比叡山へ電車・バスを使ったアクセス方法とめちゃお得な日帰り切符3選

延暦寺で有名な比叡山へは、京都市内や滋賀県側の大津市内、そしてその近郊からも、車はもちろんですが、車が無くても電車やバス、ケーブルカーを使って、気軽に日帰りで参拝や観光、自然散策などに出かけられるところです。

そこで、比叡山へ日帰り用のお得な切符が数種類発売されています。電車やバスを使ったアクセス方法とあわせて紹介します。

*延暦寺の国宝「根本中堂」は2016年(平成28年)より約10年の予定で大改修中です。改修中も内部は拝観できます。

*比叡山へのお得な切符(2018年版)は発売終了しました。


比叡山へ電車やバスを使った行き方(アクセス方法)

比叡山へ電車やバスなどを使ってアクセスするには、次のような手段が一般的です。京都側からと滋賀県の大津側からの2つのルートがあります。

冬の比叡山へは「大津側」からアクセス

冬の間は、春分の日(3月21日)まで「叡山ケーブル・ロープウェイ」「京都駅~比叡山直行バス」と「山内シャトルバス」が運休するため、京都側からは公共機関を使って比叡山へアクセスできません。

この間は、大津側から「坂本ケーブル」が唯一のアクセス手段になります(年中無休)。ただし、山内シャトルバスが運休していますので、山の上の移動は基本的に徒歩となります。ちなみに、坂本ケーブルの「延暦寺駅」から延暦寺東塔(根本中堂)までは歩いて7~8分です。

【運休期間】

  • 叡山ケーブル・ロープウェイ:2019年(平成31年)1月4日~3月20日
  • 山内シャトルバス:2018年(平成30年)12月3日~2019年(平成31年)3月20日
  • 比叡山直行バス:2018年(平成30年)12月3日~2019年(平成31年)3月20日

※延暦寺の拝観は冬の間もできます。


京都側から比叡山へアクセスするには

電車&ケーブルカー・ロープウェイを利用(出町柳駅から約30分)

出町柳駅から叡山電車で八瀬比叡山口駅へ。そこから叡山ケーブル・叡山ロープウェイを乗り継いで比叡山頂へ。

※ケーブルカー・ロープウェイは冬季運休(2019年1月4日~3月20日予定)。

叡山電車・ケーブルカー・ロープウェイの片道普通運賃(往復)

叡山電車(出町柳~八瀬比叡山口) 260円(520円)
叡山ケーブル(八瀬~比叡) 540円(1,080円)
 叡山ロープウェイ(比叡~比叡山上)  320円(640円)

出町柳駅では大阪方面からの京阪電車と接続しています。出町柳駅まで京阪電車の主な駅からの片道運賃は次の通りです。

大阪淀屋橋・京橋~出町柳 470円
 枚方市~出町柳  430円
 祇園四条~出町柳  210円

直行バスを利用(京都駅から約80分)

JR京都駅発着で市街地を経由して比叡山の山頂まで直行バスが運行されています(京都バス51系統)。

JR京都駅・京阪三条・出町柳~比叡山頂 820円

電車やケーブルで行くよりも安いですが、1日に2~3本しかありません。

※冬季は運休になります(2018年12月3日~2019年3月20日予定)。 

⇒直行バスについて(京都バス公式サイト)

大津(滋賀県)側から比叡山へアクセスするには

ケーブルカーを利用(坂本比叡山口駅から約15分)

京阪石山坂本線の「坂本比叡山口」駅、あるいはJR湖西線の「比叡山坂本」駅下車して、坂本ケーブル「坂本」駅から比叡山頂(延暦寺駅)へ。年中無休で運行しています。

坂本ケーブルの片道の普通運賃(往復)

坂本ケーブル(坂本~延暦寺) 860円(1,620円)

京阪電車「坂本比叡山口」駅/JR「比叡山坂本」駅と「ケーブル坂本」駅の間は連絡バスが走っています。それぞれ片道210円(約3分)、230円(約6分)です。この間を歩くとそれぞれ約15分、約25分かかります。

※京阪電車の坂本比叡山口駅へは、京阪三条駅で京都地下鉄東西線(京津線直通)、びわこ浜大津駅で石山坂本線に乗り換えます。主な区間の普通運賃(片道)は下記の通りです。

大阪淀屋橋・京橋~坂本比叡山口 970円
枚方市~坂本比叡山口  910円
三条~坂本比叡山口  560円

※JR利用の場合の普通運賃(片道)

大阪~比叡山坂本 970円
京都~比叡山坂本  320円

比叡山上ではシャトルバス

比叡山といえば延暦寺ですが、境内は「東塔(とうどう)」「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」と大きく3つの地区に分かれています。

比叡山の山上では、これらの3つの地区と周辺の施設やホテルを結ぶ山内シャトルバスが走っています。運賃が意外と高いので、巡り方によっては1日乗車券がお得です。

ちなみに、ロープウェイやケーブルカーが到着する場所は「東塔」地区です。「延暦寺バスセンター」が東塔の中心になります。大津ルートの坂本ケーブル「延暦寺」駅は「東塔」バス停から歩いて約10分です。

シャトルバス主な区間の普通運賃(片道)

比叡山頂~延暦寺バスセンター(約6分) 160円
延暦寺バスセンター~横川(約15分)  660円
延暦寺バスセンター~西塔(約3分)  210円
横川~西塔(約10分)  580円
一日フリー乗車券 1,000円

