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【2025-26】冬の比叡山はアクセス方法に注意!行き方とお得な切符

JR
お悩み中
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冬の間に、比叡山へ公共交通機関を使って出かけたいけど、アクセス手段や安く行ける方法を知りたい。

 

こんなお悩みにお答えします。

 

【この記事の内容】

  • 冬期の比叡山への電車やバスでアクセスする方法
  • 冬期に使える比叡山へのお得な切符

 

12月から3月の冬の期間に、比叡山(延暦寺)へ公共交通機関を使って、観光や参拝に出かけようかなと考え中のあなたは、アクセス方法が限られますので、注意が必要です。

 

特に京都側からは、お正月明けから春分の日の前日まで、ケーブルカー、ロープウェイ、山内バスが運休するため、完全にアクセスできません

 

この期間中に行けるのは、大津側からだけです。

 

ここでは、冬の比叡山(12月8日~3月19日)へのアクセス方法と、その際に使えるお得な切符の情報を紹介します。【2025-26年版】

 

天候のこともありますので、出かける前は、各交通機関の最新運行情報を確認してください。
まあちん
まあちん

 

延暦寺は、冬の間も拝観できます。

※国宝「根本中堂」は平成28年から改修工事中ですが、内部や工事の様子などを見学できるようになっています。





冬の比叡山へアクセスする方法(行き方)まとめ

 

冬の比叡山へアクセスする方法(行き方)

 

冬に比叡山へアクセスする場合、他の時期とは状況がかなり変わります。

 

比叡山アクセス交通機関の運行状況

 

通常、比叡山(延暦寺)へは、京都側と大津側から電車やバスなど公共交通機関を使って便利にアクセスできます。

 

冬の比叡山・延暦寺へのアクセス方法とお得な切符

 

しかし、毎年12月第2月曜日から3月の「春分の日」前日まで、一部の交通機関で減便や運休が実施されます。

 

  • 2025年12月15日~12月19日、2026年1月5日~3月19日は、京都側からはアクセスできません
  • 大津(坂本)側からのアクセスは、毎日可能です(3月初旬のケーブルカー点検期間は除く)

 

お正月が明けてから、比叡山へは大津側からしかアクセスできなくなるので注意してください

 

あくまで公共交通機関を利用する場合についてです。車やタクシーではアクセスできます。

 

【交通機関の運行状況】(2025~2026年冬季)

 

交通機関 運休状況・期間
叡山電車
  • 運休無し(毎日運行)
叡山ケーブル&ロープウェイ
  • 2025年12月15日~12月19日運休
  • 2026年1月5日~3月19日運休
比叡山ドライブバス
  • 2025年12月8日~2026年3月19日運休
山内シャトルバス
  • 2025年12月8日~2026年1月4日は、比叡山頂 ~ 東塔 ~ 延暦寺バスセンターのみ運行
  • 2026年1月5日~3月19日は全線運休
坂本ケーブル
  • 運休無し(毎日運行)

※毎年2月下旬~3月上旬に施設点検のため10日程度運休します(2月24日~3月1日予定)。

 

冬季は、比叡山にある「ガーデンミュージアム比叡」など観光施設やお店の多くも休業します。

 

ただ、山上にある宿泊施設は営業しています。

 

■ロテルド比叡 JR大津京駅から無料送迎バスがあります(予約不要)。
■眺望清逸の宿 延暦寺会館 坂本ケーブル「延暦寺駅」から徒歩約10分。山内バス「延暦寺バスセンター」から徒歩約5分。送迎バスはありません。

 

【参考】京都からの観光タクシー

 

【参考】大津からの観光タクシー

 

「西塔」「横川」へは行けません。「東塔」のみ。

 

冬の比叡山・延暦寺へのアクセス方法(行き方)とお得な切符

 

冬季は、延暦寺の3地区「東塔」「西塔」「横川」を結んでいる山内シャトルバス(路線バス)は、下記の通り、運行区間が縮小されます。

 

運行区間 ロープウェイ比叡山頂駅~東塔~比叡山バスセンター
運行期間 2025年12月8日~2026年1月4日
運行状況 10時~16時、30分おき

 

この期間中は、バスで「西塔」「横川」地区へは行けません。

 

その山内シャトルバスも、お正月明けの1月5日から3月19日までは全線で運休します。

 

3月19日まで冬の間に、比叡山で公共交通機関で行けるのは、根本中堂がある延暦寺「東塔」地区だけです。

 

比叡山に着いてから延暦寺(東塔)への行き方

 

