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比叡山へ電車・バスを使ったアクセス方法とお得な割引切符【2020年版】

比叡山へ電車・バスを使ったアクセス方法とお得な日帰り切符3選

延暦寺で有名な比叡山へは、京都の市街地や滋賀県側の大津市内から、車がなくても電車やバス、ケーブルカーなど公共交通機関を使って、気軽に参拝や観光に出かけられます。

日帰りも可能です。

ここでは、比叡山に出かけてみようかな…と検討中のあなたに、公共交通機関を使ったアクセス方法と、交通費を節約できるお得な切符をまとめて紹介します。

特に日帰りする場合は、お得な切符は使わないと損ですよ。【2020年版】

*延暦寺の国宝「根本中堂」は2016年(平成28年)より約10年の予定で大改修中です。改修中も内部は拝観できます。





比叡山へ電車やバスを使った行き方(アクセス方法)

比叡山へ、電車やバスなど公共交通機関を使ってアクセスするには、京都側からと滋賀県の大津側からの2つのルートがあります。比叡山への電車・バスでのアクセス方法

京都側から比叡山へアクセスするには

京都側ルートは毎年、年始から春分の日の前日までケーブルカーなどが運休するため、アクセスできません。

電車&ケーブルカー・ロープウェイを利用(出町柳駅から山頂まで約40分)

比叡山へ京都からアクセス(叡山電車)

京都側からのアクセスは、市街地にある「出町柳駅」を拠点に叡山電車、叡山ケーブル、叡山ロープウェイを乗り継ぐルートが一般的です。

これらの乗り物は本数がそれなりにあって、お互いの接続もいいので便利です。また、時間が読めるので予定を組みやすいです。

この方法でアクセスして延暦寺に行く場合は、後述の「お得な切符」を使うと通常より交通費が安くつきます。

叡山ケーブル・ロープウェイは毎年1月上旬から春分の日の前日まで運休になります。

叡山電車・ケーブルカー・ロープウェイの片道普通運賃(往復)

叡山電車(出町柳駅~八瀬比叡山口駅) 270円(540円)
叡山ケーブル(八瀬駅~比叡駅) 550円(1,100円)
 叡山ロープウェイ(比叡駅~比叡山上駅)  350円(700円)

出町柳駅では大阪方面からの京阪電車と接続しています。出町柳駅まで京阪電車の主な駅からの片道運賃は次の通りです。

大阪淀屋橋駅・京橋駅~出町柳駅 480円
 枚方市駅~出町柳駅  440円
 祇園四条駅・三条駅~出町柳駅  220円

京都から比叡山へアクセス(叡山ロープウェイ、ケーブルカー)
叡山電車の公式サイト 叡山ケーブル・ロープウェイの公式サイト

直行バスを利用(京都駅から約80分)

JR京都駅発着で市街地を経由して比叡山の山頂まで直行バスが運行されています(京都バス51系統、通称”比叡山ドライブバス”)。

JR京都駅・出町柳~比叡山頂 840円

電車やケーブルカーでアクセスするよりも安いですが、本数が平日は1日1往復、土休日は1日2往復だけとかなり少なく不便です。

毎年12月上旬から春分の日の前日まで運休になります。

大津(滋賀県)側から比叡山へアクセスするには

ケーブルカーを利用(坂本比叡山口駅から東塔まで約30分)

大津側からアクセスする場合、比叡山のふもとの坂本駅と山上の延暦寺駅との間を結んでいるケーブルカー(坂本ケーブル)を利用します。

坂本ケーブルの乗り場(坂本駅)へは、京阪電車(石山坂本線)の「坂本比叡山口」駅、あるいはJR湖西線の「比叡山坂本」駅が最寄りです。それぞれの駅から路線バス、または徒歩となります。

また、坂本ケーブルは年中無休です。冬場も運行しています(施設点検で臨時運休することがあります)。

滋賀県大津から比叡山へアクセス(坂本ケーブル)

坂本ケーブルの片道の普通運賃(往復)

坂本ケーブル(坂本~延暦寺) 870円(1,660円)

