳩コース」には2日用もあります。奈良へ泊りがけでいくときはお得です。

「奈良・斑鳩1dayチケット」の発売期間と有効期間

発売期間

【2018年版】
2018年(平成30年)4月1日~2019年(平成31年)3月31日

有効期間

【2018年版】
2018年(平成30年)4月1日から2019年(平成31年)4月30日のうちの1日間(始発~終電)

※「奈良・斑鳩1dayチケット」は磁気式カードの切符です。利用する日のはじめに駅の改札機に通すと裏面に日付が印字されます。その日付けの最終電車まで有効です。

「奈良・斑鳩1dayチケット」の購入方法。奈良では買えない!

「奈良・斑鳩1dayチケット」は発売期間中、各鉄道会社の駅などで購入できます。利用の当日はもちろん、事前に買っておくことも可能です。

ただし、近鉄電車の駅や奈良に着いてからは売っていません

阪急電車版
  • 阪急電車のごあんないカウンター(阪急電車 梅田、十三、塚口、西宮北口、夙川、神戸三宮、豊中、石橋、川西能勢口、宝塚、淡路、茨木市、高槻市、北千里)
阪神電車版
  • 阪神電車の各駅長室
  • 阪神電車の各駅(難波駅を除く)
  • 阪神電車サービスセンター(三宮駅)
神戸高速版
  • 新開地駅長室
  • 西元町・高速神戸・新開地・大開・高速長田の各駅改札口
大阪地下鉄版
  • 大阪メトロ各駅長室
  • 定期券発売所
南海・泉北版
  • 南海電車の各駅(関空駅、高野山駅など一部を除く)
  • 泉北高速の各駅
京都市営地下鉄版
  • 地下鉄の各駅、市バス・地下鉄案内所(交通局、京都駅前、コトチカ京都、北大路、烏丸御池駅)
  • 定期券発売所(北大路、四条、京都駅前、竹田、六地蔵、山科、三条京阪、二条)
京阪電車版
  • 京阪電車の中之島、淀屋橋、天満橋、京橋、守口市、寝屋川市、香里園、枚方市、樟葉、中書島、丹波橋、祇園四条、三条、出町柳の各駅
北大阪急行版
  • 北急の千里中央・桃山台・緑地公園の各駅
大阪モノレール版
  • 大阪モノレールの各駅
神戸市営地下鉄版
  • 地下鉄の各駅
神戸電鉄版
  • 神戸電鉄の湊川駅、鈴蘭台駅、北鈴蘭台駅、谷上駅、有馬口駅、有馬温泉駅、岡場駅、横山駅、三田駅、西鈴蘭台駅、志染駅
  • 鈴蘭台駅売店
  • セブン-イレブン各駅店(神鉄新開地・湊川・北鈴蘭台・谷上・岡場・西鈴蘭台)
  • 企画乗車券売機(栄駅、緑が丘駅、恵比須駅、三木駅、小野駅、大池駅、唐櫃台駅、フラワータウン駅)
能勢電鉄版
  • 能勢電鉄の平野駅、山下駅
  • 川西能勢口ごあんないカウンター
山陽明石以東版
  • 山陽電車の西代・板宿・東須磨・須磨・垂水・明石の各駅
  • 板宿・垂水・明石の各定期券発売所
  • ご案内センター(明石)
山陽全線版
  • 山陽電車の明石・東二見・高砂・大塩・飾磨・姫路・網干の各駅
  • 明石・東二見・高砂・飾磨・姫路の各定期券発売所
  • ご案内センター(明石)

「奈良・斑鳩1dayチケット」の最新情報

「奈良・斑鳩1dayチケット」の発売や最新情報については、近鉄の公式サイトで確認ください。

「奈良・斑鳩1dayチケット」は、大阪、京都、神戸、姫路、和歌山方面から奈良への日帰り観光に最安値級で、行き帰りをふくめて乗り放題でがっつり使えるコスパが良い切符です。交通費が浮いた分は、奈良での観光や食事、お土産に使いましょう。

先述のとおり、奈良への往復だけよりも安い場合がありますので、奈良へ行くときはチェックしてみてください。