京都から
  • 叡山ロープウェイ「比叡山頂駅」から山内シャトルバスで「東塔」下車(約5分、片道大人250円、子供130円)
  • 叡山ロープウェイ「比叡山頂駅」から徒歩(ハイキングコースに沿って約30分)
大津・坂本から
  • 坂本ケーブル「延暦寺駅」から徒歩(10分弱)

 

※「西塔」「横川」地区へは、公共交通機関で行くことはできません。また山上でタクシーを拾うことは難しいです。車で行く以外では、市街地からタクシー利用が現実的です。

 

【関連リンク】

叡山ケーブル&ロープウェイ公式サイト

 

比叡山内シャトルバス公式サイト(江若バス)

 

比叡山ドライブバス公式サイト(京都バス)

 

年明けの比叡山アクセスは大津からのみ

 

冬の比叡山・延暦寺へのアクセスは大津の坂本ケーブルで

 

繰り返しになりますが、比叡山へは滋賀県の大津側からは、冬の期間中も毎日アクセス可能です。

 

大津からのアクセスは「坂本ケーブル」を利用します。

 

比叡山の麓の「坂本駅」と山上の「延暦寺駅」との間を約11分で結んでいます。

 

比叡山へのアクセス方法・行き方(大津・坂本から)

 

2026年1月5日から3月19日までの間、比叡山(延暦寺)へアクセスできる唯一の公共交通機関になります。

 

2月下旬から3月上旬に、施設や車両の点検のため運休になります(2月24日~3月1日予定)。この間、比叡山へ公共交通機関では登れません。

 

 坂本ケーブル運行時刻

 

坂本ケーブルは「坂本駅」「延暦寺駅」ともに、毎時0分と30分に発車します。

 

※坂本駅の始発は8:30(3月は8:00)発、終発は17:00(3月は17:30)発です。

 

※多客時は増発されます(最新情報は公式サイトで確認ください)。

 

坂本ケーブルの運賃(坂本駅~延暦寺駅)

 

片道 往復
大人 870円 1,660円
子供 440円 830円

 

チケットレス乗車券の購入はこちら(スマホ画面の提示で乗り降り)

 

ケーブル坂本駅の場所(アクセス方法)

 

 

坂本ケーブルの「坂本駅」へは、京阪電車の「坂本比叡山口駅」とJR湖西線の「比叡山坂本駅」が最寄りです。

 

それぞれの駅から路線バスが出ています(江若バス、JR駅発9:10~基本30分間隔)。距離的には歩けます。

 

ケーブル坂本駅まで バスで(片道運賃) 歩いて
京阪「坂本比叡山口駅」から 約4分(大人230円、子供120円) 約15分
JR「比叡山坂本駅」から 約7分(大人250円、子供130円) 約25分

 

冬の比叡山へのアクセス方法、大津坂本ケーブル

 

※京阪電車の「坂本比叡山口駅」へは、京都の「三条駅」から、京都地下鉄東西線・京津線で「びわこ浜大津駅」まで行き、さらに石山坂本線に乗り換えます。

 

【主な区間の普通運賃(大人片道)】

(大阪)淀屋橋駅・京橋駅~坂本比叡山口駅 1,110円
枚方市駅~坂本比叡山口駅 1,040円
(京都)三条駅~坂本比叡山口駅 620円

 

※JRの「比叡山坂本駅」へは「京都駅」または「山科駅」で湖西線に乗り換えます。

 

【主な区間の普通運賃(大人片道)】

大阪駅~比叡山坂本駅 960円
京都駅~比叡山坂本駅 320円

 

車の場合、ケーブル坂本駅近くに利用客向けの無料駐車場が用意されています。

 

坂本ケーブルの公式サイト

 

冬の比叡山へのアクセス方法、大津坂本ケーブル

 

坂本ケーブルの運行は、天候やコロナの影響で変更になることもありますので、最新情報を公式サイトや公式X(旧Twitter:@Sakamoto_Cable)などで確認ください。

 




冬の比叡山へのお得な切符(2025-26年版)

 

冬の比叡山へのお得な切符

 

冬の比叡山へ、お得にアクセスできる切符を紹介します。

 

【京都から】比叡山日帰りきっぷ(冬季版)

 

冬の比叡山アクセスにお得な切符「比叡山日帰りきっぷ(冬季版)」

 

「比叡山日帰りきっぷ(冬季版)」は、京都から比叡山へアクセス用です。お正月の1月4日までの期間限定発売。

 

