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比叡山へ電車・バスを使ったアクセス方法とお得な日帰り切符3選【2019年版】

比叡山へ電車・バスを使ったアクセス方法とお得な日帰り切符3選

延暦寺で有名な比叡山へは、京都市内や滋賀県側の大津市内、そしてその近郊からも、車はもちろんですが、車が無くても電車やバス、ケーブルカーを使って、気軽に日帰りで参拝や観光、自然散策などに出かけられるところです。

そこで、比叡山へ日帰り用のお得な切符が数種類発売されています。電車やバスを使ったアクセス方法とあわせて紹介します。

*延暦寺の国宝「根本中堂」は2016年(平成28年)より約10年の予定で大改修中です。改修中も内部は拝観できます。





比叡山へ電車やバスを使った行き方(アクセス方法)

比叡山へ電車やバスなどを使ってアクセスするには、次のような手段が一般的です。京都側からと滋賀県の大津側からの2つのルートがあります。比叡山への電車・バスでのアクセス方法12月~3月の冬のアクセスについて

京都側から比叡山へアクセスするには

電車&ケーブルカー・ロープウェイを利用(出町柳駅から約30分)

比叡山へ京都からアクセス(叡山電車)

京都の市街地にある「出町柳駅」から、叡山電車で八瀬比叡山口駅まで乗ります。そこから叡山ケーブル・叡山ロープウェイを乗り継いで比叡山上へ向かいます。

叡山ケーブル・ロープウェイは2020年1月6日~3月19日の間、運休します。

叡山電車・ケーブルカー・ロープウェイの片道普通運賃(往復)

叡山電車(出町柳駅~八瀬比叡山口駅) 270円(540円)
叡山ケーブル(八瀬駅~比叡駅) 550円(1,100円)
 叡山ロープウェイ(比叡駅~比叡山上駅)  350円(700円)

出町柳駅では大阪方面からの京阪電車と接続しています。出町柳駅まで京阪電車の主な駅からの片道運賃は次の通りです。

大阪淀屋橋駅・京橋駅~出町柳駅 480円
 枚方市駅~出町柳駅  440円
 祇園四条駅・三条駅~出町柳駅  220円

京都から比叡山へアクセス(叡山ロープウェイ、ケーブルカー)

直行バスを利用(京都駅から約80分)

JR京都駅発着で市街地を経由して比叡山の山頂まで直行バスが運行されています(京都バス51系統”比叡山ドライブバス”)。

JR京都駅・京阪三条・出町柳~比叡山頂 840円

電車やケーブルカーで行くよりも安いですが、1日に2~3本しかありません。

冬の間は運休になります(今季は2019年12月2日~2020年3月19日)。

⇒直行バスについて(京都バス公式サイト)

大津(滋賀県)側から比叡山へアクセスするには

ケーブルカーを利用(坂本比叡山口駅から約15分)

京阪石山坂本線の「坂本比叡山口」駅、あるいはJR湖西線の「比叡山坂本」駅下車して、坂本ケーブル「坂本」駅から比叡山頂(延暦寺駅)へ。年中無休です。

滋賀県大津から比叡山へアクセス(坂本ケーブル)

坂本ケーブルの片道の普通運賃(往復)

坂本ケーブル(坂本~延暦寺) 870円(1,660円)

京阪電車「坂本比叡山口」駅・JR「比叡山坂本」駅と「ケーブル坂本」駅の間は江若バスの路線バスが走っています。それぞれ片道210円(約3分)、230円(約6分)です。この間を歩くとそれぞれ約15分、約25分かかります。

※京阪電車の坂本比叡山口駅へは、京阪三条駅で京都地下鉄東西線(京津線直通)、びわこ浜大津駅で石山坂本線に乗り換えます。主な区間の普通運賃(片道)は下記の通りです。

大阪淀屋橋駅・京橋駅~坂本比叡山口駅 990円
枚方市駅~坂本比叡山口駅  930円
三条駅~坂本比叡山口駅  570円
祇園四条駅~坂本比叡山口駅 730円
びわ湖浜大津~坂本比叡山口駅 240円