京阪電車「坂本比叡山口」駅・JR「比叡山坂本」駅と「ケーブル坂本」駅の間は江若バスの路線バスが走っています。それぞれ片道210円(約3分)、230円(約6分)です。この間を歩くとそれぞれ約15分、約25分かかります。

※京阪電車の坂本比叡山口駅へは、京阪三条駅で京都地下鉄東西線(京津線直通)、びわこ浜大津駅で石山坂本線に乗り換えます。主な区間の普通運賃(片道)は下記の通りです。

大阪淀屋橋駅・京橋駅~坂本比叡山口駅 990円
枚方市駅~坂本比叡山口駅  930円
三条駅~坂本比叡山口駅  570円
祇園四条駅~坂本比叡山口駅 730円
びわ湖浜大津~坂本比叡山口駅 240円

※JR利用の場合の普通運賃(片道)

大阪駅~比叡山坂本駅 990円
京橋駅~比叡山坂本駅 1,170円
京都駅~比叡山坂本駅  330円
大津駅~比叡山坂本駅 330円

この大津側ルートで延暦寺に行くなら、後述の「お得な切符」を使うと安く利用できます。

また、下記の切符を使うと、比叡山延暦寺の巡拝料割引(大人1,000円⇒800円)といった優待特典が付いています。

坂本ケーブルの公式サイト

観光タクシーを利用

大津市内から比叡山へは、貸し切りの観光タクシーという選択もあります。

グループ観光や小さな子供やお年寄り連れ、時間が限られている場合などに便利です。

比叡山上の各地へは山内シャトルバスで

比叡山といえば延暦寺ですが、境内は「東塔(とうどう)」「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」と大きく3つの地区に分かれています。

比叡山の山上では「山内シャトルバス」(路線バス)が、これらの3つの地区と、ロープウェイ駅、周辺のホテル、観光施設を結んでいます。

運賃が高いので、巡り方によっては1日乗車券などお得な切符を使った方がいいです

比叡山内シャトルバス

【参考】比叡山上の主な施設の最寄りバス停

主な施設 最寄りの停留所
延暦寺(根本中堂、大講堂、国宝殿)、延暦寺会館 延暦寺バスセンター
延暦寺(阿弥陀堂、法華総持院東塔) 東塔
延暦寺の西塔地区(釈迦堂、にない堂など) 西塔
延暦寺の横川地区(横川中堂 元三大師堂など) 横川
ガーデンミュージアム比叡、つつじヶ丘 比叡山頂
叡山ロープウェイ「比叡山頂駅」 比叡山頂
ロテル・ド・比叡 ロテル・ド・比叡

ちなみに、京都側のロープウエイと大津側のケーブルカーが発着する場所は「東塔」地区です。

そして、「延暦寺バスセンター」が東塔の中心になります。

坂本ケーブルの「延暦寺」駅と「東塔」バス停の間は歩いて約10分です。

シャトルバス主な区間の普通運賃(大人片道、子供半額)

比叡山頂~延暦寺バスセンター(約7分) 250円
比叡山頂~横川(約18分) 800円
延暦寺バスセンター~横川(約15分)  700円
延暦寺バスセンター~西塔(約3分)  250円
延暦寺バスセンター~ロテル・ド・比叡 (約8分) 250円
横川~西塔(約10分)  600円
一日フリー乗車券(乗り放題) 1,000円

※「一日フリー乗車券」は、バスの車内、延暦寺バスセンター、叡山電車出町柳駅などで買えます

山内シャトルバスは、毎年1月上旬から春分の日の前日まで運休になります。
延暦寺巡拝料

延暦寺の参拝や見学には下記の巡拝料が必要です。また、巡拝できる時間は東塔が8時30分〜16時30分、西塔・横川が9時〜16時です(季節によって異なります)。

 大人  中高生  小学生
 東塔・西塔・横川共通券 1,000円  600円  300円
国宝殿(宝物館)  500円  300円  100円





日帰り比叡山めぐりにお得な切符(2020年版)