※「一日フリー乗車券」は、バスの車内、延暦寺バスセンター、叡山電車出町柳駅などで買えます。

※冬季は運休になります(2018年12月3日~2019年3月20日予定)。

延暦寺巡拝料

延暦寺の参拝や見学には巡拝料が必要です。また、巡拝できる時間は東塔が8時30分〜16時30分、西塔・横川が9時〜16時です(季節によって異なります)。

 大人  中高生  小学生
 東塔・西塔・横川共通券  700円  500円  300円
国宝殿  500円  300円  100円

日帰り比叡山めぐりにお得な切符3選

比叡山へのアクセスは便利なのですが、上記のように電車代やバス代など交通費が意外とかかります。そこで、お得な日帰り切符が発売されています。特に延暦寺へ行く際は要チェックです。

!2018年版の発売は終了しました。

比叡山向けのお得な切符を比較

お得な切符には「比叡山1dayチケット」「世界遺産比叡山延暦寺巡拝チケット」「比叡山延暦寺入山きっぷ」の3種類が利用しやすいです。名前は似通っていますが、それぞれに違った特徴がありますので比較表にまとめました。

  • 京都から比叡山巡り。ついでに大阪も。延暦寺に行かない⇒「比叡山1dayチケット」
  • 大阪、京都、大津から比叡山。京都~滋賀間横断も⇒「比叡山延暦寺巡拝チケット」
  • 京都から延暦寺(東塔)へお手軽参拝⇒「比叡山延暦寺入山きっぷ」
お得な切符

比叡山1day
チケット

世界遺産
比叡山延暦寺
巡拝チケット

比叡山延暦寺
入山きっぷ
特徴 ・大阪方面から京都側の比叡山までの電車やケーブルカー、山内シャトルバスが1日乗り放題の切符。

京阪電車を利用しなくてもお得

・延暦寺巡拝料は含まれていないので、延暦寺に寄らない人には最適。

・発売場所が限定されていて、駅では買えません。また京都でのみ販売です。

・大阪方面から京都側、滋賀側両方の電車やケーブルカー、山内シャトルバスが1日乗り放題の切符。

京都~比叡山~滋賀と回遊ができます。回遊しなくてもお得です。

・京都側で京阪電車を利用しない場合も値段はトントン。1駅でも乗ればお得です。

・延暦寺の巡拝券つきです。

・叡山電車、叡山ケーブルカー、山内シャトルバスの往復乗車券と延暦寺の巡拝券がセットになった切符。

・指定区間は乗り放題ではなく往復のみ。出町柳~東塔往復だけならお得です。

・京阪電車は利用できません。

・延暦寺の巡拝券つきですが、西塔や横川へ行く場合のバスは別料金です。

値段 大人 2,500円
子供 1,250円
大人3,900円
子供1,800円
大人2,600円
(子供用無し)
京阪電車 京阪線が乗り放題 全線が乗り放題 利用不可
叡電・ケーブル 乗り放題 乗り放題 往復のみ
山内シャトルバス 乗り放題 乗り放題 往復のみ
(山頂駅~延暦寺
バスセンター)
延暦寺巡拝料 なし(割引あり) 付き 付き
優待特典 あり あり あり
購入できるところ KTIC京都
(京都タワー3階)
京阪電車の駅
京都総合観光案内所(京なび)
KTIC京都など
出町柳駅
 もう少し詳しく  もう少し詳しく  もう少し詳しく

※叡山電車の利用可能区間は、出町柳駅~八瀬比叡山口駅です。
※山内シャトルバスの乗り放題区間は、比叡山頂〜東塔〜横川、ロテル・ド・比叡です。

 発売期間

「比叡山1dayチケット」「世界遺産比叡山延暦寺巡拝チケット」「比叡山延暦寺入山きっぷ」ともに発売は期間限定です。

【2018年版】
2018年(平成30年)3月21日〜12月2日 ⇒終了しました。

有効期間

【2018年版】
「比叡山1dayチケット」発売期間中の好きな1日間
「世界遺産比叡山延暦寺巡拝チケット」購入した当日1日間
「比叡山延暦寺入山きっぷ」購入した当日1日間

※「世界遺産比叡山延暦寺巡拝チケット」を京阪大津線の駅、KTIC京都、京なびで購入した場合は、その当日でなくても発売期間中の好きな1日に使えます。

(参考)JR沿線からは「秋の関西1デイパス」が便利

関西のJR沿線からは、「秋の関西1デイパス」というJRの乗り放題切符が便利です。「世界遺産比叡山延暦寺巡拝チケット」とほぼ同じ内容の周遊チケットが利用できます。巡拝料込みではなく「割引」で、大人3,600円です。2018年9月1日~11月30日までの期間限定です。

⇒発売終了しました。

比叡山延暦寺へのお得な切符は、どれも一長一短があって、ちょうどいいものがないという印象ですが、値段的にはどれもお得です。

京阪電車の乗り放題がセットになっている「比叡山1dayチケット」「世界遺産比叡山延暦寺巡拝チケット」は、京都市内から利用しても普通に行くよりも交通費を安く抑えられます。山内のシャトルバスの運賃が高いので、その乗り放題はインパクトがあります。大阪方面からは断然お得です。

比叡山へ日帰りで出かかる際に参考にしてみてください。