※JR利用の場合の普通運賃(片道)

大阪駅~比叡山坂本駅 990円
京橋駅~比叡山坂本駅 1,170円
京都駅~比叡山坂本駅  330円
大津駅~比叡山坂本駅 330円

比叡山上ではシャトルバス

比叡山といえば延暦寺ですが、境内は「東塔(とうどう)」「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」と大きく3つの地区に分かれています。

比叡山の山上では、これらの3つの地区と周辺の施設やホテルを結ぶ山内シャトルバス(路線バス)が走っています。運賃が意外と高いので、巡り方によっては1日乗車券がお得です。

比叡山内シャトルバス

【参考】比叡山上の主な施設の最寄りバス停

主な施設 最寄りの停留所
延暦寺(根本中堂、大講堂、国宝殿)、延暦寺会館 延暦寺バスセンター
延暦寺(阿弥陀堂、法華総持院東塔) 東塔
延暦寺の西塔地区(釈迦堂、にない堂など) 西塔
延暦寺の横川地区(横川中堂 元三大師堂など) 横川
ガーデンミュージアム比叡、つつじヶ丘 比叡山頂
叡山ロープウェイ「比叡山頂駅」 比叡山頂
星野リゾート ロテル・ド・比叡 ロテル・ド・比叡

ちなみに、京都側のロープウエイと大津側のケーブルカーが発着する場所は「東塔」地区です。「延暦寺バスセンター」が東塔の中心になります。

坂本ケーブル「延暦寺」駅と「東塔」バス停の間は歩いて約10分です。

シャトルバス主な区間の普通運賃(片道)

比叡山頂~延暦寺バスセンター(約7分) 170円
延暦寺バスセンター~横川(約15分)  670円
延暦寺バスセンター~西塔(約3分)  210円
延暦寺バスセンター~ロテル・ド・比叡 (約8分) 220円
横川~西塔(約10分)  590円
一日フリー乗車券(乗り放題) 1,000円

※「一日フリー乗車券」は、バスの車内、延暦寺バスセンター、叡山電車出町柳駅などで買えます

山内バスは、2019年12月1日~2020年1月5日は「比叡山頂~延暦寺バスセンター」のみ運行。1月6日から3月19日までは運休になります。
延暦寺巡拝料

延暦寺の参拝や見学には下記の巡拝料が必要です。また、巡拝できる時間は東塔が8時30分〜16時30分、西塔・横川が9時〜16時です(季節によって異なります)。

 大人  中高生  小学生
 東塔・西塔・横川共通券  700円  500円  300円
国宝殿  500円  300円  100円

※2020年(令和2年)3月1日から値上げ予定。





日帰り比叡山めぐりにお得な切符3選(2019年版)

比叡山へのアクセスは上記のように便利なのですが、ちょこちょこと交通費が必要で、普通に支払うと意外と高くつきます。

そこで、こうしたアクセスがセットになった、お得な割引切符が期間限定で発売されていますので、比叡山に行く時は、まずチェックしてみてください。

比叡山向け3種類の切符を比較

比叡山への電車・バスのお得な切符

比叡山へ日帰りで出かける際は、「比叡山1dayチケット」「世界遺産比叡山延暦寺巡拝チケット」「比叡山・延暦寺散策チケット」という3種類の切符が利用しやすくおすすめです。名前が似通っていますが、それぞれに違った特徴があります。

  • 京都から比叡山巡り。ついでに大阪へも。延暦寺に行かない
    ⇒「比叡山1dayチケット」 2019年版発売終了しました。
  • 大阪、京都、大津方面から比叡山。京都~滋賀間横断も
    ⇒「比叡山延暦寺巡拝チケット」 2019年版発売終了しました。
  • 京都から延暦寺へお手軽参拝
    ⇒「比叡山・延暦寺散策チケット」(2019年1月6日まで発売)