出町柳駅発着で、叡山電車、叡山ケーブル&ロープウェイ、山内シャトルバスが1日乗り放題がセットで割引になっています。

 

通常往復するより、22%お得です。

 

発売期間 2025年12月8日~2025年12月14日、2025年12月20日~2026年1月4日
有効期間 2025年12月8日~2025年12月14日、2025年12月20日~2026年1月4日のうちの好きな1日
値段 大人2,400円(子供用はありません)
延暦寺巡拝料 なし(割引優待あり)
山内シャトルバス 1日乗り放題(比叡山頂駅~延暦寺バスセンター)
買えるところ 叡山電車出町柳駅、KTIC京都(京都タワー3階)

 

「比叡山日帰りきっぷ(冬季版)」紹介ページ

 

【京都・大津から】比叡山フリーパス(冬季版)

 

冬の比叡山アクセスにお得な切符「比叡山フリーパス」

 

「比叡山フリーパス(冬季版)」は、京都(出町柳駅)~比叡山~大津(JR比叡山坂本駅)を「横断」できる周遊切符です。

 

「横断」にかかわる公共交通機関がすべて1日乗り放題。往復するだけでも通常より31%割引でお得です。

 

発売期間 2025年12月8日~2025年12月14日、2025年12月20日~2026年1月4日
有効期間 2025年12月8日~2025年12月14日、2025年12月20日~2026年1月4日のうちの好きな1日
値段 大人2,700円(子供用はありません)
巡拝料 込み(割引優待あり)
山内シャトルバス 1日乗り放題(比叡山頂駅~延暦寺バスセンター)
買えるところ 叡山電車出町柳駅、KTIC京都(京都タワー3階)、坂本観光案内所、セブンチケット、インターネット

 

「比叡山フリーパス(冬季版)」紹介ページ

 

【大津から】延暦寺・坂本周遊一日乗車券

 

坂本ケーブル、延暦寺・坂本周遊一日乗車券の乗り放題範囲

 

「延暦寺・坂本周遊一日乗車券」は、JRの比叡山坂本駅・京阪電車の坂本比叡山口から延暦寺まで、路線バス(江若バス)、坂本ケーブルの1日乗り放題と、延暦寺の巡拝料がセットになっています。

 

通常より2割ほど安いです。

 

山内シャトルバスは含まれていません。

 

なお、「延暦寺・坂本周遊一日乗車券」はデジタル乗車券で、購入・利用にはスマホが必要です。

 

発売期間 2025年3月20日~2026年3月31日
有効期間 2024年3月20日~2026年3月31日のうちの1日
値段 大人2,500円、子供1,200円
巡拝料 込み
山内シャトルバス なし
買えるところ 「比叡山・びわ湖の観光周遊」サイト(LINEから)

 

「延暦寺・坂本周遊一日乗車券」紹介ページ

【大津から】JR比叡山おでかけパス

 

JR乗り放題「比叡山おでかけパス」

 

「比叡山おでかけパス」は、JRの琵琶湖を一周する区間の1日乗り放題と比叡山坂本駅からの路線バス、坂本ケーブルの往復がセットになった割引切符です。

 

京都駅から延暦寺まで往復するだけでもお得です。

 

延暦寺の巡拝料は含まれていません。

 

なお、「比叡山おでかけパス」の利用にあたっては、ICカード「ICOCA」とインターネットにつながるスマホが必要です。

 

発売期間 2025年10月31日~2026年3月31日
有効期間  2025年10月31日~2026年3月31日うちの1日
値段 大人2,600円(子供用はありません)
延暦寺巡拝料 なし
山内シャトルバス なし
買えるところ 「KANSAI MaaS」公式サイト、スマホアプリ

 

JR「比叡山おでかけパス」紹介ページ

 

延暦寺巡拝券のネット購入はこちら。

 

【参考】延暦寺巡拝料「割引あり」の場合の金額はこのようになります。

大人 中高生 小学生
800円
(通常1,000円)
500円
(通常600円)
300円
(通常300円、割引なし)

 

冬の比叡山・比叡山へのアクセス方法(行き方)とお得な切符比叡山へは、春分の日の前まで、アクセスが不便になります。

 

特に、2026年1月5日以降は大津側の坂本ケーブルを利用するか、あるいは車で行くしかありません。山内バスも運休しますので、「横川」「西塔」へも行けません。出かける際は注意してください。

 

※車で行く場合は、道路が凍結することがありますので、スタッドレスタイヤやチェーン装備などの準備が必要です。

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