比叡山へのアクセスは、上記のように便利なのですが、ちょこちょこと交通費が必要で、普通に支払うとけっこう高くつきます。

そこで、こうしたアクセスがセットになった、お得な割引切符が期間限定で発売されていますので、比叡山に行く時は、まずチェックしてみてください。

比叡山向けのお得な切符(2020年版)

比叡山への電車・バスのお得な切符

比叡山へ日帰りで出かける際は、「世界遺産比叡山延暦寺巡拝チケット」「比叡山・延暦寺散策チケット」という切符が利用しやすくおすすめです。名前が似通っていますが、それぞれに違った特徴があります。

  • 大阪、京都、大津方面から比叡山へ。京都~滋賀間横断もできます。
    ⇒「比叡山延暦寺巡拝チケット」 
  • 京都から延暦寺へお手軽参拝。
    ⇒「比叡山・延暦寺散策チケット」
お得な切符 世界遺産
比叡山延暦寺
巡拝チケット
比叡山・延暦寺
散策チケット
発売元 京阪電車 叡山電車
特徴 ・京都側、大津側の両方のアクセスが全て1日乗り放題。京阪電車の全線も乗り放題。

・比叡山を通って京都~大津の横断もできます。横断しなくてもお得。

・延暦寺巡拝券付き。

・京阪電車の駅で発売していて買いやすい。大阪でも買えます。基本的に出かける当日しか買えません。

・京都側の出町柳駅からの叡山電車、ケーブルカー、ロープウェイが1日乗り放題。山内シャトルバスの1日乗り放題付き版もあります。

・延暦寺巡拝券付き。

・大人用のみの発売。

・京都の出町柳駅でしか買えません。発売場所が1カ所のみ。

値段 大人4,000円
子供1,800円
山内バス無し2,400円
山内バス付き3,400円
京阪電車 全線(京阪線、大津線)が乗り放題 利用できません
叡山電車・ケーブルカー・ロープウェイ 乗り放題 乗り放題
山内シャトルバス 乗り放題 乗り放題
(バス付き版の場合)
延暦寺巡拝料 付き 付き
優待特典 あり なし
購入できるところ 京阪電車の駅
京都総合観光案内所(京なび)
KTIC京都など
叡山電車の出町柳駅
詳しくはこちら 詳しくはこちら

※叡山電車の利用可能区間は、出町柳駅~八瀬比叡山口駅です。
※山内シャトルバスの乗り放題区間は、比叡山頂〜東塔〜横川、ロテル・ド・比叡です。

このほか、大津側ではこんな切符もあります。

「坂本周遊バス・ケーブル一日乗車券」

坂本ケーブルと坂本地区の路線バスの乗り放題に、比叡山延暦寺や西教寺の拝観料、提携の飲食店などで割り引きなど優待特典がついた1日乗車券です。

発売期間:2020年3月14日~2021年2月28日

「坂本周遊バス・ケーブル一日乗車券」の詳細はこちら

 発売期間(買える期間)

「世界遺産比叡山延暦寺巡拝チケット」「比叡山・延暦寺散策チケット」ともに期間限定の発売です。

【2020年版】
2020年(令和2年)3月20日〜2021年(令和3年)12月6日
※「比叡山・延暦寺散策チケット」のバス無し版のみ2021年1月3日まで

有効期間(使える期間)

【2020年版】
「世界遺産比叡山延暦寺巡拝チケット」購入した当日1日間
「比叡山・延暦寺散策チケット」購入日から翌月末までの好きな1日間

※「世界遺産比叡山延暦寺巡拝チケット」を京阪大津線の駅、KTIC京都、京なびで購入した場合は、その当日でなくても発売期間中の好きな1日に使えます。

比叡山延暦寺へのお得な切符は、どれも一長一短があって、ちょうどいいものがないという印象です。

それでも、京阪電車の乗り放題がセットになっている「比叡山1dayチケット」と「世界遺産比叡山延暦寺巡拝チケット」は、京都市内から利用しても通常より交通費を安く抑えられます。大阪方面からは断然お得になります。山内のシャトルバスの運賃が高いので、その乗り放題はインパクトがあります。

比叡山へ日帰りで出かける際は、こうしたお得な切符を上手く活用しましょう。

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