これら3種類の切符を比較しました。

お得な切符 比叡山1day
チケット
世界遺産
比叡山延暦寺
巡拝チケット
比叡山・延暦寺
散策チケット
発売元 京阪電車 京阪電車 叡山電車
特徴 ・京都側からのアクセスの電車やケーブルカー、ロープウェイ、山内バスが全て1日乗り放題。

・大阪へも行けます。

・京阪電車を利用しなくてもお得。

・延暦寺の巡拝料は含まれていません。延暦寺に寄らない人には最適。

・京都でしか買えません。発売場所が1カ所のみ。

・京都側、大津側の両方のアクセスが全て1日乗り放題。京阪電車の全線も乗り放題。

・比叡山を通って京都~大津の横断もできます。横断しなくてもお得。

・延暦寺巡拝券付き。

・京阪電車の駅で発売していて買いやすい。大阪でも買えます。

・京都側の出町柳駅からの往復割引切符で、山内バスが付いていない版と、山内バスの1日乗り放題付き版の2種類があります。

・延暦寺巡拝券付き。

・大人用のみの発売。

・比叡山に出かける当日に出町柳駅で買えます。

・京都でしか買えません。発売場所が1カ所のみ。

値段 大人 2,500円
子供 1,250円
大人3,900円
子供1,800円
山内バス無し2,400円
山内バス付き3,400円
京阪電車 京阪線が乗り放題 京阪線と大津線が乗り放題 利用できません
叡山電車・ケーブルカー・ロープウェイ 乗り放題 乗り放題 往復のみ
山内シャトルバス 乗り放題 乗り放題 乗り放題
(バス付き版の場合)
延暦寺巡拝料 なし(割引あり) 付き 付き
優待特典 あり あり なし
購入できるところ KTIC京都
(京都タワー3階)
京阪電車の駅
京都総合観光案内所(京なび)
KTIC京都など
叡山電車の出町柳駅
詳しくはこちら 詳しくはこちら 詳しくはこちら

※叡山電車の利用可能区間は、出町柳駅~八瀬比叡山口駅です。
※山内シャトルバスの乗り放題区間は、比叡山頂〜東塔〜横川、ロテル・ド・比叡です。

 発売期間(買える期間)

「比叡山1dayチケット」「世界遺産比叡山延暦寺巡拝チケット」「比叡山・延暦寺散策チケット」ともに期間限定の発売です。

【2019年版】
2019年(平成31年)3月21日〜2019年(令和元年)12月1日
※「比叡山・延暦寺散策チケット」のバス無し版のみ2020年1月5日まで

有効期間(使える期間)

【2019年版】
「比叡山1dayチケット」発売期間中の好きな1日間
「世界遺産比叡山延暦寺巡拝チケット」購入した当日1日間
「比叡山・延暦寺散策チケット」購入した当日1日間

※「世界遺産比叡山延暦寺巡拝チケット」を京阪大津線の駅、KTIC京都、京なびで購入した場合は、その当日でなくても発売期間中の好きな1日に使えます。

JR沿線からは「秋の関西1デイパス」が安い

関西のJR沿線から比叡山へは「秋の関西1デイパス」(2019年版)がお得です。

この切符は、関西のJR乗り放題などに加えて、上記の京阪電車「比叡山延暦寺巡拝チケット」とほぼ同じ内容の周遊切符も利用できます。

値段は大人3,670円、子供1,830円と京阪電車のそれよりも安い設定です!2019円11月29日まで発売しています。

比叡山延暦寺へのお得な切符は、どれも一長一短があって、ちょうどいいものがないという印象です。

それでも、京阪電車の乗り放題がセットになっている「比叡山1dayチケット」と「世界遺産比叡山延暦寺巡拝チケット」は、京都市内から利用しても通常より交通費を安く抑えられます。大阪方面からは断然お得になります。山内のシャトルバスの運賃が高いので、その乗り放題はインパクトがあります。

比叡山へ日帰りで出かける際は、こうしたお得な切符を上手く活用しましょう。

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